イエスタデイのレビュー・感想・評価
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鑑賞後はハッピーに!
ストーリーも面白いし、効果的な映像もイイ!登場人物がみんな愛すべきキャラクターになっているのも見ていて楽しい。特にリリージェームスの愛らしさは炸裂!2人のロマンスも上手に作品に取り込まれていてドキドキ楽しい。
鑑賞後は満足感でいっぱい。
良くも悪くも、愛こそすべて
ビートルズやその他諸々の存在が消えた世界、というのはとても面白い設定。
ただ、何故そんなことが起きたのか?という最大の謎解きには手をつけずじまいで、ヒントらしきものもなし。
また、そんな世界で、ジョンやポール、ジョージやリンゴがどんな人生を過ごしたかを掘り下げてみれば面白そうでしたが(むしろメインテーマでも良いくらい)、それも何となく中途半端でおしまい。
そういった、ストーリー的に最高に美味しい部分をほったらかして、主人公は幼馴染への愛に気付いての、強引なハッピー(?)エンド。
そんな『愛こそすべて』で良いのかなぁ?
ビートルズの名曲は細切れに、贅沢に使われているので、家に帰ったらきちんと1曲ずつ聴きなおしたいな……とか思わされる時点で、作品としてはビートルズに飲み込まれていると思います。
4寄りの3.5、3.8みたいな
ほとんどコメディ畑の役者(およびコメディアン)でキャストが占められている、安心して見れるコメディ。リリー・ジェイムスは笑いよりは可愛いが勝るが、エド・シーランは本人役として登場していることがコメディとも言える。
もしザ・ビートルズを自分しか知らない世界になってしまったら?作中流れる名曲がその答えをおのずと出してくれる。耳慣れているから疑問にも思わない歌詞についてのツッコミなども入ってて笑いながら「言われれば確かになんで?!」となったりもする。
唯一のダウンサイドは最後の方は一緒に歌うのを耐えるのがなかなか辛くなってくること。体を揺らさないで鑑賞しているのことが大変厳しい。
デートに向いていると思う。
楽しくて、何とも愛おしい映画でした。
笑点の山田君は座布団運びになれなかったかな
ビートルズがメジャーになっていない設定のパラレルワールドストーリー。いいアイデア。
とすれば、
「ずうとるび」もなかったわけだ。
山田隆夫も少なくともずうとるびではデビューしていない。
座布団運びにもなっていない可能性が高いな。
映画自体は平均点かな。リリー・ジェームスにおんぶに抱っこっぽい。
曲もメジャーなものばかりで、そりゃしようがないなぁ。
アコギはでもよかった。
エド・シーランと即興曲で勝負する曲が
The Long and Winding Load はさすがにズルい。
ホテルのバルコニーのシーン。ゲットバックじゃ、彼女激昂しちゃうから、ヘルプね。 でも、エレキで、音デカイけどバックのスピードに遅れ気味で、ヤケクソ気味だった。動揺していたからの演出なら、秀逸。
今月、主役が前歯ないの見たの二作目。
愛おしい映画
エド・シーランに3点献上
最高にハッピーな作品
何も考えずに観れる作品。
まず設定が面白い。
12秒間の世界規模の停電で世界からビートルズやコーラ、煙草までなくなってしまった世界(最後の方であの映画もなくなってしまったことも判明) 。
その12秒間の停電の間事故に遭った人もしくはごく1部の人(明確にされてないので分からない)だけがなくなった物の事を覚えていて「これで俺、売れんじゃね?」
って思った売れないミュージシャンがビートルズの歌を歌い、売れていく話。
売れていく過程でも主人公の様々な苦悩がありミュージカル映画というより、主人公の恋愛、ドラマを描いた作品だった。
歌も主演の人が歌っているのでご注意を
作品はビートルズ愛に溢れており最後のHey Judeまでずっと幸せ!
何よりファンへのサービスとしか思えない◯◯◯・◯◯◯が生きていた!という設定はとても微笑ましかった。(最後の精神科に行った方がいいのでは?)というセリフには爆笑)
そしてオバディ オバダを流したのは「ナイス〜」の
一言
とまぁまだまだ語れるけど、このへんで
最後に個人的にエンディングでイエスタデイ とレットイットビーとそれと…ってエンディングが1時間ぐらいになっちゃうか。
きれいにまとまっていてよし
何だこの映画は。
最近、アーティストの物語が沢山公開されている気がしていて、これもそのうちの1本だと思ったけれど、なんだこれは。
ストーリーを簡単に説明すると、ポスターにもあるようにビートルズの曲や、世界の様々なものが消えてしまってどうしよう!
というストーリーなのだが、売れない歌手の主人公だけがビートルズを覚えていて〜、、大ミュージャンの階段を駆け上がる話だ。
そのストーリーを聞くだけだと、階段を駆け上がる苦闘を表現し、最後にはその苦悩を乗り越えて自分のものにする!といった展開が容易に想像できるが、この映画は時折コメディを混ぜ込むことで、主人公は苦悩に充ちているのにそうとも見えない展開で映画が進んで行き、最終的には、、、。
ビートルズの曲が流れた瞬間の雰囲気、鳥肌モノ。
ビートルズが好きな人なら確実に主人公に共感できるし、熱くなるものを感じることが出来る映画だ。
ビートルズが偉大すぎる
ビートルズ愛にあふれた映画
歌がイイので是非お勧め!!—少しだけ不満点は見たあと読んでね
ビートルズの曲を変な感じで聞かされないか不安でしたが、杞憂でした。ビートルズ好き、また知らなくても興味がある人にお勧めします
ビートルズが人々の記憶から消えてしまった世界で、いわば人類遺産として、自分の記憶からビートルズの曲を再現して世に送り出す男の話です
自分はビートルズは結構聞いてたので、原曲の印象と違う歌い方とか違う演奏を聞かされたら嫌だなと思っていました
この映画では基本的に主人公が一人でギター一本(またはピアノ)の弾き語りで歌うので、バンドコピーをすることを上手くストーリー上避けています
でもこの人の歌が結構いいです
ビートルズの記憶が消えてしまった世界(その時はまだ気づいていないのですが)で主人公が最初に歌うのはイエスタデイ
そして次はレットイットビー
「ド定番」の、今更わざわざ聞き直したりもしないような曲なのですが、私は不覚にも涙が止まりませんでした (レットイットビーは結局さわりしか歌えないのですがw)
それだけこの主人公が一人で演奏して歌う歌がイイ
ではビートルズの曲を知らない世代の人にとっても面白いのか。正直自分には分かりません
会話の中に歌詞が出てきたり、歌詞を思い出そうとするシーンとか、歌に因んだ場所を訪れるシーンなどは曲を知らないと何のことか分からないでしょうから、その辺りは退屈かもしれません
でもやはり全体に歌はいいので、知らなくても興味があれば見てもいいのではないでしょうか
映画の細かい点では不満もありますが(下のネタバレ部分で書きます)、歌の良さが本作品をビートルズファンにも、ビートルズを知らない人にもお勧めする、お勧めできる理由です
主人公ジャックと彼を支えるマネジャーのエリーもいいです
あとロケーションの景色とか映像的な映画全体の色調もいいです
====!!以下ネタバレ含むので、未見の人は飛ばして最後に行ってください!!====
少し文句をいうと、前半は売れない主人公の音楽活動と彼をマネジャーとして支える女性の話し、それから世界の異変を経験して、主人公が急に(実はビートルズの)名曲の数々を世に出す話しなど、とても楽しい内容なのですが
後半話としては少し失速して、最後は大体予想通りの収束という感じでした
自分としては後半プロット的にもうひと捻りしてほしかった
アメリカ人プロデューサーに見出され、いかにも今風な売り出し戦略に乗せられる(乗せられそうになる)というのが後半のメインで、業界を批判する意図があるのかも知らないが、うーん、特別面白い話でもない
話の中ではいつのまにか凄い売れてることになってるけど、ダウンロード数が凄いとか会話で触れられてるだけで、少しずつ人気が出てくるような描写が実は殆どない(リバプールで追っかけられるシーンはありますが)。そういう描写が面白いだろうに
アメリカ人プロデューサーにLAに連れられてという話はやめていいし、無理にウェンブレーの大観衆で歌わせなくても良かった
それより、大したヒットにもならない状態が続いて、イギリス国内で地道に記憶からの個人復刻作業を進める話にしてたほうが面白かったかなと個人的には思います
そのうちにビートルズの記憶がある人が数人だけ現れて、そいつらがミュージシャンやプロデューサーやエンジニアとして協力して、例えば初期のアルバムから系統的に音や演奏を再現してレコーディングしようとする、とか!
(映画の中でも中高年の夫婦がビートルズを覚えていて訪ねてくるシーンがありましたが、思わせぶりに何回か伏線を張っている割には、ありがとうってだけの話で終わってしまう。まあ「人類遺産の復刻」作業の意義を再確認するという意味のシーンなのですが)
エリーとのすれ違いは重要なプロットですが、別に主人公をアメリカに飛ばさなくても幾らでも話しに組み込めるし
上記の方向で話を膨らませられなかったかなと思う
そういう話にすることによって、変な業界描写を入れる代わりにもっと多くの曲を映画のなかで聴かせられたかもしれない
そして弾き語りだけじゃなく、オリジナルにより近いバンドサウンドを聴かせられる
歌のメロディとコード進行も勿論いいんだけど、あの曲のあのベースラインが、とか、あのリフとカウンターメロディが、とか。やはりバンドのサウンド(と中期以降はスタジオプロデュース)の魅力抜きにしてはビートルズではないので!
屋外演奏のシーン(Help)はバンドだったけど、サウンドは元とはもう全く違うものだった
I Saw Her Standing Thereはウェンブリーのシーンの一曲目だったけど、初期の曲はシンプルな構成でも特徴的なベースラインのリフが効いてるのがむっちゃカッコいいのに! 全然そういう演奏ではなかった
あとWhile My Guitar レコーディング中に主人公が、このあたりでギターを入れてほしいって言って、この音だ!っていうのが思いっきりコーラスかかってる(元とは似つかない)音で苦笑...
まあ結局サウンドの再現って難しいから、映画としてはその方向性を丸っきり避けたんでしょうね
でも世の中にはサウンドの再現を目指してるコピーバンドなんかもある訳で、やる気になればいくらでもできたと思いますし、完全再現でなくても原曲リスペクトがあれば多少は今風にアレンジされててもいい、むしろ原曲のパワーアップアレンジみたいなことができたら最高ですが...
主人公は基本歌の復刻で満足しているものとして描かれている。つまり映画はビートルズは個々のパートの演奏やサウンド面を軽視している。ここはやはりどうしても不満が残るところではあります
まあこの辺りはファンの贅沢な要望ですかねw
All You Need Is Love ではブラスちゃんと入れてたので良しとしましようかw
あともう一つ、こっちのパラレルワールドではジョンレノンが音楽活動をしていなくて、奥さんに先立たれながらも愛に満ちた人生を送ったことの幸せと誇りを胸に、田舎で一人で生きている、という話はとても良かったのですが
しかしジョン役の人が顔の感じは似てますが、なんか訛りとか声のトーンが違う感じがするし、あと話す内容も、ジョンなら—本音は優しいんだけど—-表面上はもう少し辛辣な皮肉っぽい言葉を混ぜながら話すと思う
あと主人公よりかなり背が低く描かれていたけど、ジョンはもっと背が高いはず
まあ別な「世界線」の別な生活を経て歳を取ったジョン、ということなのかもしれませんが
でもポールマッカートニーが顔の皺が増えて見た目は老けても中身は今でもそのままなことを見れば(去年の国技館行きました!)、やはりあのジョンの描写は少し違和感があります
話し方とか言葉の選択とか、いかにもジョンらしい!!って感じにしてくれれば、おー、ジョンが生きてる!!ってとても感激したとおもうのに、残念 ...
まあ人生には愛が大事と、主人公が決意をするきっかけとなるいいシーンなので、瑣末な事かもしれません
====!!以上ネタバレ終わり!!====
ネタバレ部分には少し不満も書きましたが、でもそれは細かい部分です
歌には感動するし
あとエリーの女優さんも、いわゆる美形の顔立ちではないのですが、どこか不思議にとてもチャーミングなかたですね。可愛らしくてこの役にぴったりです!
この人と、特にイケメンでもないインド系イギリス人の主人公という組み合わせもいいですね
全体としてはいい作品なので、興味がある方にはお勧めします。若い人にはビートルズに触れるきっかけになれば
自分は映画館出たあとは楽しい気分で When I’m Sixty-Four を口ずさんでましたw
(主人公が怪我をして入院してるときにエリーが付き添ってくれますが、そのときにこの曲の歌詞を引用してエリーに話しています。64才になっても僕たち仲良しかなあ、と。映画を見終わるとこの曲が二人のテーマ曲に相応しいように思いました)
歴史的瞬間に立ち会える
絶対面白いと思ったらやっぱり
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