ドラゴンクエスト ユア・ストーリーのレビュー・感想・評価
全1138件中、1~20件目を表示
想像以上にひどく、逆に笑えるレベル
・ドラクエVを知らない人には、何が起きているのかわからないストーリー
・ドラクエVが好きない人には、観るに堪えないストーリー
・ドラクエのテーマが大音響で聴けると思ったら、使い方が酷すぎでドッチラケ
・全ての映画好き、ゲーム好き、ドラクエ好きを敵にまわす衝撃のラスト
監督はドラクエやったこと無いらしい。せめて300時間くらい遊んでから監督引き受けろ。山口貴。
恐らく日本以外で評価は高まる。
ドラクエ信者の怨嗟の評価が気になりまして予定外ではありましたが観ました。
結論から言って、映画単体として映像はレベル高いし、音もそこそここだわっているようだしストーリーは悪くない出来です。
否定論が目立つ終盤の展開に関し、批判している人たちには「現実を見ろや」と言いたいですね。
ただ、信者が否定したくなる気も分からないでもありません。ドラクエとして中で閉じていて欲しいということの発露なんでしょうけど、現実の人間が操作して、中に入ってプレーしているというのは事実というか現実なのです。
そういう視点から立てば、ソードアートオンラインの入り方を逆にしています。その点で海外からの受けは相当良いものになるだろうなと結論に至りました。
ただ、一点、僕も許せないことがあります。
レベルアップの概念が希薄なこと(皆無?)が許せないです。ドラクエのレベルアップ音は最重要な構成要素だし、キャラが強くなっていく状態が正直分からないのです。尺の問題かもしれませんが、ここは外したらダメだろと思います。成長やステップアップはこのゲームの醍醐味です。
蛇足ですが、私はドラゴンクエスト3が至高です。異論は認めません。
実際はオリジナルSFホラーミステリー映画なのにドラクエ5のゲームの完全映画化であるとカスタマーに誤解させるような詐欺的誇大広告戦略は良くなかったが映画の内容自体は面白くて良かった(長文)
私は2019年の公開当時、ネットの評判の悪さを見てから映画館に行ったこともあり映画ユア・ストーリーは最初の10分見てから残りの時間の3分の1は映画館の座席で寝ていました。当時の感想としてはドラゴンクエストらしくないしラスボスがよくわからないし原作ゲームと全然違うので面白くなかったです。私はドラゴンクエストのゲームシリーズを10作ほど遊んできてこのゲームの大ファンですがこの映画ユア・ストーリーはドラゴンクエストというよりも雰囲気がライバルゲームのファイナルファンタジーに近いと思いました。絵が美麗すぎるし、主人公がしゃべりすぎだと思いました。ですが数年ぶりに有料配信でユア・ストーリーを見返すと大変おもしろかった。特にラストの展開は真の敵とは何かを深く考えさせられました。
ラストの展開ですが主人公リュカと勇者アルスに負けたゲマがミルドラースを呼びそうになり勇者アルスがそれを阻止した瞬間ウイルスと名乗る敵が出現し世界の記録をリセットして消そうとするが主人公リュカがアンチウイルスのスラリンの力を借りてウイルスを退治し世界はリセットされずハッピーエンドとなる。
劇中でウイルスを作成した存在が示唆されそれが真の敵であり真のラスボスということになりますがこの正体をメタ的や社会風刺的になどいろいろと考えるのが映画ユア・ストーリーの真の面白さだと思いました。ウイルスと主人公の会話のなかでしょうもないとかつまらないとか大人になれというセリフがでてきますが、これは大人になった主人公が自分につく嘘、決めつけ、デマのたぐいだと思います。劇中の結婚のシーンでも何度も言われるのがほんとうの心は何かという問いでした。ゲームはつまらない、しょうもないなどと言っても自分のほんとうの気持ちは自分でよく確かめてみないとわからない。ネットでの映画の悪評もほんとうは自分でよく見てほんとうの気持ちを確かめてみないとわからないのにネットの意見にすぐに影響されてこの映画はつまらない、しょうもないと自分で決めつけている。現代社会のこの悪循環こそが作者が描きたかった真のラスボスなのだと私は思います。真の敵は決めつけやネットデマに流される自分自身の信じ込みです。本作はドラゴンクエストでなくてもよかったと思いますが本当の自分の目で見ることがいかに大切かわからせてくれる面白い作品でした。
真の敵:ウイルスの作成者=嘘やデマを広める存在=嘘やデモに流される自分自身
劇中のセリフの「(ゲームなどしてないで)大人になれ。」というセリフ自体が嘘やデマの典型例でありコンピューターウイルスに似ているともいえる嘘やデマによって現実世界さえも壊れてしまう危険を映画は言っていると思いました。
ほかに映画ユア・ストーリーの気になった点は主人公リュカの子の勇者アルスが天空の剣を初めて鞘から抜くシーンですが、あそこは錆で剣が抜けなかったなどの苦労や努力を見せてほしかったです。子供むけ映画ゆえに選ばれし勇者は努力せずになんでもできるというのはよくないと思います。剣が錆びていて抜けないからあれこれと工夫・努力してやっと抜けるようになるほうが教育的にもよかったです。ほかにも過去にもどってドラゴンオーブをすり替えるシーンは過去の自分をだますより正直に理由を言って交換するほうがよかった。主人公やその他のキャラの個性や特徴がでるのが容姿、口調だけなのでキャラがみな同じ性格・中身同じに感じる。たとえば主人公リュカとヒロインのビアンカのかけあいも同じ人が独りでしゃべっている感じがする。
最後のほうは慣れましたが3Dアニメは背景とキャラが見分けにくく感じました。私の脳は手書き2Dアニメのほうが見やすいと感じています。人間は写真のようなそのものの映像ではなく脳で処理された映像をいつも見ているので3Dアニメはおそらく脳で処理されにくいのだと思います。それと音楽が場面と微妙にあってないと思う。戦闘シーンはかっこよく爽快感があるが戦闘効果音をゲームのものをアレンジして使うともっと良いと思う。
結論:ドラゴンクエストと思わないで見れば面白いアニメ映画だと私は思う。
2025/08/26 追記1:作者には現代日本人の持つ不安がみてとれる
本映画はコンピューターゲーム「ドラゴンクエスト5」内の物語とは無関係のオリジナル作品である。映画のテーマは「大人になったゲーム少年のノスタルジー」であり、故郷や過ぎ去った過去を懐かしむ気持ちと同様にゲームで遊んだ記憶を賛美している。映画公開の2019年から27年前の1992年にコンピューターゲームソフト「ドラゴンクエスト5」は発売された。当時10歳の人は37歳になっている。日本人男性の平均初婚年齢は31.1歳(2023年の厚生労働省のデータ)であるので幼い子供を連れてこの映画を観てほしいということであろう。しかし、この映画はあまりにも誇大広告をしすぎている。映画の内容と原作ゲームでは扱うテーマが異なっているのに原作ゲームの映画化と間違えるようなまぎらわしい広告を考えた人たちは事前に原作ゲームの物語もできあがった映画の内容も全然チェックしなかったのだと思う。この広告を考えた人たちは映画館に人を集めることしか考えていない。ドラゴンクエスト5のゲームに興味がある人を映画館に呼び集めるにはこの誇大広告が最適解だったのだろう。この映画は広告が悪い。ドラゴンクエスト5のゲーム世界にまた戻りたかった視聴者はこの映画のまがいものを肯定する世界を観てひどくがっかりしたに違いない。映画の主人公がプレイしているゲーム内の世界と主人公が生きている現実の世界と映画館にいる視聴者の世界と合わせ3つも世界が存在していてこれがゲームに没入していた者にとって一番の腹立たしい部分である。ゲームに没入したい者は世界が一つでないといけないと思っている。自分のプレイしているゲームの世界がただ一つの真実である。嫌なことが多い現実世界のほうを暇つぶしの世界くらいにしか思っていない。ゲームは一つの世界に没入するものなので、3つも世界が存在するこの映画はドラゴンクエスト5のゲーム世界に没入していたコアなファンとまったく相性が悪い。ゲーム没入者にとってはゲーム世界がただひとつの真実の世界である。ゲーム世界は宗教でいう天国である。ゲーム世界ではすべての人類が救われている。私とドラゴンクエストのゲームとの付き合いは長く今でも私はドラゴンクエストのゲーム世界がただひとつの真実の世界だと思っている。すべての人類が救われるドラゴンクエストのゲーム世界を否定するこの映画「ユア・ストーリー」がすべての人類の救済を否定するのはこの映画が選ばれた選民思想のエリートたちが作った作品だからであろう。3つも世界を存在させるこの映画「ユア・ストーリー」はたぶん、きっと、選民思想のエリートたちのための作品なのであろう。ゲーム世界がただひとつの真実の世界である。ゲーム世界では悪魔は滅び、善(わたし)が勝つ。しかし現実世界では悪魔が栄えている。現実世界の肯定は善の敗北を認めることになる。キリスト教などの宗教と同じでゲーム世界はただひとつ肯定されなければいけない世界だ。ところがこの映画はおそらくすべての世界を肯定していない。3つも世界を存在させるこの映画は作者自身の世界に対する不安のあらわれとも見ることができる。考えてみれば現在の日本もそうである。現在の日本はアメリカ政府、日本政府、宗教界の3つもの統治世界が混ざり合っている。いったい日本人はどの世界に属しているのかわからない。日本人はどの世界の所属なのかこの映画の作者自身がわかっていないので不安になっているのであろう。映画館の現実世界、映画内のゲーム世界、映画内の現実世界の3つも世界が混在している映画のこの混乱は現在の日本そのものである。この映画の作者は自分がどの世界に属しているのかわからないので不安になっている。日本はアメリカに敗れアメリカ政府の影響下にあるがだからといって日本は全部アメリカの世界ではない。また、日本政府も国民全員を同じ扱いにはしていない。宗教界は種類が多すぎる。いったい日本人はどの世界に所属しているのであろう。この映画の作者は自分がどの世界にいるか不安なのでこのような自分の所属している世界をはっきりと肯定しない不安なジレンマの映画を作ったのだと思う。現在の日本人は日本がどこにあるのかわからなくなっている。現代日本人は江戸時代や明治大正昭和と違い世界全体を意識し、地球という規模でものを考えることが多くなった。核家族化がすすみ、家族関係も希薄で、転職も多く会社や自治体に忠誠を誓う人も少ないと思われる。現代日本人は世界を積極的に肯定できなくなっている。
追記2:自分の世界を肯定するには他の世界を否定しなくてはいけない
この映画「ユア・ストーリー」は子供の頃ゲームに没入していた人がゲーム世界をいつまでも肯定する物語である。一見この映画はゲーム世界を素晴らしいものと肯定している体裁をとっているが、作者の深層心理の根底に不安・焦り・ゲームへのあざけりなどが見え隠れしている気がする。ほんとうにゲーム世界を肯定するためには現実世界を否定しないといけないと思う。現実世界を作者が捨てきれないのは作者の所属する日本という世界が複雑な社会の世界であるからであろう。世界を肯定するためには他の世界をぜんぶ捨てなければならない。本来なら自分の世界は他人を否定することで肯定できる。他人の世界を自分の世界だと誤認しているから自分は他人と仲良くやっていけるのだ。しかしそれは自分に嘘をついているのである。自分の世界を肯定するには他の世界を否定しなくてはいけない。たとえば、戦前のほとんどの日本人はメディアも新聞くらいでまだまだ他の海外の国を意識していなかったと思う。だから他国の世界を否定しても生活に支障はなく日本という国を全肯定できた。世界の常識のようになっているすべての国が仲良くするというのはまやかしである。現代の日本人は他の複数の世界も肯定しているゆえに中途半端な心理状態になっている。昔のように排外主義がはやろうとしているのは自分がどこの世界に属しているのか不安だからである。この映画「ユア・ストーリー」は現実世界を全否定して初めてコアな「ドラゴンクエスト」ファンに受けたであろう。この映画のクライマックスでは主人公が「大人になれ(現実に戻れ)」と言われてそれを否定しウイルスを消滅させるが、これだけでは中途半端だった。この場面は主人公が「現実世界などいらない」と言って乗っている未来のゲームマシンで現実世界を地球ごと破壊するような超展開でないとファンは満足しなかったと思う。現実世界を否定してはじめてゲーム世界を肯定することができるのである。
追記3:英雄を作るゲーム
この映画のモチーフとなった平成の名作ゲーム「ドラゴンクエスト5」も取り上げねばなるまい。ゲーム「ドラゴンクエスト5」はテレビの画面を見ながらゲーム機のボタンを押して操作しテレビのゲーム画面内のただひとり操作できる自分の分身「自分のキャラクター」がゲーム内に再現されたファンタジー世界を移動しながら敵と戦ったり他の「他のキャラクター」と会話したり冒険し与えられた目的を果たすゲームである。このゲームを遊ぶ人はあたかも自分がファンタジー世界で暮らしているような錯覚をおぼえる。ゲーム内の自分の分身である「自分のキャラクター」は現実世界にいる自分とゲーム世界をリンクする役割を果たす。物語は行方不明の母を探す父と一緒にいる父子家庭の息子である主人公が成長していって困難を乗り越え母を探し出し世界の危機を救う物語である。この物語はよくある自分が最強の英雄になる典型の話からはずれており、自分は最強の英雄をつくる父になれるという重厚で壮大な話であった。何かを作れる人は偉大である。どんなスポーツの名選手もそれを育てた人や環境が必要であって、そのことをクローズアップしたこのゲームは名作とよぶにふさわしい。この映画「ユア・ストーリー」もこの「英雄を作る」ことに焦点をあてて欲しかったと思う。
最高の映画だと思いきや
酷かった
めちゃくちゃ面白かったのに、ラストにいきなり電源切られて部屋の電気つけられてうんこ投げつけられた気分になりました。伏線を前半に貼るなどしないとダメですね。前半のタイムワープの伏線が回収されたため、他に伏線がもうないとこちらは思い込んでいる中、いきなりうんこ投げつけられて 大人になれよ って煽られて気分を害します。
脚本の山崎さんこんなことしなくてよかったのにもったいない。主人上の名前は小説版から流用しているそうですが作者に許可を取らず使用して裁判になっているそうです。制作チームは何をしてんだ。
コンセプトの破綻
最悪のタイトル回収。。。
例えになってるかわからないんだけど、
ディズニーランドに「ユアストーリー」っていうアトラクションができて、
序盤中盤までは面白いんだけど、終盤で「遊んでないで現実戻りなよ笑」みたいに言われて、「それでもこの世界をーーー!」って、なんか勝手に乗り切ってパークに戻ったとしてもさ。
それ楽しいと思う???
CG、戦闘、BGMも良かったし、
最後の最後までは楽しかったのになあ、、、。
賛否両論、私は楽しめました。
私は30代、ドラクエ世代ではありません。
夫が40代でガチ世代。
しかも5は媒体が変わるたびに繰り返しプレイするぐらいのガチ。
公開当時のこき下ろしを見ていたのでなんでこんな評価になっていたのか興味がありました。
でも私は世代ではないのでスルー。
夫がネトフリでポチりして観ました。
音楽も映像も良く最初から途中までしっかりファンタジーだったので「これからどんな展開であんな評価になったのか…」とウズウズしていたのですが例のあの展開で爆笑。ガチギレして落ち込む夫の反応も合わせて面白くて爆笑でした。
これはまぁ…ガチ世代の方は過去の思い出が汚されるようで怒るだろうなと思います。夫は落ち込んでふて寝してしまいました。
私は面白かったです(色んな意味で)。
「大人になれ」、の本当の意味。
なんで…
ラスト以外はとても良かったですよ
原作ストーリーでカットされた部分や設定が大なり小なり多数ありましたが、映画1本でまとめる都合上仕方ないと考えれば全然許容範囲でした。BGMは賛否あるかも。
(…でもあのクライマックスの為に削られたと考えたら腹が立つ)
何度も言いますがラスト以外はとても良かったです。この映画のくだらないオチの為にドラクエの映画の続編の出る可能性が下がると考えるとやるせない気持ちになります。
本当になぜ"普通"に作らなかったのか。
FF7ACやFF14光のお父さんも楽しめましたが、ドラクエは途中まではそれらより満足度の高い内容でした。「これでドラクエ〇の映画も作ってほしいなぁ」とか思いながら見てました。
CGや途中までの結構うまくまとめたストーリーを評価して何とか☆2
どのサイト見ても低評価の映画ですがラストの不快ささえなければドラクエファンには一度見て欲しい程度の出来だと個人的には思います。
感想メモ
総合的なレビュー低すぎて笑っちゃった
やはりラストの展開に否定的な人が多い様子、確かにビックリした、子供が見てたらポカーンってしそう
ラスボスがコンピュータウイルス様の敵って…、スラリンは防御システム
自分はドラクエに思い入れがないから憤りはないが、好きな人にとっては現実見ろよ、たかがゲームだぜ、みたいなこと言われたら悲しいかなぁ
ゲームでも確かにそこに生きていたんだ、っていうプラスよりの終わりではあるんだが…
一緒に鑑賞していた人曰く、「デボラがいないから俺のユア・ストーリーではない」らしい
ブオーンが教育テレビのぬいぐるみみたいで可愛い
ヒロインが可愛くて選べない
ドラゴンクエスト YOUR STORY
これは「つまらない映画」ではなくて、「ひどい映画」だと思います。
映像レベルは高く、DQ5の映画化だと思っていました。
しかし漏れ伝わる酷評のウワサ。
ようやく映画を見る事が出来て納得できました。
これはひどい映画ですね。
原作者の堀井さんが監修に入っていて、なんでこんな内容になったのかと疑問が残ります。
監修者の名前でホントにこういう内容を「DQの映画」に対してOKを出しているようなので正気を疑います。
今までのDQのテーマにないものを監督の思い付きで入れて、
お金を出して映画館に来る人が、ラストのメッセージを見て納得していい映画だと思っているのでしょうか。
客が喜ぶと本当に思っているのであれば、監督業など辞めた方が世のため人のためです。
そういう主張をしたいのであれば、「ドラゴンクエスト」の名前を使わず、ご自身の映画でやってください。
絵も可愛くて、内容も懐かしかった。『ドラクエV天空の花嫁』をスーフ...
映像キレイ
ゴジラ-1.0関連の記事を読んでたら、監督の黒歴史としてこの作品の話がでていたのでNetflixで鑑賞。めちゃくちゃ綺麗な風景映像、滑らかCG、普通に楽しい物語。確かに途中の展開は奇をてらっていて「えっ」とは思ったし、問題のセリフは一瞬現実に引き戻されるけど、こんな出来上がった作品を黒歴史と呼ぶの。。?ドラクエファンの入れ込みっぷりにむしろびっくりでした。それかみんなのトラウマを突いてしまったのか。
ドラクエは4あたりで脱落してて5は知らないけど、何も知らずに見てる分には、見た目ほどファンタジーでもなく、主人公がヘタレだったり、セリフだけ現代日本なところのアンバランスとか、まあ途中ご都合展開はあるけど面白かった。
私はいいと思う
ユアストーリー、あなたの物語なのだから賛否あるのはしょうがないのかな?
わたし的には終始通して面白かったと思うし、ラストもこういう展開になるのかって、驚いて楽しめた。
ドラクエ5は未プレイだけど普通にストーリーも良かったし、酷評されてるラストも現実にあんなゲームがあれば多分何度でもプレイすると思う。
思い出深いゲームならなおさらで、ゲームやらない人からしたら、いい大人がゲームなんかしてんなよって意見の人がいることも知ってる。
でもさ映画の中で、大人になれよって言われて、キレられるほど映画に熱中出来てたならその人達はもうこの映画のファンなんじゃないかな。
百歩譲って「大人になれ」は許せても世界観にあわんボスは許せない
ほんとに映画の途中まではよくできています
フローラとビアンカすごい魅力的です
新訳(新解釈)のドラクエとして完成していたのに最後の盛り上がるシーンで
コブラのようなVRシーンとウイルスボスで一気に冷める仕上がりです
ゲマ戦までは昔プレイしたのを思い出す感じでよかったです
この映画はドラクエプレイヤー層が明らかにターゲットなのに
プレイヤーを貶す内容でウイルスボスが出てきます
今後のドラクエゲームでそのようなゲームが出そうだねという感じのメタ
追記
本編内容より俳優さんが下手くそすぎて声聞きとりずらかったりするほうが
問題な気もする
鑑賞者を愚弄する最低の作品
最低の映画だと話題になっていたので鑑賞。最低だった。
映像・音楽は良い。携わった白組の技量はホンモノだし、音楽の使い方も絶妙でドラクエファンにはたまらない。しかし、物語部分があまりにも酷い。これについては何度も書かれているため、死に馬に鍼をさすようなものだが、それでも一編書きたくなるほど観るものを愚弄する最低の物語だった。
あの例のクライマックス。二つの意味で最低・最悪。まず第一にソースを嘲っている。まさかあんなメタ的な展開で「大人になれ」なんて言われるとは。鑑賞者を小馬鹿にしているのかとしか思えない。そして、もう一つは、それをクライマックスに持ってきた事。序盤・中盤でやるならまだ擁護できたが、クライマックスに持ってきた事で、作品のテーマが、本来のソースとは全く関係のない「それ」に集約されてしまった。
似た展開の例としてマトリックスがあがったのを目にしたが、ここでは序盤でやっている。したがって、それ自体がテーマにはなっていない。マトリックスで言うならば本作品は「最後の最後にネオがあのカプセルで目を覚まして、周りを見て、『うわあ』ってなってもう一度カプセルの中で寝て終わり」のような展開になる。
物語を語る上で「夢オチ」がタブーであることは広く知れていると思う。まさか2019年に夢オチの映画を見させられるとは。ソースのドラクエVだけでなく、メディアとしてのゲームを軽く見ている証左ではないかと思う。「原本がゲームだし、なんかひねりが足りないからこうしよう」っという軽い考えだったのではないかと推測される。それが許されて、僕たち鑑賞者の目に届いているのだから情けない。語り部としての自覚が甘すぎるのではないか。
加えてこのオチは、これまで語られていたストーリーがなぜ「駆け足」で「御都合主義」だったのか、という答えにもなってしまっている。答えは「ゲームだから」。所詮ゲームだから、ストーリーはなぞりさえすれば良く、主人公は負けることがない、という事なのだ。
時間を割いて、こんなことを書いてしまうこと自体、悔しく、やりきれない。鑑賞者を嘲り、愚弄する理由はなんだったのか。政治的な作品ならまだしも、嘲ったところでなにも生まれないだろう。こんな作品で「ユアストーリー」だなんて名乗ってるのが切ない。「物語なんてこんなものだろう」と考える愚かな人間のみ成せるものだ。この最低の物語を作った人間に言いたいーーもっと世の中の良い物語に触れ、「大人になれ」と。
○追記 2021/9/6
以上までが2019年当時に鑑賞した私のレビューだが、レビューを見返して思ったことがあるので追記しておく。(ちなみに映画自体を見返す気はさらさらない。)
レビュー内で私はあたかも映画製作者側が、原著であるドラクエへのリスペクトがなく、あくまで映画製作者側が悪い、というようなトーンで書いていたが、思い返せば、原著作者側(スクエニ・堀井雄二)に許可をとってないはずがなく、最終チェックも絶対しているはずなので、「映画製作者側だけが悪い」というようなトーンは間違っていた。これは私だけではなく、他の多くのレビューにも言える事で、なんとなく、視聴者も共犯的に原著作者側であるスクエニと堀井雄二を守り、その代償として監督製作者側を過剰に叩いていたのではないか、と反省した。
なので、この映画は「映画が悪い」のも勿論あるが、「ドラクエというフランチャイズ全体のクオリティコントロールが悪い」ことも大きく作用しているであろうことを忘れてはならない。
私個人の話をするならば、私はもうこのフランチャイズに期待することはなくなった。この映画含む最近の動向を見る限り、かつてのように「国民的シリーズ」として巻き返すのはとてつもない登り坂ではないだろうか。
なんであれ、お金払ってる観客やユーザーに向かって「大人になれよ」なんて吐き捨てるフランチャイズはもう、どこかで大きく道を踏み外してしまっているのではないかと思う。
ユアストーリー、、あなたの物語。
賛否あるけど、ゲーム離れしてしまった私は、懐かしさと共に、現状の自身を思うと涙してしまった。
また、最後の空っぽな感じがなんとも言えない虚しさにまた涙。。
本当の冒険は、ゲームではなく人生だと伝えたいのかな。レベル上げは自分磨きをしろと。
本筋はそれぞれあるが、映像や音楽またキャラクーがとてもいい。
音楽はとくにオーケストラが抜群。日本五輪でも流れてこれほどテンションが上がる曲はない。
踏み込んだ作品は刺さらないとアンチに襲われるが、ゲームに対するメタ的な視点を入れたのはハシゴはずしとして客を裏切る行為であり、受け入れがたさがあったのか。
前評判で構えてたから、私は大丈夫だったのかドラクエ5の映画の出来がよかっただけに、評価が低いのは残念。
ビアンカ可愛い
ドラクエ5は家族3世代にわたる壮大な冒険の物語ですが、パパスをもっと出して欲しかった。
自分と息子の2世代はよく表現されてて良かったです。父の敵で憎きゲマとの戦い。
最後の展開はたしかに良くなかったですね。VR上の架空の出来事とか感情移入できない。
全1138件中、1~20件目を表示