劇場公開日 2020年3月6日

  • 予告編を見る

Fukushima 50のレビュー・感想・評価

全486件中、121~140件目を表示

2.5画一的事務的大手メジャー邦画感に埋没する実在の人物達

2020年10月2日
Androidアプリから投稿

すまん物申させてくれ。事務的大仰演出 × クサい演技。豪華キャストなんだけど本当にごくごく一部の主要キャスト以外演技が残念。左から右に"文字通り"順番に流れる = 前の人の発言を待ってから言っていくセリフの割り振りも事務的で、その他大勢への演出が雑な気がしてしまった。まるで卒業式で後輩が贈る言葉を一人ひとり順番に言っていくように、「(心の声)〇〇が△△と言ったら自分の番だぞ…」みたいな。言ったら「はい、よくできました」みたいな、お遊戯会じゃないんだから。キャラクターの描き分けもそれぞれの温度差もなく、まるで皆同じヤツ。タイトルにもなっているくらいで50人皆実在の人物やモデルがいる筈なんだから、もっと敬意を持って描き分けてくれ!!!!!
もちろん集団心理みたいなものもあるだろうけど、例えば上司に食ってかかるやつもいれば後ろに引いている人もいるだろ。なんで皆同じ熱量で隣の人が言うのをしっかりと待ってから綺麗に同じくらいの文量一行ずつ言っていくんだよ、と。そんなの現実じゃありえないから!しかもそれがキャラクター名ちゃんと付いているような、演じ手もそこそこには有名な人がやってるようなキャラクター達にも起こっているから、もはや手癖だろと笑うしかない。そんな画一的押し問答と(専門的なことを扱うので不可避でもあるが)絵に描いたような説明セリフが、ダメ邦画あるあるの過剰な情緒性と混ざり合って、なんとも言えぬ代物になっている気がした。
原作未読だけど監督脚本が違っていたら…と考えてしまった。オファーした人たちは(すっかりネタ映画?問題作?日本アカデミー賞愚の骨頂)『ホワイトアウト』見ていなかったのかな?モブキャラ等の人数含む規模感を束ねてきた経験(実際には束ねられていない気もするが)と一応興行収入の実績から、出資者的には安牌な選択肢なのかもしれないけど、感情がまるで付いていかない。型にはめられ過ぎていて浅く薄っぺらい。本当は真摯な態度で作っているのかもしれないが感じ取る側として、なんか全体的に上っ面な気がして興醒めしちゃう。それくらい演技がクサい、演出がダサい。ごめんムリ拒否反応が。
ザ・大手メジャーの邦画という感じで、好きになれなかった。逆に海外との差を見せつけられるように、奇しくもドラマ『チェルノブイリ』がいかに傑作かを感じた。CGなどで差がつくのは仕方ない部分もあるが、もっと根底・本質的な部分で。と、正直かなり物申したい作品。あとタイトルにもなっているフクシマ50というのが世界からの呼称ってのは分かるんだけど、作中何度も出てくるアメリカ・海外報道パートどうにかならんかったものかね。あれ出てくる度に、多分途端に冷めちゃう人もいたろう。佐野史郎は明らかに笑わせにきてる。渡辺謙のキャラクターは良かったかも。ここに書き綴ったことは無論本作への評価であり、事実として私たちが、また次の世代が学ぶべきものはたくさんある。だからこそより一層本作の上述したような点は悔やまれる。《現場》本部長!

勝手に関連作『チェルノブイリ』『シンゴジラ』『ユナイテッド93』(←本来こうあるべきだという例に)、たとえ原作が良いとしてもお構いなしにつまらなくするポスタービジュアルのダサいお涙頂戴メジャー邦画

コメントする (0件)
共感した! 2件)
とぽとぽ

3.5Fukushima 50

2020年8月19日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:試写会

東日本大震災時の福島第一原発事故で戦い続けた作業員たちを描いた作品。

吉田所長と伊崎がタバコを吸いながら話すあの言葉。
人は誰しも常に選択をして生きている。
特に震災時のような環境で困難な選択を迫られたときには、自分が正しいと思う選択をするしかない。

浅野が若い作業員に対してかけるあの言葉。
目の前のことだけではなく、その先の未来も考えて選択しなければならない。

被災された方々にとっては観るのが辛いかもしれない。
しかし、この震災を経験していない人達がこの出来事を知り、後世に語り継いでいくために必要な作品だと思う。

映画作品としてまとまるように脚色はされていると思うが、実際にあの現場で自分達の仕事に誇りとプライドを持って戦い続けた人たちがいると言うことは紛れもない真実だろう。
日々の仕事に対する向き合い方に関しても考えさせられる作品ではないだろうか。

事前に専門用語を少しでも予習しておくとより理解できると思う。
序盤に独特な演出があったように思うが、個人的に佐藤浩市さんの演技が良かった。
入場時に配布された原作試し読みの小冊子を読んだところ、やはり映画は脚色されているところがあるようなので原作も読んでみたい。

コメントする (0件)
共感した! 4件)
ちなみ

4.0命懸けの奮闘の果てに

2020年8月18日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

2011年の東日本大震災、福島原発での現場の奮闘を描く。実際に起きたことを取材しての制作で、実際にああいうことが起きていたのかと想像できる。一度は観ておいた方がいいと思えた。

もっと被害が広がるような爆発の事態も想定できたギリギリの中で、原子炉の圧力が下がっていったのはいまだに原因がはっきりわからないという。命懸けで現場で動いた方々への想像が馳せる。

コメントする (0件)
共感した! 6件)
菜野 灯

5.0後世に残したい作品だと思いました。

2020年8月16日
スマートフォンから投稿

あまりに感情的…等々、賛否両論あると思いますが、
ただ単に物事の時系列を正確に表しただけなら、映画である必要がないように思います。

実際はもっと、淡々と事が進んでいったのかもしれませんが、
放射能という見えない恐怖、、
また爆発といったわかりやすい恐怖、、
とにかく、現場で対応した人々の感じた恐怖や、その家族の想いといったものを、少々デフォルメあるなりに、ストレートに表現し、観るものに伝えたいという思いが込められた傑作だと思います。

実際に福島の被爆地に親族がいる、自分にとっては心に刺さる内容でした。

関係した人々の想いが、後世まで受け継がれますように。

コメントする (0件)
共感した! 7件)
omar

4.0日本人は一度は観ておくべき

2020年8月15日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

この災害がどんなものであったのか、報道でしか知らされていないことが多く、映画を通して多少なりとも事実に近づくことができると思った。
嫌悪感、トラウマ、抵抗のある人も少なくないだろう。
しかし、コロナ禍が霞むくらい甚大な不幸が襲ったことを日本人は記憶に留め続けなければならない。

メディアには頻出しない原作者だが、ジャーナリストとして高く評価すべきだろう。
そして映画化したKADOKAWA、大したもんだと思った。

佐野史郎、主演を喰うくらい、怪演でした。

コメントする (0件)
共感した! 7件)
すーさん2 号

4.5これは点数がつけられない。

2020年8月7日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

怖い

3月11日の東日本大震災による福島第一原発事故の時に、最後まで原発の現場に残って被害を食い止めようとした人達の話。
.
3.11の時まだ名古屋に住んでたから、揺れもそこまで大きくなかったし、原発の事故もなにか大変なことが起きてることは分かったけど、どこか遠い国で起きてることのような感じがして、ピンと来てなかったことは覚えてる。
.
だからこの映画を見て、あの日あの原発内でこんなアルマゲドンみたいなことが起きてたことを知らなかった自分に恥ずかしくなった。
.
それに実際にあった事件を映画にした中で、私が初めてちゃんと記憶にあることだから、すごい感動してしまった。
.
警報が出て緊急避難した住民の人達がもうそこに戻れないこと、何度もニュースで見た原発所内の映像だったり色んなことを現実として見ているからこそ、刺さるものがあった。
.
人によっては見れない映画だろうし、もっとこの事故に関わってた人はいて明確な悪者なんていない(映画内では総理が悪いみたいに見て取れる)から、ダメなところもある映画だとは思うけど、賛否両論覚悟でこの映画を作ったことに意味があると思うんだよな。
.
私みたいなよく理解もしてない人間がこの映画についてとやかく言いたくないけど、私は良かったと思う。
.
ちなみにマイベストアクターは本店の偉い人の中で1番右側にいたおじさん!文句のつけ方がやけに日本っぽくてリアルだった(笑)

コメントする (0件)
共感した! 7件)
せつこん

4.0あんなに過酷だったとは

2020年7月31日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

興奮

福島第一原発が津波に襲われて非常用電源を喪失し、冷却不能になり水素爆発を起こし放射性物質を放出した。
原発に残った吉田所長以下50名が非常用電源喪失直後から必死で事故処理を行ったドキュメンタリー。
あの地震から9年近く経って、初めて原発内部で起きていた事を知り、過酷さに驚愕した。
日本人みんなに知って欲しい事実を含んだ作品です。

コメントする (0件)
共感した! 9件)
りあの

5.0よくぞここまで再現したなと驚きました。

2020年7月19日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

CGによる再現がすばらしく、全体として良い仕上がりの映像でした。

ただ、予備知識なしでこの映画を見たら、吉田所長が、ただひたすら怒りを爆発させるばかりの映画だと思うことでしょう。なぜこの所長の下で多くの勇者たちが団結したのか、この映画からは理解できないのが難点でしょう。

これはおそらく原作に問題があると思います。

私も国会事故調査委員会の報告書を大部分、読破しましたが、(たぶん書籍数十冊分の分量がありますが)、吉田所長に対するヒアリング全文から滲み出ていた、所長の健全で優秀な人間性。この人の下で働くことは幸せだな、と、読むものに感じさせる魅力を、渡辺謙演じる吉田所長像から見つけられなかったことが残念です。

上記報告書は、多くの政治家に対しても何時間ずつ掛けてヒアリングをしています。発言を逐語的に文章化したものなので、残酷なまでに政治家一人一人の人間性や品性があぶり出しになっていました。

菅直人首相や枝野官房長官など、人格的には、ほとんど0点だと私は判断しましたが、(なかでも海江田大臣は飛び抜けて酷いですが)、そのような中で、中国から帰化した(きっと苦労も重ねてきたにちがいない)福山副長官の人間性には、私はかなりの驚きと高評価をしたものです。

しかし福山副長官に相当する登場人物が、この映画では官邸側に設定されておらず、「官邸=低能の巣」という画一的な図式に塗りつぶされていたのが、ちょっとフェアではないとは感じました。

実はこの映画、私は観るつもりはなかったのです。

しかし、菅直人の腰巾着みたいなライターが「映画の中での菅首相の描き方が酷過ぎる」という趣旨の記事を書いていたので、そこまで擁護するのなら、それじゃあ鑑賞してみようか、と思い立ったのです。

腰巾着による非難記事とは裏腹で、佐野史郎さんは、菅首相の「人間性と品格」とを、きわめてリアルに正確に演じていました。

菅直人が自分の腰巾着に頼んで記事を書かせたのだろうと推察しますが、こういうことを突発的に行う衝動を心の闇の奥底に抱えている点も含め、「人間の屑の屑」を総理に選んでいた日本の不幸が、よくわかります。

国会事故調のヒアリングに対して、吉田所長は終始冷静に対応をしていましたが、ただ一カ所だけ、感情を高ぶらせる部分があります。
私のジャマをした人たちに、どうか仕返しをしてください、と、死を目前にしていた所長は、ヒアリング担当官に訴えたのです。

この映画によって、吉田所長の仇が討てていると良いのですが、菅の腰巾着の雑文を見るかぎり、まだまだもっと打たねばならないのだろうな、と感じる次第でした。

コメントする (0件)
共感した! 9件)
お水汲み当番

3.5当時現場で起こっていた事がよく分かりました。 命懸けの作業で、奇跡...

2020年7月14日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

当時現場で起こっていた事がよく分かりました。
命懸けの作業で、奇跡的に死者が出ずに良かったです。

コメントする (0件)
共感した! 4件)
やまぼうし

5.0リーダーとはいかなる存在か!

2020年7月13日
iPhoneアプリから投稿

リーダーのあるべき姿をまじまじと感じさせる。

現場では死を覚悟し、全力で原発の暴走を食い止めようとしている。

福島第一原子力発電所の最前線のリーダー、そして所長、この2人は、部下の人生を気遣い、的確に対応していく。

一方で、東京本社のトップは現場の状況も構わず、一辺倒な指示しか出さない。さらに、国のトップである首相は、現場を混乱させる現地視察や、現場で怒鳴り散らすあり様。

現場のリーダーは上からの指示に本気の意見をぶつける。その一方で指示通りに、時には現場判断で、部下を動かす。
部下は自分たちが感じる意見を上にぶつけてくれている上司の姿を見て、自分の意思で動けるのだろう。

リーダー像のあるべき姿とあらざるべき姿の両方が描き出されている。
そして2人のリーダーの友情や家族に涙が止まらない。

3.11原発事故は本当に日本の危機であったことが理解できる映画。アメリカはもはや一国の問題ではないということを認識していた。

日本の歴史を知る上でも一度はこの映画を見るべきで、後世に伝えていくべき映画。

この福島の原子力の街では、現在住民が普通には帰れずにいる。その街には現在も「未来のエネルギー」という看板が寂しく掲げられている。

コメントする (0件)
共感した! 4件)
hiro

4.0男の中の男

2020年7月13日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

怖い

興奮

あの福島原発事故に、こんなドラマがあったんですね。
自分の命もかえりみず、最後まで諦めずに戦った男の生き様に心が震えました。

コメントする (0件)
共感した! 4件)
イロエンピツ

4.0よく映画化してくれた

2020年7月13日
iPhoneアプリから投稿
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 6件)
ぱおぱお

3.0日本人として観ておこう

2020年7月12日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

怖い

日本人として観ておきたい作品。
知らなかったことだらけで、勉強になりました。日本ほんとに危なかったんやな〜〜( ĭωĭ )まさに奇跡‥。今平和に暮らしてられるのもこの方達がいてくれたからと言っても過言ではありません。

豪華キャストで見応えあり!
超チョイ役なのに斎藤工を使ってるあたりもすごい。👍

コメントする (0件)
共感した! 5件)
コップのサチ子

3.5良いとか悪いとかじゃないけど

2020年7月10日
iPhoneアプリから投稿

事実を基にした作品である以上、その内容や脚本に対して言いたいことはないし、当時現場で起きていた事実を知ることができたと思う。

ただ映画として表現の仕方が物足りなかった気がする。
どうしても2時間のスペシャルドラマ感が拭えないのは何故なんだろう。

やっぱ日本映画ってレベル低いんかな…って思ってしまう。
日本はもちろん、世界に見られるべき作品なのに、これではそうもならないよなぁって。

コメントする (0件)
共感した! 3件)
担々麺

4.0知らなかった・・・

2020年7月8日
Androidアプリから投稿

この映画を観てよかったです。
素直にそう思えました。
知らなかった事、思い込んでいた事、誤解していた事、あの震災で起こっていた事が少しでも知ることが出来る映画でした。
単なるお涙頂戴モノとは、全く違っていました。
ただ、おじいちゃんの最後の言葉にはヤラレました!

コメントする (0件)
共感した! 5件)
☆まぁ☆

4.5奇跡の物語かもしれない

2020年6月27日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

ぜひ見て欲しい。と、言えない。

感情を引きずる・・・。

悲しいのか、辛いのか、ホッとするからなのか、涙のでる感情ってなんだろう。

いつもどおりの幸せをが一番の幸せ。

原発が福島に来たことによって、幸せも一緒に運んできた。

決して、原発が悪ではない。

原発の暴走を食い止め、ふるさとをまもる為に生身の人間が必死に対峙した。

と言いながらも、原発で働く多くの人々は、ふるさとを失った。

真実は闇だ。だが、言葉を選ばずに言えば、帰宅困難地域が福島県の一部で済んだのは、奇跡があっただけ。

一つ一つのシーンが大切な映画ではない。

全体で感じる映画なのかもしれません。

一つ一つをみれば、米軍に関係するシーンを入れるならば、あんなに薄くしなくても良かった。
という感想もありますよ。

コメントする (0件)
共感した! 6件)
モリ

4.5賛否両論あると思うが、後世に語り継ぐべき作品

2020年6月25日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

難しい

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 7件)
不知火 氷河

5.0泣いた

2020年6月21日
iPhoneアプリから投稿

2時間泣きっぱなしだった。原発事故といい、コロナといい、人間の生活様式に歪みが出てきてるのかなぁ。

コメントする (0件)
共感した! 5件)
tahk66

4.0忘れた頃に災害はやってくる

2020年6月18日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

怖い

知的

再開した映画館で遅ればせながら。 あの震災は突然やって来た。あの時も阪神大震災の時も、こんな事が、信じられないような災害が起きるのか!と恐ろしさを感じたし、TVに映し出さた災害の悲惨さに何か出来ることをと募金や毛布、紙オムツ、など送ったりした。けれど、福島原発については素人であったから報道で知っても なかなか理解出来ずにいた。この映画を観て、何が起きて、どう終息?したのかがやっとわかった。
本当に現場で命懸けで尽力された方々には感謝申し上げます。もしかしたら 東日本全滅という事態だったのか!考えただけで身震いとする。ありがとうございました!
あの時、マスコミは東電の失態だけを取り上げていて、國民もその報道を信じる他なかった。時の総理についても非難していた。でも あれは 未曾有の自然災害で生きている人間は誰も経験がなかったのだ。総理も東電幹部もただただ一所懸命 必死だった。日本を終わらせないために!
どうすれば良いのか 唯一分かっていたのが現場の方たちだった。上の命令に従わず、行動した吉田所長は素晴らしいリーダーだ。

この映画を観ながら 様々な思いが過ぎった。この映画は震災から9年経ち、復興オリンピックが行われる今年、3.11を目前にして公開された。なのに、コロナ禍!という これまた前代未聞、未曾有の自然災害のために観てもらえぬ(公開3週間?くらいしか)事態になってしまった。皮肉である。

 震災の時、被害者が居たが、それを助けたい、助けてくれる国や人々が居て、外国からも支援していただいた。被害地の他の地域の経済は動いていた。
しかし今回の災害は全世界的なのだ。誰もが被害者になり得る、見えない敵との戦いを 個々人がしなければならない。助けたいけど手を差し伸べる事さえ控えなければならない。助け合いが出来ない世界?!経済が動かない?ボランティアも出来ない?こんな事が実際に現実に起きるんだ。感染列島や、新感染などの映画の世界だと思ってたことが。

ラストの桜並木を見て、今年 桜祭りが取り止めになった近くの名所を思い出した。桜は人に見られずとも美しく咲いていた。コロナウィルスは、この先どうなって行くか誰にも分からない。でも、私達は人間の力と知恵を信じて前を向いて行かねばならない。決して諦めずに闘って下さったF ukshima50の方々のように。

再開されて新作もいくつか公開されているのに映画館に来る人は少ない。今日も3人しか居なかった。映画と映画館を救いたい。

コメントする 10件)
共感した! 26件)
レモンブルー

4.0日本人として観ないといけないと感じて

2020年6月15日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

見ないといけない作品だと思っていてコロナでの上映解除になり最初に映画館でみてきました。

建屋が吹き飛んだり、政治が介入したりとニュースで見た現象を時間が経った今見直すのも価値があると感じました。
とはいえ、この映画の価値は現場の空気感を捉えたとこで、細かい描写でそれが伝わってきました。

印象的だったのは、本店とのテレビ会議シーン

コメントする (0件)
共感した! 6件)
BAININ