パラレルワールド・ラブストーリー

劇場公開日:

解説

2つの異なる世界を行き交う男女3人の恋愛を描いた東野圭吾の異色恋愛小説を、「Kis-My-Ft2」の玉森裕太主演、吉岡里帆と染谷将太の共演で実写映画化。脳の研究を行うバイテック社で働く幼なじみの敦賀崇史と三輪智彦は、親友でもあり互いを尊敬し合う良きライバルだ。ある日、智彦が紹介したいと連れてきた女性は、崇史が学生時代に密かに思い続けていた津野麻由子だった。そしてある朝、崇史が目を覚ますと麻由子が崇史の恋人として朝食を作っていた。麻由子が「親友の恋人」である現実と、「自分の恋人」である現実。2つの世界で崇史が翻弄されていく。玉森が崇史役、吉岡が麻由子役、染谷が智彦役をそれぞれ演じる。監督は「宇宙兄弟」「聖の青春」の森義隆。

2019年製作/108分/G/日本
配給:松竹
劇場公開日:2019年5月31日

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(C)2019「パラレルワールド・ラブストーリー」製作委員会 (C)東野圭吾/講談社

映画レビュー

2.0正直分かりにくかった。

2024年10月14日
PCから投稿

何本も映画がある中で、他のも観たいので、基本的に一度で理解できない映画は嫌い。 頑張って理解しようとすれば理解できるのかもしれないけど、そこまででもなさそうだと思って途中で話の辻褄を合わせるの諦めた。まあ何となくは分かるけど。 あんまり見る側に頭使わせるのはなあ。 従って感情移入も出来なかった。せっかく感情移入してナンボのテーマなのに。 良い映画は何度も観たくなるけど、それは初回が面白いから。

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Aqira

3.0玉森裕太主演、吉岡里帆と染谷将太が脇で。この世代における布陣として...

2024年8月30日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

難しい

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西の海へさらり

3.0意外と難解な映画

2024年8月30日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

知的

寝られる

東野圭吾らしいテーマで、面白そうだと思って見始めると、映画の序盤は主人公のモノローグによる説明が多すぎて、ああ邦画にありがちな残念な映画かなーと思いました。ただ、モノローグの説明は最初だけで、途中から説明の量はぐっと減るのだけれど、今度は説明不足で話についていくのが困難になりました。特に伏線が張られる訳でもないので、最後のオチもなんかモヤモヤする(わたしが見落としていただけかもしれませんが)。この辺りのさじ加減が難しいストーリーだとは思うけど、もうちょっと頑張って欲しかったです。 最後の方に出てくる装置の造形は、なんとかならんかったのか。あまりにも子供騙しな感じで笑ってしまった。

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jfs2019

4.0SFって作るの難しいんですね

2024年7月24日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

タイトルと作品にズレを感じる。 東野圭吾さんの小説の実写化 必ず意味が隠されているはず。 さて、 この作品は「記憶」と「脳科学研究」と「恋愛」を掛け合わせている。 主人公タカシは「変な夢」だと思っていたことが現実にあったのではないかと自分自身の記憶に違和感を覚え始める。 彼の親友トモヒコ 彼は天才的研究者 記憶と願望を混在させ、新しい記憶を作り出す実験に取り組んでいる。 それが何の役に立つのか、本国アメリカでは彼の研究に大きな期待を寄せている。 人の記憶 人の願望 マシンによる記憶の改変 さて、 トモヒコは恋人のマユコの様子とタカシの様子から、二人はお互い好きなのではないかと考える。 やがてそれが間違いないとわかると、タカシの自宅へ行き直接尋ねた。 このことがトモヒコの研究を飛躍的に向上させると同時に、この三角関係の現実をセパレートする決断をする。 トモヒコのチームは、実験中にチームのシノザキがスリープ状態になるミスを犯した。 その改善プログラムを更新したトモヒコは、自ら実験台となった。 そして、 研究を知ってしまったタカシは、自らの記憶、おそらく研究所勤務そのものを削除させたと思われる。 また、会社の都合上マユコも同じようにしたと考える。 その直前、マユコと本音で話し合い、別れる。 彼女はもう一度、何もないところからスタートしようと、どこにでもいるカップルの別れ話のように言う。 トモヒコは無事目覚める。おそらくシノザキも同じように目覚めたのだろう。 そこまでがタカシの申し出た責任だったのだろう。 この後にタカシとマユコの記憶削除が行われたのだろう。 タカシとトモヒコは親友のままだ。 スクランブル交差点 すれ違う男女 電車の恋はすれ違いで終了したが、二人はまた出会ったのだ。 これが「ドミノ効果」なのかもしれない。 しかし、 パラレルワールドの意味がわからない。 タカシがトモヒコの彼女をどうしようもなく好きになってしまう「現実」が存在した。 しかし、トモヒコの依頼でタカシの記憶が改変され、タカシがマユコと付き合っている現実が誕生した。 これは時系列が並行しておらずパラレルワールドにはならないように思う。 二人が「知らない」ままスクランブル交差点で再開する。 付き合い始めることでまた二人に違和感が発生し、結局そこにはトモヒコの存在が出てくるだろう。 これこそ「ドミノ効果」だろうか? そうなればSF特有の堂々巡りになってしまう。 SFを作るのは相当難しい。

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