クソみたいな映画
劇場公開日 2020年7月3日
解説
舞台演出家・脚本家としても活躍する「NON STYLE」の石田明が脚本を手がけた、小さな映画館で巻き起こる女性の復讐劇。何の変哲もないコメディ映画が上映されている小さな映画館。観客の運送会社の社長夫婦、浪人生、キャバ嬢、売れない役者の5人は、それぞれがたまたま居合わせたと思っていたが、実は5人ともある1人の女によって映画館に集められていた。女の目的は、死んでしまったフィアンセの復讐だった。女は5人の観客がフィアンセを殺したと言うが……。主人公の女を内田理央が演じるほか、稲葉友、「とろサーモン」の村田秀亮らが顔をそろえる。
2019年製作/80分/G/日本
配給:吉本興業
オフィシャルサイト スタッフ・キャスト
全てのスタッフ・キャストを見る
2020年7月8日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
ネタバレ! クリックして本文を読む
NONSTYLE石田脚本、内田理央主演のちゃんとした映画でした笑。
ある小さな映画館に集められた5人の観客。
接点もなく、偶然集められたかと思いきや、交通事故で亡くなった1人の男性との接点が。
その男性の婚約者が、間接的ではあれ、復讐のために集めていた。
いつくつかの章に分かれているかのような演出かと思いきや、最近でいうカメ止め手法で、まずは映画の中の映画。
そこからは回想が始まり、ところどころで現在の映画館での話。
まるで交通安全とかコンプライアンスとかの事例ビデオを見させられてるかのような映画。
映画館スタッフが「クソみたいな映画、こちらで開場しています」って言ってるのが、事実だから面白かった。
内容は当然クソみたいなキャラばっかりで、内田理央主演じゃないと成り立たない、クソみたいな普通の映画だった笑。
吉本の芸人が多く出演してたからもっとコメディ色強いのかと思ってた。
彼氏に酷い仕打ちをした奴らに対する報復の為に、彼女がミニシアターに5人の男女を呼び出す話。
パン屋の件がコメディにしてもグズグズ過ぎて、どうしようかと思ったけれど、話が変わって運送屋になってから、なるほどそういうことかと納得。
やっぱりパン屋はクソみたいな映画だけど、それが正解なのね。
先がみえる中で何があったかをみせていく流れで、安直な話ではあるものの、良い苛立ちとモヤモヤがあり、さあ、どうなる?
意外といえば意外なオチではあったけど、自分の期待する流れにはならず。
しかもそのまま終了されて透かされた感じ。
そこそこ高まったんだけどな~。
すべての映画レビューを見る(全2件)