劇場版 ソードアート・オンライン プログレッシブ 星なき夜のアリア

劇場公開日:

解説

川原礫の同名ライトノベルを原作とする人気アニメ「ソードアート・オンライン」シリーズの劇場版。デスゲームの舞台であるアインクラッド第一層からクリアまでの軌跡を詳細に描いた原作者自身によるリブートシリーズ「ソードアート・オンライン プログレッシブ」を基に、アインクラッド編では明かされなかったエピソードをヒロインのアスナ視点で描く。2022年11月6日、世界初のVRMMORPG「ソードアート・オンライン」が始動した。それまでネットゲームとは無縁だった中学3年生の少女アスナは気まぐれでログインするが、サービス開始直後、プレイヤーたちはゲームマスターによってゲームの世界に閉じ込められてしまう。ゲーム内での死が現実の死につながることを知らされたプレイヤーたちが混乱に陥る中、アスナは世界のルールも分からないまま攻略を目指して動き出す。死と隣合わせの世界で懸命に戦うアスナの前に現れたのは、孤高の剣士キリトだった。

2021年製作/97分/G/日本
配給:アニプレックス
劇場公開日:2021年10月30日

スタッフ・キャスト

監督
原作
川原礫
ストーリー原案
川原礫
原作イラスト
abec
キャラクターデザイン原案
abec
キャラクターデザイン
戸谷賢都
サブキャラクターデザイン
秋月彩
石川智美
渡邊敬介
モンスターデザイン
甲斐泰之
アクションディレクター
甲斐泰之
総作画監督
戸谷賢都
プロップデザイン
東島久志
美術監督
伊藤友沙
美術設定
平澤晃弘
色彩設計
中野尚美
撮影監督
大島由貴
CGディレクター
織田健吾
中島宏
2Dワークス
宮原洋平
関香織
編集
廣瀬清志
音楽
梶浦由記
音響監督
岩浪美和
音響効果
小山恭正
主題歌(歌・作詞)
LiSA
主題歌(作曲)
Ayase
制作
A-1 Pictures
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映画レビュー

4.0ヒロインのアスナ視点で原点の物語を描くため、これまで「ソードアート・オンライン」シリーズを知らない人でも楽しめる。

2021年10月30日
PCから投稿

2009年に原作小説第1巻が登場した「ソードアート・オンライン」は、2012年からTVアニメで4シリーズが放送されていたりと、《これはゲームであっても遊びではない》《ゲーム内での死が現実の死につながる》という世界観が大きくなりすぎて途中からは入りにくい、という面がありました。
そこで、原作者がヒロインのアスナ視点でリブートした本作。
そのため、これまでの作品を知らない人でもここから参加可能となっています。
と同時に、これまでのファン用に、ちょっとしたサプライズもあるなど、どちらにも配慮した構成になっていました。
作画も魅せるべきところはしっかりと魅せる映画クオリティーで、ここから《アインクラッド》編が新たな視点で描かれる、文字通り、物語の始まりの作品でした。

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細野真宏

4.5夢はもう一度ここから

2024年10月28日
PCから投稿

日本に留学するきっかけとして、青春と人生に伴う作品。とっくに中二半卒業しているところが、桐人、アスナ、この二人はまさに自分を付き添って一緒に歩いてきました。

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kiritohyx

4.0ここから始まるメタバースの傑作

2024年7月7日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

シリーズ序盤を余すところなく映画化できたと言っていい。

アスナの学校生活からこの世界へ踏み入る経過がよく分かる。
まだ中学生なんだね〜

つい最近響け!ユーフォニアム最終シリーズを見終えたばかりだったのであの真由ちゃんとアスカが同じ声優戸松遥さんと分かってプチ感動😅

こうしてあらためてSAOを観ると音楽の梶浦由紀さんとのタッグがいかに素晴らしいか再認識しました
盛り上がりますね

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零式五二型

3.03年後に原作に逆輸入されたミトの扱い

2024年6月13日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

笑える

2024年6月に発売されたSAO本編にミトが原作初登場している(プログレッシブではない)。
その中で作者あとがきにて以下の2点を劇場版から改変したと述べられている。

・SAO初期にアスナと出会わず、当然ネペントの森でアスナを見捨てもしていない。
・一層、五層のボス攻略に参加していない。

これはまさに劇場版での批判の集中しているポイントと一致していて、原作者自らが正史でこれを、ミトというキャラクターの根幹であると理解している上で無かった事にした事実は大きい。

原作小説版プログレッシブのファンとしても、この映画に期待したのは正史SAOでは描けなかった連続テレビ小説的なアスナとの日常とサバイバーたちや各層の細かな風景、そして迫力ある攻略シーンであり、昨今問題視されている原作改変にも似た新キャラによる原作レイプなどではなかった。

なによりこの映画で問題となるのは、各々の苦悩に解決がないことで、物語の面白さとは何かと検索でもすればすぐにでも知れる基本「こうなればいいなと思わせ、視聴者の望みが叶う」に全くマッチしない。この映画がアスナ視点を描いたというならば、アスナの問題はこの映画内で解決されなければならなかった。しかし原作視聴者ならばアスナの家庭問題が解決するのはアインクラッド攻略どころか次のゲームが攻略されるまで待たなければ果たされないと知っているし、よしんばプログレッシブ世界線ではアルブヘイムオンラインが存在しないとしても残り90層以上の攻略以降となる。

脚本の難点に目をつぶってみれば、映像面では不満はない。某OT氏によれば映画とはいかに新しい映像や美しい画面が撮れるかであるという。その点では不足はないように思われる。

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裸のチェーホフ

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