トレイン・ミッションのレビュー・感想・評価
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無理がある、でも飽きない展開
通勤電車の中で見知らぬ女性に高額報酬のミッションを持ちかけられるというサスペンスアクション。
色々と設定に疑問が残る。お目当ての目撃者を探す(殺す)ために選ばれたのが、当日会社をクビになったオジサン(元刑事)ってことに無理があるよな。さらに、助けを呼ぼうとしたオジサンにわざわざ電車を止めて協力者の交通事故を見せようとするし。お金と手間がかかりすぎなんだよね。
でも、そんな文句を思いながらも、飽きずに最後まで鑑賞してしまった。サスペンスアクションとしてむしろ王道。個人的にそんなに嫌じゃない映画。
長時間 通勤者は強い!!!
トレイン・ミッション
2018年30本目の劇場鑑賞。
ジャウマ・コレット=セラ監督との4度目のタッグで贈るノンストップ・サスペンス・アクション。
通い慣れた通勤電車の中で思いも寄らぬ陰謀に巻き込まれた男が、
家族の命を守るために強制的に危険なミッションに挑む姿をスリリングに描く。
そのミッションは「プリンを探せ!」
本作はサスペンス映画のお手本とされる「巻き込まれ型」と呼ばれるもで、
日常どこにでもいるような人物が巻き込まれて行くので、
観客も身近に感じて感情移入しやすいのが「巻き込まれ型」です。
サスペンス要素を強く含めながら、
ド派手なアクションも用意されているので楽しめます。
意外と痛めつけられるリーアム・ニーソンですが打たれ強い。
老体に鞭打ってアクションに挑むリーアム・ニーソン。
まだまだアクションいけるのではないでしょうか。
車内から出たり入ったりするカメラワークも見どころです。
それにしても通勤時間が105分って長すぎ。
フライトゲームも監督が一緒だそうで、似てますね
リーアム・ニーソンの演技が素晴らしすぎるので主演この方じゃなかったら成り立たなかったんじゃないかと
上映時間短かったがとても迫力あり充実した時間だった
本作とはあまり関係ないがエンドクレジット(エンドロール)で出ていく人が3分の1くらいいて正直引いた
エンドクレジットも映像凝ってて素敵だしそれ含めて一つの作品なんだから製作者に対して失礼だと思わないのか?
洋画で英語苦手だから読めないから別にいいやとかそういう問題じゃないだろ
特にポストクレジットのある作品なんか損してる
次に繋がる重要なシーンや作品のその後とか結構見どころあるのに
まあまあだった
「荷物を持っている、名前はプリン、見慣れない人」とヒント少なすぎるだろ、人に頼んでないで自分でやれよ、というのが見終わって感じた事で、もうちょっとやれそうでやれない方がハラハラしたのではないだろうか。ただ演出力がすごいので、こんな中身のない、サスペンスとして薄い話なのに最後まで飽きず楽しかった。リーアム・ニーソンやヒュー・ジャックマン、トム・クルーズ、ニコラス・ケイジなどが頑張ってくれていると嬉しくなる。
王道
アクションでドキドキするものの疑問が残る
設定に無理がありすぎるよ
緊張感が切れない良作
字幕版を鑑賞。元刑事の保険会社員が思わぬ事態に見舞われ,いつも乗っている通勤電車の中で,100 人ほどの乗客の中からある人物とその持ち物を探せというミッションを果たさなければならなくなる。原題の “The Commuter” とは「通勤列車」という意味である。シンプルな題名が好まれるアメリカではこれで良くても,日本ではあまりにパッとしないタイトルであるので,配給会社も色々と考えたのだろうが,「トレイン・ミッション」というのが必ずしもふさわしい邦題とは思えなかった。
まず,アメリカで子供が大学に進学すると,日本の私大に通う経費のさらに倍以上がかかるのが普通なので,この主人公が追い込まれた立場は想像するにあまりある。脚本は一見良く練れていて,最後までターゲットが誰で,追われる理由が何なのかは予想がつかなかったし,犯人もまた意外な人物で,ハラハラさせられる展開であった。だが,見終わってから考えてみると,色々と穴が見えてきた。
まず,探せというのであるから,命じている側も誰がそのターゲットなのか知らない訳で,その人物がその列車に乗っていなければ,そもそも話が成立しなくなるのでは,というのが最大の難点だと思った。また,主人公の思い込みや推理ミスで迷惑を被る人物が複数出て来るのだが,彼らに対する道義的責任をあまり感じていないのではというのも気になった。さらに,主人公の行動の監視はあれだけで十分とは到底思えず,現実的に考えるとかなり無理があると思った。
役者はリーアム・ニーソンが頑張っていた。60 歳という設定だが,それにしては老けているなと思ったら,実年齢は 65 歳だそうである。この映画の予告でウォーターゲート事件を扱った別の映画の予告があり,そちらにも主演していたので,よく頑張るなと思わされた。「シンドラーのリスト」の頃から変わらぬ存在感はさすがだと思ったが,かなり体力が必要な展開もある中で,話のリアリティを上げるのには非常に貢献していたと思った。
音楽は初耳の人だったが,弦楽器の高音域での不協和音で,列車のブレーキを想像させるなど,洒落た作風は,往年の映画音楽の大家ジェリー・ゴールドスミスを彷彿とさせるものがあり,作品の質を高めるのに貢献していたと思った。
演出は,最後まで緊張感を切らさずによく保っていると感心したが,犯人が何故そいつの電話番号を知ってるんだ?と戸惑わされる場面があったり,熱感知で対象を色分けするデバイスとか,訳の分からないアイテムに頼りすぎではという感じも受けた。あれこれ突っ込まずに見る分には非常に出来の良いエンターテインメント作品になっていたと思う。地元の映画館に来なかったのがつくづく残念であった。
(映像5+脚本4+役者4+音楽5+演出4)×4= 88 点。
楽しめました!
王道
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