ホテル・ムンバイのレビュー・感想・評価
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息つく暇もない
当然だが、笑いはなく、息つく暇もない展開。
爆音に本気でびっくりしてばかりで、疲れた〜。
デヴ・パテル、控え目だが秀でた従業員なんて、今回も適役だな、と。良い人過ぎる。
靴を片方落としたところで展開は目に見えたけど。料理長さんの靴じゃ小さかったよね…。
恥ずかしながら、こんなに大きな悲惨な事件を覚えていなかった。
首謀者は誰なのか?洗脳されていとも簡単に無差別に人を殺してしまう少年(というより大学生っぽい?)にしてしまう恐ろしい「兄弟」。
足を怪我した子がお父さんに電話をするところは辛かった。
ホテルの従業員達が神様(=お客様)を守ったという美談というのは少し無理がある気がするかな。
リアルに震える
予告編で、感動的なドラマなのかと、勝手に思い込み鑑賞
緊迫した劇場内、誰も音を出さない。
銃弾がつねに私達を狙ってるよう
で。
テロの犠牲者は加害者側にも。
親思いの少年達。
これも又辛い現実。
しばらく震えて、コーヒーも喉を通らなかった。。
1日経っても、心が痛い。
「インドの9・11」
時に映画は、重要なニュースとなり得る
感動し、涙したが、ずしっと重苦しい思いが湧き上がってきた
テロリストの少年が怒りの感情も発せず、無機質に機関銃で無関係の人を殺していく。まるで、伸びた雑草を電動ノコギリで刈っているようであった。
貧しい少年を洗脳して殺人マシーンに仕立てたテロリストの幹部に激しく憤りを感じた。無垢な少年テロリストの命も、関係のない罪なき人の命も目的のために奪ってしまう。何重にも罪深い。
救いなのは、利他の心を持つ人たちであった。陣頭指揮しながらも、家族のいる部下を思いやる料理長。貧弱な装備で突入した地元警察の警察官、脅されも客を守るために銃でうたれることを選択したロビーの女性スタッフ。
全編にわたって緊張感が続き、テロの恐ろしさを感じる映画だった。助かった人に安堵し、犠牲になった人の魂が救われることを祈った。
価値観、違和感
恐怖・怒り・緊張感・臨場感がMIXされた映画。
『ホテル・ムンバイ』鑑賞。
*出演*
デブ・パテル
*感想*
令和の時代に入ってからこんなにスリルを味わったのは初めて。5つ星高級ホテルが突如としてイカれたテロリスト達に占拠され、ホテルの従業員たちが客を逃がす為に奮闘する脱出劇。
登場人物の背景描写はあっさりとしてるが、テロリスト側の残虐なテロ行為がめちゃめちゃリアル。それにしてもあまりにも酷い。
テロリスト達は容赦なく、淡々と従業員や客の人々を銃殺し、その描写は残酷。クソ野郎やケダモノとかほざいてましたが、その台詞、そっくりそのまま返します。人の命を何だと思ってるんだ!ホントに許せない。これが実話だなんて…未だに信じられない。。
それにしても、警察がだらしない。来るのが遅すぎるだろ…もっと早く来いよ!警官がたったの2人だけで、弾数も少ないし、見てるこっちもイライラしました。
占拠されたホテルの中に従業員はお客様のために逃がす為に残り、恐怖心から逃げる従業員もいました。残った従業員はまさに「戦士」ですね。
恐怖と緊張感、臨場感がハンパじゃなかった。凄かった…
「LION」にも出演されてたデヴ・パテルの演技も素晴らしかった。テロに怯えながらもお客様の為に勇気を出して、脱出させる所が凄い。
総じて、めちゃめちゃ怖かったです。こんな臨場感を味わえたのは久しぶりでした。。
テロは絶対に許さない!
現実が虚構を追い越した時代のダイハード
かなり怖い映画
キレイごとにするなよ
2008年11月に起きたムンバイ同時多発テロのうち、タージマハル・パレス・ホテルでの出来事を描いた話。
駅やレストランの爆破を切っ掛けとして始まり直ぐに事件勃発前のホテルの描写に、後はひたすらホテルでの出来事をみせて行く展開。
犯人、客、従業員、の殆どのキャラや演出にチープさを感じてしまい緊迫感が足りない。
そのせいでドラマにもイマイチ引き込まれないしテンポもイマイチ。
強烈で悲惨な実際の出来事がベースなだけに、それでも響いてくるものはあったけど、それはそういうテロ事件だったからでこの作品の凄さではないよね。
事件そのものよりもホテルの従業員をヒーロー的にみせている感じがわざとらしく感じてしまい鼻につくし重さを感じられなかった。
そこにある危機
史実を元にした映画と言うことで
事前に予習してから観に行きました
全体的には史実に忠実に、いかに間隙を突かれた
テロだったか、客とホテルの従業員が直面した現実を
シビアに描いていたと思います
ダイハード的な展開を予想していましたが
この映画にジョン・マクレーンはいません
図式的には5つ星ホテルのホスピタリティ
vsイスラム原理主義テロリストでしょうか
デブ・パテル演じるアルジュンも敵をバッタバッタ
倒すヒーローでなく、身重の妻のために精一杯働く
ホテルマンの使命感で立ち向かいます
テロリストに対してでなく、風貌でテロリストと
混同して怖がる客に対して勇気を持って立ち向かう姿
には感銘を受けました
表情で本当に良い演技をする俳優さんですね
テロリストの描写に関しても
ハリウッドのアクション映画に良くあるステレオタイプな
絶対悪でなく、所々テロに加担した経緯が垣間見える
演出は新鮮に感じました
少年兵が命じられるまま凄惨に殺害していくシーンは
突き刺さるものがありました
イデオロギーが理解を妨げ憎しみを煽り
場合によってはテロ(暴力)を引き起こし憎しみは連鎖する
この現実に対しては怒りを持って立ち向かわなければ
テロリストの思うままになるという気持ちを改めて
持つことが出来ました
テロ行為に意義を与えてはいけないんですね
現実に日本でこれほどのテロが起こったときに
どんな対応が出来るかと言う点から考えると
やはり間隙を突かれてしまうのかなとも思いました
色々考えさせられる映画でした
おすすめしたいです
学びました
R15
これが実話ベースの映画とは…
2時間、銃声と悲鳴が響き渡り無残な映像がスクリーンに映し出されます。テロの映像に目が行きがちですが、作品に登場する人達に注目。地元の警官、ベビーシッター、ロシア人実業家ワシリー(宿泊客)…皆、臆することなく職務を全うする。(ワシリーについては後半の緊迫したシーンで元職が明らかになり「ああ、なるほど」と思いました。)特にお客様を迷うことなく凛として守り通した従業員達はサービス業に従事する者の鏡。ホテルの宝です。最初から最後まで緊迫感と恐怖、悲しみ…いろいろな感情が入り交じり体の震えと涙が止まりませんでした。本当に素晴らしい作品。
観終わったあとかなり体力を消耗していると思うのでこれから観る予定の方は体調が良い時にどうぞ。
「凄かった!」の一言に尽きる!
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