蜘蛛の巣を払う女のレビュー・感想・評価
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世界観は楽しめた
TOHOシネマズ日本橋にて鑑賞。
前作の『ドラコンタトゥーの女』が好きで今作も楽しみに待っていた。
スウェーデン版のミレニアムから見ていたのでどう作られていくのか。あの独特の世界観を表現するのかが楽しみにしていた。
天才ハッカーのリスベットの超人さが増してましたね〜
しかしリスベットのキャスティングには最後まで馴染めなかった。
映画は色々と突っ込みどころもあるが概ね楽しめた。
原作からは逸脱してきているが映画として作られることを考えると致しかたないのかもしれない。
前半のリスベットの部屋の爆破シーンからのDucatiでの逃走劇はみせてくれたが後半尻すぼみだしモノトーンで統一された色彩計画に一点赤を使う手法もなんとなくありふれ過ぎて意図が簡単に見えてしまう。
ミレニアムシリーズを今後また作られるのかは分からないがまた制作されるとなったら楽しみに待ちたいと思う。
強さと脆さ
絶対に自分好みの作品だと思っていて、期待通りでした。
サスペンス?ミステリー?の枠組みなのかもしれませんが、アクションの要素が強いと思います。なので凄く見やすかったです。
バイクや車のアクションも印象に残りました。
アウグストが乗りたがる真っ黒の車は、なんだかバットモービルかと思いました笑
バイクアクションもカッコ良かったです。
あと橋でカミラと再会するカットや最後の過去と決別するリスベットのカットは凄くカッコ良かったです。
リスベットがアウグストに優しいのはやはり過去の自分と照らし合わせたのでしょうか。
この作品の良さはリスベットの強さと脆さにあると思います。
相手の動きを読んだり咄嗟の判断で危機を脱する凄腕を見せ見た目からもクールな人物かと思えば、アウグストに優しかったり過去のトラウマ?でうなされたり人間味のある面もある。その辺りを楽しめれば良いと思います。
ドラゴンタトゥーの女の続編ではありますが、「前作を見てないと分からない」なんてことはなく見やすい作品でした。
ミステリーじゃないの?
ミレニアムシリーズの新作である。「ドラゴン・タトゥーの女」(デビッド・フィンチャー監督)の続編という位置付けであるが、監督も出演者も交代している。
国家安全保障局(NSA)に保管されているファイアーウォールというソフトを盗んでほしいと依頼されるリスベット(クレア・フォイ)。たやすくハッキングしソフトを盗むことはできたが、何者かに奪われてしまう。
このファイアーウォールのいうのがどういうものか、よくわからないのが少し難点であるが、リスベットの奮闘ぶりを観るのには邪魔にはならない。
ノオミ・ラパスもルーニー・マーラも、どちらかというと華奢な感じだったので、リスベットは線の細い人と、勝手にイメージしていたが、今回のクレア・フォイは太ももががっしりしていて、いかにも女性というスタイルで、これはこれでありかな。おそらくかなり鍛えたものと思われる。
フェデ・アルバレス監督は、ストーリーを進めるのに手一杯という感じで、彼らしさは冒頭にしか感じられなかった。悪くはないのだが、「ドント・ブリーズ」のインパクトには及ばなかった。
さらなる続編はあるのか。
原作は、まだ続いている。
単体で見れば及第点、続編としては・・・
単体作品としては及第点。でも前作「ドラゴン・タトゥーの女」が素晴らし過ぎた為、どうしてもガッカリ感が否めない・・・。比べてはダメだと分かっているけど、ツッコミ所満載の脚本とスタイリッシュさゼロの登場人物たち。劣化が凄い・・・。リスベットはもっと華奢で少年のようないで立ちのはずでは?ミカエルもただのポンコツおじさんになってしまい悲しい・・・。
いかにドラゴン・タトゥーの女が素晴らしかったかを痛感しました。
いっそのこと、タイトル変えた方が良かったと思う
ダイナミズムではM:Iに引けを取るものの、答えを引っ張らないスピード感がスカッとしてて、面白かった!
凍結路面を、DUCATIやマットブラックのランボルギーニでぶっ飛ばすだけでも痺れる。パスコードが因数とかハッカーなら直ぐに解けるでしょとか、一点からの電波・電磁波じゃ三次元のスキャンもモーキャプも無理だとか、見ながらツッコミまくってしまうけど、パスコードは息子だったのかと言う意外性や、狙撃で吹っ飛ばす様がカッコ良かったので許せる。
虐げられる女性の救世主と言う設定は、ラストにつなげるために必要なんでしょうが、この展開からは、むしろ萎えるかなぁ、って思いました。
因みに、原作の世界観から、ちょっとそれ過ぎって事は無いですか?
追記
舞台は凍ったストックホルムで、モノクロームの世界。暗いです。姉妹の確執も描かれています。心理劇もあります。しかし、本当に不思議なんですが、ダークさが希薄。「蜘蛛の巣感」が無い、なぜか。多分、リスベットが超人化されすぎたからだと思う。
ちなみに、「蜘蛛の巣を払う」のは、蜘蛛の巣に命を奪われることのない、蜘蛛よりも遥かに大型の生物の動作。in the spider's webは、蜘蛛の巣に捕らわれる立場の、小さな生物からの視点です。この邦題、根本的に間違ってますよ!
ボケのない真面目なヤツ
北欧の映画て 福祉充実て割には 何か病的に暗い
ボケもシャレもなくひたすら真面目
それが新鮮だったのか面白かったです
なぜガス? なんてのは言いません
面白かったです
楽しめました。
映画「ドラゴンタトゥの女」と小説「ミレニアム」は私を北欧のエンタテインメントに導き今もはまっている。そして今作、楽しめました。難を言えば、リスベット役には陰のパワーというか狂気が欲しかった。初代リスベットが強烈すぎ!今も「ドラゴンタトゥの女」は好きな映画のベスト3です。
大当たりは無くてもハズレも無い、バランスの良さが際立つ作品
原作未読。
これだけ濃密なのに分かりやすいし、重い雰囲気は伝わってくるし、つまり、作品の世界観に浸れるし、この作品でのミカエルの存在感に比例して役者さんも前作より薄まってたし、2時間ちょいでまとまってたし、ハイテクとアクションも程よく融合してたし、リスベットの手際の良さに唸らされたし、……。
ということで、サスペンス、アクション、映画の世界でしか味わえない裏社会の怖さなどがすべてに亘ってバランス良く、嫌〜な余韻も残らず、飽きさせることの無い娯楽作品に仕上がってると思います。大当たりは無くてもハズレもない、なかなか絶妙な職人技が味わえる良い映画です。
ない
いやぁ、これはないでしょ。
リスベットは全然リスベットらしくなくて、ミカエルはまるでミカエルに見えない。カミラはこんな可哀想な女の子じゃないよ。
原作からの改変はまるでその理由が分からないし、出来上がった物語はまるでミレニアムじゃない…
なにをやりたかったの、フェデ・アルバレス?
心地よい女性中心さ
評判がすこぶる悪くて恐る恐る鑑賞。構成・脚本が後半尻すぼみ。。そして終始カメラ寄り過ぎでは?ボーンシリーズのカット多用の手法でしょうか。
主演Claire Foyと姉妹役を入れ替えて欲しかった。。Sylvia Hoeksは素晴らしい。Andreja Pejicにビックリしたけど、警察のお偉いさん役のSynnøve Macody Lundと共にめちゃくちゃキマってて良かった。
それでもこのシリーズの雰囲気は相変わらず好き。心地よい女性中心さ。総じてRooney Mara/Noomi Rapace版には遠く及ばないまでも、単体で観れば楽しめました。リスベットの部屋爆破&バイクで湖ダイブは超素晴らしい。
ドラゴンタトゥーでなくても…
あまりにも久しぶり過ぎて前作をすっかり忘れて鑑賞。ドラゴンタトゥーがたびたび写し出されるけどあんまり必要ないのでは…。姉妹のオンナのたたかいだから単作つくりでOKのよいな気がする。
まあ、それは別にしても派手さ控えめなアクションがカッコよくて良かった。
赤と黒
原作未読
アメリカ国家安全保障局から核兵器プログラムを盗む様依頼を受けたハッカーと更にそれを略奪しようとする組織の話。
原作は続編的な位置付けとのことでドラゴンタトゥーの女と登場人物は被るがストーリーの絡みはないしキャストも違えば登場人物の性格や印象から作品の雰囲気まで異なる。
ハッカーの主人公を中心とした一般人チームが犯罪組織と対峙するストーリー。
スパイ映画さながらの行動力を持つ主人公達で展開はご都合主義満載だけど、ミステリーの 部分を売りにしている感じがそれ程ないし、それに関わる部分はムリがある感じも受けないし。
ハッキングとかの小ネタに関わる部分もきっちり説明してくれるしね。
ミステリーとかサスペンスというやりクライムアクションという感じかな。
万能過ぎるハッキングを上手く使いつつアクションもみどころがあって面白かった。
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