原作未読
原作は『イン・ザ・プール』『サウスバウンド』『ララピボ』の奥田英朗
監督は『問題のない私たち』『女の子ものがたり』『上京ものがたり』『ハダカの美奈子』の森岡利行
ありふれた官能的なヤクザ映画
1番の売りはなんといっても柳ゆり菜のヌード
大きいとは聞いていたが倍賞美津子やかたせ梨乃や真木よう子のような迫力はない
おやっとは思ったががっかりはしない
大リーグ通算本塁打のわりに日本でのホームラン数はまあまあだった近鉄時代のオグリビーを彷彿させるオッパイだ
その懸命なプレーは好感が持てる
新宿歌舞伎町
ヤクザの下っ端坂本純平(野村周平は組長から敵対する組織幹部を殺害する鉄砲玉を依頼され引き受けることに
水商売の店主から頼まれ従業員とトラブルになった悪徳不動産会社に抗議に行ったがバックにいるヤクザが出てきて返り討ち
組のものを持ち逃げした不動産会社の元社員山本加菜と急接近し裸の男と女の仲に
昔のVシネマのような展開だ
不動産会社の上司に岡山天音
組の兄貴に毎熊克哉
焼肉を食べさせてもらう汚いおじさんに下条アトム
母親役に片岡礼子
野村周平と柳ゆり菜のダブル主演
事務所の期待とは裏腹にいまいちパッとしない2人
特に柳が脱いでもあまり話題にならないのは宮沢りえや菅野美穂とは全然格が違うから
おじさんだから例にあげた二人がちょっと古いのが自分でもちょっと気になる
あの大物女優が昔脱いでいたという扱いになればいいけど
スーツではなくスカジャンがいかにもチンピラっぽい
SNSの書き込みが頻繁に画面へ映し出される今流行りの演出が売りの一つ
時代を反映しているが映画を観るときくらいはネットから解放されたい自分からすれば鬱陶しい表現方法
タイトルにもなっている『純平、考え直せ』は鉄砲玉を踏み止まらせたいネット民たちの書き込み
そのなかの1人にやしろ優
必要性を感じられないただただうざいだけ
こんな無駄を省けばもっと短い作品になっていただろう
おっさんが時代に媚びてる感じもあり安っぽい気分になる
ありふれているがそれゆえに安定感はある
マンネリだからこそ奇を衒った素っ頓狂な展開にはならない
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自分はあまり好きじゃない
柳ゆり菜はそこそこ好きだけど
ラストはモヤモヤするが柳ゆり菜の涙に免じて大目に見よう
本来なら星1.5だが柳ゆり菜の覚悟を考慮して星2.5
もう脱がなくなったが片岡礼子の裸の方が自分は好きだな
柳ゆり菜のベリーショートは可愛いかった