Fukushima 50のレビュー・感想・評価
全489件中、181~200件目を表示
さまざまな意志は強く感じる作品。 後半の流れは、下記のように言われ...
さまざまな意志は強く感じる作品。
後半の流れは、下記のように言われても仕方ない。
昭和は、
原爆を落とされたまま、
特攻をさせたまま、
平成は、
震災もそのまま、
放射能もそのまま、
令和も?
コロナもそのまま、、、。
でも、がんばりました。
がんばりました?
現場でがんばった人たちに、
敬意を表して、
もうあなた達のような想いはさせない、
特攻はさせない。
現場への批判と、
指揮システムへの批判は別次元。
クニ、グンブ、トウゲンで括ると見えるべきものが見えなくなる。
修正すべき点が見えなくなる。
決死隊なんて不要な仕組みをつくる。
何度も劇中で出てきた、
若い人たちのため。
若い人たちのためになってる作品?
それを決めるのは観客ひとりひとり。
そのためにはもっと多数の作品を作られないといけない。
なぜ?
なぜ、若い人のために作らないといけないの?
もう決死隊は出さないため。
そのために、
組織としての、
考え方、文化、判断のしかた、
何が良くなかったのか、
反省、修正すらできない自分も含めた一部の昭和世代の、
悪しき習慣をリセットするため、
ではないのか?
中止はありえない、
は、
ありえない。
ありえないデータは?
ありえない根拠は?
同じことを繰り返さない為の、
意志を感じる部分と、
感じない部分があった、
ただ、それだけ。
題材が大震災で、多くの視点があるとは思いつつ
作品としては、原発に勤務していた方々が震災に伴う様々な困難に立ち向かう状況を記録した作品。
震災当時、余震も続き想定外の状況の中で、今出来る事を試行錯誤して困難に立ち向かった現場の方々、誇張無しに命をかけて立ち向かった事を想うと、涙を堪えることが出来ませんでした。
原発政策に対する賛否、東電に対する想いなど、震災に関連する様々な問題はあるが、
当時現場で対応した多くの人達の想いは、否定すべきでは無いと思った。
取り敢えず、原作を読もうと思った。
誰もが観るべき作品
あの日、絶望的な状況の中で現場の作業員の方々が、どれだけ必死に日本の為に頑張ってくれていたのかを知ることができ、感謝の想いしかありません。
原発周辺の住民の方々が避難するシーンがありましたが、この日から9年経った今でも、この住民の多くは家に帰れていないという事実にゾッとしました。
また、登場人物の父親が原発が出来たおかげで、出稼ぎに行かずに家族と暮らせると言っているシーンがあり、原発を巡る問題は安全性だけでは解決しないと言うことも認識しました。
原子力発電に関する問題は様々な政治的な立場や意見があるとは思います。しかし、あの時絶望のどん底で現場の作業員がどれだけ必死に職務を全うしていたか、原発周辺の住民はどのような気持ちで避難していったか。来年に復興五輪を控えているからこそ、この映画を観て、それを改めて知るべきだと思いました。
Fukushima
素人がプロに口出しをしてはいけないね
文系は無力。こういうとき理系は強くて、かっこいい
組織、原子力事故、仕事に対して勉強になった。
情報の伝達をするにあたって人数が多すぎると混乱を招くし、だからといって人数が少ないと現場の人数が足りなくなる。なおさら未曾有の地震だから難しい。
そして恥ずかしながら東海村JCO臨界事故を知らなかった、、、とんでもない事故だったのに、、
原子力発電所動かすべきだなんて軽々しく言えん。
「慢心」これほど当たり前にやってきて怖いものはない
東電本店と現場の板挟みはつらい。変に責任も重いし、現場との兼ね合いもあるし中間管理職て大変。
豪華キャスティングすぎた、、、! 最高。
トイレのタバコ渋すぎ。カッコ良い
家族のシーン2パターンと米兵シーンあったのは不思議だったけど。
あ、あとなんで4号機の爆発触れなかったのかも不思議
専門用語をある程度入れて、事前に調べてからみるともっと楽しい映画になると思います。
東電は原発復興作業員を守れ
あの時、福島の原子力発電所で何が実際に起きていたのかを見たくて映画館に足を運んだ。映画に関しては感動ポルノ的な俳優の演出がすこしきつかった。東電本社と官邸と現場で作業している人たちが対立するのは当たり前で、皆それぞれの立場で出来ることをしたと思う。ネットの放送などで原作者の門田隆将が菅直人の事をディスる発言をしているのを多少見たが、完全情報のない当時、国民の代表として東電や現場指揮者に圧力をかけるのは彼の役目だと思う(現場に自分が向かう必要はなかったかもしれないが)。福島50の人々には頭の下がる思いだが、今なお原発の復興に従事している人の事を忘れてはならない。高線量にも関わらず命を削って作業している人々が多重の下請け構造の中でひどい中抜きをされていると耳にする。これは、今現在の私たちの責任である。東電の人間はこの元請け下請け構造をどうにかできないのであろうか、当時現場にいる人だけが命を懸けているのではない。福島原発の社員だけがヒーローなのではない。このような復興作業員の待遇をそのままに放置して、目を逸らしているのだとすれば、私は東京電力を応援する気にはなれないのであります。
生きる
久しぶりに最初から最後まで涙が止まらない、ハンカチがハンカチの役割を十二分に活躍させた作品でした。
原子力発電のシステムに関して、専門用語も出てきますが、素人の私にも、なんとなく理解できるように、ちょいちょい解説も入っていて、今何をすべきなのか、それがどんなに難しく、どれだけ大事なことなのかがよく伝わってきました。
地震・津波という、どうしようもない天災、エネルギー、立地の良し悪し、経済的効果などなど考えてしまったことはたくさんありましたが、大事なメッセージはエンディングに込められていたと思います。
2011年3月の震災を風化させずに、誤ちを繰り返さないと言いながらも、日々、あの衝撃を忘れて怠惰な生活に自分堕ちていたなと反省しました。
現場で命をかけて対応してくださいました皆様に感謝の一言です。
知らない事実があった
テレビで見ていた福島原発事故。
不安を覚えながらも心の底できっとどうにかなると思っていた。
でも実際現場では命をかけて日本を守ってくれた人々がいたのだ、とんでもない戦いがあったのだとこの作品を通して知った。
上層部や官邸の無能さには唖然としたが。
現場にいた職員たちは死をも覚悟していた。
あの水蒸気爆発発生の裏で必死に食い止めようと建屋内に入って作業していた人がいたとは。
知らない事実がこの映画にはあった。
本当にギリギリのところで踏みとどまったのは彼らの努力があったからこそ。
最後は涙が止まらない。。
福島の復興を祈ります。
いずれ作られるべき題材。「今」だから大切なのだ
震災当時、自分はとても幼かった。
名古屋に居たので震源からは遠いのだがかなり揺れた。
その時公園で同級生と遊んでいた。
何をしてたかは忘れたがブランコが勝手に揺れて騒いだのを覚えてる。
その後親が公園に来て家に帰った。
母とニュースを観ながら「津波ってなーにー?」と何度も聞いた。
あれから9年。
2011年なんてほとんど忘れているのにあの日の思い出だけは鮮明に覚えてる。
正直に言おう。
原発事故がどうのこうのとは知っていたが何が起こっていたのかは何も知らなかった。原発が爆発したことすら知らなかった。そして何があったのか調べた事も無かった。
つまり当時幼い自分のような世代には原発事故に関しては80%風化されている状況だ。
そんな時にこの映画を観た。
専門用語が飛び交い完全には理解出来なかったが、ベントはいかに深刻なのか?原発で何が起きたのか?それらに対しては充分理解出来た。
絶句した。
自分は名古屋で呑気にお菓子を食べながらテレビを観ていた時、福島ではこんなに悲惨な事が起こっていたのか?と。
この出来事は原発事故とされている。
しかし厳密には原発人災事故とも言える。
政治的な背景が事実と違うと批判してる人がネットにたくさんいる。
それに関しての知識は全く無いのでなんとも言えないが確かにこの映画は政治面で気を使ってるように思えた。
せっかくこの題材に挑むのだからちゃんと政治家達は実名で責任は誰なのか?頭の硬い政府は何をしていたのか?そこを明確にして社会派としても描いて欲しかった。
邦画だから観ない。
そんな人もおそらくいる。
映画は観なくてもいい。
しかしこの機会に是非、フクシマ50について調べて欲しい。
社会では風化してはいない。
しかし自分達のような若い世代には風化している。
我々はこの教訓、事実を風化から「復興」すべきではないのだろうか?
見て良かった
当時、関西にいて原発の事はニュースの情報程度と、どこか他人事のように感じていた。
これが全てではないだろうし、立場によっての意見や考え方があるだろうけど、この映画を見て、これだけ日本が危機的状況にあったこと…命がけでそれを止めようとした現場の人がいたと言う事が知れた。
それだけで十分に観る価値はあるのではないかと思う。
戦いすんで日が暮れて
原発の事故現場とそこにいる者たちのシーン、その家族のシーン、そして政府と東電関係者のシーンの3つで構成される映画である。当然ながら事故現場のシーンが中心で、あの日あの現場で何が起きていて何が起きていなかったのか、何が解っていて何が解っていなかったのかを描く。
佐野史郎が演じた菅直人総理大臣はヒステリックだがエネルギーに満ちていて、理解できないことを理解しようとし、兎に角自分の目で見ようとした。そこには保身の気持ちなど微塵もなかったことを感じさせる。対応を散々批判された菅直人政権だが、あれでよかったのかもしれない。少なくとも「悪夢の民主党政権」が口癖の暗愚の宰相でなくて、本当によかった。
そもそも福島原子力発電所の事故が発生する5年も前の2006年に、原発の津波対策について共産党の吉井英勝議員が電源喪失の危険性を質問したとき、どの質問に対しても「そうならないように万全を期している」と、木で鼻をくくったような答弁を繰り返したのは、何を隠そう当時の総理大臣安倍晋三である。どうせならこの答弁の様子もどこかに挿入してほしかった。
その後は民主党の対応を批判し、オリンピック招致では「福島原発はアンダーコントロール」と嘘をつく。おまけに制御不能とわかった原発を、あわよくば外国に売りつけようとする。こんな人間が当時の総理だったら、東電の経営陣にいいようにあしらわれて、もっと酷い状況になっていたことは想像に難くない。
さて本作品は大作らしく、俳優陣は非常に豪華である。それぞれに印象的な台詞が割り振られ、どの俳優にとっても大切な作品となっただろうと思う。中でも吉岡秀隆が演じた前田の台詞が印象に残る。そして家族のシーンの中では前田の妻役の中村ゆりが非常によかった。この人は女の儚さと切実な表情を併せ持っていて、下り坂を転がりはじめた日本社会を描くのにもってこいの女優さんだ。ペシミスティックな作品が増えるにつれてこの人の出番も増えるだろう。
佐藤浩市の伊崎当直長、渡辺謙の吉田所長。ともにエンジニアであり、原発のスペシャリストである。前代未聞の事態に対し、これまでの経験と知識を総動員して、死も覚悟の上で事に当たる姿は真摯で、胸に迫る。一方で東電の本社は、原発をなんとか無事に残したいがために対処が遅れてしまう。ときに総理大臣のせいにしながら現場を待たせたり、逆に危険な作業を急がせたりする。最初から現場主導で対応していれば、原発はあれほど放射能を垂れ流さなくて済んだのかもしれないが、いまとなっては何も解らない。
東日本が存亡の危機にさらされたのは事実であり、被害を食い止めようと死にものぐるいで闘った人々がいたのも確かだ。そして、そもそもこのような事態を生じさせた源流には、原発利権に群がる人々の悪意があったことも紛れもなく事実なのである。もし原発事故の現場でモリカケ事件と同じように保身だけで対応されていたらと思うと背筋が寒くなる。いまごろ東京も人が住めなくなっていたかもしれない。
「戦いすんで日が暮れて」という言葉がある。佐藤愛子の小説のタイトルではなく、明治に作られた軍歌「戦友」の一節だ。もちろん当方は軍歌を礼賛することはないが、軍歌だからといってそれだけで否定する訳でもない。言葉は言葉だ。
戦場の只中で倒れた戦友に仮の包帯を巻きながら、折から起こる突貫攻撃に立ち上がり、友に別れを告げる。思いもよらず生き残った夕方、友を探しに戻るという歌である。戦場に喜んで行った訳ではない。国民の命を粗末にする政治家によって、御国のためという大義名分を与えられて行かされたのだ。それと同じ構図で、原子力発電のもたらす巨大な利益と、原発の技術はいつでも核兵器開発に繋げられるという醜い野望が福島の事故を生んだ。被害を被るのはいつも弱い立場の人々だ。
歌といえば、終盤で流れる女性ボーカルの歌が美しい。当方には「ロンドンデリーの歌」にとても似ているように聞こえた。今年も咲いた桜の花は美しいが、福島の事故現場では未だに放射能が溢れ、その処理が次第に手に負えなくなってきている。プルトニウムの半減期は数万年だ。海に流すのか土地を探すのか。かつて「万全を期している」と原発の安全性を主張した安倍晋三は、福島の悲惨な現状に何の関心も示さず、「アンダーコントロール」と言ってニタニタと笑っている。
戦いすんで日が暮れて。あの現場にいた人々はいま何を思うのだろうか。
"作品"としては素直に感動
当事私は中学生。
何が起きてるのか全く理解できないまま、東北からは程遠い地域にいたのでいつも通りの生活を。
テレビには毎日原子力発電所の映像が映し出されていたのですが、何が起きているのか。とにかく爆発?火事?と漠然とその時の様子を認識していました。
放射線は危ない、汚染地域に入れない、この程度。
今作はそんな当時の状況があまり理解できていない人程見て欲しいあくまで"作品"だと思いました。
というのも、SNSのレビューを拝見するも、賛否両論。本質を掴めていないだとか。専門的な解釈が曖昧だとか。名前がダサいとか、お涙頂戴作品には理解に苦しむだとか...
ただ、そういうのは到底理解するのに時間がかかるし、感情的な主張に過ぎない場合もあり得る。少しでもモヤのかかった記憶を今も漠然と抱えているのであれば、是非見てほしい。
時間の流れは早い。形として残すには妥当な作品だと私は考えている。
FKS50!!!???
う~~~ん
なんで50???
まあまあまあ。
なぜか時間が経つのが早く感じてしまいまして。(笑)
よくもわるくもキレキレで。(笑)(笑)
組織なんだから、きちんと事情を説明して、お互いコミュニケーションとろうよ??みたいな。(笑)
でもあの状況じゃ仕方がないでしょう。(笑)とか。
いやーーーー。
うーーーーーん。
何だろうな。
個人的には、津波パニックムービーとかならあれだけど。
ここまでドキュメンタリーチックというか。現実におこったことだと。
コメントしにくい。(笑)
これを作った目的というか??
オリンピックの為なのか。
そのための、おさらいムービーなのか。??
ドキュメンタリーではないし。フィクション??調だけど、いちおう史実に基づいてなのか??
まあ、まあ、まあ。
これって誰が得するのか??みたいな。(笑)
まあそんな適当なことが頭をかすめながら。
キチンと完観です。(笑)
現場の人々
映画に限らずだけど、実話を基にした話だからといって、100%鵜呑みにしてはいけない。
今の時代テレビや新聞に限らず情報源は無数に存在するので一つの情報を信じるのではなく様々な視点から精査しなくてはならない。
この映画においても同様である。
事実と食い違う部分は少なからず存在するかもしれない。何かを創作する上で、誰かの思惑が反映されないなんてことはあり得ない。劇中の風評被害が懸念される発言などは、正しいと鵜呑みにしてはいけない。
しかしこの映画で描かれている現場にいた人々の果てしない苦労と努力は本物に違いない。
上記のことを肝に命じて、鑑賞に臨んでもらいたい。できればより多くの国民に。
復興オリンピック!!!!
津波がどーーーん。
爆発がバーーーン。(笑)
大変そうな、シーンがいろいろで。
うーーーん。
組織が崩壊している~~~とか。
まあ仕方がない。(笑)
今から9年前で。
大変そうなのか。
うーーーん。
感情重視な。
映画的デフォルメなのか、どうなのか。(笑)(笑)
映画の意味。
いつ自らも命を落とすかわからない状況の中で
日本の為に必死なって戦い続けた男たちの物語。
この映画は見なきゃいけない作品だと思う。
あの日あの時あの現場では一体何が起きていたのか
ニュースだけでは知ることのできない
リアルな現場を映画を通して知ってもらいたい。
非常に意義ある作品。しかし「事実に基づく」と銘打つには…
あの事故を思い出すことも無くなった全てのひとが、再び事故の存在や人々の苦しみを肌で感じるように想起し、原発の是非を再考するきっかけとして優良な作品である。セットやCGの作り込みは素晴らしい。ときに目頭が熱くなることもあった。
だがしかし…
もっと鮮やかに「切り取るように」映すべきだった。あまりに大げさで仰々しいリアクション(これは多くの邦画に通ずる)や、製作者の恣意を強く感じさせる表現(完全無欠絶対悪の内閣や本社,東京に降り注ぐ死の灰のイメージ映像など)は本作のリアリティを失わせ、そう思わざるを得ない。
さらに放射線関連事故の最大の特徴である「後遺症」すなわち長期に渡って残る"禍根"に一切触れず、単純に美化していることもこれに付け加えよう。
これを庵野監督が撮ったらよりリアリティがあったのではないか?念頭に「シン・ゴジラ」があることを申し上げると、フィクションとの比較を愚行と指摘されかねないが、上記の点により「シン・ゴジラ」の方がリアリティがあると思えてしまう。「事実に基づく」と銘打つには、お粗末だと感じた。
全489件中、181~200件目を表示