約束のネバーランドのレビュー・感想・評価
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抗えない事情がある子どもがいる
アニメも漫画もみてました。決められたルールの前に、抗えない現実を突きつけられた子どもたちの強さや繋がり、そして傍にいる大人の葛藤が伝わるストーリーです。「オレンジと太陽」戦後70年代まで、イギリスの養護施設の子どもたちが、かつての植民地の国々に移住させられ、労働力として働かされていた実話を基にした映画を思い出す作品です。
前評判よりもずっと良かったです。映画化で、より多くの人が知ってもらえて、原作のファンとしても嬉しいです。確かに全体的に、映画と言うより演劇として観ると、臨場感溢れる演出かもしれません。演劇にも、なってほしいと思うくらい。板垣さんは、この映画で初めて知りました。とても良い俳優さんですね。
無理して見るまではなかった。
わずかなオリジナル要素はあれどストーリーの大筋はアニメ(原作読んでないです)と違いはなく、となるとやはり気になるのはそれ以外。
背景やセットはきれいに作りこまれていてその部分だけでも映画として撮った意味合いが出ている。
しかし、やはりというか公開前から言われていた演者たちについて。
これはやはり子供組と大人組で大きく分かれていた。
子供組は良くも悪くも劇、舞台的な演技でこれを映画と言う枠で見せられると違和感が拭えない。
見た目とかはこの際気にしない。
演技や声がアニメに寄せられていたノーマンですらこの違和感があったので、推測にしかならないが恐らくそういう風に要請があったのだろう。
この点において一番違和感があったのはレイだった。
なぜか彼だけ子役が演じているのだが、レビューでよく言われる棒読み、という以前に子役特有の舌足らずな面が抜けておらず。
クールでミステリアスなキャラクターを演じると背伸びした子供のように見えてしまった。
これなら快活なエマを子役が演じた方がよかったのではと感じたがこれはあくまで個人的な感想なので。
相対的にと言うわけではないが、やはり女優・俳優陣は映画的な演技が見れ、なおかつ北川景子さん演じるママ・イザベラは美しさと優しさの中にある不気味さを演じきっていると感じた。
あと、クローネ役の渡辺直美さんに関して。絵的なインパクト等はあり、個人的にはアリだなと感じた。
が、やはり物語上のアクション的な見せ場になると思われる鬼ごっこのシーンでは、アニメや原作にあったであろう迫力を追い切れていなかったと感じたが、仕方ないかなと言う感じ。
また
追記的になるが、アニメではやっていない部分をさらりとネタバレされたので鑑賞の際は注意。
総評。ストーリー知っているなら無理にまで見る必要はない気がする。
思っていたより
たまたまアニメを見て、そこから好きになって原作を読んだ派です。実写化の話を聞いて、年齢の変更、日本人での実写に不安を持ちつつも、原作好きとして応援したい気持ちもあり、映画館へと足を向けました。同行者は原作、アニメとも未視聴の母親(まぁまぁな高齢)。
見終わった感想は、詰め込み部分や異なった部分がまぁまぁあったなとは思ったものの、原作にほぼ忠実で思っていたよりは楽しめました。特に、北川景子さんのママが素敵でした。美波ちゃんも、思っていたよりエマ風な元気な声が合っていて、ノーマンも私の好きな感じの雰囲気で素敵でした。レイの子が他の二人に比べて年齢や身体が合っていなくて、どうしても馴染めていないように見えました。ほくそ笑む表情はとても好きなのですが…。
未視聴だった母親も、内容は分かって面白かったとのことで、あれは続きがあるよと教えると続きが非常に気になったようです🤭
ものすごく私的にですが、ED曲は洋楽や壮大なオーケストラ調等の方がもっと世界に入れた気がしました。ずとまよさんの曲はそれはそれでとても良い曲です🤗
お子様向けなら良いのかも
面白かった!
面白かったですよ!
賛否両論あると思います。
原作を読んだ事があるが、内容としては原作にそって作られてると思う。
只、主役の3名(エマ・レイ・ノーマン)に違和感みたいな、原作のキャラにそってないような感じが脱がえなかった。
エマは喜怒哀楽が足りない気がしたし、レイは感情がなく、只セリフを読んでるだけ、ノーマンはなんだろ、原作と比べてキャラが欠けてる。
あの長い話を2時間に収める訳だから、何処かに無理が出てくるのは解るが、冒頭から違和感しかなく、全然映画の中に引き込まれなかった。
解ってる違和感は、エマ役の浜辺美波の顔立ち、可愛いが実年齢が顔に出てて、キャラ年齢と合ってないし、ノーマンとレイも顔立ちが綺麗過ぎる。
なんか、見終わっても満足感が得られず、続編を制作はして欲しいとも思えなかった。
渡辺直美が笑わせにきている
楽園天国
原作もアニメも観てません。浜辺美波と北川景子につられて劇場へ。
事前情報はほとんどなかったのだけど、予想に反してハードな設定。楽園=人間牧場的なテーマは、SFとして昔からある設定ながら、その中の生活を丁寧に描いた作品は、あまり無かったような。
そんな背景世界の設定に加え、コンゲームの要素がたっぷり入った展開は、なかなか面白かった。命のかかったゲームの要素が入ってきて、その辺りは子ども版カイジでしょうか。
浜辺美波は見応えあるのだけれど、普通でも大人びて見えるので、15歳の設定はさすがに難しかったかな。でも溌剌とした演技は嫌味なくて良いですね。北川景子は、立て続けに出演した映画が公開されてますが、なんか貫禄出てきましたね。相変わらずの美貌に、少し人間味が足されたきたようで、これからますます幅広い役に期待が持てます。
本作で初見でしたが、ノーマン役の板垣李光人が良かった。イケメンだし、柔らかい物腰と、落ち着いた台詞回しで、安心感がある。ジャンルは違うけど、竜雷太みたいな雰囲気を醸し出していて、将来楽しみ。
おそらく漫画やアニメがよく出来ているのだと思うが、実写とした作品にありがちなダルさ(緩さ)があったのは確かだけれど、まずまず楽しめました。
続編あればまた観るでしょう。
心意気は感じた
大変残念な失敗作。最後まで付き合えばプロット自体はなかなか面白いと判るだけに…
①トレーラーを観た時の悪い予感そのままに、白人の子や黒人の子を混ぜてあるとはいえ、如何にも日本人顔で頭だけ白髪・金髪・茶髪にしてお互いに横文字名で呼び合う子役たちの醸し出すとてつもない違和感と棒読みの台詞に最後まで付き合えば、元々はそれなりに面白い話なのだと気付かされる。②ノーマン役の子なんてまるで宝塚の男役みたい。舞台では気にならない台詞回しや芝居も映像となるとかなりの違和感。③一方、女優陣はまあまあ。渡辺直美の大袈裟な顔芸と演技はやややり過ぎ感はあるが、子役達だけのぎこちないシーンの中では逆にホッとする。④北川景子の冷たい美貌も役にはピッタリ。しかし壁の上を走ってくる姿には一瞬パロディかと思ってしまったし、最後に好い人っぽくなってしまうのもつまらない。徹頭徹尾冷血な役だった方が面白かろうに。⑤三田佳子はまさかのキャスティングだがグランドマザーに相応しい貫禄。⑥違和感てんこ盛りの映画だが、中でも最大の違和感を醸し出してくれたのは松坂桃李の金髪頭。出来の悪い西洋物コスプレ感が半端ない。⑦渡辺直美が残していった万年筆に期待したが、最後フクロウのアニメが出てきただけで普通の万年筆だったのにはガックリ。⑧プロット自体はtwistが効いていて面白いだけに、いっそハリウッドで作れたら良かったかも。イザベラ役にはニコール・キッドマン当たりが良いかも。⑨そんなにくさすなら観に行くなよ、と言われそうだが、大阪に行きたくないから奈良で観れる映画は限られております。いくら映画好きでもやはりコロナは怖い…
原作の雰囲気をうまく再現できています
映画の予告編で、この作品が気になったものの、結局、映画の公開が待てず、予告編→アニメ(配信)→漫画→映画と鑑賞した者の感想です。予告編の出来よすぎです(笑)
漫画の実写化の目的の1つに、原作のターゲットでない層に、作品に興味をもたせるということがあるとすれば、ふだん少年漫画を読まない私を、この作品に惹きつけることができましたし、他の方のレビューでも、映画が面白かったので、原作に興味をもったというような感想もありますので、成功しているのではないでしょうか。
また、ストーリーも、原作を尊重した展開で、原作ファンにも十分に配慮しています。
ただ、最年長3人の子どもたちを演じる俳優たちの年齢がバラバラだったのは、少し残念でした。原作では、3人は同等な立場で、それぞれの能力を信頼し合っているところも素敵なのですが、映画では、配役もあって、そこが薄まってしまいました。もしかすると、当初は同年代の俳優をオファーしたものの、断られて、このような結果になったのかもしれませんが…。
さらに、2時間という映画の標準的な尺に収めなければならないために、展開が早すぎるきらいもあります。
このように、気になる点は、いくつかあるものの、全体的には、原作の雰囲気をうまく再現できているとは思います。「約ネバ」ワールドへの入り口として、おすすめです(テーマに惹かれたものの、映画に物足りなさを感じた人は、ぜひ原作漫画/アニメを試してみてくださいな)。
北川景子、悪も美しい!
内容3大人組二人の演技に+0.5
原作未読 アニメは一挙放送で視聴済み
漫画原作の実写映画ではよかったほうじゃないかと
尺の都合で説明不足のためおかしなところや意味不明なところもあるが2時間でよくまとめたと思う
ただ原作大好き、キャラクター大好きという方は見ないほうがいいかも
感情等の表現に必要なシーンも2時間という枠のためどうしてもカットされる部分があり、そのため起伏が少なく名場面も薄味になる
また漫画だからこそ許されていたキャラクター像も実写だとどうしても違和感を覚えてしまう ぶっちゃけ演技が嘘臭い
(たまにそういうの超越した原作から出てきた役者さんもいたりするが)
また原作まったく知らない、ただの映画好きな普通の方にもおすすめしない
上で書いたようにカットされたりして不自然な描写・・・というか初見で見るにはツッコミどころが多すぎるのではないか
役者さんの演技とかそこ普通内鍵じゃね?とか気になりだすと話が頭に入ってこないと思う
それでもどうしても見るというならシリアスコメディだと思って心の中でなんでやねん!と笑いながらみると幸せになれるかもしれない
逆におすすめなのは、自分みたいに原作ないしアニメをさらっと知ってて内容をふわっと理解している方
カットされて不自然なところも自分で補完できるのでストーリーが理解しやすいし話に集中できる
そこまで思い入れもないので、おかしなところもまぁ容認できる
というかそもそも原作付きの実写映画というものは、良い原作に自分で期待値上げ過ぎて落差で凍えているのではないか
こういうのは最初からB級映画みるぞ!くらいの意気込みでみると満足感が得られると思うし、自分は得られた
制作者さんには失礼なことこの上なくて申し訳ないが
あと絶対に見た方がいいのは北川景子さんファンの方とイザベラファン(いるのか?)の方
ついでに渡辺直美さんファンの方
北川さんの演技がとにかくすばらしい あと美しい
おそらくまばたきまで計算しコントロールして演じられている
スイッチのオンオフを上手く使い分けて二面性のある役柄を完璧にこなされていた
イザベラファンの方も納得の演技だと思う
上で書いた原作から出てきた役者さんか
渡辺さんは先に三国志の方で見ていて、まぁ芸人さんだし・・・とか思ってた
ホントゴメンナサイすいませんでした すごくよかったです
話と役がハマればこんなに変わるのかとびっくりした
もちろん本物の役者さんと比べれば粗はあるがクローネ役を怪演されているので一見の価値あり
この二人の演技を大画面で見るために映画館に行くのは全然アリだと思う
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