トレイン・ミッションのレビュー・感想・評価
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謎解き、もうちょっと緻密に描けばなぁ
会社から突然解雇を宣告された男が、見知らぬ女性から「電車が終点に到達する前に100人の乗客から1人のある人物を見つけ出す」と言う不可能ミッションを課せられる。
最強オヤジ降臨。日本での直近公開の作品『<a href="https://blog.goo.ne.jp/katte_cinema/e/5b7eefe3bef623cd446743db0fbd6f19">ザ・シークレットマン</a>』では、リーアム・ニーソンはアクションなしで、静かに(そして、人知れず)不正と戦うFBI副長官を演じていましたが、この作品では、元警察官で、現保険セールスマンと言う役で再びアクションありで戦っています。
始まりの描き方が、中々面白いです。同じ場所での、季節を違えた映像を映し出すことで、普通の市民の、普通の日常生活を演出しています。異常な非日常にマイケルは巻き込まれてしまうわけですから、それの対比と言う意味合いでも中々上手いと思いました。
この謎解きって、運行中の列車の中での出来事なんですよねぇ。よく、あっという間に進んでしまう事をジェットコースターに例えたりしますが、この場合は、差し詰め通勤電車の様な“あっという間の”出来事と言う事でしょうか。
列車の中の謎解きは、中々スリリング。ただ、ちょっと手抜き感もあるかな。誰が常連で、誰が一見客かの説明が不十分で、マイケルの謎解きが、どうなっているのかが微妙にわからん。その辺りをもうちょっと緻密に描けば、オリエント急行の殺人のアクションバージョンにもなり得たかもしれないのに。
それと、物語終盤の電車の脱線シーンは、手を抜いた?映像が、見るからに作り物で、そこまで積み上げてきた緊張感が失われてしまって、ちょっと現実に戻されてしまったのは残念。
結末は・・・ネタバレになるので示しませんが、「あぁ、やっぱりそうか」と言う風に思ったとだけ記しておきます。
リアルタイムミステリー
どう突破するのか?
原題は「The Commuter(通勤客)」で、鑑賞後に納得できるので、
原題のほうが良いです。
「なぜ、そうなるのか」ということを考えて鑑賞すると、楽しめない
映画です。
主人公と一緒になって「どう突破するのか?」ということを考えて
鑑賞すると、楽しめる映画です。
リーアム・ニーソンのファンを裏切る映画ではないので、安心して、
主人公と一緒になって「どう突破するのか?」ということを考えて、
映画を楽しんでください。
ニューヨークの電車の改札システムを予め知っておいた方が良いと
思います。
通勤客は定期券で通勤しますが、通勤客以外の乗客は車掌にお金を
支払い車掌は行き先までの切符に穴を開けて、座席に差すという
システムです。
グランドセントラル駅からコールドスプリング駅までは1時間ちょっと
なので通勤電車という閉鎖空間の中でリアルタイムに進行するミステリー、
アクション映画です。
ミステリー映画なので、謎解きを楽しむストーリーで、ストーリーの中に
謎解きの鍵あり、クライマックスへと近づくにつれ、「そうだったのか」
となる展開の映画です。
全ての謎解きをしてしまうと続編が製作できなくなることへの配慮からか、
全てが明らかにされないのがおしいところです。
リーアム・ニーソンが演じる主人公が、帰宅するためにグランドセントラル駅
からハドソンラインという通勤電車に乗り、謎の女性から
「コールドスプリング駅で下車する通勤客以外の乗客の中からプリン
という名前の人のバックにGPS発信機を取り付けるという」という依頼を
10万ドル(1000万円)で行うというストーリーです。
サスペンスとしては謎かけに極めて違和感
面白い‼️
あの女は?
発想は面白いが…うーむ。
犯人探しは、それなりだったんだけど、標的が分かり、謎解きの部分が面白かった。
つまり、列車が脱線してから。
どおやら市長が関与しているらしく…主人公の解雇も犯人側が手を回していたらしい。
なんだか、1会社員を解雇させたり、電車を止めてみたりと結構な力を有する割には、目撃者の殺害方法がまどろっこしいなあと。
そこまでの権力と財力を操れるなら、他にやりようはいくらでもあろうに、と思う。
乗り込んできたFBIを殺害し、隠した黒人の兄ちゃんが微妙に素人くさく…アレにやられたFBIの人ってかなりヘタレだったんだなぁと妙な矛盾が残っちゃうのも難点。
そして、話を持ちかけて来たあの女は誰だったのだろうか?
全てを采配していて、かなり黒幕に近しい人間だとは思うのだが…事が発覚した後も、平時の時間を過ごしているらしく。
どおやら、復職した主人公に逮捕されるのだろうが、誰だったのかが多いに気にかかる。
女性なのに鞄を持ってなかったのも、なんかのヒントなんだろうなあ…さっぱり分からんけど。
面白かったです
お金受け取っちゃ。。。
ジャウム・コレット=セラ監督+リーアム・ニーソンのコンビ作は最近の当たりである。
10年勤めた保険会社を突然解雇されたマイケル(リーアム・ニーソン)。いつもの通勤電車で帰宅途中、奇妙なミッションをオファーされる。
標的を探し出してカバンにGPSを付ける。
報酬は10万ドル。
この電車の中でほとんどの物語が語られる。ヴェラ・ファーミガ、パトリック・ウィルソン、エリザベス・マクガバン、サム・ニールという何気に豪華キャスト。
だが、標的が紛れている電車の乗客にはビッグネームはいない。これが功を奏している。
中盤に出てくる格闘シーンのワンカットは、ほんとうに映画的でうれしくなってしまう。
オチは、ま、そんなところだろう。そこに大きなサプライズは期待していないので、OKである。
アクションも多め。極上のノンストップ・サスペンス!!
【賛否両論チェック】
賛:突如巻き込まれた事件に対し、主人公が持てる力を総動員して謎を解こうと奮闘する様に、思わずハラハラさせられる。アクションも案外多い。
否:迫り来る幾多の危機を、主人公が間一髪のところで切り抜けていく姿は、やはり少しご都合主義が過ぎる感が否めない。
こうした映画で重要になってくるのが、「誰が?何のために?」という部分たと思いますが、本作では多少無理やりではあるものの、その辺りもしっかりと描かれています。
家族を危機にさらされた往年の元刑事が、かつての力量を駆使して、列車内のある人物を探していく様子に、観ていてハラハラさせられます。そして、その人物を特定出来た先に待つ、衝撃の真実にも驚かされます。
想像以上にアクションも多めです。その辺りはさすがリーアム・ニーソン主演といったところでしょうか(笑)。ミステリーやサスペンス好きには是非オススメです。
面白かったです
王道のサスペンスアクション映画
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