THE FIRST SLAM DUNKのレビュー・感想・評価
全1216件中、81~100件目を表示
なぜ今、この作品を映画にしたのか。(分からない)
Netflixで公開したので視聴。
いままで見たことがないような動き方をするアニメーション。何か違う手法を使って作ってるんじゃないかな、調べてないけど。それが第一印象。江ノ電での問題に配慮して、あのTVアニメのシーンはないんだろうな、ってのが第二印象。
宮城リョータを主人公にして書いているので、まあ、それはそれで2時間程度の映画の枠に当てはめるには仕方ないのか。漫画やTVアニメを知ってる(桜木主役)人達にも配慮しているから違和感はないけど、知らない人達にはどう映るんだろう。個人的には、漫画より、ゴリがかっこ悪すぎる、と感じる。
安西先生の名セリフ、この映画では深みがないなぁ。いや、自分の中で昇華しちゃってるからそう感じたのかも。
映画としての非常に面白かった!
原作が終わってしばらく経っているし、新しい切り口で制作したいという意図が伝わってきた。声優交代も納得だし、試合の緊迫感の演出も過剰ではなく見事だったし、描写力も高い。宮城リョータの過去や沖縄出身の設定など賛否両論あるが、その部分が映画としての深さを生み出していたし特に違和感はなかった。批判している人たちはやはり原作アニメの頭しかないこと、桜木花道こそが主役であるという固定観念から抜け出せないのだと思う。改めて、スラムダンクの主役は桜木花道ひとりではなく宮城リョータ、三井、赤木、流川などメンバー全員なのだと思ったし、作者にとってもそうなのだなと感じられた。前半部分は多少説明的でテンポがよくないところもあったが、最後の試合を決するシーンの見せ方はなかなか見事だったし、作者が作りたいスラムダンクになっていたと感じた。
映像化であって映画化ではない
スラムダンクど真ん中世代で小学校から今現在まで(コロナ禍を除いて)バスケをやっている身からすると、旧アニメを見ていたときのコートどこまで続くのって思い出や、漫画を読んでいたときの興奮は排除できないわけで。
今回配信で見られるということでやっと見ました。
これはスラムダンクのバスケを表現したいという思いのもとに作られた映像作品であって、スラムダンクという作品の映画化をしたいわけじゃなかったんだな、という感想です。
バスケはかなりリアルに描写されるようになってそこはかなり楽しめました。最後の30秒の攻防は素晴らしかったです。バスケは数秒あれば逆転できる、終了ブザーがなるまでは何が起こるかわからない面白さ、漫画の緊張感をそのままに「映像化」したようで見入ってしまいました。
ただバスケって(というかスポーツ全般だと思いますが)、主観時間と客観時間が結構違うんですよね。プレー中はマッチアップしてる相手との相対で時間を感じるので、自分や味方の動きを遅くも速くも感じたりするんですけど、この映画はすべて客観時間なのが映像的に単調に感じました。客席から撮影したビデオを見てる感覚というのが近いですね。
そしてまさか、スポ根青春漫画にこんなシリアスなエピソードを入れ込むとは。これは思った通り賛否あるみたいですね。
そして人間ドラマがそれ以外ほぼすべて省かれているので、スラムダンクの面白さのほとんどが失われてしまっているのが本当に惜しい。
声優さんの演技もだいぶ抑えた演技指導のようで。「どけミッチー!!」の部分なんて漫画では絶叫しているように思えるけどだいぶあっさりしていて。「返せ…」の部分は激痛を堪えながらも腹の底から絞り出すような声かと思っていたら思った以上に軽い口調で。
全体的にもう少し外連味がある演出でも良かったんじゃないかと思います。
このスラムダンクにZARDのマイフレンドが響き渡るのは似合わないですねえ。個人的にはEDでそれが流れただけで名作になるんですが笑
重力と慣性のメリーゴーランド
原作も知らず、バスケも見ないというのに見てしまった。
特筆すべきはこれほどモーションキャプチャー向けの絵柄はあろうか、
というほどに絶妙なキャラクターデザイン。
縦横無尽と破綻することなく繰り出される試合映像のカメラアングルは、
実写では無理だろうトリッキーさ。
あいまり醸し出される爆発的なリズムとスピード感は、
重力と慣性のメリーゴーランドだ。
これは病みつきになりそうだと思わずにおれない。
合間に挟まれるドラマ部の、真逆と静かで陰鬱な展開が
試合を単なる勝負に終わらせないところもいい。
逆境、負けない、乗り越える、青少年はジャンプの王道だと感じるが、
このドラマ部がどこかハードボイルドでもあることから、一味違って没入しながら見てしまった。
(かといって泣かせにかかるワケでもなく、そこがまたいい仕事してる)
原作に詳しい人ならさらに胸アツなのだろうが、細かいところが汲み取れず残念。
主人公ら高校生なんだよな、と時折、我に返る。
青春がここにはある!
努力し続けること、仲間と共に目指す姿に心が掻き立てられる!!
誰しもが聞いたことのある漫画で、
公開されてからは大人気でロングヒットの作品。
私も漫画が大好きで読んでいたので、映画化は待ち遠しかったです!
主人公の桜木花道はバスケットボール初心者。
高校生になり、ひょんなことからバスケットマンになると決めて、やんちゃだけれど実力はありすぎるほどのメンバーとインターハイ出場・全国制覇を目指す熱い青春バスケ漫画。
映画では漫画の名シーンから映画オリジナルの内容が詰め込まれていて、初めて観る人も原作のファンも楽しめる作品となっていました。
私は漫画を読んでいたので、アニメで観れなかったあの名シーンが出てきたり、映画での新情報を得られたりと興奮が止まりませんでした。
初心者だった花道の成長も見どころですが、バスケはチームプレー。
仲間と反発しあいながらもひとつの目標に向かって切磋琢磨していく姿は、感動します。
お互いを鼓舞し合いながら、勝利へのこだわりや一体感はみているこちらもハラハラしました!
(結果は漫画で知っているのに、、)
私も事業を通じて仕事仲間たちと日々あれこれ切磋琢磨しながら共に過ごす時間は、かけがえのない時間です。
仲間に囲まれて仕事することの楽しさは、青春を過ごしている感覚と近いかもしれません。
何度も観たくなる熱い作品でした!
気持ち悪い スラダン絶賛は、もはや宗教…
元々スラムダンクは絵が綺麗なだけで途中までは面白かったが変な終わり方をした漫画だし、作者は今まで一度もきちんと作品を完結したことのない作家
しかし絶賛されている…
何度も見たという方々も…
個人的にスラムダンクは山王戦後から最終回までの空白部分やその後が観たい物語である。
この映画は宮城リョータの過去から今へのストーリー
スラダンのお涙頂戴要素としては過去回想話はもってこいだとは思うが
リョータの過去回想シーン、試合、スラダン本編の回想が混ざり合って進む…(本編の大事なとこは省き気味)
それならリョータの物語をじっくりみたほうがましだけどリョータの過去暗すぎて、なんだかなぁ
スラダンを知らないCGチームがドヤ顔で作ったアニメーションが気持ちわるすぎる
トゥーンシェードのゲームのムービー部分を見てる感じでヌルヌル動くし
逆に表情は細かく変わらず仏頂面が多い。あと影が無い
学校のシーンなどは動きの違和感は少ないが、試合中の動きがね…止まってるとこ(部分)が無さすぎてね
人間あんな風には動かんのよ。アニメだったりはある程度誇張しないとキモいんだって
タイム中に安西先生が話しかけた時のメガネ君(木暮先輩)の顔
どこ見てるん?安西先生じゃないとこに目線行って固まってるやん!!
気持ち悪い
またアニメ特融のスローやストップモーションからのカットインみたいな演出も無く
ただヌルヌル動く
モーションキャプチャーらしいが
一つ一つの動作はリアルかもしれない。
でも試合中の選手をキャプチャーしたわけじゃないから、繋いだだけで試合の動きじゃないんよ。
制作陣営はバスケの試合、中継も見たことないんじゃないか?
試合中のリプレイなどでもスローだったりでプレイの見せ方を効果的に演出してるのに
それがない
ただ、ひたすらに等速で動く
あと、コート内で動いてる時は観客はハリボテの一枚板
客席場面のみ人が動く
キモチ悪い
それならコート内の人間のみで背景は白とかの方がマシだと思う。
NBA2Kのゲームムービーなんかもモーションキャプチャーだが試合の流れだったり臨場感もあるし、ゲームのムービーと比較してほんとにバスケっぽいか?スラダン信者には見比べてほしいと思う。
他スポーツアニメなど見てもやはりコート内の音と歓声だったりがうまくミックスされているものなのに…
スラダンというフィルターのせいでこのCGアニメの違和感だとかに誰も気にならないのだろうか?
正直、昔のTVアニメ セル画のほうが迫力あったし試合や動きのドキドキ感もあった。
あと方言に詳しいわけではないが沖縄の訛りは、あれが正しいの?
沖縄弁より聞きなれない「訛り」がどうも気になって、入ってこないとこがある。
「訛り」に拘る必要はあったの?
気持ち悪いしかない…
スクリーンで観ないでよかった。
これを絶賛しすぎてるのは、ちょっと怖い
もはやスラダン教という宗教のようだ…
動きがすごい!
残念でした。
動いてるのに感動!!!
昔、大好きだった漫画が劇場版になって嬉しくて観に行きました。
とにかく良かったの一言に尽きます。
リョータの描かれてなかった過去が描かれていたのも、無言のシーンでも原作の木暮くんのセリフが聞こえてくる気がするのも、リアリティがあって実際の試合を見てるようでハラハラしたのも全部が全部最高でした。
陵南戦もできれば映像化してほしい!!!
何度でも蘇る青春
CGアニメにしたことでプレー描写、キャラクターの動きがとてもリアル。本当にキャラクターが生きていて、プレーしているのを観戦しているようだ。そしてクライマックスはアニメ色を強くすることで圧倒的なスピード感を出す、スラムダンクを映像化するにあたって正解中の正解を選んだことに拍手。
宮城リョータを中心に据えるが他のキャラクターもしっかりと描いていてバランスが良い。まさかの桜木が若干空気なのもスラムダンクだからこそできる挑戦。
伝説を伝説そのまま映像化した素晴らしい作品。あれだけロングランだったのにも関わらず映画館で見なかったことを激しく後悔。
声優さんが代わっていて・・・
左手はそえるだけ
いやー、今更ながら鑑賞しましたよ世代ど真ん中の男がね。このマンガでバスケを始め、このマンガが終わってバスケを辞めた青春をもう一度振り返る事が出来ました。なるほどねー、主軸をリョータに据えて流れはそのままに、それぞれのストーリーを再構築した映画なんだ。プライベートで謎が多かったリョータを掘り下げるとは、さすが井上雄彦ですわ。絵コンテも素晴らしく上手くCGを駆使した迫力ある映画になってました。声優さんが全員違うと聞いていて心配だったが、よく考えるとアニメ版にそれほど思い入れは無かったわ。久しぶりにこういう映画を観て、腹の辺りが熱くなり何かやらなくちゃ、まだまだ俺は出来る!という、青い気持ちにさせられました。ありがとう!
この映画、所々感動や泣けるシーンがあったが、不思議と涙は出なかった。やはりストーリーの結果を知っているからかな?まぁ、このマンガを見てない奴なんて居ない世代だからしょうがないかー。怒られて、吐くまで練習させられて、そして試合に負ける。悔しくて、また練習して、力を出し切って引退する。今の若年層にはコスパ悪くて無駄に見えるのかなー。こうやって大人になり、青春時代を思い出す事も素敵な事だと思うんだけどね。娘にはこの熱い思いは届かず、意味不明とか言われましたわ笑
活きる。
話題ではあったが、劇場鑑賞することなく過ぎ去ってしまい。職場の同僚がDVDをたまたま手にしていたので借用することに。
桜木メインじゃないことすら知らなかった。前の世紀で作品に触れてはいるものの、あまり覚えておらず、山王戦の行く末をまるで初めて見るように、手に汗握り見守ることに。
何かに真剣に、最後まで全力で取り組む、やりきるって、誰もが出来ることではないから。
それを出来る、成し遂げている人たちをみて、我々は尊敬の念を覚え、また、その体現しているものに感動するのだ。
「俺に必要な経験を下さい」山王の彼は神に祈ったが、祈ろうが祈るまいが、我々が日々暮らす中で出会う出来事は、今の自分自身にとって全て必要なものである、と言えるのではないか。その経験を活かすも殺すも自分次第。その積み重ねの中で、我々はこの世界を転がっていくのだろう。
史上最低なスラムダンク
タイトル通りです。中学時代にリアルタイムでアニメや漫画を何回も見た世代です。
まず、声優さん総入れ替えからしておかしかった。
本当は観るはずじゃなかったんですけど、観る前にSNSで散々開始早々で泣けるだの面白かっただの観に行かないと損だの文句言うなら観てから言えだのいろいろ言われて、というわけで文句言わせてもらいます。いざ観たら「え?」違和感ありまくりの回想シーン多めの作品に「え?」ってなりました。どこで泣けるのか、どこが面白かったのか全くもって理解できません。
主題歌もただうるさいだけだったし笑
WANDSや大黒摩季さんやZARDではなく、あの人達は誰ですか?
よくもまああれだけ人気作品になったなと思いました。
ただ一つだけ良かったところを強いて挙げるなら臨場感はあった。
以上。
私は「SLAM DUNK」を全く知らなかった。
私には中学時代のバスケに苦い思い出がある。だから「SULAM DUNK」の漫画も読んでいないしテレビアニメも見ていない。でもこの映画はロングラン上映されているし世界的にも大人気なのは知っていた。公開から半年が過ぎようとしていた頃に劇場で上映されていたので何の気なしに観てみた。純粋に面白かった。映像もストーリーも想像以上にクオリティーが高かったし私が思っていたスポコン映画ではなかった。そして気が付いた。ずっと私はバスケに傷つけられたと思っていたが、実は無意識のうちに私の方が中学時代のバスケを通して誰かを傷つけていたのかもしれない。私は「SLAM DUNK」を全く知らなかった。そして今回の映画で本当の「SLAM DUNK」を知る事が出来た。映画を観てから1年が過ぎようとしている今でも心に残っているのは40年以上も前に出来た私の心の傷を鮮明に思い出させてくれたから。そしてその心の傷の原因は私の過ちだったのではないかと、この映画が気づかせてくれたからかもしれない。
全1216件中、81~100件目を表示