ニート・ニート・ニート

タイトルから、コメディ？と思っていたら、チャラ男のレンチ？とやらにずーっと不愉快な気持ちにさせられる映画で~_~;
みんながレンチを好きになる、とかレンチの友人が言うのに⁇魅力がわからなかった。女性蔑視発言に終始気持ちがイライラさせられた。
内容もよくわからなくて、途中から内容が頭に入って来ず、着地点もわからない。
唯一印象的な、のは
人類は時間の概念に慣れてないと言う言葉。
これがよかったから星ひとつf^_^;

高校の同級生が三人、ヤクザに追われる奴、なんとなく辞表を出した奴、引きこもりの奴、彼らが車で北海道に向かう。
途中、出会い系サイトで知り合った女を加えるが、どういうわけか主導権はその女が握る。
北海道はロードムービーに最適。

　あれ、アインシュタインの言葉かな？などと思ってググってみるも、出てこない。オリジナル脚本でこの言葉を考えて創作しているのだとしたら、なかなかセンスがあるように思う。ただ、世の中のデジタル思考に慣れきってしまったためだとしたら、もう一度アナログに戻せばいい。そして、深い眠りには関係ないと思う・・・

　北海道一周ドライブしてみたくなる映画。前半はその観光映画と言ってもいいくらい、風光明媚なスポットを選んでいるし、白い世界を修正してあるのも幻想的だった。ただし、ヤクザに追われているストーリーがメインになってしまったら面白みが半減。ジャニーズＪｒの二人の演技もなかなかだったけど、もう一人のタカシがイマイチだった。

　マイナス点は結構あって、ヤクザの話もそうだし、キノブーが女性を妊娠させた事実もそう。さらに月子が血の繋がらない弟を逆回転させながら探す話は素敵だったのに、彼女の過去が父親が泥棒ってところで愕然としてしまった。さらには工具好きという点もヤクザの車を撃退したというところだけ繋がってたけど、他の伏線は投げっぱなしで、勢いで最後まで行ってしまった印象が残ります。どうせならニートになった原因とかをもっと描いて、メッセージ色くらい残してくれればいいのに。

北海道でロードムービーということで見に行ったがちょっとね。役者が本職でないならせめて演出で工夫があればと思うが、素人ぽさがそのまま出てた。アイドル映画としては分からないが私には全く合わなかった。