護られなかった者たちへのレビュー・感想・評価
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立場、立場による言い分、
佐藤健の役者としての光った作品だった、瑛太、緒方直人の立場に立った言い分も理解出来る演技やそれを掘り起こして行く阿部寛の演技もやはり目を引く物があった、邦画が久しぶりに社会を深く掘り起こした問題を投げかける作品でした。
余計な演出が多いなぁ
3.11をベースにするのは、ちょっと嫌な感じ。
いろいろ思い出してしまった。
地震の間、間もなくして雪降ってたこと。
夜、停電で真っ暗で星が綺麗だったこと。
翌朝、うっすら雪が積もってて、朝日が綺麗だったこと。
ボランティアだらけだけど、あまり役に立つ働きができる人は少ない。
でも、みんな一生懸命に頑張ってた。
他人の優しさを身にしみて感じたこと。
途中で誰が犯人かはわかった。
けど、無理があるよね。
ラストの海を見ながらの阿部さんと佐藤くんの二人の会話と無言の表情で感情を語る演技が凄かった。
二人とも素晴らしい役者さんだなぁと思った。
コロナ禍の今のほうがこのストーリーは書きやすいかも。
いきなりバレエしてたり、なんか、ところどころに不自然さがあって、ちょっとイラッとした。
3.11.殺人、生活保護、孤独。
ちょっと、盛り沢山すぎた。
政治のにおいがした
円山さんがカンちゃんと分かってからは、カンちゃんが犯人でそれを悟った佐藤健がかばうというストーリーが見え透いてしまい、それ以上なかったのが凄い残念。
3人の愛情にはものすごい感動したからこそ、ストーリーに不満がある。
何もしてないのに公務執行妨害で逮捕されるのかわいそうだし、公務執行妨害で逮捕したのに、傷害未遂罪で逮捕と報道されるし、そもそも傷害未遂なんて罪あるの?ってつっこみどころがちらほら。
女性にあの犯行は無理でしょ!3.11関係あるの?法改正の話いる?と言いたい。
黄色いジャンパーの伏線はよく分からない。阿部寛が息子とカンちゃんを重てて、それを護ろうとした佐藤健の構図なんだろうけど、最後に佐藤健が黄色いジャンパーの少年を救えなかった話をするのも唐突で、無理矢理過ぎる。
阿部寛、佐藤健、倍賞さんの演技は半端じゃなかった。
あと、政治のにおいがした。
おかえりモネ外伝?
正義の反対は正義である
ただの殺人サスペンスでも、単純に社会問題を伝える映画でもない。現代の居た堪れない社会をリアルに描いている。
誰も悪いわけではなく、みんな誰かのためになりたいと思っていても、歯車が噛み合わず理想通りにいかない世の中。とても難しい問題だ。
それでも、行き場のない想いも押し殺さず声を上げることが大事だというメッセージが込められている。
みんなつらい過去を背負っていたり、苦しい現実を抱えている。それでも寄り添って生きていくしかない。
死んでいい人なんて誰もいない。
でもきっとどこかで誰かが見ていてくれる。世の中捨てたもんじゃない。
みんながそう信じて助け合えばきっとうまくいく。変わっていける。
そんな理想論でも夢物語でもない、現実的な希望を描く。
それぞれが誰を護り、誰を護れなかったか。殺人の真実を知ったとき胸が締め付けられる。
登場人物の誰に感情移入するだろうか。誰が正義で、誰が悪か。それは表裏一体。
その答えのない問いかけに考えさせられる作品。
阿部寛の堪える表情に熱くなった。
護ることが出来なかった者たちの鎮魂歌
ラストがいい
護るべきものとは
テーマは良し
原作未読。
ミステリかと思わせておいて、生活保護制度への問題提起、ひいては現行政権への不信感をテーマとした作品だった。震災を絡めてくるあたりはちょっとズルいかなとも思うが、まさに今の問題をテーマとするその意気は良しと感じた。今作は良い方の瀬々だったかな。
あと、ベテランの役者に混じって、清原果耶の演技が見事だった。表情、とくにその目力。言葉で語らずとも伝わる感情に圧倒されてしまった。
東日本大震災の被災者にこの映画を捧ぐ。
色々と不自然な点が
まず良かった点は大どんでん返し。
犯人が違うのは何となく伏線があったが、
まさかあの子だとは予想外だった。
悪い点としては
・汚名挽回(誤用表現)という言葉があった
・ミスリードを誘うため伏線として佐藤健に「そっちこほ辞めた方がいいよ」と幹ちゃんが言うが、犯人が幹ちゃんだと話の辻褄が合わない
・幹ちゃんが吉岡秀隆を殺すまでのシーンが長い、
中々殺さない。阿部寛も捕まえずずっと待ってる
・そもそも女一人であのガタイのいい男たちの殺人は無理やろ
などなど。
色々矛盾点はありましたが
楽しめました。
生活保護の現実
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