劇場公開日 2017年7月8日

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「「どこかで観た様なジブリ的な作品」では満点は取れない。」メアリと魔女の花 Michiさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0「どこかで観た様なジブリ的な作品」では満点は取れない。

2017年7月11日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

幸せ

当該作品は、7月8日公開で、先週末興行成績は初登場2位でした。
米林宏昌監督の作品としては、
「借りぐらしのアリエッティ」(10年)、「思い出のマーニー」(14年)
に次ぐ3作目です。ただし、今回は、スタジオジブリ退社後、
プロデューサーの西村義明が設立したスタジオポノックで制作したアニメです。
英国人作家メアリー・スチュアートの児童文学「The Little Broomstick」を
原作に制作されました。
現時点での平均レビュー点数が、3.2点ですから、高評価とは言えません。

さて、感想ですが、
映像は丁寧に創られており、また、ストーリーもなかなか面白い展開でした。
言い換えると、
「ジブリ的な作品で、それなりのレベルなのですが、新鮮味が無い」
日本の長編アニメは、
昨年の「君の名は。」と「この世界の片隅で」の様に、
レベルが高く、かつ、日進月歩なのです。
「どこかで観た様なジブリ的な作品」
では、もはや満点を取れないのでしょう。

Michi

Michi