劇場公開日 2018年9月14日

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響 HIBIKIのレビュー・感想・評価

全476件中、61~80件目を表示

3.5じっさい同時受賞ってあるのかな

2020年7月11日
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しばしば、原作のキャラクターと映画の配役が、かけ離れていて、漫画ファンが激怒した──というエンタメニュースが、滑稽な風物詩のように語られることがありますが、私は漫画をぜんぜん読まない人なのですが、単に絵面を見ただけで「これ、ぜんぜん違くない?」と思うことが、結構あります。邦画のキャスティングってのは、相当に不誠実な代物、だということは知っています。

平手友梨奈に、特にシンパシーがないので、序盤はよくある生意気な女子高生に見えました。表情に動きが無いのがつらいです。でも、現実世界では言えない正論をずけずけ言ってしまう響に、このキャラクターの態度として、達観や粗暴や不遜が適していると感じるに至りました。
なので、失礼ながら原作未読なのですが、おそらくミスキャストを回避している珍しい実写なのではないか、と推測しています。

ただし平手友梨奈に、崇めたてるほどの才能があるかどうかは、この映画だけでは解りませんでした。個人的には、世間のエンタメニュースに見る、彼女に対する逸材の扱いは、妙にアイドルバイアスがかかった評価だと思いました。

文壇を知りませんが、響の周囲で小説を書いている登場人物たちには、なんとなくリアルなため息を感じました。「ああ、こういうひとホントにいるんだろうなあ」という気がしたのです。だから、有り得ないことが描かれているにしても、一定のリアリティがありました。案外、出版業界という所には、似たようなキャラクターが大勢いるんだろうという感じがしました。

線路の真ん中に佇んで、何度も受賞を逃して消沈している作家役の小栗旬に、
「10年やってたなら、あなたの小説を読んで面白いと思った人、すくなくともいるわけでしょ。それはわたしかもしれないし。売れないとか、駄作とか、だから死ぬとか、人が面白いと思った小説に、作者の分際で何ケチつけてんの」
と言い放つところが、映画としても白眉で、セリフもカッコ良かったです。このセリフで書き続けることを決意した人だって絶対いると思います。

登場人物が多すぎてやや片手落ちになっている感はありますが、達者な人ばかりだったので、破綻はなかったと思います。個人的には、短い登場時間ですが、高慢なキャラクターの柳楽優弥が良かった。響に反撥するものの、その後感化されて「読んだこともねえ奴が批判すんじゃねえよ。俺はあれ読んで、心が震えたよ」と言うシーン、高慢だけれど、単純で公平な人物像がやたら決まってました。

青春の話だと思います。若さが絶対の価値を持っているからです。響だって、大人になれば、もっと世知辛い考えにならざるを得ないでしょう。だから青春の物語だと思ったのです。その刹那の輝きをとらえている、と感じました。

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津次郎

2.0天才を表現するのって難しいね

2020年6月13日
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単純

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てけと

3.0"誰か"でなく"あなた"に読んで貰ったとき、天才は自分の棺を用意する

2020年6月7日
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物語だけ見れば正統派ではないけれど、正統派なアイドル映画でした。

「君の膵臓を食べたい」では、浜辺美波の眩しいほどの純朴さを小栗旬と北川景子が落ち着いた演技で支えていました。今作は平手友梨奈の孤独さに北川景子が寄り添い、小栗旬が救われる。月川監督での2人は特にいい仕事をしています。

平手友梨奈の演技はまだまだこれから。ただ、彼女だからこそ演じられた役だと思いますし、これこそがアイドル映画の魅力です(恋愛について敏感な反応をするのが意味深ですね)。

響は自分がどう悪く言われるかではなく、喧嘩を吹っ掛けられたときや信頼している人が傷つけられたときに暴力を振るうことで周囲を魅せていくという共感が難しいキャラクターでした。自分の御し方が分からない中でラストシーンに少しその感情の答えが見えたような気がします。彼女が文章に求めているのは、テクニックではなく魂であり生命力で、それに気付いて欲しいんだろうなと思いました。

物語を創造する天才を描いた作品と言えば、『バクマン。』も思い出されるのですが、どちらの映画も親の存在にはあまり言及されないんですよね。こういう環境に対して親はどう思っているのかとか、どう親が導いたのかは個人的に描いてくれるのが好みです。ライバルのアヤカ・ウィルソン演じる凛夏の方ががっつりやっていたのも影響しているのかもしれませんが。

原作未読なので、掴みきれないところも多くありましたが、すっきりとした余韻が残る作品でした。この作品の後、平手友梨奈はアイドルという職業に棺を用意し、辞めて(病めて)しまいます。もし続編が作られるのだとしたら、彼女自身の物語も相まってさらに面白いものになるでしょう。逆に言えばそこに物語を乗っけないと自分にとっては掴み所がない作品でした。僕は天才ではないので。

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わたろー

5.0てち、、、

2020年6月5日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

私は当時、熱狂的な欅坂46(主に平手友梨奈)のファンだった。一ヶ月で五回ほど観に行った、、、

エンドロールで流れる『角を曲がる』を聴きに行くために、、、、

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ZERO2

5.0期待以上の出来

2020年6月2日
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鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

笑える

楽しい

正直平手さんが主演と言う事で単純に興味があったけど作品として全く期待はしてませんでした。しかし見てみると主人公の響の変人ぶりにコミカルさを感じたり。夢を追いかける事の難しさ等シリアスな面もあり。友情もあり。でも結局最後までぶっ飛んだ主人公のまま終わったり。とても楽しめました。ここ1ヶ月めっちゃ映画見てますが今の所今年見た中で1番面白かった。そして何より圧倒的カリスマ性の平手さんと天才の響が上手くリンク出来てたと思います。続編とかあれば見たいな。

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たっつん

5.0圧倒的な才能を持つ少女を、圧倒的な存在感で演じきる平手さんを、彼女...

2020年5月31日
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圧倒的な才能を持つ少女を、圧倒的な存在感で演じきる平手さんを、彼女のぶれない真っ直ぐな言動と対峙する大人たちに扮する素晴らしい演者の方たちが昇華させ、いくつもの心震えるシーンをつくり出している。

”演じている”と感じてしまうと一気にチープになりそうなストーリーを、最後まで魅了し続け、終幕までかっこいいまま押し通す、完成された作品。だと思う。

愛おしく愛らしい恋愛映画を数多く手がける月川翔監督は、人間を魅力的に見せる視点をもった方なのだと、気づかせる一作。

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だいち

3.5破天荒な天才物語として面白い

2020年5月27日
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鑑賞方法:DVD/BD

原作マンガは未読。
天才的な小説書きの女子高校生が主人公。しかも、かなり破天荒。目上の人に敬語なんて使わないし、やられたらやり返すの暴力行為(実際に暴力されたわけじゃないのに)。たしかにそんな話もあり。天才はその作品・能力によって周りをねじ伏せていくってところが痛快だった。
主演の平手友梨奈も結構がんばっていた。つかみどころのない主人公をうまく演じていた印象。動物園の和気あいあいとした雰囲気だけ違和感を覚えたけど、あれは演出の問題かな。
あと、ちょっとやりすぎなんじゃないの?と思うところもいくつか。ラストあたりもそう。ちょっとちょっと!と思ってしまった。でも、なるほど!とうなるラストだったのもたしか。結果、まあまあ面白く鑑賞させてもらったのだからあまり文句は言えない。

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kenshuchu

2.5逆の意味でグサッと来た

2020年5月14日
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鑑賞方法:VOD

悲しい

怖い

単純

ただただ監督が月川翔監督だったので鑑賞。
平手友梨奈の演技も気になったんでね。

おっと?あれ?
好みの問題もあるかも知れないけど、
この作品が高評価なのはあまり分からない...
レビューでも「面白い!」と「は?」とで賛否両論別れてますね。私は後者ですが

高校1年の天才少女響は、小説を書き編集社に提出したものの応募方法が誤っていた。しかしとある編集者はその小説に目が止まった...

50分ずつぐらいで前編後編と分けるのなら、
前編は☆2.0、後編は☆3.0という感じ。
始まりから見るのが辛かった。

平手友梨奈の演技的には役柄に合ってるのかもだが、
棒読みが目立つ。台本読んでます感が強い
柳楽優弥や北川景子が支えてる。

響を好きになれない。
スカッとするシーンや理にかなってるなと思うところはあるが、友達にしたくない...w
個人的な好き嫌いもあるかもだけど、なんなら自分大好き!って人の方がいい。

楽しめない。
ワクワクすることもなければどうなるの?ってシーンもない。見てる側が傷付いちゃう。

認められなかった側を描いてるのはいい。
2位の人がいるから1位がいるし、30位の人がいるから1位が称えられる。

やな気持ちになっちゃいました。
だが、応援するぞ!ガンバレ、平手友梨奈!

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サプライズ

3.5平手友梨奈のポテンシャルは?

2020年5月7日
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鑑賞方法:映画館

原作未読ながら普通に楽しめました。主演に抜てきしれた欅坂絶対エース平手友梨奈は上手いのだか下手くそなのかわからない魅惑の芝居。アイドルものだと割り切って観ればその上を軽くクリアできる作品でした。興行成績は厳しかったみたいです。

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トシくん

4.5天才的な才能を持つ人へ

2020年5月5日
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鑑賞方法:VOD

奇抜な作品を観ちゃったな~という感じ。
これを見ると若者は、何が正しいか分からなくなるんじゃないかな。素晴らしくかっこ良く技術がずば抜けていれば、社会のルールを守らなくて良いんですか?人のテリトリーの本棚を倒していいんですか?踏み切りに入っていいんですか?いやいやいや、駄目です。技術が一流で、人の気持ちも考えられて、嫌な目にあった時は一旦ぐっと我慢できる大人をめざしましょう。もちろん社会のルールを守りましょう。自分を表現するなとは言っていません。天才的な技術を手にしたとしても、同じ努力をしましょう。

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あつ♪

4.5狂ってる

2020年5月2日
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鑑賞方法:DVD/BD

ただただ驚きしか出てこなかった。原作は読んだことはないがこれは賛否両論わかれると思う。ただメッセージ性が伝わってこなかったのがこの作品の1番もったないところだと思う。
主人公役の平手友梨奈さんには期待していたがその期待を遥かに超えるような、そして平手さんにさえ恐怖心を覚えるような演技だったと思う。
ただただ驚き本当にそれしか出てこない。
初主演映画と聞いていたがこんな役を初めてで出来たのがすごい。
ボソボソ喋っているのがまるで感情の無い人形の様な印象を受けて逆に好印象だった。
平手友梨奈さんはこれからソロでやっていくようだがどんな人物のなるのか予想がつかないのでとても楽しみだ。ただ欲を言えばもっと平手さんらしい映画、笑顔を見てみたいと思った作品であった。
これからずっと「平手友梨奈」という役者として彼女を追いかけたいと思いました。

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海斗

4.0原作未読

2020年3月29日
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鑑賞方法:VOD

響のキャラが良い!女優さんも「脳内文章力が高く自分の言いたいことをはっきり言うが感情的な勢いを喋りに載せるのが苦手なコミュ障」という雰囲気が出ていました。そういうキャラでいいの?この物語は響のサクセスストーリーというよりは、主人公売れる&才能があることはゆるぎないので、その周囲の悲喜交々に焦点を当てた群像劇。喩えるなら新妻エイジが主人公の小説版バクマン。みたいな感じを受けて興味深かった。っか〜狂人レベルの天才に振り回されてぇ〜!原作未読なのでもっと創作的ドロドロはあるのかな?とは思いますが視聴後すっきり爽快!となるとこのラインなのかなあ。面白かったです。

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れお

4.0原作知らないので、純粋に映画として楽しめた

2020年3月23日
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平手友梨奈ちゃんは、ファンでもなんでもないけど
そのダンスに見惚れたことがあります。
ダンスの技術がどうとかは分かりませんが、
彼女しか目がいかなくなるんです。
圧倒的表現力、ある意味天才

その彼女が破天荒な天才作家を演じているって事で
ずっと気になっていた映画でした。
原作知らないから良かったのかそれは
わかりませんが、
ストーリー展開も飽きさせず
響の真っ直ぐ過ぎて
破天荒な人格に対して、
友人リカが嫉妬や羨望を越えて認めて
成立した固い友情など、青春映画としても楽しめます
あんまり悪すぎるキャラクターが
いないのも娯楽映画として良かった。

この淡々とした感情の起伏を抑えた演技
下手なひとがやると目も当てられなくなるが
平手友梨奈ちゃんはハマってたと思います
上手いからこそこういう演技も出来るんじゃないかな

一方、小説に対する敬意みたいなものが根底にあって
読む側も書く側にも潔く警鐘を鳴らしている映画でした。賞をとることに捕われて自分は何を世に送り出したいのかわからなくなる作家達やそれの取り巻き達
欲望と金儲けが渦巻く大人の社会

作品の読み手はその作者が社会不適合の烙印を
押されてしまった人物でも読みたいと思えるか。

日々、嘘か本当か分からない情報が洪水のように
押し寄せる世の中で、自分が良いと思ったものを純粋に評価することの大切さ、直感の大切さ
自分だけの本音でいいって思わされました。
このレビューも私の思ったまま
他人がどう思おうと私はよかった
それでいいんですよね
久々に小説を読んでみたくなったし
原作のコミックも読んでみたくなりました

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shutokigo

4.0小栗旬さん凄い

2020年3月21日
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鑑賞方法:DVD/BD

天才的な小説を書くのに
言動は短絡的でまるで動物。
暴力シーンはホラーのように怖く
実際の社会ではあり得ない動物的な行動に
爆笑さえしてしまいました。

圧巻は小栗旬さん。
出てくるだけで嬉しささえ感じる華を持ちながら
あそこまでオーラのない演技ができるなんて
凄い役者さんだなと思いました。

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アツコ

5.0東宝なのに面白い!!

2020年3月13日
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笑える

楽しい

萌える

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𝖒𝖚𝖓𝖆𝖈𝖞

1.0原作は、面白かったので見たが

2020年3月12日
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Netflixにあったので見てみたが、つまらんね。ちょっと期待してたんだが。原作の面白味が全く伝わらん。響の奇行ばかりクローズアップして、天才らしさってのが、伝わってこない。
原作をパラパラ読んでエピソードをぶつ切りに映像化した感じ。
北川景子って、演技下手だと思うわ。

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hid

3.5ポイズン

2020年3月7日
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鑑賞方法:VOD

絶対正義のような天才小説家
響側から見るとスカッとしますが
狭間で生きてる人たちからは純粋悪。
小説家の世界はせめぎ合いの下克上でした。

面白かった。

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カタヤマ

3.0楽しみだったけど期待はずれだった

2020年3月2日
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単純

寝られる

演技が稚拙な学生チームとベテランを揃えた大人側の対比が、まだ自己主張ばかりで経験ない若者とそれを批判したり受容する大人とが心を通わせる感じを出していたように見えた。北川景子さんや柳楽優弥さん、小栗旬さんが脇役に徹するのは良いのだけど、勿体ないというより物足りなく感じた。主役の平手さんは作者に推されて抜擢されただけあって特に無理なく収まってる感じはする。でも文学界の異端児らしさを描くに留まっていて響で作者や監督が伝えたいことやストーリーは何だろう?となった。友人やフミとの関係を築くうちに人として成長するのかと思っていたが映画の中の時間経過が早すぎてシーンも少なくて伝わらない。漫画読んでないけど、漫画原作はどこを見どころとするのか、どこを切り取って見せるかが本当に難しいなと見ていて感じた。

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ルジェ

3.5とにかく原作どおり追っかけていって、ちょうど時間となりました、ジャンジャンという感じだった。

2020年1月18日
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原作は読んでいて知っていたけど、キャラは合っているし原作にすごく忠実に実写化していて面白かった。

ただ終わり方が突然で、え?ここで終わり?まだまだこれからだろうと思った。

映画を見終わった印象だと、とにかく原作どおり追っかけていって、ちょうど時間となりました、ジャンジャンという感じだった。

小説家の話でそんなに動きがなく、何か演出上色気出さなければ特に難しいシーンないし、すごく原作どおりにやりやすい話だと思う。

だからといってそのまま追っかけていくのもどうかと思った。

途中はいいけれども、よほど短い話でなければ尻切れトンボになるに決まっている。

続編が前提ならこれでいいと思うけど、そういうわけでもないみたいだし、これでは映画より連続テレビドラマにした方がいいと思った。

でもキャストはよかった。

特によかったのは平手友梨奈さんというよりアヤカ・ウィルソンさんだった。

有名作家の娘でハーフの女子高生役だから、容姿がそのままはまるし、演技もうまかった。

響と張り合うライバルであり、響を助ける友人、大人には有名作家の娘ということで利用される、みたいな結構複雑な役なんだけど難なくこなしていた。

小さい時美少女役で出ていた『パコと魔法の絵本』以来初めて見たけど、大きくなってもすごく可愛い。

顔が完全に外人だから、役がなくてあまり出られなかったんだろうけどすごい人だった。

平手友梨奈さんはいいのか悪いのかよくわからない。

主人公の響は天才なんだけど、どこか壊れている女子高生で、キャラも容姿も年齢も平手さんにぴったり合うはまり役で、見る前は平手さんしかいないと思っていた。

でも半分気が狂っているような人物だから、演技のしようがないというか、どんな風にしてもそんなもんかな?としか思えない。

実際平手さんは感情を出さずに、無表情で、ぼそぼそ台詞言っているだけだったので、キャラは合っているけど、特に演技がうまいとは思わなかった。

この作品は小説家の話なのに、なぜか主人公の暴力シーンがすごく多いんだけれども、これは原作より実写の方が現実感と迫力があってよかったと思う。

でも女子高生がオッサンを殴っているからなんとなく許されてるけど、逆にオッサンが女子
高生殴ったら大変なことになるはず。

世間的に立場のある人ならそれこそ命とりで手が出せない。

響は対等のケンカみたいなことを言っているけど対等ではない。

反撃されるリスクがないわけではないけど、ほぼ手が出せないことをいいことに一方的に殴ったり蹴ったりしているだけ。

なんかよく考えると見ていて気分が悪くなるような行為だと思う。

やられた方が訴えたら傷害事件だし、本当に平等にガチで戦ったら、あの体格で女性だし、格闘技でもやっていない限りボコボコにタコ殴りにされて、それこそ一巻の終わりだと思う。

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Push6700

3.0結局何が言いたかった?

2020年1月16日
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私は余韻が残る映画は、その物語の結末の先を想像できるからだと思っています。

この映画は全く余韻が残らなかったのが少し残念。
たしかに展開は面白かったのですが…

私の理解不足でしたら、すみません…

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あさ