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映画「劇場版メイドインアビス 深き魂の黎明」 劇場版メイドインアビス 深き魂の黎明
劇場公開日 2020年1月17日
解説
つくしあきひとの同名コミックを原作とするテレビアニメ「メイドインアビス」の劇場版。隅々まで探索され尽くした世界に唯一残された秘境の大穴「アビス」。深く巨大なその縦穴には奇怪な生物たちが数多く生息し、今の人類には作ることのできない貴重な遺物の数々が眠っている。アビスの縁に築かれた街オースで暮らす孤児の少女リコは、偉大な探窟家だった母の白笛が発見されたことをきっかけに、アビスの奥深くへ潜ることを決意。記憶を失ったロボットの少年レグとともに、様々な困難を乗り越えながら冒険を進めていく。深界四層で出会った“成れ果て”のナナチも仲間に加わり、ボンドルドの待つ深界五層へと足を踏み入れた彼らは、そこでプルシュカと名乗る少女と出会う。
2020年製作/105分/R15+/日本
配給:角川ANIMATION
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2020年2月27日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
TVシリーズからの続きの物語で、ボンボルドとの対決が描かれる。ボンボルドというヴィランは近年稀に見る恐ろしいやつだ。なにしろ、自分自身ではあまり恐ろしい人物だと感じていないふしがある。周囲にとっては異様に残忍であることが彼にとっては普通のことだったりする。本当にネジが飛んでいる人間は、自分のことを正常だと思っているものだ。自分を狂人だと思えるだけのまともな感性すらなくしているのではないか。リコがそれに近い何かを持っているというのも恐ろしくも納得感がある。探究心が人を狂わせることもある。
R15+での公開となっただけあって、ハードな描写が続く。秘境の大穴の全貌はまだ見えず、これだけの苦しい思いをしてもまだ先があるのか、と思わずにいられないが、それでも未知を目指すことの楽しさやワクワク感を失っていないのが素晴らしい。人はどれだけ苦しい思いをしても、冒険への憧れは止められないのだ。
2022年8月8日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
第2シーズンを地上波でたまたま見かけて驚き、順番どおり、第1シーズン13話の後に鑑賞。可愛い主人公達が必要以上に痛み付けられ、悲惨な状況に陥るギャップを楽しむような作品に見えるかもしれないが、そんなことは断じてナイ!と思う。少なくともそう感じた。
欲と環境によって優しい人間も変わってしまう。それは主人公も例外ではなく、この先の冒険がさらに厳しくなることを暗示している。
2022年8月2日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
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「プルシュカがこぼれちゃう」見られた。
見終わったら言葉失う。
2022年7月9日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館、VOD
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映画館での上映時に1度鑑賞しましたが、テレビシリーズの2期が開始することもあって、改めて動画配信サービスを利用して鑑賞しました。テレビ第1期は鑑賞済みで、漫画は未読です。
この映画だけ見ても、メイドインアビスの世界観は分からないので、テレビシリーズを見ている必要があります。
本作はテレビ第1期の最後で仲間となったナナチと深い関係がある黎明卿(ボンドルド)との対峙が描かれています。テレビ第1期のナナチとミーティのエピソードだけでも、ボンドルドのマッドサイエンティスト感は半端ないのですが、この映画でより胸糞悪さが増大しています。
1時間40分ちょっとの映画ですが、その中で何回も予想を上回るボンドルドの所業が判明します。メイドインアビスの世界観自体がかなりシビアでグロテスクですが、やはり白笛を持つような人たちは常軌を逸しているな、と感じます。
本当に主人公たちの健気な姿勢は、とても微笑ましく前向きになりますね。
メイドインアビスという作品自体がしっかりファンタジーとして成り立っているため、今後も漫画・アニメとも続いていってほしいです。
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