彼女はひとり

劇場公開日:

彼女はひとり

解説

インディーズ映画界の登竜門として知られる田辺・弁慶映画祭の2019年(第13回)コンペティション部門で、主演の福永朱梨が俳優賞を受賞した作品。橋から身を投げて自殺を図ったものの、死ぬことができずに生還してしまった高校生の澄子。幼なじみの秀明が教師の波多野とひそかに交際しているという秘密を握っていた澄子は、煩わしい日々が続く中で、その秘密をネタに秀明を脅迫し始めるのだが……。監督の中川奈月が立教大学大学院映像身体学科の修了制作として手がけたもので、脚本の完成度の高さから、黒沢清作品などを多数担当してきた撮影監督の芦澤明子が参加。田辺・弁慶映画祭の俳優賞のほか、第15回SKIPシティ国際Dシネマ映画祭のSKIPシティアワードなどを受賞。田辺・弁慶映画祭の受賞作品を特集する「田辺・弁慶映画祭セレクション2020」(20年11月20日~12月10日、東京・テアトル新宿)で上映され、2021年10月には単独で劇場公開。

2018年製作/60分/日本
配給:ムービー・アクト・プロジェクト
劇場公開日:2021年10月23日

その他の公開日:2020年11月29日(日本初公開)

原則として東京で一週間以上の上映が行われた場合に掲載しています。
※映画祭での上映や一部の特集、上映・特別上映、配給会社が主体ではない上映企画等で公開されたものなど掲載されない場合もあります。

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映画レビュー

4.0微笑みひとつ浮かべない福永朱梨に魅入られる。

2021年12月31日
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村山章

3.5死してなお生きる

2024年10月8日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

怖い

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野川新栄

3.5既成観念にとらわれなければ、愛だけがそこにある

2024年9月6日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

青春映画。映像がTVドラマレベルなのは愛嬌。ホラーテイストだけど怖くない。2回視聴。
『思い出のマーニー』(2014年アニメ映画)のように、夢なのか現実なのか曖昧な場面があり、解釈の自由度は高め。BGMは少なめで好感が持てる。

教師と生徒の禁断の恋愛が2組登場し、そのどちらも高校生の澄子(福永朱梨)がかつて仲が良かった友達、...と親も...。
澄子の頭の中だけのことかと思っていた...というようなセリフがある通り、そうではなくて面白い。
秀明(金井浩人)と父親が同じセリフを言うシーンはインパクトがある。

本編60分にしては内容の濃さを感じる。
エンディングテーマ曲が美しい。

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Don-chan

4.01時間ほどしかない映画だが、心理描写もよくできていて 丁寧に作られ...

2024年6月28日
PCから投稿

1時間ほどしかない映画だが、心理描写もよくできていて
丁寧に作られていることが窺える。
トンでもないカマッテちゃんが主人公で、普段ならウザいだけだが
本作品の主人公には何故か感情移入していた。
不思議な魅力のある映画だった

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ビン棒