翔んで埼玉のレビュー・感想・評価
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埼玉の真骨頂!シリアスさと笑える抜け感がすごいマンガ原作映画
~ポケモントレーナーみゆきは、92点の経験値をもらった!~
2019年に上映された埼玉県を題材にしたマンガ原作の映画。
実は原作は約40年前に発表されています。
GACKTさんと二階堂ふみさんのダブル主演で、他に超豪華キャストが登場。
その豪華キャストで何を描いているかをシンプルに言うと、埼玉ディスりです。
出身や住まいの場所に応じて身分が決められているような世界が舞台で、セレブの東京、身分の低い埼玉の対比が分かりやすく描かれています。
特に印象的だったのは、東京都民の埼玉県民に向ける罵倒の数々。
「埼玉なんて言っているだけで、口が埼玉になるわ!」など、表現力豊かでユニークな名言が多いです。
関東出身のポケモントレーナーみゆきは埼玉にも友達がいて、少し嫌がっているのかと思いきや、埼玉県人にとってはある意味納得できることばかりで面白い映画だそうです。
イメージで学園モノと思っていましたが、最終的にあんな展開になるとは思っていませんでした。
よく話に聞く、埼玉と千葉のバトルも見ものです。
シリアスな内容なのにギャグ化してしまう原作者魔夜峰央さんのセンスがすごいです。
埼玉をよく知る人も、よく知らない人もおすすめです。
超リラックスして観れますので、ぜひご覧ください。
★大好きなポケモンに例えると★
ゴロンダ
「すてゼリフ」が超一流。大げさで図星過ぎて笑ってしまいます。
コメディではなく、「お笑い」映画
完全内輪ノリ。分かれば面白い
埼玉県民必見の爆笑映画!
埼玉県のポジションと気持ちをコメディーにして笑わせてくれる。適役ばっかり。埼玉県民ならみんな笑える映画だ。別に郷土愛がないと思うが、馬鹿にされると腹が立つ。そう言う感じ。あるあるも。山田うどんも。埼玉ならではのことばかり。最高に笑えます。
馬鹿馬鹿しくて最高に面白い
アマゾンプライムで鑑賞。
私は東北在住の地方民ですが東京と近隣の県との格差というのはネットやテレビでもしばしばネタにされているのを見掛ける機会があります。そういうネタ的な関東地方内部での地域格差を、とことんオーバーに過剰に馬鹿馬鹿しく描いたおバカ映画が今作「翔んで埼玉」です。
私個人としてはこういうおバカ映画は好みとは外れるのであまり期待せずに見ましたが、意外にも普通に面白い。ギャグとして笑える部分はしっかり笑えるし、後半は熱い展開で盛り上がります。主役のGACKTや二階堂ふみの演技ももちろん、伊勢谷友介や加藤諒など脇を固める俳優陣の演技もとことんオーバーで吹っ切れていて、作風にマッチしていたように感じました。
埼玉映画
埼玉や関東の人はいいとして、他の地域の人はどうすんの?と心配になるくらいに振り切っている映画だった。
『サイタマノラッパー』が埼玉でやっていなかったりして、地元愛がない埼玉なのに 地元のシネコンがお客さんでいっぱいで驚いた。
今まで見た中で体感で一番入っていたのは『三丁目の夕日』で、その次が『アバター』、その次が『ルーキーズ』だけど、『ルーキーズ』並には入っていた。
席の番号の見方がわからない人もたくさんいて、普段映画館に来ないような人も来ていた。
昔はあまりなかったけど、最近は地元愛的なものもあるのかもしれない。
内容的には荒唐無稽なバカ映画みたいに見えるけど、埼玉に関する知識がないとわからない不親切な映画。
これは埼玉県人にしかわからないかもしれないという小ネタがいっぱいで、関東の人でもよくわからないかもしれない。
北関東とか千葉の人はわかるかもしれないけど、東京とか神奈川の人はほぼ埼玉に興味ないからわからないだろうし、他の地域の人はたぶんそれ以上だと思う。
人種差別や移民問題などの国際問題を皮肉ったパロディー映画として見るしかないのかもしれない。
わからない人のためにザックリ説明すると、関東ってアメリカ大陸の南北を逆にしたようなイメージ。
アメリカが東京で、カナダは神奈川、メキシコが埼玉、国境に壁を作って入れなくしてしまえという感じ。
千葉はよくわからないけど、東京ディズニーランドやシーがあるあたりがカリフォルニアで、残りはアラスカかな?
北関東の3県は南米。
茨城はチリ、栃木はアルゼンチン、群馬はブラジルっぽい。実際ブラジル人が多いし、サファリパークもある。
わかる人に個人的に印象に残った部分を書くと、一番印象的だったのは千葉と埼玉が流山橋で戦うところ。
戦いそのものではなくて流山橋。
まともに大軍勢がぶつかるなら流山橋かな?と思った。
千葉と埼玉分ける江戸川を渡る橋ってあまりない。
南の方いくと東京になってしまうし、北の野田の方にも橋あるけど、野田は茨城と埼玉に挟まれた中州みたいなところ(チーバくんの鼻のところ)だから逃げられなくなる可能性がある。
千葉と埼玉が戦うのは流山で、戦国時代だったら流山は川中島的な所なんだと思って妙に納得した。
あと埼玉解放戦線の集会の様子。
GACKTさんが必死で立ち上がろうと言っているのに埼玉愛がないから立ち上がらない。
そのくせ浦和と大宮で争ってケンカしてる。
浦和と大宮の間の与野はどっちつかずで、無視されるところが面白かった。
この3つの地域は現在では全部さいたま市で対外上は同じなんだけど、今でもいろいろなところで争っていてどうしようもない感じ。
与野の人はどっちも行くけど、浦和の人は大宮行かないし、大宮の人は浦和行かない。
こういうのは他のところにもあって、こういうのは埼玉県人の変なところ。
映画とは関係ないけど、浦和と大宮でどちらが埼玉の中心か問題は、個人的には大宮だと思う。
浦和の人には悪いけど、少なくとも浦和ではないと思う。
大宮を基準として南西部に住んでいる人は東京の池袋が中心だと思っているだろうし、北東部の人は大宮だと思っているはず。
北東部の人は池袋めったに行かないし、遊びに行く時は大宮に行く。(現在では地元のショッピングモールかな?)
池袋は埼玉ではないから、埼玉の中心は大宮ということになるけど、ネタ的には池袋の方が面白いので、いつも池袋は埼玉の庭ということになっている。
その他いろいろ原作以上にいろいろな埼玉ネタを入れていて、埼玉や関東の人はいいとして、他の地域の人はどうすんの?と心配になるくらいに振り切っている映画だった。
彩の国生まれとして観なければならなかったのに、DVDが今でも品薄で...
彩の国生まれとして観なければならなかったのに、DVDが今でも品薄で遅くなっちゃって、ごめんなさいたま。セットはCGといかにも作り物、画面はどぎつく、演技は劇団調、、、なのになぜか見続けてしまう。小ネタ/脚本/キャストが一体となって観客を釘付けにする舞台のようなアホらしさと力強さがある。特に、現代家族のプチドラマと劇場型革命ファンタジーを交互に挟む二段構成にしたのが本当にうまい。日本アカデミー賞の監督/脚本/編集3部門独占も納得。さりげない山田うどんの風景が埼玉っぽい→ちなみにロヂャースも健在です。ラスト解説にあるように、全国さいたま化が進んで住みやすくなった今だからこそ、県民も千葉都民も自虐感なく楽しめる。タイミングって大事。それにしても、ダサいたま言う人がいない時代がくるとは、さすがくにちゃん、先見の明があるなぁ。
Gacktカッコいい
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