居眠り磐音のレビュー・感想・評価
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泣いた、久しぶりに映画で泣いた
時代劇、じいさんスタッフの自己満足映画ばかり見せられていた。
松坂がいい。今年の主演男優賞 候補。剣の使い方が上手い。木村も芳根もいい。
泣いた、久しぶりに邦画見て泣いた。
いいわ桃李君
テレビで見てた居眠り磐音。期待どうりの映画になってた。殺陣のシーンいっぱいあってキレ良かったです。劇場でもらった磐音の単行本、嬉しかったです。
花魁の芳根京子、もっと出番があれば印象に残ったのになぁ。
初めての時代劇で5回泣けた
2時間の映画で5回も泣いて、あっという間に終わってしまいました。壮大なセットやCGなんて必要ない!俳優さん達の表情や仕草で何度もグッと来てしまいました。
松坂桃李演じた磐音は、新しいヒーロー、とてもかっこよかったです!
切ないという感情は普段あまり感じるものではないかもしれませんが、この映画を観ると切なさで胸一杯になります!
続編観たいです!
思いのほかハマり役
映画『居眠り磐音』を見てきました。松坂桃李が坂崎磐音をどう演じるのか、実は心配していたのですが、なかなかどうして、町人の子供に対しても「かたじけない」を連発する磐音にはぴったりな印象ですね。
もともと磐音が江戸に出てくる前の関前藩での悲劇は、回想としてではなく、物語の前半でしっかり描かれています。
木村文乃の演じるおこんさんは、深川の女らしく魅力的です。
キャスト(特に松坂桃李・芳根京子)が素晴らしい
元々、NHKのドラマで知った「居眠り磐音」
どうしても比べてしまうが、映画公開前にやっと原作を読んでみたところ、松坂桃李の磐音はピッタリだった。
山本耕史も悪くは無かったが、個人的には松坂版磐音がしっくりときた。磐音の長閑な雰囲気と、内に秘めて飲み込んだ悲しさをとても旨く表現していた。
「殿」もホント成長したな~と、シンケンジャーの頃から一目を置いていた役者の姿に感じ入った。
そして特筆すべきは、芳根京子の「奈緒」
楚々とした武家娘の美しさと、花魁時の艶やかさが、スクリーンいっぱいに見事に映し出されていて涙を誘われた。
映画版の「奈緒」芳根京子でなくては、あの悲しさ切なさは表現しきれなかったと言っても良いくらい、良かった。
ストーリー的には、詰め込み過ぎというか、端折り過ぎていて話の展開に唐突感は否めなかった。
もちろん、諸所の都合や大人の事情があるだろうことは承知の上で言えば、恐らく元々続編制作も視野に入れていたと思うので、いっその事、続けて公開するパターンの前後編・2部構成にすればよかったと思う。
前半はあの悲劇のスタートから、黒幕を倒すまで。
後半は奈緒の行方に焦点を当て、吉原での再開までを描けば、原作の流れと雰囲気や中身も巧く料理出来ただろうと思ってしまった事が残念だ。
関前訛りとか、演出上の気になる部分は幾つかあったが、それでも、これぞ時代劇と言える作品だったと思う。
チャンバラで激しく斬り合ったり、戦国武将の戦なんかをスペクタクルに描いたモノだけが劇場向けの時代劇とは思わない。時代劇の良さは、やはり人情や情緒、人の心の機微を豊かに描けるところだと思う。そういった時代劇の良さはスクリーン全面に良く表現できていた。
やはり、劇場で観て欲しい、観るべき作品だと思う(続編のためにも・笑)
見事な、時代劇ラブストーリー
感動と娯楽を兼ね備えた見事な作品です。最近のチャライ、ワル男を題材にしたラブストーリーより、大人の時代劇ラブストーリー良かったー。
ラブストーリーは悲恋が一番似合う。
日本の武士道、中国や朝鮮には理解出来ないだろーなー?
テレビサイズな映画
不幸を背負う事になる怒涛の如くの前半は、まあそれなりに良かった。しかし、所詮は単なる時代劇の枠から超えず、ありきたりなお涙頂戴中途半端ストーリー。テレビ番組枠で十分と感じた。
もう少し、居眠り殺法にスポットを当てたチャンバラを期待してた。
あと、今作の松坂桃李は演技が大根過ぎ。時代劇合わないな。
柄本明のメイクと演技は、やり過ぎ感満載。コントかと思った。
女性向け、松坂桃李ファン目的な映画で残念。
17人の刺客みたいな、ガンと来る時代劇、やらないかな....
白河の清きに魚のすみかねてもとのにごりの田沼恋しき
白河(松平定信…寛政の改革)の清廉潔白で規制の多い窮屈な政治よりも濁り(賄賂政治と言われているが、実相については研究者によって分かれているそうです。いずれにせよ商業重視で、いわゆる守旧派の武士階級から逆恨みされたとの説も)のある田沼時代の水の方が住みやすい。
磐音も武士階級のはぐれ者になったことで世間のことが見えて商業感覚も備えることができたのですね。
蝦夷地開拓や印旛沼の干拓(洪水を抑えて、農地を拡げる)のようなインフラ整備に取り組むのは、登り詰めた老中の地位で胡座をかいているよりも大変な労力を必要とするわけで、田沼意次がやはり政治的実力と強い持続する意思を持っていたことは間違いないと思います。
朧げながらもそんな時代背景を想像すると、田沼意次失脚後の吉原は?そして奈緒は?と気になって仕方がありません。おこんさんの複雑な女心の行方ともどもこの先も期待してしまいます。
続編、作ってくれるのですよね⁈
優しい空気。
原作も未読ですし、時代劇もほとんど観たことがありませんが、おなじみの俳優さん達も新鮮に感じ楽しめました。
この表情が観られたから来て良かったと思うシーンがいくつもありました。
松坂さんが子どもの頃ドラえもんを観たかもしれない出身地の映画館で、茅ヶ崎の皆さんと鑑賞していると何だか優しい気持ちになり(参観しているようなw)作品の魅力と相まって温かい思い出になりました。
原作既読。TVシリーズは未見だが、松坂桃李は原作の磐音の印象にピタ...
原作既読。TVシリーズは未見だが、松坂桃李は原作の磐音の印象にピタリとはまっていた。
話の展開にやや疑問があるが(特典でもらった脚本からどうやらカットされてるらしい)それでも丁寧な展開で王道の時代劇になっているのは好ましい。キャストも適材適所。ぜひシリーズ化を期待したい。
日本の時代劇
原作は全部読破。ストーリーは、映画の尺があるのである程度の変更は仕方ないと思う。
最近の時代劇は、殺陣があまりにも酷かった。
形だけのチャンバラであったり、投げたり殴ったりのアクションだったりで不満だった。
この作品は違った。本格的な殺陣が見られた。それだけで満足。(本音はもう少し見たかったけど)
ただ、磐音と奈緒の話が軸になるので、そこの描き方が初見の人には納得出来ないかもしれない。奈緒を残して江戸へ戻った理由の説明がもう少しあれば、最後のシーンの磐音と奈緒の気持ちにもっと近づけたと思う。
今後の展開は、もっと切なくなり、磐音の剣も冴えてくる。原作を愛する者として、続編がこのキャストで見たい。
時代劇は、日本人が演じるものだと思う。
切ない不条理と性を背負って なお生きていく
想いがあるのに不条理な運命に引き裂かれる切なさを痛感して泣きました。
時代劇で情感をメインに描いていてやはり映画だなと感じました!殺陣もとても洗練されていてよかったです!
テレビのシリーズものにしてもとても面白いと思います!続編も期待します!
でもただの勧善懲悪でなくおこんや奈緒との関係の変化も丁寧に描いて欲しいです!
MISIAのLOVEDは花魁の場面でいれてほしかった!!
清々しい男の色気
もう、全員が凄いキャスティング、演技力のある方ばかりなのですが、松阪桃李さんが素晴らしかった。清々しい男の色気を感じました。男娼の時よりエロかったです!
見所多数でどう書いてよいのやら…
榎本親子の共演も、木村文乃さんの何も飾らない美しさ、梅雀さんの演技力も(先日たそがれ清兵衛を観ましたが、当時より若返ってるのでは?)そしてピエールの代役は奥田瑛二さんで編集で、カットする訳にはいかなかったのねうんうんとか、早乙女太一さんまで出ていてびっくりの連続です。
原作自体がしっかりしているのでノッケから派手な手出しですが、お話しはスムーズに進み、最後は純愛で終わるという王道で…豪華絢爛、花魁道中のシーンも見所です。
エンディングのMISIAさんの『LOVED』が心にぐっときました。
私の愛は増すばかり
あの吉原のシーン、切ないですよね。
そして、美しい。
美しいから余計に切なさが増して感じる。
ここ、時代劇だからこそのシーンですよね。
このシーンを見れただけでも、この映画を観た価値が有ったと思います。
この映画の松坂さん、佇まいが良いです。
時代劇に、落ち着いた雰囲気が合っているんです。
それから、陰のある感じが自然と醸し出されるんです。
磐音に松坂さんをキャスティングした時点で、この映画は成功だったんじゃないかな。
そして、芳根さんが演じた奈緒。
彼女、三年ぶりに会えると思った最愛の人に会えなくなる。
次に会える保証など何もない。
それでも、彼女は最愛の人を想い続ける。
時代背景も有りますが、会えない相手を変わらず愛し続ける事が出来るのでしょうか。
私がこの映画を観終わって最初にした事は、なんとなく気になった南天の花言葉を調べる事でした。
何個か気になったのですが、一番印象的なのは「私の愛は増すばかり」でした。
この映画に花言葉が込めらているかは、わかりません。
でも、この花言葉を見た時、会えない間に変わらないどころか、増える愛も有るかもと考えました。
奈緒に対する磐音は、見る人によっては卑怯に逃げている様に映ると思います。
でも、彼女はそうは思わなかったのだろうと。
磐音が悲しみを一人で背負ってしまった様に感じたのでしょう。
そう感じた奈緒も苦しみを背負って生きる道を選んでしまったのだと。
これを愛と呼んでいいのかはわかりません。
でももし、これを愛と呼んでいいのなら、奈緒の愛は増え続けたと考えても間違いじゃないのかも。
そう考えるとあの吉原のシーンは、余計に切ないです。
でも、あそこで終わらないで最後にハッピーエンドへの期待を少し持たせて終わったのが、私は好きです。
だけど万が一、続編ができたら、その道筋が閉ざされちゃうのかな・・・。
私、原作全然知らないのだけど。
時代劇のラブストーリーって、落ち着いたラブストーリーが好きな人には嵌まりますね。
居眠り剣法居眠りせず
今時時代劇なんてと思って見に行ったが、やはり観客はじいさんばあさんばかりだった。物語はあまりにも単純すぎたし磐音の居眠り剣法もほとんど居眠りせず、かの円月殺法とは大違いで魅力なし。ヒロインの芳根京子は「チャンネルはそのままで」等のコメディの印象が強く、真面目に演技していても笑ってしまった、明らかにキャストミス。人気がある時代劇らしいがこんなのばかり読んでいたらボケてしまいますよと年寄りに言いたい。
哀しみを背負う時代劇ヒーローの魅力満載
題名通り居眠りしそうですが・・・w
ピエールさんの出演シーン撮り直したっていう時代劇!!
いゃ〜時代劇の魅力満載で、居眠りせず堪能しました。
理不尽で横暴・・
やるせなくて切ない・・・
そしてカッコいい。
松坂桃李くんのマゲ姿が、イマイチ似合わないと思った分、中盤からの何時ものイメージにホッとするw
相手役の木村文乃さんとは、ドラマでも共演してたので、違和感なくお似合い。
対峙する場面はないが、柄本親子の共演&怪演も楽しめる。
悲しみを背負い悪を切る〜みたいな昭和なヒーロー像で育った方は是非!
☆4.2
王道の時代劇エンタメ
松坂桃李をはじめ、キャスト全員が素晴らしかったです。TVの大奥最終章を見て、木村文乃の時代劇での演技に不安がありましたが、おこんにはピッタリ嵌まっていました。
残念だと思ったのは、磐音が脱藩するまでの苦悩や葛藤をもっと描いて欲しかったかな。
回収されていない伏線もあるので、こちらは続編に期待というところでしょうか。わざわざピエール瀧の出演部分を代役で取り直したのも、なんとなく続編を意識してのことかと勘繰ってしまいました。
原作は51巻まで刊行されているということで、映画版も長く続いて欲しいと切に願います。
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