浅田家!のレビュー・感想・評価
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紙の写真の力
《お知らせ》
「星のナターシャ」です。
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元になった実際の「浅田家!」の写真集を書店で見かけて
面白いな〜と強く引かれたのを覚えています。
前半は、その明るいご家族の空気感が
映画の中から伝わってくる本当に楽しくて
良い感じの家族コメディー!
再現される写真のシーンで家族を演じた役者さん達も
きっと乗り乗りで演じられたのではないでしょうか。
一転、後半は3、11直後の東北が舞台。
被害にあった方々が観たら胸が痛くなる様な
瓦礫の山や役所の混乱、避難所の閉塞感。
前半の笑いはどこへ行った!的な切ない内容。
その二つが紙の写真を通して繋がっていく。
ああ、写真には、被写体以外のものも写っているんですね。
笑えて泣ける良質な映画でした。
で、月に8回程、映画館に通う中途半端な映画好きとしては
中野量太監督作品は「湯を沸かすほどの熱い愛」を観て
予想外の二段仕掛けにボロ泣きさせられました。
今作はそれほどのサプライズ的な結末では無かったけど
違う意味でちゃんと仕掛けはありました(笑)
最近はあれもこれも「家族」がテーマの映画がゴロゴロあって
親のあり方って難しいな〜とか思ったりします。
そう言う意味では「浅田家!」はご両親が年齢の割には
今風な考え方だったから主人公の浅田政志さんの
自由な写真が生まれたんだろうな〜と言うのが
伝わってきます。
実話を元に脚色された話ですが
前半も後半もそしてその間を繋ぐ部分も
写真を撮ることで人を喜ばせたい!!と言う
浅田政志さんの考え方が心地良いですね。
その浅田政志さんを演じた二宮さんも
彼女役の黒木華さんも相変わらず良い!
その他のキャストも全部が気持ちよくハマった作品です。
あまりに気持ちよくハマりすぎて
そう言う意味でのサプライズは無いけど
滅多に映画に行かない人でも
安心して
楽しく観られる映画ですよ。
良くも悪くも、写りの良い家族写真といった感じ。 3.11をダシに使ったように見えなくもないかも…。
実在の写真家・浅田政志の写真集を原案とし、彼の目に映る東日本大震災と、それにより発見した家族の絆を描き出すヒューマン・ドラマ。
監督/脚本は『湯を沸かすほどの熱い愛』『長いお別れ』の中野量太。
主人公、浅田政志を演じるのは『GANTZ』シリーズや『検察側の罪人』の、「嵐」&「ジャにのちゃんねる」のメンバーである二宮和也。
政志の恋人、川上若奈を演じるのは『おおかみこどもの雨と雪』『バケモノの子』の名優、黒木華。
政志が東北で出会うボランティアの青年、小野陽介を演じるのは『帝一の國』『銀魂』シリーズの菅田将暉。
政志の兄、浅田幸宏を演じるのは『渇き。』『怒り』の妻夫木聡。
中野量太監督の過去作『湯を沸かすほどの熱い愛』が、世間の評判に反して個人的に全く刺さらなかったので、今作の観賞にはあまり乗り気ではなかった。
しかし、観賞してみると思いの外観易くて、割とスルスルと入ってきた。
『湯を〜』の時に感じた監督の作家性というかクセというか、そういうドロッとしたものを封印した、良くも悪くも優等生な作品であると感じました。
原案となっているのは、浅田政志の写真集「浅田家」と「アルバムのチカラ」の2冊。両方とも未読。
「浅田家」は作中でも描かれていた通りのコスプレ家族写真集であり、「アルバムのチカラ」は東日本大震災の被災地で写真返却のボランティアをしている方々を取材し撮影した写真集のようだ。
本作を観賞して思い悩んでしまうのは、やはり震災と映画の関係性。
東日本大震災による死者・行方不明者は1万8,425人。
あまりに数字が大きすぎて、書き出してみても全くピンと来ない。それほど想像を絶している。
今なお苦しんでいる方も多くいる、現在進行形の悲劇である。
震災を扱った映画も、現在ではままある。
直接震災を描いていなくても、物語の背後に震災が隠れ潜んでいたり、比喩的に震災を扱っている例もある。
悪い言い方をすれば、震災のエンタメ的消費が始まったと言えるのかもしれない。
こういった震災映画について回るのは、震災を直接体験していない部外者が利いた風な口ぶりで映画を撮っていいのか?という問題。
実際、被災者の中にはこのような映画に嫌悪感を示す方もおられるとか。
震災を作品として残すことで、それにより引き起こされた悲劇を風化させない、という志で撮影している監督もいるだろう。
正直このセンシティブな問題に、部外者の自分はどちらが正しいとか言える立場ではないので、特記することはしない。
大切なのはこの作品が真摯に震災を描いているのかどうか、ということ。
確かに震災直後の瓦礫と化した街や、避難所の描写にはリアリティがある。
写真返却ボランティア活動という着眼点も申し分ない。
家が流されて遺影にする写真がない、という展開には言葉を失うほどの衝撃を受けた。そういう事があるのか…。そりゃそうだよな。そこまで考えが及んでいなかった…。
ただ、問題は本作が浅田政志という写真家の半生を描いている作品であるということ。
氏の幼少時代から40代までを描くわけだから、当然物語の前半は震災に関係ない話が続く。
映画全体のちょうど半分くらいのところで、舞台が3.11へと移るわけだが、そこでも物語の中心は浅田家の家族愛にある。
つまり、浅田家の家族の絆を描くために、震災をトリガーとして扱ったように、見様によっては見えてしまうという事です。
浅田政志の前半生はすっ飛ばして、震災でのボランティア活動とそれを通して見えてくる家族の絆にのみ焦点を当てていればそんな風には見えなかった筈。
正直、ちょっと配慮に欠けていると思ってしまいました。
もちろん、被災者の方々が観て違和感がなければ問題ないとは思うのですが…。
『湯を〜』のクライマックスのような、ぶっ飛んだアクセントは今回見受けられないが、それでもなんか変だぞ、と思うところはある。
それはあの被災地で撮った家族写真!!
あんな春先で水着になったらそりゃ寒いわ。お風邪を召しますわよ。
いきなり知り合って間もない写真家が、季節外れにも拘らず水着になってくれ、とか言い出したらめっちゃ怖いわっ💦
こういうところのネジがぶっ飛んでいるのが中野量太節である。
映画としての纏まりがよく、全体としてはそれほど悪い映画ではない。
かなり胸に迫ってくる描写もあって、特に後半は物語にのめり込めた。
ただやはり前半が退屈だし、震災を描くにはもっと注意を払った方が良いのでは?と思ってしまう。
感動する人は大いに感動するだろうけど、自分向けの映画ではなかった。
切り取り方。
とても構成としては良くまとまっていて演者さんのチョイスが良いですね。みなさん上手い。あと、浅田家の皆さんは本当いい人です。
が、それ以上特に何も残りません。盛り込みすぎてバランスが悪く、色々見せすぎてて残らない。そして、この監督さん音楽のチョイスがやや気になる。
内容としては、ある程度人生経験があれば必ず泣けるポイントはあります。
ただ、写真家の人生を浅田家の人生を切り取るときにああでなくてはいけなかったのか?という疑問が残ります。それら(やっとの思いで撤去したであろう瓦礫を再現してまで震災)を入れ込む必要性を感じません。
個人的には、震災経験者として、切り取り方にやや不満がありますし、母親が脳梗塞で倒れた者からすると置いて去っていく次男にあのように寛大ではないと思います。
あの写真家の人生を本当に切り取れてるのだろうか?綺麗すぎて、実話ベースのファンタジーのようでした。監督さんは人情者なら人情を取れば良いかと、敢えてトリッキーさをいれなくてもいいかもしれないね。
華ちゃんと妻夫木さんが良かった。
《やりたいことをやる人生》
73点
家族写真って本当にいい。
思い出を確かにするもの…
小さい時の写真や、亡くなった方の写真、思い出はあれど、それを確かなものにする。東日本大震災による津波の泥で汚れた写真を洗浄し、そんなに沢山の写真が家族の元に返却されたことを知らなかった。未だに返却会があることも。映画の前半は愉快な浅田家の笑いあり、後半は震災後のほろっとさせる話あり、上手くまとまっている。ラスト、葬式のシーンはやられた。
家族写真、いっぱい撮りましょ〜📷
政志のような息子がいたら、親としたら心配だし、弟がいたら兄としたらやはり気を揉むだろう。でも、被災地で被災者が必死で片付けをしている姿にカメラをむけるカメラマンより、汚れた写真を1枚づつ丁寧に洗う作業を黙々と手伝うカメラマンの方が、優しさを感じて好きだなあ。被災地で出会ったお父さんを亡くした少女とのやりとりは政志の優しさが感じられてほっこりさせられました。確かにお父さんはカメラマンな訳で写真には映ること少なかったんでしょうね。
家族写真はもう何年も撮ってない。最後は何年前だったかも思い出せない。数年前に高校の友達が毎年結婚記念日に写真館に行って家族写真を撮っているといって、みせてもらったことがあり、あぁ,こういうことって大切だよなぁと感心して、これからちゃんと撮ろうと思ったのですが、そのあと子供にそんなの別にいいよぉ〜と,拒否され、心が折れて今までとらずじまい。一度中断すると難しい。撮り続けることが肝心ですね。なかなか家族4人が集まることがないけれど、機会があったら撮りたいと、改めて思いました。
監督と二宮の馴れ初めを聞いたことが鑑賞のきっかけ
いい家族だなぁ
本当に言いたかったのは、そこか。
一言「それを描きたかったのね」。
地元ラジオ局の映画番組が、一押ししていた作品。
「泣けるよね」って。
結局見に行けず、今回WOWOWにて鑑賞。
二宮さんが主演&上の写真しか知らなかった。
前半は浅田正志(関係ないけど、さだまさしさんに似てる!)さんが。
宙ぶらりんな生き方から、写真家として立ち上がるまで。
で。
後半は、「3.11被災地」での写真洗浄ボランティアの話。
監督は中野量太さん(「湯を沸かすほどの熱い愛」)。
グッと胸にくる人間模様を作るのに定評あり。
今回後半写真家として、いや一人の人間として。
被災地で見つかった写真たちを、洗って見つけてもらう。
その活動の話がズンときました。
「写真なんていらない、記憶に残っていればいい」。
私はずっとそう思ってました。写真苦手で。
「記憶を確かにするために」という考え、なるほどなと。
といいつつ結構全般的にコミカルなところも。
最後のエンドロールで「え、この人ってどこに出てた?」って思うような。
名演技もありました(気配隠してました。さすがSくん)。
私的には泣けなかったのだけど。
一つの写真集からこの話を作り上げていった、その力量に👍します。
⭐️今日のマーカーワード⭐️
「人生にあと一枚写真を撮れるとしたら。
どうする?」
なし
実話である事の意味
嵐ファンでも、二宮ファンでも無いが、つい見てしまう俳優である。「硫黄島からの手紙」では、容姿から来る線の細さに違和感を感じたものの、今まで見た映画の中では、抜群にはまり役だと感じた。
うちも大概の放蕩息子(笑)。似たような期間があったが、今となっては喧嘩も何もかも笑い話。
家族とは、結果論なのかなーと思い返した。
希薄な関係、家庭内暴力、ネグレクト
様々な問題が現在社会にはあるけれど、本来親子や兄弟というものは、どんな障害があっても言い争っても、果ては口にすべきでない言葉を投げつけてしまっても、互いの事を想い、案じ、より良き未来を願う。
浅田家は、そんな修羅場は無いにしても
次男を双眼鏡で見守る母の姿に、将来を示す父の言葉に
呆れながらも、弟を見守る兄の視線に
「家族」という言葉の意味を見た。
あの家族だったからこそ、浅田氏が写真家として成立して行ったのだろうと思えた。
二宮を取り巻くキャストの妙、最高だった。
バランスがいいのかなぁ、違和感無く入り込み
泣いて笑って充実感を味わった。
実話であるからこそ、嘘臭さのない演技。
自然と共感出来る映画の中の色合い。
「湯を沸かすほどの熱い愛 」も、永久保存版だが
また一本、増えてしまった。
生きるとか人生とか
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