THE FIRST SLAM DUNKのレビュー・感想・評価
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人は何故スラムダンクに惹かれるのか
暴論を承知で言うなら、この試合内容、結果、名台詞や名シーン。原作ファンなら何もかも熟知している。それでも観に行くのは何故か?
ただ色や声や動きが付いたキャラを観に行くだけが理由では無い。
我々観客は自己投影をしているのだ。
原作が完結してからのファンである中高生は、自分の中にある表現し辛い怒りや劣等感や焦燥感。友達との何気ない日常を。
私の様な原作リアル世代の30代前後の人は、過ぎ去った青春の甘さや苦さ。現実の苦しみや辛さ、またそれを乗り越えて来たささやかな喜びを。
沢北でさえ努力と挫折があり、人生が甘くないことをちゃんと描かれている。しかし宮城家や三井のように過去と向き合う大事さも心を打つ。
様々なキャラの一部に自分の何かを投影し同化できることがこの作品の1番の魅力だと感じた。
名台詞『左手はそえるだけ』は敢えて声に乗って無かったが、観客全員心の中で声を出したに違いない。
我々も補欠の石井と一緒に『湘北に入って良かった、、、』と涙を流すのだ。
技術の進歩+原作者の脚本
現時点でのアニメーション映画では最高峰
かなりいい
いや、最高にクールです
興奮しました
泣きました
安西監督と同時にガッツポーズをとっていました
僕はアニメしか見ない
最高なクリエーター達がマンガに命を吹き込むまで待っている
だから
スラムダンクな最後は知らない
だから、山王戦はまるで実況を見ているみたいに手に汗を握って観戦できた
3DCGのアニメーションが激しい試合を上手く表現していたし
リョータ目線の攻防は実況では不可能な迫力だった
サッカー以上にフィジカルがものを言うバスケット
あのガードの壁に何度イライラさせられたか
モーションキャプチャーで人間の動きをなぞっても迫力が出ないのはドラマ、アトムの子でもやってましたね
アニメならではの迫力を出すには、人間には不可能な動きをさせないといけない
そのため原作者は3D画像に修正をかけたとか
どれだけの労力と時間をかけたのだろう
頭が下がります
原作者が全てをぶち込んだ映画なんですね
先生、燃え尽きてないかな
気になったのは
歩き方がみんないっしよな事
みんな肩を揺すった歩き方
人間の歩き方を研究したんだろうけど
みんな一緒の動きだとロボットみたいに見えてしまう
歩き方も何パターンか作った方が良かったかな
あと髪の毛
坊主みたいな短い髪の毛までガサガサ動くとせわしない
今後の課題でしょう
なんて文句をつけながら
翌日、奥さんと2回目を観に行きました
ネタバレ入りますので
読みたくない人はここまで
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花道の最後の合宿シュート
フレームに当たることも無く、シュタッた入った時
花道のバスケット人生は終わったなぁと思いました
実際はどうかは知らない
先生は優しいから、そうはさせなかったかもしれません
でも、人生のクライマックスを見たようだった
それほど美しいシュートだった
ただただ圧倒
リョータのエピソードをベースに話が進んでいくのだけど、はるか昔にアニメを観たなぁくらいの記憶しかなかったので、
リョータこんなに重い過去だったの……?とずっと戸惑いながら観てました。船に乗ったらそれはフラグなんだよ……。
試合シーンは本当に息を呑み、力がこもり、ずっと緊張してました。すごい。ここまで興奮するバスケットの試合のシーンを描けるとは。
安西先生のたぷたぷがめちゃくちゃ気持ちよさそうだった。
興奮した
あんまり期待せずに観に行ったけど、めちゃくちゃ面白かった。
リョータに亡兄がいた事が判明。井上先生が直々に作ったストーリーという事で、スラムダンクに新たなストーリーが構築されたのは実に喜ばしい事。
試合は、スピード感抜群で音楽も邪魔にならず、かなりテンション上げてくれて、ラスト1分はあの迫力ある映像と無音というコントラスト、結果は知っているにも関わらず息の詰まる映像だった。
最後に、タイトルの「ファースト」にはどんな意味が込められているのだろう。
今後に期待出来る意味合いで捉えています。
タイム感重視
今さらながらですがレビューさせてもらいます。
まず初めに、自分は原作リアルタイム、アニメには特に思い入れのないタイプです。
という前提で言わせてもらうと、最高でした。
まぁ多少原作と違う(省略、変更)部分もありますが、そこまで気になる程ではなく、それを補って余りあるほどよかったです。
パンフレットや関連書籍のインタビューなどで井上先生が言っておられるのが、別視点や、ただの原作再現にはしたくなかった。ということもあり、当時のスラムダンクとテイストが若干違うところがありました。
原作を見てきた自分にとっては、その深堀りがいい作用をしてるように感じました。
そして何よりこだわったであろうポイントはタイム感だと感じます。いえ、そう感じざるを得ません。
たしかにアニメ版は尺の都合などもあるので試合という限られた時間が妙に間延びしたり、演出上すげーデケェコートだな。と冷静にツッコんでしまうというシーンもありました。(この辺はリアルの作中でも井上先生がディスってましたね)
ただ今作は試合のタイム感、臨場感の表現を大切(大前提)にしてる気がします。
それによって疾走感のある試合になっていてよりリアルに感じられると思います。
ただ話の構成上、試合一本筋。とはなっていないので、テンポがイマイチと感じる人も結構いると思います。
それでも自分は原作を読んでいるため、こういうやり方もありだな。と楽しむことができました。
原作を読んでいるかいないかでガラッと印象が変わりそうな気がします。
どちらかと言うと原作読んでいる人に寛容な気持ちで観てもらいたい映画だと思います。
ロングランも納得
魅力はなんだろうか、と考えたときに
単純にかっこいいから、なのかなと。
チームプレーが似合わなそうな個性的な面々。
かっこよさとは、仲間を信頼しながら
がむしゃらに目標に向かっていく姿なのかもしれません。
話をまとめ上げる原作者のセンスに脱帽です。
宮城ソータ君も弟の成長を喜んでいることでしょう。
ゴールの網が揺れる描写や海の波の描写に、
技術の進化を感じました。
10-FEET も良い仕事してました。
答え合わせムービー🎬
兄のジャンプを毎週夢中で読んでいたタイプです。単行本も何度読んだのか数えきれません。好きすぎて、自分の中でイメージが出来上がっているので、雰囲気が違っているアニメさえも観ていませんでしたが、あまりにもロングラン&みんな絶賛するので鑑賞。リョータのお話。というくらいの前知識。
初めの方は気にならなかったけど、山王戦にのめり込むほど、リョータのタームが挟まれるのがだんだんと長いなぁ、と感じるようになり…当時は子供だったからか、読み進めるスピードが速いのかも知れないけど、話が進まない。うん、わかったよーそうなるんだろうね、となってしまったところが残念だった。
山王戦は熱かった。何度繰り返し読んだかわからないから次くるセリフもわかってるのに、涙が止まらなかった。始まった時はマンガが動いていることにも感動してしまった。オープニングの5人が歩いている描写はそれぞれが想像通りの歩き方で、感激でした。メガネくんのTシャツ、ヤス、カク、シオ〜!魚住もいましたよね?
あの流川と花道の名シーンは私の想像より振りかぶっていました笑 動き、台詞回しなど、自分の想像していたものと答え合わせのように感じた部分もありました。
声は想像と正直違った。こればっかりはしょうがないかな。安西先生の、のセリフもちょっと違ったなーー、まぁ、長年の想像があったので覚悟もしていたし、それもまた一興です。
正直、途中でこの感じなら意味なくない?て思ったり、帰ろっかな…とか思ったけど、流川と花道のシーンが見たいと思って、最後まで鑑賞しました。山王戦も描き方もいいんだけど、この映画に感激できる人は素直なんだろうな、羨ましいなと思いました。
漫画アニメ これが一つの到達点です
諦めない気持ちが結果を変える
限界というのは結局、自分が勝手に決めているのだな。
諦めない気持ちがあれば結果は変わるのだ。
弱気になるな、とことん悔いなく闘え!
自分を奮い立たせてくれるような作品を今年の最後に、1年頑張ったご褒美に鑑賞できて良かった。
オープニングの平面的なコミックの絵が描かれていく映像に重なる主題歌がめちゃくちゃカッコイイ!
オープニングからしてもうワクワクする。
試合のシーンの滑らかな動きと体育館のキュッという軋み音がリアルすぎてたまりません。
テレビ版のアニメは観ておらず、友人が貸してくれた紙袋いっぱいのコミックを単行本で一気読みしたのがスラムダンクとの出会いでした。
元々は平面、2次元であったはずのコミックの絵がだんだん3次元に見えてくる。素晴らしい映像でもありました。アニメの技術の高さにも驚くばかりです。
エンドロールで作品に携わった方々の名前が流れるのを観ながら、今の時代に、スラムダンクをこのような形でまた、作ってくれたことに感謝しきりでした。
山王メンバーの人間味があれば満点
原作は観たことありませんでしたが。
原作は観たことありません。漫画の名前と花道と流川という人がいる、くらいまでの知識で勧められて行ったんですが、最高でした!
あとから聞いたら原作最終戦の部分の話だったそうですが、知らなくても楽しかったです。
試合の結末を知らなかったので最後までどちらが勝つか固唾をのんで観ていました。無音のシーンがありますが、こどもの「いけー!」という声が聞こえたり、本当に試合をみているようでした。
まだ上映してて本当によかったです。
ラスト10分が目に焼き付く
今更ですが、見てきました。
原作を一切知らないため、いくら話題になろうとも自分には楽しめないと遠ざけていましたが、半年間も上映されているし、知人たちが最高だ!見ないと損だ!とえらく勧めて来られたら、流石に気になってきます。ので、時間が空いた今日、1週間限定で復活したIMAX上映で鑑賞です。サービスデイでも何でもない日にIMAXを見るのは懐が痛かったですが、見て悔いなしでした。最高です。
原作を知らないと楽しめないという先入観は、あながち間違いではなかったです。作品、キャラへの愛は無いも同然からのスタートなので、ファン向け、玄人向けのこの作りは中々厳しいものがあります。キャラの名前と顔を一致させるところから始まって、ストーリーを噛み締めていく。ありがたいことに、話自体は特段難しいことなかったため、満足の行くほどは楽しめなかったものの、そこまで問題なく見ることが出来ました。が、原作ファンであればあるほど面白い作品であることは間違いないです。
本作が高く評価される理由の1つとして、作画が挙げられるはず。日本版「スパイダーマン スパイダーバース」のように、“動く漫画”として見事に作り上げている。あえてこのような描写を取ることで、臨場感と緊張感溢れる試合となる。この手法を巧みに駆使しながら、時間をかけてたっぷりと一試合を見せてくれるから、この映画はたまらない。アニメなのに、最高の映画体験。お母さん、俺、バスケがしたいですっ...!子どもたち、この映画を見てそう言うはず。
ただ、せっかくの大興奮試合を途切らせてまで、リョータの過去回想は必要だったのだろうかと感じちゃう。原作では桜木が主人公らしく(そんなことも知らなくてすいません...)、確かにそっちの方が断然おもろいよな〜と。このリョータというキャラが終始好きになれないし、魅力を感じない。展開は読めるし、お涙頂戴エピソードがキツい。一応、主人公枠を飾っているのに、試合では活躍場面があまりなく、結局は桜木がフューチャー。ん〜、わざわざリョータをメインにする必要あったのかな。
ただただ、最高のバスケ試合を楽しむ作品。
ストーリーは考えないようにした方がいいのかもしれない。ストーリー抜きにしても、最高に面白いから。あのラスト10分の興奮、一生忘れない気がする。そう思うと、貴重な体験をさせてもらったなと。映画館で、しかもIMAXで見れてよかった。まだご覧になっていない方、ぜひ。
ここまで時間かけただけのことはある
試合の熱さを期待したら、鬱シーンばかりで初心者向けでも無い
う~~~んそこまでなのか?????
スラムダンク全くの初心者で全くの無知。
唯一音楽だけはめっちゃ聴いていたくらい。と言うのも7、8年前のiTunesで謎にスラムダンクのボーカルソングアルバムがずっとランクインしている時期が有りまして、それでZARDさんらの名曲だけは知っていたという具合です。
長話は置いといて、そんな感じでほぼ全く無知、いや厳密には最後なんか普通に負けて半年くらいの話で終わるって情報しか知らない状態で観に行きました。
物語は本当の主人公とは別視点で描かれているという事で、その子の複雑な家庭環境とかそういうのが描かれます。で、それと平行して試合も描かれているのですが、まあぶっちゃけかなりファン向けなんです(笑)。
いやね、ファースト言うぐらいだから初心者でも楽しめるような、『スラムダンク?ふ~ん』みたいな奴が終わる頃には『うおおおおおおお!!!!』みたいなそういう変化をさせてくれるのを期待して観に行ったんですよ。
実際ヒットもしてるしこりゃ凄いんだろうなと。期待してました。
でも蓋を開けてみると、とあるキャラの過去の妙にリアルでねちっこい嫌な思い出が鮮明に描かれてばかりなんです。これって中国人とかにちゃんとウケてるのか?と心配になるレベル。
で、肝心の試合のシーンも背景やそれまでの道のり、どいつがどれほど強いのか凄いのかも知らないので、ひたすらCGのクオリティに目が行きます。
それがやっぱり違和感が無いとは言えないんです(笑)。最近だと進撃の巨人ファイナルシーズンが2Dの絵と同化するレベルの素晴らしいCGを見せていたので、このクッキリ浮き具合には非常に残念でした。対戦相手の人物達も似ていてなんか気持ち悪かったですし、あと何より観客の簡素さが(笑)。
これ、、、本当に面白かったんですか???なんか、う~ん。カメラを止めるなと同じで一部の人達の声が大きいのかなあ、なんて。
自分は全くでした。
知らない人も楽しめる究極のエンタメ
めっちゃ、めーーーっちゃくちゃ面白かった!!!!原作ミリしらなので(球技のルール説明で挫折する)
「えっ、どっち?どっちが勝つの???」
ってなった。
原作知らない人もめちゃくちゃ楽しかった!!
あとキャラクターが全員魅力的でそれもすごい!!!
有名なセリフ沢山だった!!!
この話は、対戦相手に思い入れが強いリョータメインだからこそ絶対に負けられない戦いがある!ってなるし、仲間たちのこともフラットに見えるけど。
キャラクター同士のことを知っていたらより楽しめるようなつくりでもあってすごかった。
あと、私は兄弟ものに弱い、、
知ってる湘南の風景もニヤニヤしちゃうね。
いやー面白かった。いま売れてるのもわかる。
そして女子たちが「誰派」とかいうのもわかる。魅力がすごい。
花道、ほんと天才。この短い試合の中でグングン成長していって、最後の流川との交流感動した。
花道が「いきがってる男」ぐらいに思ってたので、本当に天才で天才だった。
声(というか演技?)だけが残念…!!
(声優知らないけど、ちょっと花道の声優さんだけ違和感があるなぁってなった。)
この映画は、花道が脇役だからこそ、異質さがすごい。天才。問題児。異常。
ミッチーイケメンすぎてビビった………ミッチーイケメンだね!?最初、なんだこのイケメンなモブは!ってビックリした。
ゴリのお父さん感サイコー!!
キャラクターの話になってるけど、この映画は話より「バスケをみせたい」という気持ちが強い作品だなって思った。
ちょいちょいある技とか、ゴールの気持ちよさ。そして、一緒に走り出すような迫力。心臓がドキドキした。すごかった。
あの、最後の2分と。
ゴールに向かって走るのがすごい圧倒された。
はじめてだったから「勝つの?負けるの?」ってなったけど、これ人間ドラマもあったから、何度も見たり原作知ってるとより深みにハマりそうだね
2回目 5/28ドルビー 一緒に行った初見の友人が、その後10回見にいってた
FOR LOVE OF THE GAME
「高校バスケで必要なことは全てやり尽くしました。それを証明してきたつもりです。もしまだ何か足りない経験があるならば、それを俺にください」
山王工業トーク映像付きだったピョン。
井上先生、「ラブ・オブ・ザ・ゲーム」を仕掛けてきましたか。
しかしここまでは織り込み済み...盲点は「スイッチ」にある。
桜木君ではなく「彼」に託してくるとは、ここが読めなかった。
ストーリーに関しては今更私がコメントするまでもないのでここは捨てる。
どうしても静止画では把握しきれなかった個々のプレイに動きがついたことでかなり分かりやすかった。
2時間で5冊(新装版)こなせれば上出来だ...とコメントするつもりだったが、それ以上の良さがあった。
取捨選択がうまく、コミックスで読んだ時に違和感を覚えた部分が修正されていて自然な出来になっていた(でも安西先生のあのシーン入れてほしかった)。
冒頭の鉛筆描き殴りから個々が動き出すシーンにとても痺れた。
これだけでも映画としては成り立っているが、やはり読んでから観た方が出汁が出る。
席を取ろう…「観たことがある」というのが、いつか…大きな財産になる。
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