居眠り磐音のレビュー・感想・評価
全189件中、61~80件目を表示
うん〜?
松坂君時代劇も良いですね!
芳根京子、残念…
桃李さんの演技が素晴らしい!続編希望!
ストーリーも殺陣も良かった
松坂桃李くん主演作品。松坂桃李くんは好きだけど、時代劇だしなぁ。しかも般若って何だろう?って思いながら観に行きました。序盤、松坂桃李くんの役名が「磐音」だと、映画のタイトルだと気付きました。
ストーリーも良かったです。妻の不貞を確かめないまま斬っちゃった新之輔の行動は合点が行きませんが、それがなかったら、この作品も生まれないので、まあ、見逃しましょう。
それから、居眠り磐音と言われる殺陣のシーンも良かったと思います。普段の物腰の柔らかい磐音とのギャップが、いい感じで表現されていました。
個人的には、中村ゆり、早乙女太一が出てきたシーンが好きでした。策略家の演技をしてる演技、とても良かったです。もう、痛快って感じでした。
敢えて言うなら、故郷で起こった「何か」を掘り下げて欲しかったかな…って事です。最後の吉原の件があるまでは、続編で明らかにされるかぁ…なんて思ってたんですけどね。あのシーンがあるということは、あの2人に、共に生きる未来はなく、故郷で起こった「何か」を掘り下げる必要も無くなったのかな…と。
後ろに座っていた女性が、オイオイと泣いていたので、ちょっとドン引き。ウルウルしましたが、何度も現実に戻されてしまいました。もっと、没頭して観たかったです。
上意討ち
時代劇の新作でめぼしいものはないかと見てみたのだが、全体に江戸時代の空気感が感じられず、何だか侍のコスプレをしているようにしか見えない。ないものねだりとは思うものの、黒澤明や小林正樹とは遠く隔たりがある。時代劇はカラーよりモノクロの方が相性がいいのかもしれない。それはたとえば構図や編集の機微だったり、劇伴の選択だったり、役者の台詞回しだったりするのだろうが、NHKの大河ドラマと同様の嘘くささを感じてしまうのである。
最初の豊後関前藩での顛末で、磐音が不貞騒動の真相を告げたにも関わらず、琴平が磐音を殺してしまうかもしれないのに勝負を挑む心理に合点が行かない。磐音が許婚に会わずに出奔してしまうのも解せないし、そのあとは一転貨幣経済の話になってしまう。全51巻にも及ぶという原作の導入部だからいたしかたないのかもしれないが、一本の映画としては木に竹を接いだようである。
エンドクレジットで唐突にJポップとかを流すのも(昨今流行りだが)勘弁してほしい。
2019 映画館1
悪くはないです(うまくいけば泣ける!)
佇まいや宜し
盤石
公開されてホントに良かった。
久しくお目にかかっていない正統派な時代劇な印象を受ける。
剣戟の爽快感は薄いものの対峙の間とか、残心など刀を扱うからこその作法があった。
役者陣も熟練揃いで、観てて安心感がある。軽妙な台詞しかり、恫喝しかり、言い回ししかり…。しっかりとした技術と才能と経験に裏打ちされた台詞のなんと心地よい事か!
しばらくお目にかかれなかったからこそ新鮮に思われる。
願わくばシリーズ化してもらえないかなあ。
脚本や構成的には時代劇のスタンダードな部分が全て詰まってたかのように思う。
それを時に静かに、時に濁流の如く推し進める役者たち。
見やすかったし、見応えもあった。
中でも重鎮、柄本さんの存在感たるや群を抜いてた。
あの脚本で、あのキャスティングが出来た時点で「勝ち」だと思う。
願わくば、後出たちの為にも、興行成績と評価が伴う事を切に願う。
ちゃんとした役者が、ちゃんと演じれる土壌があれば面白い物語は更に面白くなる。
目先の動員ではなく、映画ファンを味方に出来る作品を排出していってほしい。
令和に新時代劇誕生。
最初劇場で観るつもりはなかったのですが。
評判がとてもよかったのと、そういえば時代劇映画って久しぶり(3年前の「超高速参勤交代リターンズ)だなあ、と思い劇場へ。
原作の知識が全くなかったのが幸いしてか。
友情・恋愛・剣術・「おぬしも悪よのお」・「正義は勝つ」なストーリー展開が面白い。
というより、子供の頃に見た時代劇の面白さを、ちょっと思いだししました。
これだけスピードと音響がうまく合わさった殺陣(ワイヤーアクションなし)。
桃李君の長身を生かした組み合わせが、とってもかっこよく惚れ惚れ。
時にぶるっと来るような素晴らしさでした。
左利きの桃李君が、右で殺陣をする。その微妙な感覚の美しさの一つに加わわったのかなって気もします。
まあ「居眠り剣法」がさっくり説明されているところが、ちょっと残念でしたが。
群像劇にもなっていて。この人見たことある・・・なベテラン勢が勢ぞろいしているのも、見ごたえ抜群でした。
出来れば劇場で観ると、より臨場感があっていいでしょう。
紆余曲折経て(某俳優逮捕事件)、公開されてよかった。
詰め込みすぎ
原作未読です。見た後に読んだ人に感想を聞かせながら逆にその先のストーリーも聞きました。
まず、松坂桃李は適役でしたが始めのもとどり髪は頭の形が合っていなかったのか気になって仕方なかったです。すぐに変わったのでよかった。最も気になったのは剣術シーン。海外の俳優さんと違い、長い役作りがなく(テレビやらタレント業やらいそがしいのはいいわけにならない)お粗末で、なんなら元からやってる人選べば?なんて思ってしまいます。松坂桃李と佐々木蔵之介は割りと違和感なかったかな。で、後のストーリーを聞く前から、約2時間の映画に詰め込み過ぎ。もっと脚本で何とかなったのではと私にはそう感じました。谷原章介の配役がよかったのや、とにかく配役がバツグンだったのでおしいです。見て損はないかもですが自分的には最近で一番低評価で☆3.4です。
派手過ぎないのが好印象
松坂桃李を初めて見たのは、デビュー作の侍戦隊シンケンジャー。
あれから10年。
いろんな役を見てきたが、この磐音役はとても良く似合っている。
原作未読。
何度となく登場する殺陣のシーンは、必要以上に派手になり過ぎず好感が持てる。
更に、時代劇にはありがちな、バッタバッタと敵を斬り倒す訳でなく、自らも傷を負うなど、実際にはこんな感じなのだろうと思えるリアルさがある。
豪華キャストが勢揃いなわけだが、公開直前に急遽代役での撮り直しとなった、奥田瑛二の憎たらし雰囲気が実に良い。
そして、磐音の許嫁奈緒役の芳根京子も頑張った。
ラストがなんとも切ないではないか。
続編を制作するなら、是非観たい思う。
ただ、木村文乃と中村梅雀のやり取りは、ちょっとテンション高過ぎで、まるで寅さんみたいだが、木村文乃が相変わらず可愛いから良いのだw
来場者プレゼントとして、特別文庫『居眠り磐音劇場版00』をもらえたのは嬉しい。
殺陣より人間ドラマを魅せる映画❗
全189件中、61~80件目を表示