メアリと魔女の花のレビュー・感想・評価
全432件中、321~340件目を表示
作画素晴らしい!
始まって数秒で作画の美しさに圧倒されましたし、ワクワク感を掻き立てるような始まり方で素直に楽しめました!
家族みんなで楽しめる作品だと思います!
個人的にはストーリーの動きの幅がもう少しあってもいいかなと思いました。思いの外山場があっさりと過ぎ去ってしまった点が物足りない感じがしました。
また、ジブリファンにとっては見たことあるな〜と感じる部分が多かったように思います。やはり絵に既視感を感じると他の作品のことを思ってしまい、どっぷりこの作品に浸ることができなかったのが残念でした。
声を担当された俳優さんたちも元の個の印象が強い方が多く、キャラクターとのマッチングに?と思うところもありました。
でも作画、物語中に流れる音楽、世界観など総じて素敵な作品だと思います!
世界観が好き
確かに既視感はあって、全てが新鮮なわけではなかったけど、むしろジブリのオマージュと捉えて、わたしは好きな作品になりました。
ハラハラドキドキする場面もあり、スタジオポノック第1作として、見ておいて損はないと思います。
純粋に楽しめる作品です。
エンドクレジット、最後まで見てくださいね。きっと感動するはず…
セカオワの曲も世界観にあっていて素敵でした。
「魔法なんていらない」の仮説
ジブリを抜けて、スタジオポノックとして作られた第1作長編作品がこの「メアリと魔法の花」だというが、過去にジブリで米林宏昌監督が作った作品と比較しても、この映画が最もジブリ的な作風であるというのはなんだか意味深というか皮肉。果たして意図的なのか?それともジブリの呪縛なのか?クリエイターの大方がジブリ出身だというから仕方のないことということか?
そもそも、魔女、黒猫、洋館、少年・・・とトピックを並べただけで「魔女の宅急便」を簡単に思い出すのは当然として、実際に作品を観ていくとそれだけでなく「耳をすませば」「猫の恩返し」「千と千尋の神隠し」「ハウルの動く城」「紅の豚」・・・と次から次へと過去のジブリ作品(特に宮崎作品)との既視感に襲われていく。米林宏昌監督が本当にやりたい映画撮りたい映画が、こういったジブリの血を受け継いだものであるというのであれば、もちろんこれも良しだとは思うのだが、あまりにもオープニングタイトルから、エンドロールまで、(もっと言えば宣伝や特別協賛の手法まで)全てが「ジブリテンプレ」で作られた映画に、「午前0時」を意味し新たなアニメ映画を幕開けの思いを込めたという「スタジオポノック」設立の意義はいずこへ?という気がしてくる。
内容自体はまずまず面白く楽しめるのではあるが、少々展開が雑に見える部分も屡々。主人公をメガネの小学5年生男子に置き換えたら宛ら「ドラえもん映画」に見えてしまいそうです。
ここからはあくまでも仮定の話なのだが・・・
かつて新海誠監督が「星を追う子ども」を撮ったとき、それまでジブリの世界観とは無関係なところにいると思っていたアニメ監督が突如ジブリ的作風に接近したのを目撃し衝撃を受けたと同時に、その後新海誠ワールドをより強固にさせていったのを見て、この「メアリと魔法の花」もまた、米林宏昌監督が自分にかけられたジブリの呪縛を解き払うために、一度ジブリに思い切り全力で接近した、という風に考えるとちょっと面白い。
終盤の重要なシーンで、メアリが一つだけ残された夜間飛行の花を投げ捨てて、「魔法なんていらない!」と叫んだあのセリフが、そのまま「(ジブリの)魔法なんてもういらない」という、ジブリ脱却の宣言に通じていたりなんかしたとしたら、この映画が極めてジブリ的であることの意味が見えてくる気がする。
勿論、すべて仮定の話であり、私の勝手な深読みだが、次のポノック作品が、そして米林宏昌監督作品が、ジブリとは全く違う作風になっていたらとても面白いだろうという期待を込めて、こんな深読みをしてみた。だから次回作を見るまでは「これじゃぁジブリテンプレじゃないか、おいおい」というツッコミはまだ取っておくことにする。
わくわくする作品
いい意味で王道なわくわくする展開と、なんでもない台詞や展開に織り込まれるメッセージ。
なんにでも好奇心を持つところ、それがあの子(メアリ)のいいところじゃない
みたいなやり取りがあった。大人になるにつれて忘れてしまう感覚なのかなって思った。
校長とドクターは、野望に囚われて失敗を繰り返すエンドだった。
本当に大切なものは何か、問いかけることを忘れるとそうなってしまうのかな。
ちなみにDJ LOVEが劇中のどこかに描かれているみたいですが、見つけられませんでした…
ジブリ×現代アニメ
ジブリ制作のアニメは猫の恩返しから見てないです。また、米林監督の作品は初めて見ます。
率直な感想は、ジブリっぽい絵で最近の深夜アニメっぽいことをしたなぁって感じでした。
背景美術は綺麗で、キャラの動きはよかったですし、シナリオもわかりやすく、楽しめました。
ただ、なんか少しだけ物足りないという感じがしました。
個人的に一番物足りなさを感じたのが、ラストの盛り上がりですね。あっさりと解決にたどり着きすぎというか、もう一困難あっても良かったと思います。
悪いところをあげてしまいましたが、いい映画ですし、見て損はないと思います。友達と見てよかったね、と言えるようなそんな作品でした。
あ、ラストのポニーテールは良かったです。出来ればエピローグもそのままでいて欲しかったですが……
期待以上
作画の美しさは言うまでもなく、臨場感あふれる演出に息を何度も飲んだ。
メアリの声優・杉咲花さんによって、メアリのリアルな少女らしさが表れておりメアリにより愛着がわいた。
ストーリーも、最初から最後までハラハラさせられ、時には安堵、そしてまたハラハラして…と観客を最後まで飽きさせないものだった。
これからのスタジオポノックの作品に期待したい。
子供には観せたい。
大人が観て十分に楽しめる内容ではなかったかなと言った感じでした。
ですが子供には丁度いいくらいだとは思いますので(というか子供向けなのかな)一緒に観に行くと良いかもしれません。
監督さんがスタジオジブリ出身ということで、作風はジブリ作品によく似ていて、どうしてもジブリ作品と比べてしまいがちなのですが、ジブリのことは一旦忘れて観ると楽しめるかもしれません。
アニメーションや演出などは凄い出来で、スタジオポノック設立から3年ほどでこの出来栄えというのですから、これからの活動に期待せざるを得ないですね。
初製作作品としてはかなり良いでだしだと思いましたね。
子供に見せるのにいいと思います!
大人の私も大好きです。
ストーリーも素晴らしいですし、
絵も本当に美しいですよ。
水の校長先生にもうびっくりしました。
本を読めない子もいますが、
映画だったら見ることができます。
どうかこのような素敵な映画を作り続けて下さい。
「どこかで観た様なジブリ的な作品」では満点は取れない。
当該作品は、7月8日公開で、先週末興行成績は初登場2位でした。
米林宏昌監督の作品としては、
「借りぐらしのアリエッティ」(10年)、「思い出のマーニー」(14年)
に次ぐ3作目です。ただし、今回は、スタジオジブリ退社後、
プロデューサーの西村義明が設立したスタジオポノックで制作したアニメです。
英国人作家メアリー・スチュアートの児童文学「The Little Broomstick」を
原作に制作されました。
現時点での平均レビュー点数が、3.2点ですから、高評価とは言えません。
さて、感想ですが、
映像は丁寧に創られており、また、ストーリーもなかなか面白い展開でした。
言い換えると、
「ジブリ的な作品で、それなりのレベルなのですが、新鮮味が無い」
日本の長編アニメは、
昨年の「君の名は。」と「この世界の片隅で」の様に、
レベルが高く、かつ、日進月歩なのです。
「どこかで観た様なジブリ的な作品」
では、もはや満点を取れないのでしょう。
Michi
素直に面白かった
賛否両論がすごかったので、わりとフラットな気持ちで見に行きました。個人的にマーニーは???で途中で見るのやめちゃったくらいなのでなんならハードルは低いほう。
皆さんのレビューで見ていた「良いとこどり」は確かに。最初はラピュタ、魔女宅からハウル?千と千尋?みたいな次から次へとジブリあるあるな既視感。でもいいとこどりだから結果としては楽しめた。作り手が勝手に勘違いして悪いとこどりしちゃう作品もあるので全然OK。
あとは個人的に最近子どもに弱いので、女の子が頑張っている姿にときめいしていまう。。メアリがかわいくて声もあっていて良かった。神木君は大好きではあるのだけれど、ちょっと役柄に対して声が大人びすぎていたような。。天海さんは最後まで誰が声優をやっているのかわからなかった。。女優さんってすごい。
起承転結もはっきりしていて時間もコンパクト、動物実験や原発をにおわせるようなメッセージ性が強く、ラストの「魔法なんていらない!」は観た後にも色々と心に残るものがありました。
過去、最盛期時代のジブリから比べるとそれは比べられませんが、近年のマーニー、ゲド戦記、アリエッティなどが私はあまり好きではないので、久々に夏休みに見るにはわーっ!と気持ちが盛り上がって楽しい時間を過ごせてとっても満足でした^^
*ただラスト、なぜ魔力を失っているメアリがほうきに乗れたのでしょうか。夜間飛行の効力とほうきの飛行はひもづいていたはず。ピーターを助ける時点ですでにただの人間だったのになぜ普通に帰れてるんですか?!!謎すぎて調べまくったのですが疑問に感じている人がほとんどいなかったので私だけ理解力が足りていないのか。。誰か教えて!
魔法
スタジオジブリの最新作だと思って観に行きましたが、今回はスタジオポノックと言うところで作られているみたいです。ジブリ作品に似ているのは、監督が元ジブリの人で、ジブリに似せようと思って作ったかららしいです。
やはりジブリには敵わなかったものの、全体的には楽しく夢のある素敵な話だと思いました。
新しいものでは無かった。
なんかどこかで観たことがあるような物を詰め込んだ作品。今までのジブリ作品が好きで観たことがある人には分かると思う。
宮崎駿の世界観は誰も越えられないんだなと思った。
観ていてイマイチ入り込めなかったかな。
全432件中、321~340件目を表示