居眠り磐音のレビュー・感想・評価
全188件中、61~80件目を表示
松坂君時代劇も良いですね!
武士の時代のおでこが気になりましたが、浪人の時はにあった髪型でした。3人の友達と許婚が藩の陰謀で哀しい結果になり浪人になるわけですが、生きていく為、色んな仕事をしていきます。機会があり悪人を倒す訳ですが、剣豪ぶりが素敵です。最後の恋人との別れは涙がでました。次回作も期待したい作品です。早めの鑑賞だったので小冊子を頂きラッキーでした。
芳根京子、残念…
松坂桃李は何をやっても安定の演技力で観ていて楽しい。背が高いので何を着てもサマになっていて、時代劇でもいけるんだなと思った。
脇を固める役者がこれでもかというほど豪華で魅力的な方たちばかりだったので、映画が引き締まり最後まで飽きることはない。
ただ芳根京子だけはいただけない。
薄顔の和美人だけど魅力がない。表情も教科書通り。最後の手紙の読み方など何とかならなかったのか。
何を観てもすぐに泣くタイプだが、このいかにも泣けそうな映画では一度もウルっとこなかった。
切ない。
のと、根本的に時代劇苦手みたいです。わたし。
なんでかと言うと、言葉が分からない…
言葉遣いだったり、役職名的なやつだったり、名前すらも覚えづらくて。
多分ストーリー的にも演技的にもいいんだと思う。
桃李さんの演技が素晴らしい!続編希望!
切ないほどに強く優しい磐根さま、桃李さんにピッタリで引き込まれました。目の演技は以前から大絶賛されている桃李さんですが、今回も穏やかな目や表情から、周りの人を守るために強い目や表情に変わるときはゾクッとするほど魅力的です。大迫力の殺陣シーンは息苦しくなるほどでした。柄本佑さんとの殺陣シーンや芳根京子さんとの最後の方のシーンは大号泣。時代劇にここまで感情移入できる自分にびっくりです。あと桃李さんの静かに涙を流すシーンは美しい。号泣してほっこりしてクスッとして楽しめました。時代劇初心者にも絶対おすすめ!絶対、続編お願いします。
ストーリーも殺陣も良かった
松坂桃李くん主演作品。松坂桃李くんは好きだけど、時代劇だしなぁ。しかも般若って何だろう?って思いながら観に行きました。序盤、松坂桃李くんの役名が「磐音」だと、映画のタイトルだと気付きました。
ストーリーも良かったです。妻の不貞を確かめないまま斬っちゃった新之輔の行動は合点が行きませんが、それがなかったら、この作品も生まれないので、まあ、見逃しましょう。
それから、居眠り磐音と言われる殺陣のシーンも良かったと思います。普段の物腰の柔らかい磐音とのギャップが、いい感じで表現されていました。
個人的には、中村ゆり、早乙女太一が出てきたシーンが好きでした。策略家の演技をしてる演技、とても良かったです。もう、痛快って感じでした。
敢えて言うなら、故郷で起こった「何か」を掘り下げて欲しかったかな…って事です。最後の吉原の件があるまでは、続編で明らかにされるかぁ…なんて思ってたんですけどね。あのシーンがあるということは、あの2人に、共に生きる未来はなく、故郷で起こった「何か」を掘り下げる必要も無くなったのかな…と。
後ろに座っていた女性が、オイオイと泣いていたので、ちょっとドン引き。ウルウルしましたが、何度も現実に戻されてしまいました。もっと、没頭して観たかったです。
上意討ち
時代劇の新作でめぼしいものはないかと見てみたのだが、全体に江戸時代の空気感が感じられず、何だか侍のコスプレをしているようにしか見えない。ないものねだりとは思うものの、黒澤明や小林正樹とは遠く隔たりがある。時代劇はカラーよりモノクロの方が相性がいいのかもしれない。それはたとえば構図や編集の機微だったり、劇伴の選択だったり、役者の台詞回しだったりするのだろうが、NHKの大河ドラマと同様の嘘くささを感じてしまうのである。
最初の豊後関前藩での顛末で、磐音が不貞騒動の真相を告げたにも関わらず、琴平が磐音を殺してしまうかもしれないのに勝負を挑む心理に合点が行かない。磐音が許婚に会わずに出奔してしまうのも解せないし、そのあとは一転貨幣経済の話になってしまう。全51巻にも及ぶという原作の導入部だからいたしかたないのかもしれないが、一本の映画としては木に竹を接いだようである。
エンドクレジットで唐突にJポップとかを流すのも(昨今流行りだが)勘弁してほしい。
2019 映画館1
ほんとは観るつもりはなかったけどここでの評価がよかったので観賞。
結果、良かったです。
前半は友との話、後半は用心棒になってからの話。豪華な役者達がでていました。
個人的に、殺陣が芝居かかってる感じがしたのとちょっと長く感じましたが続編があればまた観にいこうと思いました。
悪くはないです(うまくいけば泣ける!)
原作は未読。
超人気の時代小説作家佐伯泰英氏の初映画化。やっぱりおじさん率が高い!
予告編を見せられていた立場で言うと、予想を超えない範囲の筋書きだった。予告編を見ていたせいで感動場面の予想がある程度ついてしまうのはどうしたものか。
役者陣もそれなりに豪華で、原作は人気作品。これくらいの出来にならないと嘘だよね。
前半の幼なじみとのやりとりはまだ裏がありそう。続編で解決していくのだろう。
佇まいや宜し
日本時代劇。荒唐無稽なものを含めて、日本映画界からなくなって欲しくないもの。だもんで、この作品には是非ともシリーズとして頑張って欲しい。そう思える作品でした。
松坂桃李くんは、好きな俳優の一人ではあるのだが、なんとも言えないあの雰囲気が、快活な主人公にはどーにも合わない(それが好き)のだが、だからこそ、スッと磐音ワールドに溶け込めるのかもしれない。今回は序盤、中盤、終盤と贅沢な位にクライマックスがあり、他の役者さま共々の熱演で、震えさせて頂きました。
斬る覚悟のある優しい主人公に、暫くは酔いしれたいと感じた今日この頃。時代劇?という方々にも観て欲しい逸品です。
盤石
公開されてホントに良かった。
久しくお目にかかっていない正統派な時代劇な印象を受ける。
剣戟の爽快感は薄いものの対峙の間とか、残心など刀を扱うからこその作法があった。
役者陣も熟練揃いで、観てて安心感がある。軽妙な台詞しかり、恫喝しかり、言い回ししかり…。しっかりとした技術と才能と経験に裏打ちされた台詞のなんと心地よい事か!
しばらくお目にかかれなかったからこそ新鮮に思われる。
願わくばシリーズ化してもらえないかなあ。
脚本や構成的には時代劇のスタンダードな部分が全て詰まってたかのように思う。
それを時に静かに、時に濁流の如く推し進める役者たち。
見やすかったし、見応えもあった。
中でも重鎮、柄本さんの存在感たるや群を抜いてた。
あの脚本で、あのキャスティングが出来た時点で「勝ち」だと思う。
願わくば、後出たちの為にも、興行成績と評価が伴う事を切に願う。
ちゃんとした役者が、ちゃんと演じれる土壌があれば面白い物語は更に面白くなる。
目先の動員ではなく、映画ファンを味方に出来る作品を排出していってほしい。
令和に新時代劇誕生。
最初劇場で観るつもりはなかったのですが。
評判がとてもよかったのと、そういえば時代劇映画って久しぶり(3年前の「超高速参勤交代リターンズ)だなあ、と思い劇場へ。
原作の知識が全くなかったのが幸いしてか。
友情・恋愛・剣術・「おぬしも悪よのお」・「正義は勝つ」なストーリー展開が面白い。
というより、子供の頃に見た時代劇の面白さを、ちょっと思いだししました。
これだけスピードと音響がうまく合わさった殺陣(ワイヤーアクションなし)。
桃李君の長身を生かした組み合わせが、とってもかっこよく惚れ惚れ。
時にぶるっと来るような素晴らしさでした。
左利きの桃李君が、右で殺陣をする。その微妙な感覚の美しさの一つに加わわったのかなって気もします。
まあ「居眠り剣法」がさっくり説明されているところが、ちょっと残念でしたが。
群像劇にもなっていて。この人見たことある・・・なベテラン勢が勢ぞろいしているのも、見ごたえ抜群でした。
出来れば劇場で観ると、より臨場感があっていいでしょう。
紆余曲折経て(某俳優逮捕事件)、公開されてよかった。
詰め込みすぎ
原作未読です。見た後に読んだ人に感想を聞かせながら逆にその先のストーリーも聞きました。
まず、松坂桃李は適役でしたが始めのもとどり髪は頭の形が合っていなかったのか気になって仕方なかったです。すぐに変わったのでよかった。最も気になったのは剣術シーン。海外の俳優さんと違い、長い役作りがなく(テレビやらタレント業やらいそがしいのはいいわけにならない)お粗末で、なんなら元からやってる人選べば?なんて思ってしまいます。松坂桃李と佐々木蔵之介は割りと違和感なかったかな。で、後のストーリーを聞く前から、約2時間の映画に詰め込み過ぎ。もっと脚本で何とかなったのではと私にはそう感じました。谷原章介の配役がよかったのや、とにかく配役がバツグンだったのでおしいです。見て損はないかもですが自分的には最近で一番低評価で☆3.4です。
派手過ぎないのが好印象
松坂桃李を初めて見たのは、デビュー作の侍戦隊シンケンジャー。
あれから10年。
いろんな役を見てきたが、この磐音役はとても良く似合っている。
原作未読。
何度となく登場する殺陣のシーンは、必要以上に派手になり過ぎず好感が持てる。
更に、時代劇にはありがちな、バッタバッタと敵を斬り倒す訳でなく、自らも傷を負うなど、実際にはこんな感じなのだろうと思えるリアルさがある。
豪華キャストが勢揃いなわけだが、公開直前に急遽代役での撮り直しとなった、奥田瑛二の憎たらし雰囲気が実に良い。
そして、磐音の許嫁奈緒役の芳根京子も頑張った。
ラストがなんとも切ないではないか。
続編を制作するなら、是非観たい思う。
ただ、木村文乃と中村梅雀のやり取りは、ちょっとテンション高過ぎで、まるで寅さんみたいだが、木村文乃が相変わらず可愛いから良いのだw
来場者プレゼントとして、特別文庫『居眠り磐音劇場版00』をもらえたのは嬉しい。
殺陣より人間ドラマを魅せる映画❗
星🌟🌟🌟🌟 あんまり評価が良くなかったのですが…凄く面白かったです❗前半と後半物語が別れていて前半は柄本佑が後半は柄本明の親子が大活躍してました❗殺陣のシーンも居眠り拳法なので凄い殺陣シーンだったら居眠り拳法にならないので私は良かったと思います❗芳根京子の花魁役もぎこちないかも知れないですが磐音のシーンを考えるとその方が良かったと思います❗松坂桃李の悩める磐音役あっていたので出来たら続編観てみたいです❗あと木村文乃も良かったのでもうちょっと活躍して欲しかったです❗
榎本さん(父)がよく出来てる。
悪くはないし,こういうのをまあまあって言うのかな・・・
でも最後のとこが??半年で1200両の遊女とかある??
そう思うと,序盤の,真偽も確かめないで妻を切り捨てとか,それに激高して友を切り更なる凶行に走るとか,みんなぶち切れ過ぎだろ。
って思いました。
純正チャンバラ!
この物語を「散り椿」の映像クオリティで撮れてたら…なんて思ったりして。
昔、「時代劇役者」と言われる俳優が存在して、チャンバラは専門の俳優でなければできないのだと、小さい頃親が言っていた。
それくらい殺陣(たて)が難しいと言っているのだが、最近の俳優は凄いなと思う。
松坂桃李は時代劇はじめてだって?
51巻にもおよぶ人気時代小説シリーズが原作。
国許である九州の架空の藩を脱藩し、江戸で今津屋の後見になるきっかけの事件を描いている。
序盤で磐音と琴平(柄本佑)の剣技の違いを見せたうえで、あれよあれよという間に突入する二人の死闘は実に悲痛だ。
そもそも同じ道場で同じ流派を学んだのだとすると、なぜあんなにスタイルが違うのか?
ビジュアルとしては効果があるが、居眠り剣法の威力はよく分からなかった。
一方、事件のクライマックスとなる敵方浪人天童(浪岡一喜)との闘いは、天童の危険性が殆ど説明されていないので盛り上がりにやや欠ける。
ただ、説明がなくても非道な悪人だと想像させるのは、浪岡一喜の映画やテレビドラマでの徹底した仕事ぶりによるものだろう。
柄本明演じる阿波屋の奇っ怪さは、際立つ。
ノリノリで演じたのだろうと想像する。
結局、国許の事件がチラカシっ放し。
家老(奥田瑛二←ピエール瀧から交代!)の陰謀が描かれず、中途半端なまま。
これも、奥田瑛二だから説明がなくても陰謀を感じさせている。サスガとしか言いようがない。
奈緒(芳根京子)の花魁も唐突すぎないか。
奈緒は美人ゆえに数奇な運命をたどるのだから、もう少し周囲が美人扱いしている場面とかを挿入してもよかったのではないだろうか。
芳根京子の花魁道中は、シーンとしては見せ場なので、少し残念な気がした。
磐音という男、悲惨な経験をして故郷を出て、江戸にいながら恩師に挨拶にも出向かずストイックに暮らしている割には、身の上を周囲にちゃんと話しちゃっうあたり、暗すぎない現代風の時代劇ヒーローだ。
木村文乃と中村梅雀の親子、剣の師匠佐々木蔵之介のほのぼの感も良かった。
とにかく、粒揃いの役者たちに支えられた、良心的なチャンバラ映画だ。
かつて、チャンバラヒーロー映画はシリーズが当たり前だった。
原作を追って続編シリーズ化を期待したい。
全188件中、61~80件目を表示