竜とそばかすの姫のレビュー・感想・評価
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傑作だとは思うが私は気に食わない
演出が本当に素晴らしかったです。現存するアニメ映画で最高峰と言っていい、圧巻のモノだと思います。美しい音楽と映像は勿論、台詞回し、カメラワーク、場面転換。広い意味で「演出」と呼べるものは全てが考え尽くされており、観客に伝えたいであろう情報が、本当に効率良く伝わってきました。所々で描写不足を感じることも無くはなかったですが、それは単純な作品の面白さだったりテンポの良さだったり主題を際立たせる為だったり、何かしらのメリットとデメリットを取捨選択した結果であると分かります。 そこだけとっても、紛れもない傑作だと断言できます。
そんな傑作の、何が気に食わないかと言いますと、テーマです。この作品では、苦境に立たされた者に手を伸ばすことの素晴らしさを一貫して描いています。例え望まれていなくても、例え助けられなかったとしても、人が人を救わんとすることは素晴らしいと。
これが私と合いませんでした。「私は」そうは思いません。助けを求めてもいない人は助けられないし、助けられない人全員を救おうとして生きていくことは不可能と、「私は」そう思います。はい、個人の意見です。この映画の価値が下がる意見ではありません。ただ、もし同じ考えの方がいたら、この映画は楽しめないのではないかと思います。
全ての人の心にむけて
現代に生きる人たちに向けて、とてもデリケートな部分を、とてもとても丁寧に表現されていると思いました。評価を下げている方の意見も見ましたが、観て本当によかったです。
あらためて、細田さんの思い願い、映画に関わってる方全ての思い願いが、現代生きる人たちに向けて、今伝えたいこととして形になったものと思います。目を背けてはいけないこと、人として心の深さ、狭くも広くも、己次第でありひとりの力だけでは限界がある。
人の心は、人によって磨かれ関わる人によって、良くも悪くも形がかわる
それを知った上でこれからの時代どのように生きるのか、人の世界をどんな世界に築いていくのか。
観た私達にその使命があること。
気づきの多いホントに素晴らしい映画でした。
子供の道徳の授業でも流していただきたい。
大人になっても我を忘れそうなとき見てほしい。
怒りを持ったとき、感情のコントロールができないとき、見てほしい。
映画としての正当な評価とは、
現代人への、訴えの深さがどれだけ深いところまで描けているのかも評価に値すると思う。
もし、「この映画面白くなかった」などと表現する人がいるならばそれは映画で、表現していることを全て否定的に捉えてもよいという言葉に聞こえる。
決して目を背けてはいけない現代の問題が描写しているにも関わらずそのような表現は、おかしいこと、人として恥ずべきことを深く認識いただきたいと思う。
期待し過ぎか
竜とそばかすの姫
音楽がいいから細かいとこは気にならず
時をかける少女→観たことない
サマーウォーズ→観た
おおかみこども→観て泣いた
バケモノの子→観たけど何も覚えてない
未来のミライ→予告で聞いた子供の声が合ってなさすぎて観る気にならず
今回も別に観なくていっかなと思ってたのですが結構評判がいいので多少期待して観たら、よかったです!
予告でも使われていた最初の曲と中盤の曲はとてもよくて、これだけで観る価値ありました。
レビューでよく見る内容の矛盾点などは気にならなかったです。わりといつもそういう感じかな、というイメージだしそこに期待してなかったので。
ただやっぱり台詞の臭さというか寒さというかくどさというか、そこはちょっと耐えられませんでした。
なんでそんな何回も言うの?と。
サマーウォーズも好きだけどよろしくお願いしまーーすは聞いてて恥ずかしいから音量下げてしまうタイプなので。
でもやっぱり音楽よかったのでもう一回観たいです!
あとメンズキャラは相変わらずカッコいいです。
期待して鑑賞すると痛い目を見る
人物の背景描写が少なすぎる
SNSに救われている人に観て欲しいです
SNSに居場所がある人、ネットでの交友関係に救われている人に響く作品なのではないかと思います。
最初からSNSが身近な存在にある若い人から、長いことネットをやり続けている人まで。
顔も名前も知らない、会ったこともないネットの友達と聞くと、良くないニュースも目立つし、世間的にはあまり良い印章持たれないと思います。でもそんな世界の存在に救われてる人ももちろんいて、インタビューなどでも監督がご自身で仰っていますが、ネットの世界を肯定的に描いてくれていると感じました。
私はネットの世界に救われているので、細田守監督のような著名な監督にそのように表現してもらえてありがたいです…。
心当たりがある人がいたら、ぜひ観て欲しいです。よく分からなかった…みたいなレビューで落胆して観るのをやめてしまったら勿体無いなと個人的に思います。
また、親と関係が上手くいっていない人にとっても刺さる物語だったと思います。私がそうだったので…。
もしかしたら嫌な記憶がフラッシュバックするかもしれないけれど…だからって絶対観てはいけないなんてこと私は思いません。
むしろそんな辛い現実に寄り添ってくれる物語だと思います。
レビューなんて書いたことないのですが、考察を見たくて調べたら賛否両論で驚いたので、応援したくて書きました。
文章が下手ですみません。
メッセージ性も、もちろん音楽も映像も素晴らしい映画でした。
電脳世界を駆ける楽曲のチカラ
もう一度観たいとは思わないかな
2時間それなりに楽しめはしました。でも何度も繰り返し観たいかと言われれば否です。
まず、映像面ですが、現実世界の手書きアニメと、仮想世界のCGアニメが使い分けされていますが、どちらも目新しいものはなく中途半端な印象。手書きなら宮崎駿が圧倒的だし、CGならディズニーやピクサーの方が上手でしょう。ストーリーでも、歌で内面を表現する点や、主人公のキャラデザが「アナ雪」の方で明らかにディズニーを意識しているようですが、ディズニーほどの完成度はありません。途中で美女と野獣を思わせるシーンが登場した時は露骨すぎて苦笑いしてしまいました。
主人公と竜との交流についても、主人公がなぜあそこまで竜に固執するのかがイマイチよくわからない。惹かれる要素何かあったっけ?
また、仮想世界の治安を守る組織が登場しますが、彼らの掘り下げももっと欲しかったかな。あれではただのバカです(独りよがりな正義を振りかざすネット警察をイメージしてるんだとは思いますが)。また、仮想世界での彼らと竜の追跡劇や戦闘シーンが今作でのアクション的見せ場だと思うんですが、仮想空間なんだからさっさとログアウトすれば逃げられるのでは?と冷めてしまいました。
今作で一番偉かったのは主人公の父親です。母親を亡くしてから10年以上ロクに口もきこうとしない娘を愛情を持って黙って見守り続けた彼こそMVPです。
観れば観るほど冷静に…
時間が経つにつれ、「いや、ありえんありえん」「嘘やろ」「さすがに無理がある」「どーしてそうなった?」と、心のツッコミが作動しまくるしまくる。仮想・現実どちらの世界のアクションや感情の変化に対しても。細川守監督、苦手になってしまいました…。
期待していたばかりに
ビックリするぐらいつまらない
映画館で見て良かった!
他の人のレビューで期待値を下げてから見たけど、3000人の合唱のシーンで泣けたし、映像もキレイで歌も本当に良かった。
主人公の成長を見守る友達や父親、近所のおばさん達、普段から気に掛けてくれてる人たちがそばにいるってなんかあったかくていいなと思った。
お父さんとの関係がちょっと変わったのも良かったな。
映画館で見ることをオススメします!
龍?
サントラもいいです
細田監督の作品ということもあり見に行ってきました。
正直、知識なしに観に行きましたがとても良かったです!
ベルの歌声や音楽、ストーリー、色彩、構図。
全て好きです。サントラを今聞いていますが、また見に行きたいと思います。温かい気持ちになります。
「サマーウォーズ」を何度も観てしまうくらいに好きなので世界観が好みなのかも知れませんが。
あの時よりも現実は厳しく、仮想空間もより危なくなってきているけれど。救いの手があるのは変わらないなと思いながら最後まで見ていました。
映画なので、現実ではないけれど。
Uの世界でより多くの人がこれからも幸せに過ごせ、現実世界の救いになれば良いなと祈ってしまいます。
主人公が母の気持ちに少しでも寄り添えたかな、と思います。
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