セブン・シスターズ

劇場公開日:

セブン・シスターズ

解説

「ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女」「プロメテウス」のノオミ・ラパスが、7つ子の姉妹を1人7役で演じたSFスリラー。2073年、繰り返される戦争や難民問題で主要国は滅び、「ヨーロッパ連邦」が新たな超大国として君臨していた。人口過多と食糧不足から政府は厳格な一人っ子政策を発令し、2人目以降の子どもは親元から引きはがされ冷凍保存されてしまう。そんな世界で偶然生まれた7つ子は、週に1日ずつ外出し、共通の人格を演じることで監視の目をくらませてきたが、ある日、7人のうちの1人、マンデー(月曜日)が帰宅しなかったことから、姉妹の日常が次第に狂い始めていく。優等生、ヒッピー、反逆者、天才エンジニア、パーティガールなどバラバラな個性をもちあわせながらも、家の外では1人の銀行員を演じている7人姉妹を、ラパスが1人7役で体現した。「処刑山 デッド卍スノウ」で注目され、「ヘンゼル&グレーテル」でハリウッドデビューを果たしたノルウェー出身のトニー・ウィルコラ監督がメガホンをとった。

2016年製作/123分/R15+/イギリス・アメリカ・フランス・ベルギー合作
原題または英題:What Happened to Monday?
配給:コピアポア・フィルム
劇場公開日:2017年10月21日

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(C)SEVEN SIBLINGS LIMITED AND SND 2016

映画レビュー

4.0北欧出身監督ならではの独創性が炸裂!

2017年10月22日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

興奮

北欧監督ならではの独特な感性に満ちた怪作だ。セットやCGを工夫して、コンパクトながら鮮烈な近未来を築き上げている。その創造性にまず驚かされ、次に登場する一人7役のノオミ・ラパスにまたビックリ。彼女の役どころは7つ子。人口爆発に伴って政府による一人っ子政策が続く中、彼女らは祖父に匿われて暮らしてきた。「マンデー」から「サンデー」まで7つの曜日の名をつけられ、一人のIDを7人で共有する日々。しかしある事件をきっかけに平穏な日々に変化が芽生え・・・。この設定からしてすでに独創的だが、初めは見分けるのが面倒に思えた7人の演じ分けも、次第にそれぞれの個性を感じ、別人格なのだと思えるようになっていく。単にCGで人を増やしたり、切り張りするだけの映像ではなく、しっかり魂がこもっている点に唸らされる。そしてウィレム・デフォーの慈愛と厳しさを秘めた演技がとてもいい。うっかり見逃してしまうのは勿体無い作品だ。

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牛津厚信

4.5ノオミ・ラパスが性格の異なる7人(カレン)を演じ分けてる凄い

2024年10月13日
PCから投稿

楽しい

興奮

知的

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かちかち映画速報

4.0容赦なし

2024年8月27日
Androidアプリから投稿
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maku1

3.0なにが悪いんだろう…

2024年8月24日
PCから投稿

アイデアは悪くない。
俳優の演技も悪くない。
アクションも悪くない。
でもあまりパッとしない…。
なぜだろう。

たぶん7つ子の必要性だろうな。
1人7役で観客が混乱しないように
性格と名前を分かりやすくしたのは良いのだが、
肝心の”7人の個性生かして”挑んだ感が
あまり感じられない。
だから7つ子を応援しよう!
という見方が出来ないんですよね。
なぜそうなってしまったのか?
5人も殺しちゃうからですよ。

さらに、この中に実は…みたいな
どんでん返しはいらないんすよ。

「悪の国家権力VS7つ子」
で、いいんすよ。
兄弟の絆は強し!ってね。

だから、陰〇論界隈にも
引っ掛からないんすよ。
せっかく、人口爆発、食糧危機、
一人っ子政策、冷凍保存、
ICチップ埋め込み、監視社会…
いろいろ盛り込んだのにね。

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にゃろめ