劇場公開日 2020年12月18日

「抗えない事情がある子どもがいる」約束のネバーランド mannnaさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5抗えない事情がある子どもがいる

2020年12月26日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

興奮

知的

アニメも漫画もみてました。決められたルールの前に、抗えない現実を突きつけられた子どもたちの強さや繋がり、そして傍にいる大人の葛藤が伝わるストーリーです。「オレンジと太陽」戦後70年代まで、イギリスの養護施設の子どもたちが、かつての植民地の国々に移住させられ、労働力として働かされていた実話を基にした映画を思い出す作品です。
前評判よりもずっと良かったです。映画化で、より多くの人が知ってもらえて、原作のファンとしても嬉しいです。確かに全体的に、映画と言うより演劇として観ると、臨場感溢れる演出かもしれません。演劇にも、なってほしいと思うくらい。板垣さんは、この映画で初めて知りました。とても良い俳優さんですね。

mannna