ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生のレビュー・感想・評価
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クイニーが!!!
クイニーがあっちに行っちゃうなんて思ってもみなくて、クイニーの純粋で一途な所と、ジェイコブのやっぱり純粋で単純な、このカップルが好きで、この2人を見るために2を見に来た様なもんなのに、これからどうすれば良いのー!?!?って感じです。悲しい。でもクイニーの気持ちも分かるんです。ジェイコブの事が好きなのに、付き合う事も結婚する事も許されない。ゲラートに付いていけば、同じような苦しみの人を救える。純粋なクイニーなら付いて行くだろうし、実際そうなった。でも悲しい。これからどうなっちゃうんだろう。早く帰って来てくれたら良いなぁ。死にオチとかはやめて欲しいです。ストーリーは1よりまとまっていて楽しめました。ハリーポッターの復習をしないとよく分からないという気持ちにはなりました。
前作を是非とも見直してから劇場へ行くべき
シリーズ全5作品の2作目ということで、時系列的にも前作の続きとなります。自分はもう結構忘れてしまってました。💦
登場人物もそのままで、さらに新しいキャストも増えるので、まさしく次回からが本番なんだろうけど。
今作も前振りの要素が強めですね。
前作みたいなニュートの活躍も、魔法生物もそんなに強調されず (でもスポンサーの影響か?中国の妖怪が出てましたよ‼︎) どちらかというとジュードロウ扮するダンブルドアやジョニーデップ扮するグリンデルバルドの過去の因縁がを中心のストーリー展開に少し眠気が…そのあたりも含めて本来なら星2つですが、次回作の期待も込めて3つ付けておきます。
残念
ファンタスティックビーストと黒い魔法使いの誕生品川IMAXにて鑑賞。
前作のファンタスティックビーストよりもキャストも作品のスケールも大きい。けどストーリーは次回作への繋ぎ合わせのように見えてあまり楽しくはなかった。
映画のペースがどんどん進んでいくので着いて行くのが大変でちょっと疲れてしまった。ファンタビシリーズは全5作ということなので次作に期待したい。
ほんと、申し訳ない。
ほんと、申し訳ない。
まったく意味がわからない。
ジョニー・デップが出ていたから見てみたけど、ほんと申し訳ない。全然意味がわかりませんでした。
それでも前作はまだ、わけわからないなりにもスピード感があり、動物がコミカルで、なんとなくおもしろかったような記憶があるんですが、今回はまじで、現代の映像技術を感心しながら鑑賞するだけに終わってしまいました。
私はJ.K.ローリングの世界の住人にはなれないみたいです。
Stranger in MoscowならぬStranger in the Wizarding Worldでした。
復習してから観た方が理解しやすい
ハリポタが好きでファンタビも好きな人は理解しやすい内容だったけど
ハリポタをあまり見てなくて、でも前回のファンタビが面白かったから、という理由でこの映画を見ると所々追いつけないところがあるな、と思いました。
あと、人間関係が複雑になってきて、今作が難しいと感じた人は次回作は見ないだろうな、と思います。
懐かしい登場人物がちらほらと出てきたのはハリポタファンとしては嬉しかったです。
次回作に期待、
「2回、泣いた」
101本目。
また、泣いてしまった。
一回涙流すと、3か月はストレス軽減の作用が続くと、言われています。
映画で泣くのは、いい事ですね。
半分の映画で泣いています。
作品は、渋目のおじさん、ジュード・ロウとジョニー・デップが非常に良かったです。
ハリポタシリーズをあまり見ない自分でも、十二分に楽しめました。
複雑過ぎ!魔法動物とのタッグが面白かったのに…😢
『ハリー・ポッター』シリーズの2匹目のドジョウを狙いシリーズを膨らませようと、登場人物・エピソードを盛り込みすぎ、複雑でまるでストーリーにメリハリが無い。
それも個々の動機が薄っぺらいので説得力が無く途中からどうでも良くなり、ストーリーを追うのをやめて観ていました。
この『ファンタスティック』シリーズは魔法動物とのタッグが面白い所だったのに、これでは『ハリー・ポッター』シリーズの後半となんら変わりなく、本来の〝魔法ファンタジー〟の世界観から一脱した、しがらみの政治劇となってしまっていて新鮮味もありませんでした。
J・K・ローリングには本来このシリーズが児童書であった事を思い出して欲しい。
ニュートのお兄ちゃんカラム・ターナを始め、役者さんがいいだけに残念。
しがらみを感じる脚本
ハリーポッターシリーズはほとんど未視聴で思い入れもありませんが、前作はおもしろく、その続きということで観にいきました。
しかし、今作は、あまりいい出来だったとは、正直、言えません。とにかく、設定を盛り過ぎている気がしてなりませんでした。
前作で死んだと思っていたキャラが生きていたり、記憶を失ったはずの男が何の前触れもなく現れたりと、かなり都合のいい展開ばかりでした。
とくに気になったのが、クリーデンスの扱いです。
彼はなぜ、魔法界のサーカス団で小間使いのようなことをしていたのか。
彼が、前作の騒動で生きていた、というのはとりあえず受け入れるとし、また、養子となる時の書類をもとにパリへ生みの親を捜しに行った、というのも、よしとしましょう。
しかし、そんな彼がなぜ、人間界ではなく魔法界に紛れ込んでいたのでしょう。ティナがサーカスの団長に問い詰めるシーンはあった気がしますが、答えは得られていたでしょうか?(自分が聞き逃しているだけ?)
そもそも、クリーデンスは、前作でアメリカ魔法省の人間に扮していたグリンデルバルドに、魔力を感じない的なことを言われてませんでしたか? 無自覚だったり、感情が高ぶっていないと、スカウターのように感知できないのでしょうか。
他にも、アジア系の俳優の起用は必要か? とか、カッパのシーンいる? など、無駄に思えるシーンが多くありました。
まだまだ続編があるということですが、その辺の回収がされるのかどうか……。
悪役がハマリすぎ!
ジョニデは、やっぱり悪役がハマリますね。リタがいじらしくて泣けました。全体的にイギリスの暗い雰囲気が、ジュードの登場の仕方のアングルが恰好良すぎで、今回の主役は、ダンブルドアとグンデルバルドの二人の確執を描いているんだなぁと実感。ラストに衝撃のシーンがあるので、最後まで見る事をお勧めします。でも、魔法動物の活躍シーンが余り無く、ファンタスティックビーストというタイトルが意味が無いように感じた。やはり、2大俳優の存在感に押されたという感覚が否めませんだした。後、ハリポタシリーズを知らないと内容が理解しにくいかもしれません。私も、前回を見ないといけないなと感じました。
シリーズを見ていなくても〇
ハリーポッターシリーズ、ファンタビ前作共に軽い知識しか知らないまま鑑賞しましたが、それでも面白い。魔法やビーストの世界に魅せられました。
鑑賞後はハリーポッターシリーズを最初からきちんと観て、それから観たいという新たなワクワク感が。
もし、シリーズに興味がなくて観ようと思っていない方がいらっしゃったら、そう言わずぜひ観ていただきたい作品です。
ニュート・スキャマンダーと解けかかる魔法
時を遡り、新たに始まった魔法ワールド。その待望の続編。
公開2週目を迎えた全米では大幅に客足が落ち、公開が始まったばかりの絶大な人気を誇るここ日本でも今回は厳しい声がちらほら。
かく言う自分も少し魔法が解け…。
率直な感想は、少々期待値を下げて観たので、言われるほどつまらなくはなかった。安定の面白さ、この世界観。
しかし、不完全燃焼な点や毎回楽しみにしてたあの頃と比べるとワクワク感は薄れた。
良かった点楽しめた点、難点などを順々に。
話題の一つ、若きダンブルドアの登場。
まだ一介の教師に過ぎないが、すでにその名は知れ渡っている。
助言的な立ち位置、人を見抜き、若者への期待と信頼…後の面影もしっかり。
それにしても、ジュード・ロウが演じた事により、若きダンブルドアは何とハンサム!
ダンブルドアの登場以外にも、今回は前作以上にハリポタとのリンクネタが。
何と言っても、ホグワーツ城! そこに掛かるジョン・ウィリアムズのお馴染みのテーマ曲。
あの外観、あの校内、あの制服…何だか学舎に帰って来た気持ちに。
ホグワーツのシーンでは、もう1名、あの先生の名も。
その他、ダイアゴン横丁を彷彿させる銅像の向こうの魔法世界、セストラル、移動キー、まね妖怪、みぞの鏡、ワンシーンだけだがクィディッチ、ニコラス・フラメルやナギニなど、ファンならニヤリとする事間違いナシ!
前作のラストで登場した、“例のあの人”にも匹敵する黒い魔法使い、グリンデルバルド。
いよいよ脅威を発揮する。
まるでヒトラーのように、純血魔法使いこそ優秀である事を主張する危険思想。
魔法界全体を脅かす恐ろしい存在ではあるが、言葉巧みで品があり、何処かカリスマ性もある。化け物のような“例のあの人”とはまた違う。
ジョニー・デップが巧演と存在感充分。海賊役にはいい加減飽き飽きしていたので、悪のオーラ溢れる今回の役柄はなかなか魅力的だった。
難点として指摘されてるのは、登場人物の多さ。
続投組に加え、ダンブルドア、グリンデルバルド、前作では名前だけの登場だったニュートの兄テセウス、写真のみの登場だったリタ、初登場キャラは他にも。
確かに倍に増えたと言っていいくらいで、関係性も交錯しているが、それはハリポタだって同じ。あちらで馴れてるせいか、登場人物の多さや関係性はそれほど難では無かった。
グリンデルバルドや若きダンブルドアの登場で、ティナやクイニー、何よりナイスキャラのジェイコブが薄れてしまうのではと危惧したが、案外ちゃんと話に絡んでいた。ジェイコブが記憶を取り戻したのはご都合的だが、カムバックは素直に嬉しいし、やはりニュートとのコンビは見ていてほっこり。
エピソードも豊富。
メインであるグリンデルバルドの野望。
前作で死んだと思われたクリーデンスの秘密。
リタの暗い過去。
そこに、ニュートとティナ、ジェイコブとクイニーの恋模様。
一回見ただけじゃ消化し切れない。
でも、エピソードの詰め込み過ぎもハリポタではお馴染み。
1作目は無難な作りで、2作目からダーク色が濃くなった作風も同じ。
それらは悪くないとしても、今回弱かったのはストーリー。
謎が深まり、徐々に明かされ、興味は惹き付けられるが、今一つパンチ力に欠けた。
衝撃的であろうラストの展開や“本名”など、次ありき。繋ぎ感は否めない。
それから今回、魔法動物はほとんど話と関係ナシ。話の流れを邪魔し、単なるこれ見よがしのマスコットキャラ。
サスペンスフルになっていくストーリーを描きたいのか、魔法動物を見せたいのか。
魔法動物だけ見せたいなら、スピンオフのスピンオフのファミリー向けファンタジーでも作るべき。
全5部作。今回はその2作目。
ハリポタからどんどん広がるこの魔法ワールド。
ハリポタ5作目からこの魔法世界を請け負うデヴィッド・イェーツの手腕は手堅いが、しかしさすがにちと、マンネリ。
このテイストのまま後3作続くのかと思うと、正直キツい。
ハリポタは時折監督が変わったのが新たな風を吹き込んだので、ここらで監督を交代するのもシリーズ続行の上で一考かもしれない。
安定して楽しめるし、つまらなくはないが、中途半端さ多々。
これからの壮大な前触りや伏線が敷かれただけ。
でもひょっとしたら、5部作完結した時には、重要なピースになってるかもしれない。
次なる魔法を信じて。
あれを見ていなければ理解不能なのか…
凄いビジュアルで、ストーリー関係なく見る価値はあるかも─、と一瞬思ったりしたけれど、あまりの分かりづらさと展開の不自然さに予想外の眠気に襲われた。
前回の物語を忘れている、登場人物・キャラが多すぎる、展開が粗すぎる、という点で作品に没頭できず。
楽しむには、ハリポタシリーズを把握していること、前回の復習、それが必須であると感じた。自分はハリポタの知識が皆無だったので、途中ほとんど理解できず…
ハリポタをよく知っていそうなまわりの観賞者は、結構興奮気味で感想を言い合っていたので、壮大なスケールの映画として楽しむことができる映画なのかもしれません。自分には理解できませんでしたが─
それでも、ストーリーテリングは丁寧ではないと感じた作品でした。
相変わらずの流れ
映画は一話でそれなりに完結してもらいたいと思っていますが、相変わらずの続き物となっています。
前作はそれなりに完結したものが有ったと思いましたが、今回は何か終わったものが有ったのかわからないものでした。
これまでのシリーズのファンならば許せると思いますが。
期待ハズレの一作
映画『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』を見てきました。
正直、期待はずれの一作です。
確かに、魔法シーンはそれなりに迫力がありますが、登場人物の関係が、ゴチャゴチャしすぎで、ついていけません。それぞれの立ち位置も不明。
最後の方のグリンデルバルドの演説には、ヒトラーを連想させるものがありました。
次回作を待ちましょうか?
次回作に期待
端的に言うと、展開が目まぐるしく次回作への繋ぎな雰囲気が素晴らしかった。ハリーポッターシリーズは一話完結型でわりとしっくりときていた人も多いと思うし、原作があったためわからない部分は原作を読めばすんなり入ってくることが多かったと思われる。
しかし、今回の作品は完全オリジナル。脚本をJKローリング氏が書きあげ、映画化されている。そのため映画のなかでしか情報が入ってこない。そのため説明を一つ一つしていかないと視聴者を置いてきぼりにしてしまうことがある。このことを前提に話す。
よい点
まずはやはり圧巻のCG技術である。物語の焦点が学生ではないため、大人の魔法使いの魔法はとても多彩であるがとても綺麗に表現されていた。前回のキャラクターが基本的にほとんど出ていることで、それぞれの個性がよく出ている。とくにジェイコブはマグルの視聴者を置いてきぼりにせず、私たちとの良い梯子役をしてくれている。クイニーの感情の動きは賛否両論あるが私は愛ゆえの選択と言えるためわりかし自然な流れとみえた。また、題名がファンタスティックビーストであるため、魔法生物に焦点をあまり当てられていないことに不満を抱く人も多い印象を受けたがそれは前々から告知があったため気にしていない。
悪い点
登場人物が一気に増えた点。例えばニュートの兄であるテセウスは前作でティナがマクーザの議会でニュートが入ったトランクを開けるシーンで戦争の英雄とチラッと紹介された程度。なぜ兄との関係がぎこちないのかも基本的な情報はなかった。リタも同じく写真でしか前作で登場していなくまさか二人がそのような関係になっているなど知るよしもなくいきなりすぎた。そして、二つ目に前作との時間のギャップがあるため色々とついていけなかった点。当然ジェイコブとクイニー、ニュートとティナは前作で恋仲に発展するのは見えていたはずだがそこの間の話がすっぽり抜けてしまっているため、消化不良だった。
そして最大の難点は、展開が早いわりにどこがこの映画の一番盛り上がる所かというところがあまりなく、物語が次に進むことが前提の作品として終わってしまった点。確かにハリーポッターのように一年一年順をおっていくわけでは無いために難しいのは分かる。しかしフランス魔法省でなぜティナがリストになかったのか、情報量、展開が早すぎて見事に視聴者を置いてきぼりにしてしまう作品になってしまった。
あととても個人的な意見であるがラストシーン前の戦闘シーンの闇の魔法に「フィニート」(呪文よ終われ)のみで解決してしまわれたのはとても悲しいしそこまで強力な呪文ではないのかと考えてしまう。
次回作でこの作品での伏線や説明不足な所をきちんと補ってくれることに期待する。
不覚にもニュートパリ到着後間もなく寝落ち、続いてラストも不覚にも今度は感動して泣いた!
本作は新作なので前作と比較するものではなく、新たな作品として白紙の状態で観るのが筋って事は判るのだけれども、どうしても前作と比べたくなるのが、ニュートファンならではの人情ってものでしょうか?
1年も前の前作公開時から本作を観るのを待つのだから、やっぱりその分期待値が自然に上がるのには応えて欲しいのです!
だが、残念な事に勝手に上がっている期待値と比べると、今回は面白さ半減していました。ファーストシーンの15分位は特撮の迫力は有るけれど、画面の動きが目間苦しいだけで、何だか映像的に良く理解出来なかったの。
それに次いで、徐々に睡魔に襲われ、ニュートがパリに出現して暫くしたら、5分程だが、不覚にも寝落ちしてしまった。
全体的には単体映画として考えたら、悪くは無いのかも知れない?
でも、もしも本作が本当の単体作品なら、この作り方では筋書きや、人間関係等が理解出来難くなっているのだから、やっぱりこれはシリーズを前もって観て、内容をご存知の方のみを観客対象とした作品の作り方だと思う。
となると今回初めて観たお客さんは、置いてきぼりになり、いちげんさん、お断り映画って事になる。
どこの映画界でも、1回ヒットするとこう言うシリーズ化作品が制作されるのは良いのだけれども、下手すると本作の様に今迄の作品を観ていないと楽しめないのは、どうも頂けない。
唯一シリーズ物で面白いのはトム様のMIシリーズ位のものだろう。あの作品は人間関係や、筋書きが複雑な事は無いのだ。
本作も次回作を物凄く意識した作り方で、エンドロールとなっているが、次回こそ万人向けに作り変えをして欲しい!
しっかりとした縦糸が紡がれた新たな物語の序章
前作「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」の印象は薄い。しかし、今作から生まれた新たな展開はシンプルで力強い何かを感じさせる。
若き日のダンブルドア(ジュード・ロウ)と、そしてかつては盟友であったであろうグリンデルバルド(ジョニー・デップ)の、善と悪というカテゴリーでは収まらない信念のようなものが物語に深みを与えている。
主人公のニュート(エディ・レッドメイン)と仲間たちによる団体戦も楽しい。
ダンブルドアとグリンデルバルドの対峙を予感させる素晴らしい序章ではないだろうか。
おいどうした、J・K・ローリング!
正直前作もそんなに覚えていないのですが、ダンブルドアも出てくるし予告編も格好良かったのですが、いろいろ思い出しなから率直な感想を述べると、今回は個人的に微妙だったと言わざるを得ないです…。
自分はハリポタシリーズは大好きで、小説も小さい頃から読んでました。
一番最初の「賢者の石」は子供の頃に何回も観て、「不死鳥の騎士団」と「謎のプリンス」以外は基本的に全部好きです。
だからこそ、今回は厳しく言わせて頂きます。
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ですが、まずは好きだった点から
前作でも迫力があって綺麗だったCGが今回も健在だったので見入ってました。
特に冒頭の空飛ぶ馬車を箒に乗った魔法使いが追いかける場面はアトラクションに乗ってるようでした!
キャスト陣も良かった人達が多いです。
特に前作から続投してる人達が結構良かったです。
主人公ニュートを演じてるエディ・レッドメインは本人のチャーミングな雰囲気がはまっていますし、ジェイコブ役の俳優も良いです。
そして、クリーデンスを演じたエズラ・ミラーも前作の異様さはありませんが存在感と演技は健在でしたし、グリンデルバルド演じたジョニー・デップも良かったです。
また、自分は前作の一番好きなキャラクターはジェイコブなのですが、今回も一番良かったです。
小太りだし頼りなさそうでおまけに魔法が使えないマグルですが、彼は面白いしチャーミングで僕ら観客との距離感を保ってくれので、居るだけで安心できる存在です。今回も健在でした。
そして、ハリポタ好きなら感動するネタもあったりして嬉しかったです。
特にホグワーツのシーンでハリポタの曲がかかった時は興奮しました!
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以上の好きな点がありながら、どうして楽しめなかったのかを説明したいと思います。
まず登場人物の多さです。
基本的に前作で出てきたキャラクターが殆ど続投していて、それに加えてダンブルドアと黒幕のグリンデルバルド、ニコラス・フラメル、ニュートの兄、その婚約者にしてニュートの初恋の女性、そしてクリーデンス関連の人物が2人、あとグリンデルバルド側の人物が3人くらいいました。
前作で登場しなかった新キャラクターをこんな一辺に登場してしまうとキャラクターが覚えられないし、全然印象に残らないです。
あと先ほどジェイコブが良いと言ったのですが、前作で魔法使いの記憶を消されたはずの彼が再登場した時には既に記憶が戻ってるのも微妙でした。
何のために記憶を消したのやら…
そして、この映画最大の問題は「ファンタスティック・ビースト」というタイトルなのに、魔法生物の活躍が少ししかないという点です。
一応大きい魔法生物を捕まえたり、何匹かはニュート達に協力したりしてたのですが、魔法生物は全くメインじゃなくて今回は完全に人対人の話になってしまっています。
前作でも終盤は魔法生物と離れた展開ではあったのですが、途中までは魔法生物を探す冒険もので、そこが面白かったです。
ファンタスティック・ビースト(魔法生物)関係無いじゃん!
そして、今回の映画を観て何故そもそもハリポタに比べると印象に欠けるのかが解りました。
それは上映時間がさほど長くない事です。
ハリポタの「賢者の石」や「秘密の部屋」は2時間半以上ありますし、「死の秘宝」に至っては前後編に分かれています。
登場人物やシナリオを丁寧に描いた事で長くなってしまっていますが、お陰で話がより深くでキャラクターも感情移入がしやすかったです。
それなのに、このシリーズは話やキャラクターがハリポタ同様に濃いのに(そしてただでさえ登場人物が多いのに)、それよりも時間が短いのでそれらを深く掘り下げないまま映画が進んでいってしまっています。
そして、今回は濃いキャラクターや設定を充分に掘り下げないまま続編ありきの結末でした。
「アベンジャーズIW」みたいに登場人物を徹底的に掘り下げたりクライマックスに向けて天井知らずに盛り上げる話にもなっていないのに、続編に持ち越そうとしていました。
一応好きなシーンもあってそんなに退屈にも感じなかったです。
そして、最後にあんな事になってしまった「あのキャラクター」の今後も気になるので次の作品も観ようと考えてはいますが、このシリーズの続編は次回が最後で良いんじゃないかと思います。
予定では全5部作らしいのですが、少なくとも今はそんなに観る気にもなれないです。
なので、次回はこれよりも面白くなることを祈っています。
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