翔んで埼玉のレビュー・感想・評価
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余りの下らなさも、一周回って大傑作
昨年大変評判が良かったけど、当然下らないだろうと見ずにいました。WOWOWで放映されていたので、暇つぶしに見てみました。
観終わって最初の感想は”疲れた”でした。まるでヘビメタバンドが休憩・MC・バラード曲抜きで、一気に2時間演奏したような凄まじさ。エンドタイトルの最後までパワー全開です。
ここまで下らない話も、ここまでやられるともう傑作としかいいようがありません。
埼玉という県が現在置かれている状況を説明する映像を別途製作して、それを上映前に流せば、案外海外でも受けるのではないでしょうか。この面白さは万国共通のような気がします。
出演者もよくこれだけ個性派俳優を揃えたなあと、キャスティングの妙にとても感心してしまいました。
人によって好き嫌いは相当ありそうですが、個人的に昨年の日本映画ではベストではないかと思います。
なぜか成立する実写化クリオティの奇跡と埼玉県民によるまさかの後押し
出身地だけで差別が起こる架空の日本の中で最下層の人間として扱われる埼玉県民を救わんと現れた麻実麗と上流階級民が集う名門白鵬堂学院に入学した麗に恋心を抱き協力することになった生徒会長壇ノ浦百美の2人を描いた空前絶後のディスり合戦コメディ作品。
熱の冷めない実写化ブームの昨今において原作および実写化クオリティともにB級感漂う作品と思っていたが、蓋を開けてみればリピーター続出の大ヒット作品となった今作。
宣材写真だけ見れば宝塚の新作かと勘違いするほどのド派手な面々が、実際にスクリーンで観ると驚くくらい違和感のない存在で見事に感覚がマヒして楽しめる笑。
荒川を境に川口から東京に入ろうとする者を取り締まり(京浜東北線ですねわかります)、埼玉県民には治療なんぞ与えずにそこらへんの草でも食わしとけ!!と罵ったりと一切の容赦なく埼玉県民を叩き潰す爆笑の連続に続き、永遠のライバルだとされる千葉県民との出身有名人を掲げたディスり合戦を繰り広げたりとおよそ大スクリーンで拝む必要があるのかわからない展開が続く規格外の作品だった笑。
後半の打倒東京に向け集結した埼玉県内の各地域代表が集まる中、浦和民と大宮民が喧嘩を始め、それを収めんと与野民が口を挟んだ途端に「与野は黙ってろ!」と罵られる件が一番ツボだった笑。
地理感と埼玉県民の腹の裏を暴いた絶妙なシーンだったな笑。
出身有名人の埼玉側に浦和の椎名林檎と蕨の星野源を出すにはカードと制約が強すぎたのだろうか。。
まさかの第43回日本アカデミーにおいて最多ノミネートを果たす大番狂わせで、2019年のコメディ部門ではトップクラスかもしれない笑。
GACKT突然の格付けチェックやはなわ佐賀県と同時期にリリースされていたという埼玉のうたが10数年の時を経てまさかのタイアップなど芸能界的小ネタも面白かった。
タランティーノでリメイク希望
戦国時代大好きな日本人には、こーゆー地域vs地域は萌えるんだろう。
それをファンタジーに振り切って?とことん馬鹿やってるのが素晴らしい。逃げる時の安いCGの背景の度に笑う。「東京テイスティング」はテレ朝のパクリかな。
関東圏に疎い自分には、埼玉の分布とか千葉の流山が埼玉に近いとか、茨城から埼玉に行けるとか、地理的に詳しくなるのは楽しい。
こーゆー作風はなんだかタランティーノ映画を観てるような錯覚に陥る。タランティーノ、リメイクしてくれないかな。
「翔んで木更津」とかでアクアラインで戦うみたいな。
少し二階堂ふみが無理があったかな。
でも楽しく観れました。
関東圏の方々限定お笑いムービー
先に述べておきますが私は中国地方出身の人間で関東圏に住んだことはありません。アカデミー賞のノミネートされたということで楽しめるか不安のまま観ました。
感想
結論から述べます。私にははまりませんでした。美術面や振り切った豪華俳優陣の演技には圧倒されましたが、絶妙なB級感とついていけない地元ネタに終始置いてけぼり感を感じました。
笑えた点を挙げるなら、ガクトさんの出演シーンです。ガクトさんが格付けをしているシーンなんて、某テレビ局の格付けチェックでしかなかったですw。それ以外の場面の間延び感があり終始眠くなってしまいました。
あと、はなわさんの主題歌がピッタリだと思いました。
総評
これ程までに振り切った自虐ネタ映画は見たことがなくアカデミー賞も納得の作品だと思います。しかし、私は元ネタも知らずこのハイテンションについて行けずに終わってしまいました。よって好き嫌い分かれる内容なのかなと感じた。まずは一度鑑賞してみることをオススメします。
ダンダ駄埼玉!
飛んで埼玉、跳んで埼玉、翔んで埼玉!
予告の時点でもう神。
面白そう過ぎて楽しみにしていた。
言葉にできない。最高!
映画館でこんなに笑ったの初めてw
埼玉をは最初から最後までディスり過ぎww
「埼玉って言ってるだけで口が埼玉になっちゃうわ」
いや、どうゆうことやねん
侮辱しまくりなのに嫌な気分にならない
何だこの気持ちは。
世界には最も虐げられた県があった
その名は埼玉。埼玉県民は通行手形がないと東京には行けず、不法侵入したら強制送還される。
しかしとある帰国子女がこんな埼玉を変えるべく、東京に立ち向かう!?邦画史上最高の茶番劇の幕開け!
綺麗な街並みと薄汚れた村。
インパクトが強くてずっと忘れない
こんな映画見たことない!
GACKTも二階堂ふみももちろんいいし、
加藤諒の味も濃い。
昔、埼玉で起こったこと(翔んで埼玉)をラジオで聞いている家族っていう体がまたいい。
エンディングの埼玉のうた(塙)も良き。
だんだんだんだだんだんダーン
だんだんだんだだんだんダーン
だんだんだんだだんだんダーン
だんだダ埼玉
こんな映画、もっと増やして!
茶番劇なのに映画館出みてよかったと思えた。
アカデミー賞最優秀賞受賞おめでとうございます!
埼玉人でないと分からない小ネタの連続
埼玉育ち、パタリロ漫画とアニメ放送の時代に育ったものとしては、
魔夜峰央先生の漫画が、こんな形で映画になるなんて、観ないわけにはいかない!
もう、最初っからラストのはなわの楽曲まで、笑いっぱなし。
こんなに、映画館で爆笑したのは初めてかもしれない。
一緒に観に行った、広島育ちの娘には、
「母、笑いすぎ。私はそこまででは…」とドン引きされた。
やはり、埼玉に住んだことがないと、あの迫害されぶりや、細かい面白小ネタは分からないようだ。
埼玉を知る人は、ぜひ劇場で笑いましょう!
知らない人には、埼玉のことを知ってもらいたい。
GACKTの相手役、二階堂ふみを、ずっと若槻千夏だと思ってみていた自分にも笑ってしまった💦
これは、VOD配信が始まったら、「埼玉化計画(笑)」もう一回観る!。
えっしらこばとって埼玉の鳥なの?
と思う埼玉県民4年目。
埼玉県民を主演級に迎えられていない時点で埼玉は駄目だなと思った。作品自体も期待よりはいまいちかなと。都庁で百姓一揆を撮ったのは凄いんだろうが、ストーリーとして、なぜ埼玉と千葉が戦うのか意味が分からない。東京との戦いじゃねぇんだ。おや、なぜか最後は千葉と連合組んでる。よく分からんな。原作漫画のほうがもっと面白いよ。
小ネタがオモロイ、スペクタル映画
真面目に見たらあかん。
くだらなさを笑えないなら、見たらあかん。
そんな映画。
事実もある。主人公が、内部分裂する埼玉県民を前に自虐する場面。誰も言わないだけで、ホントにそう思ってる。
ただ、キャストが凄い。
そして、翔んでる。
笑いっぱなし
とにかく、今の時代にこれだけ実名をdisっていいのかと思うぐらい、埼玉をこき下ろす。
これが爆笑に次ぐ爆笑。
だから内容は無く、それだけで見れば目的達成。
パタリロは変な世界観で大嫌いだったが、これは別物として見られた。
関西人の私でもすごく楽しめました。
関東は凄いトコですね〜
関西では大阪が、兵庫が、京都がと(他3県省略)とあんな県別意識格差は感じない。
それぞれがウチが一番ええで〜と思っている😅
それでええやんと思えるだけにこの映画は面白みが増すんでしょう。
好き好き埼玉になった。
翔んで埼玉ずっと観たかった。映画館に残念ながら行けなかった。なんだかやっと見れた感じで大いに満足。魔夜 峰央さんの名前を見てからドキドキワクワクナクナクワラワラリテラシー満喫間違いなしと思ってたら間違いなかった。まだ見てない人いたら埼玉しないと埼玉に侵食されましたよ。
大人たちのムダな本気が見られる仰々しい大作
大の大人たち、錚々たる役者陣が揃ってクソ真面目にこんな茶番を繰り広げるバカバカしい愛すべき作品(褒め言葉)。
天邪鬼な細かい視点に愛のあるアイロニーが詰め込まれていて原作の漫画も素晴らしい。これを1982年に書いていたとのことでそのころからこういう見方をされていたのか。
それをここまで壮大な映像化をしたこの映画に拍手を送りたい。
東京在住としてはかゆいところに手が届くあるあるネタが面白かったが、関東圏以外の人も楽しめるのだろうか。
クスっと笑ってしまうような"さいたま"愛を感じさせられる映画
前から観たいと思っていていて忘れていたけど、たまたまDVDを見かけて観てみました。
想像していたよりも面白くて、結構楽しめる映画でした。
■良かった点
・Gacktが役にはまっていた。
・クスクスっと笑みが溢れる場面があった。
・さいたまをディスってる映画だと思っていたけど、さいたま愛なのかな、さいたま在住の方も楽しめる映画だと思う。
■残念だった点
・後半は少し失速感があったかな。
翔んで埼玉
とにかくネタだらけで、後半の失速感こそあれ、埼玉県熊谷市出身の自分から見ても面白かったです。
コレ系のご当地ものは、大概「それは違う」みたいなところがあるもんなんだけれど、この作品に関してはそういった部分が全くなかったので、素直に関心しました。
そして埼玉に海がないことは当然知っているけれど、貧乳率が1位だったとは、、、
また、埼玉の映画なので、さぞかし埼玉出身の俳優さんが出ているんだろうと思ってググってみたら3人しか出ていませんでした、、、そこもまた、埼玉らしいというか。
県民ネタ好きな方は絶対好き。関東在住じゃ無くても笑っちゃう。
自分はとても面白かったと思います。
ボーイズラブに少し理解のある方ならさらに好きになると思います。
特に笑わないつもりだったのですが途中何度か吹き出してしまいました。
県民ショーとか、月曜から夜更かしの県民ネタが好きでよく見ているからかネタへの理解が深かったのかも。ジャガーさんが出て来たときはおお!!!?と思いました。
芸能人をとにかく詰め込んで凄く豪華だな〜と思いました。
エキストラもすっごく多くないですか??(CGだったらすみません)豪華だな〜。
エンディングもずっと笑っちゃうので、エンドロールの最後の最後までしっかり楽しめます。
Gacktさん違和感ない。凄い衣装なのに違和感ない。すごい。この方はもはや2次元に足突っ込んでるのか。2次元なのか。
中尾彬がいい人の目なんですよね。悪い役なんだから、もっと目の周り黒くメイクするとかして周りにテイストを合わせてほしかった。周りの人はみんなメイク濃いんだけど、中尾さんだけそのまま。なぜ。優しいおじいちゃん感が出てしまっていた。
あとは「おっ、終わりか?」→まだだったか…→「おっ、終わりか?」→まだだったか…→みたいな終わりのフェイントが何回もある。盛り上がりを最後に見せてパッと終わってほしい。
全体的に良かったです。題だけ見た方は埼玉をディスっているんでしょと思うかもしれませんが、実は埼玉のことを応援したくなるような映画になっています。自分は県外ですが、この映画を見て埼玉や千葉がもっと好きになりました。
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