響 HIBIKIのレビュー・感想・評価
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★5以外を付けることは考えられない。
最初から最後まで全てのシーンが面白かった。
そして何より、響というキャラを完璧に表現していた。
漫画の響は細い顔で、映画の響は丸顔だが、実際に響がいたらこんな子だろうと思わせるような生の響がそこには存在した。
シナリオ的には主要キャラを一人削ったり、少しシーンを追加したりしていたが、全く違和感のない完璧なクオリティだった。
下手な映画オリジナルを入れず、スパッと切ったようなエンディングにしたのもセンスが良かった。
本質を捉えたこの映画化には、原作ファンとして感謝の念すら湧いてくる。
この映画に★5以外を付けることは考えられない。
是非一度見てほしい
レビューを見ると賛否両論あり、見に行こうか迷いましたが、とりあえず見てみようと思い公開されてから少し経っていますが見に行きました。
見た感想としては、面白かったというより引き込まれた、そんな感じです。飽きることなくあっという間に時間が過ぎてしまいました。
主演の平手さんは多少棒読み感があるところもありましたが、目力といい、自分を押し通す力といい、響そのもののように感じられました。もともとアイドルはあまり好きではなかったのですが、平手さんには興味が出ましたね。ところどころ可愛らしい部分も描かれていて、響の女子高生らしい部分が垣間見れたのではないかなと思います。最後の主題歌もとてもよかったです。
また、出番は少ないですが小栗旬さんの演技は本当に圧巻です。小栗さんがいることでこの作品にとても良い味を出していると思います。
好き嫌いが分かれる作品だとは思いますし、不快に感じる方もいるとは思いますが、一度は見てみる価値のある作品だと思います。見てもいないのに見たかのようにアイドル映画だとか悪く言っている人がいるのは本当に残念です。そのようなコメントには騙されず、まずは見てみてください。気にいる気に入らないはあるにしろ、少なくともこれはただのアイドル映画ではないです。もっと多くの人に見てほしい作品だなと思いました。
続編あるかな?
すごく良かったです。面白いです。自分を曲げない主人公を演じた平手さんの圧倒的な存在感?なんて言ったらいいか、分からないくらい、歌うたっているときのパフォーマンスに負けないくらいのやっぱり存在感‼️
映画を観終わった後に、すぐに原作漫画読んでしまったくらいです。コンビニに置いてあった本ですが…
原作も続いているみたいなので、続編があればいいなぁって思います。
「用意された言葉」だと感じる瞬間が一切ない、生きた姿
鮎喰響が生きていた。
「用意された状況と言葉」だと感じる瞬間が一切なく、まさにいま生きている人をみていると感じた。
これは全ての時間において鮎喰響として生きた平手友梨奈の存在と、ひとつひとつの出来事と行動がつながっていて無理がない構成が大きいと思う。
鮎喰響をみていると、眼に嘘がない人だと感じる。
響は「周囲から期待される姿」に応じて振舞うことはしないし、できない。
生きることに誠実でやさしくて残酷な、鮎喰響という自分としてしか在れない人だと思う。
そんな響と関わった人たちは皆、「自分は」どう思うか・「自分は」どうするのかをはっきり自覚することになる。
しかしそこには自分を無理やり引きずり出された痛々しさはない。
響に好意的であるかどうかにかかわらず、重たいベールが脱げたようなすがすがしさがあった。
自分はこの映画のことも鮎喰響のことも大好きだ。
観たあとに、生きることに誤魔化しのない響の姿と、響への愛しさが残った。
ピッタリだった
原作を読んでから見に行った。だから、平手ちゃんが響にしか見えなかった。あの雰囲気ぴったりだなって思った。原作よりりかちゃんが可愛い。
原作のネタを全部入れず、余分な登場人物を削っている結果ほど良い時間で仕上がったなあと思った。終わり方は続編があるようにも思えた。
ただ、原作よりやっぱり実写だからか、かなり響がぶっとんで見えた。まあそこが良いのかもしれない。
一番残念なのはりょうたろうのサイコパスな感じがなかったところ!あれが微妙なバランスで面白いのになあ。。。
好き嫌いが分かれる作品か。
原作コミックは普通に面白いのに、その面白さは映画では表現しにくいのでしょうか。原作では登場人物一人一人がしっかり描かれ、その心情も理解できるようになっていますが、映画ではすべてが薄っぺらくて、同感できる人物が見当たりません。特に主人公の響は、素顔は普通の心優しい高校生だが、その天才的な小説の才能が周囲に影響を与えていくのが魅力なのに、ちっともそんな風に感じられれない。ただの考えの足りない暴力的な少女に見えてしまう。これは映画の撮り方というよりも、脚本で原作の魅力を十分に落とし込められなかったことが原因ではないでしょうか。
月川翔は自分にとって不思議な監督である。「君と100回目の恋」「君の膵臓をたべたい」「センセイ君主」は絶賛の100点満点の作品であるが、「となりの怪物くん」と本作は評価のしようがなかった。単に作品との相性の問題とも思えないが。
原作は読んだことないですがかなりぶっ飛んでて驚きました。 すごく面...
原作は読んだことないですがかなりぶっ飛んでて驚きました。
すごく面白かったです。
平手友梨奈さんがかなり役にあってるなぁと思いました。
平手友梨奈カッケー
平手友梨奈ちゃんがカッコいい。
豪華俳優陣を贅沢に使ってます。
小栗旬、北村有起哉のバックストリートが観たい気もします。
是非続編を。
今日5回目観賞しました。
響が怒りを発散するシーンに病み付きになりました。
スカッとしますよ。
おもしろい!でももう一押しほしい
レビュー高評価につられて鑑賞してきました。原作未読どころか平手友梨奈さんも知りませんが,それがかえってよかったのか,なかなかおもしろい作品だと感じました。
とにかく,主人公の鮎喰響のインパクトが強烈でした。映像的に激しいわけではないのですが,序盤からすごい圧力でぐいぐい詰め寄られる感じで,スクリーンから目が離せませんでした。
それは,平手さん自身の演技もさることながら,脇を固める役者さんによるところが大きいと感じました。北川景子さん,小栗旬さん,北村有起哉さんらの存在と演技が,天才と狂気が同居したような鮎喰響を外側から際立たせているように思いました。中でも,柳楽優弥さんはその一番の大役を見事に果たしていたように感じます。
しかしながら,作品全体としては,強烈な個性を持つ鮎喰響を紹介し,彼女に周囲が翻弄されるだけの話に思えてしまい,もう少し物語性がほしかったかなという印象です。鮎喰響の背景や変容,周辺人物のその後が知りたいところです。原作はどうか知りませんが,この作品を見た若者が,自分の正義や信念を貫くためなら周囲に何をしてもいいと思われては困ります…。
平手ちゃんありきにしたのは失敗かな。
どこか消化不良な感じ。
原作と比べて心象の表現が足らないからかなぁ。
漫画で言えば「心の中のつぶやき」だったり、「額に汗を書き足したりする」イメージ。人って心の中と行動が不一致になることがあるし、原作の響も自分が他の人と違うことをどこか不本意に思っている描写があるけれど、映画ではそれが見られない。
原作では涼太郎との焦ったような表情の会話が、映画では淡々としてしまったり、凛夏も同様に心の葛藤があるはずなのに重要な親子関係バレの件が省かれたりしてどこか薄っぺらい。その他登場人物も同様のことが言える。
結果的にふみを除く周囲の人はエピソードこそあれどモブ化してしまい、「奇才・響=平手をただ見せたいのね」になってしまっている。平手ファンなら喝采できるだろうけど、一般層にはウケないだろうなと思う。自分もその一人。
原作の着想は面白いのに映画化すると・・・ってのはよくあることなのでこの映画だけ酷評する気はありませんが、宣伝の仕方含めて失敗じゃないでしょうか。
何度も観たくなる!
“赤毛のアン”にハマったのと同じ感覚!
作品の中の“人”にハマってしまう。
響は暴力や容赦ないストレートな言葉を発するけれど、それは嘘のない真っ直ぐさと正義感と真の優しさが元にあって、響の回りの人たちは振り回されながらも響に何かを気づかされ、響に魅了されるのと同じように、スクリーンを通して自分もそんな響にまた会いたくなってしまう。
響は嬉しい時以外はほぼ無表情でとても難しい役なのに、平手さんの声のトーン、目、口元、顔の角度などわずかな動きで機微がすごく伝わってくる。欅坂でのパフォーマンスもいつも見入ってしまうけど、本当にすごい表現者だと思う。
消化不良、、、?
原作未読です。
見終わった感想は、あ、終わった、みたいな感じでした。つまらなかったわけじゃないです。盛り上がりきらなかった、という感じでしょうか。原作を読んでいないからなのか、何を伝えたかったのか、イマイチ分からず。何がメインの話なのでしょう?エピソードが繋がっているだけのような印象を受けました。小栗旬さん演じる小説家とのシーンから、そのままエンディングに向かっていきますが、そこがメインなのでしょうか?記者の話は?記者には馬鹿にされた挙句、暴力だけふるって、そのまま終わってしまいましたね、、、。彼の中ではどういう結論に至ったのでしょう、、、。響のセリフにも、言い訳のような正義を感じて、スッキリするどころかモヤモヤ、、、。
また、少し無駄が多いようにも感じました。例えば響の彼氏?的な男の子。正直いらないかなぁ、、、と。登場シーンはあんまりないし、メインの部分に関わってこないし、、、。文芸部のエピソードも、響の性格を印象づけるためにあるのでしょうが、もっと他にスポットを当てるべきところがあったのでは?と思ってしまいます。
例えば小栗旬さんや柳楽優也さん演じる小説家。お二人の素晴らしい演技をもっともっと利用して、響がいかに彼らに影響を与え、心を揺さぶったのか。とことん描いて欲しかったなぁと思います。小栗旬さん演じる小説家、すごくいいキャラだと思いました。涙を流しながら書き上げるシーン、鳥肌が立ちました。どんな思いで芥川賞の発表を待っているのか、なくなってしまった親に対してどんな想いなのか、知りたくなりました。マンガ、小説原作ありの映画は、冒険しすぎると叩かれますが、ただ原作をなぞるのではなく、映画の作品としてのまとまりや魅力が欲しいところでした。
しかし、脇を固める名優達や、主演の平手友梨奈ちゃんの演技は素晴らしかったと思います。映画作品としては少し残念でしたが、演者さんたちは素晴らしかったと思います。原作を見て見たくなりました。
まあ こんな感じの作品だと承知してたが
ベテラン勢の大人がまだ実績の少い若手を支えた内容 主役の娘がどの程度人気のあるかたかは知らんがアイドル宣伝映画の様で作品で観るならもっと知名度や実績のある人に演じて欲しかったが!?
響ーHIBIKI
TVの番宣とは、全くイメージと違った内容に、衝撃、響のキャラクターが愛おしくて可愛くて、かゆい感じに笑ってしまう空気感が心地いい、コミカルで爽快感、北村有起哉さんとか矢野浩明さんとかの対峙がなんともゾクゾクした、平手友梨奈の度胸は本物だ、個性派俳優と渡り歩く響のキャラクターを完全に制覇してた、引き込まれ魅入ってしまう、映画への集中が全く途切れない、監督の凄さも伝わった、北川景子さんがふみに徹してしまうのがわかる、側にいたら、ほっとけない魅力の響、友達だと、妬みを超えてしまう、魅力、映画の中の音楽も最高に心地よい、ヤバいじやなく、圧倒的な魅力にリアル響を求めてしまう、探してしまう、いたらいいなあと思ってしまう、カリスマが描かれてる、言葉で伝える事が苦手な若者にささる部分がいっぱいある、素直な表現が羨ましい、そして、愛されて守られる事にも素直に受け入れる響がなんとも純粋で愛おしくて、凄い拘りとか疑問を只一直線に真っ直ぐな瞳で突き詰める所が、純粋で子供の頃を思い出す、全く、汚れてない響に、こうでありたいと思った、最後の曲は最高でなんとも涙が出る、何回も観れる作品、響の今後を観たいしかない、どんな1日を過ごすのとか、深読みして、憧れてしまう、最高によかった
気分爽快!
これ、スッゴイ好き。
最近観てた映画がたまたま暗いものが多かったからか、とっても心がスッキリした✨
天才的な文章力で読者の心を震わすことのできる女子高生作家、鮎喰響。でも現実の彼女は言葉少なめに行動が先に出てしまうため誤解されがち。
「なんでそんな事したの?」と問われれば至極真っ当な答えが返ってくる。
"常識"と括られた「誰か」のルールに縛られず、ブレない自分を持つ響の言葉に胸を打たれた場面多かったー(*´ω`*) あたしの中で「胸打つセリフや行動が多い作品」という新ジャンルを設立するならば、既に2つランクイン!
1つは、残念ながらシーズン2の途中で終わってしまったけどあたしが大好きだった海外ドラマ「23号室の小悪魔」のクロエみたい。2つ目は最近観た中だと「プーと大人になった僕」かな。
こんな風に生きられるのは心が健康だからだと思う。あたしもこう在りたい♬
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