ナラタージュのレビュー・感想・評価
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反社会的な教師と賢すぎる女子高生
2006年の島本理生の「ナラタージュ」が原作だと言う。 20年近く前の作品なので、(映画は2017年公開) 今や18歳以下の教え子との恋愛は犯罪と見做される時代なので。 違和感は半端なかったです。 そう言う私も、6年前に映画を観た時は、そんなに反社会的なことだと、 「先生と教え子」の恋愛を特殊には思いませんでした。 (私が高校生の時、体育教師が教え子との結婚した先生・・・と ・・・噂されていた時代です) いかにもひ弱で気弱で大人しく優しい葉山先生(松本潤) しっかり者の高校生の泉(有村架純) 親友が転校して居場所を無くして不安定な泉に葉山先生は、 「演劇部に入らないか?」と助け舟を出してくれる。 ことの他、それが嬉しく、部室に入り浸る泉。 やがて2人は「名画座」で古い映画を仲良く観る恋人同士になっていく。 普通、生徒間の噂になり、それが校長や教頭の耳に入る。 当然、葉山は注意を受ける筈です。その辺を全くスルーして話しは 進んでいきます。 葉山の妻は精神を病んで自宅に放火して刑務時に入ったと言う告白を 泉は葉山から聞く。 刑務署に入る・・・・と言うことは、誰かが重傷を負うとか、死ぬとか、 過失障害に問われていると思われます。 犯罪なのですから。 この辺も、やはりぼやかしている。 多分、妻がそんな放火をするまで追い詰められたのは、 葉山が以前にも女子生徒と不適切な関係をしていて、知った妻は 精神を病んだ。 多分どんな状況なのでしょう。 葉山を人畜無害な良い人・・・・そう見えるのは作家の都合の良い 創作だと思います。 (2人は性的な関係も持つのですから、) しかし泉はしっかりと勉強をして大学に進学して、好きな映画関係の 志望した「映画配給会社」に就職して働いているのです。 本当に有能で頭が良く精神が強い。 葉山先生は弱くて情けないから、泉にもたれかかっている。 大人の男なのに、泉の母性に甘えている。 かなり社会性の欠落したシチュエーション乃映画。 島本理生の「RED」も叩かれていた。 こちらは主人公の女性が夫と娘を捨てて昔の恋人に走る。 母性より「女」を優先してたから? まぁ、道徳的な小説や映画しか許されない、 そんなことになったら、そちらの方が大問題だけれど。 今観直すと、「教師としてどうなの?」 そう言う母親目線で観てしまう映画でした。
恋とは「想い出」かな
タイトルの意味はフランス語で「主人公に回想を語らせる映画技法」 そして懐中時計の文字盤の裏にポルトガル語で刻まれた「幸せであるように」 それは、懐中時計を購入した葉山の父へのお礼のメッセージであり、父が葉山を想う言葉であり、葉山がイズミを想う言葉であり、作品が視聴者に向けたメッセージ。 夜遅く会社から電話で友人と話す主人公工藤イズミ。 出産と送付した写真の話に激しい雨が重なり、思わず取り出した懐中時計から「ナラタージュ」が始まる。 イズミが大学時代に経験した恋 ただ、それだけの話 たくさんの人が体験する恋という物語 たくさんの人が気づく「嘘」がつけない場所。 途中で間違っていることに気づくこともあるし、途中で気が変わってしまうこともある。 それは決して叶わぬこともあるけど、決して自分に嘘はつけないと初めて感じる不思議なもの。 恋に関する嘘はとにかく自分を苦しめる。 どうしようもないほど苦しむ。 そしてどんどん傷口は大きくなってゆく。誰かを傷つける。 それでも「嘘」という痛みは消えない。 叶わぬ恋でも勝負しなければ、それは苦しみとなる。大きな後悔となる。 体裁や聞き分けを良くしても、心から湧き上がる想いは消すことはできない。 自分でもどうしていいかわからないこの苦しみは、誰にでも起きる。 動いても動かなくても、本気であればとことん傷つく。 何をもってしても埋めることなどできないほど傷つく。 でも、本気であればその傷はやがて温かさに変わる。 さて、 イズミが高校生の時に転校していった親友 寂しさと孤独 制服のままプールに飛び込んだのも、屋上で自殺を考えたのもそれが原因。 彼女は言う「あの時私はなぜ生きることを選んだのか? 居場所のなかった私を救ってくれたのが、先生だった」 この動機の薄さ。作家は似たような経験があるのだろうが、映像にすると弱すぎる。 逆に言えばその弱さこそ、主人公そのものを表現しているのだろう。 そうであれば、あくまで個人的意見だが、イズミ役をもっと儚く幼く見える役者にした方がよかった。杉咲花ちゃんくらいがしっくりくる。有村架純ちゃんはそのままいるだけで華がありすぎる。魅力的過ぎてその動機と対照にならない。 葉山先生は異動先の高校で、妻を守ることができなかった思いを、イズミに頼られることで自分の自信を取り戻したと言っている。それが本心なのはわかるが、葉山にとってイズミは結局のところ、自分の心の隙間を埋めてくれた禁断の浮気相手で間違いないだろう。 妻ミユキは、葉山の母との同居を拒んだと言っていたが、子供ができなかったことを責められていたのではないかと想像する。日本でよくある話だ。 葉山は基本的に普通以上に分別のある教師だと思われるが、毎日お昼時間にやってくる女子生徒とその気持ちを察すると、男であれば仕方ないと思ってしまう。 男には、誰にでも優しいタイプと好きな人にしかしない優しさを持つ男がいるとすれば、葉山は誰にでも優しいタイプで、それがこの物語の原動力となっている。 卒業式に葉山にキスまでされたのにもかかわらず、その後2年間も音信不通。そして突然の招集。イズミは期待しないわけにはいかない。 小野は付き合うことになったイズミが「小野くん」と呼ぶのを嫌う。イズミの心に燻り続けている葉山のことも、彼女は「先生」と呼ぶ。 出会った時の呼び方を変えることができない女性は結構いるように思う。イズミにとって小野は「小野くん」であり、葉山先生もあくまで「先生」でしかないのだろう。動いているようで動けないままのイズミが見えるが、そのイズミはやはり架純ちゃんではないと思う。 作品のこのあたりが少女から女性への変化の時期を表し、それらが思い出になったとき、いつの間にかイズミは成長しているのだろう。 もしかしたら、会社で徹夜した時間に見た回想によって、イズミのほろ苦い経験がきちんとした「想い出」に変わったのかもしれない。 また、 映像だから仕方ないのかもしれないが、ユズコのレイプ事件は物語上重要な部分だが、割愛してしまうことで取って付けた感が否めなくなったのは残念な点だった。 しかしながら、恋について考えるのは青春時代に必ず起きること。 その表現の仕方は時代とともに変わるのだろうが、この作品のように「新鮮さ」はマストだろうと思った。 ユズコが手紙に書いた「苦しみ 恐怖 絶望 葛藤」という言葉は、すべてこの恋にも当てはまるように思った。
女子高生の
危うさと真っ直ぐさ。それを指導者としてどう受け止め、支えられるか、試される先生の人間性。先生との対比で際立ってしまう小野君の若さ故の未熟さと焦り。虚しさは怒りへ。泉、雨、プール、大雨、雷雨、海、シャワー。それぞれの演出をじっくり考察するもよし。足元の映像も印象的。易きに流れるのではなく、抗おうとすることで生まれる葛藤と深さと成長。お互いに相手を思いやる気持ち。薄っぺらい禁断の恋では終わらない余韻があった。後輩は理由は違えど居場所がなく極限まで追い詰められていたかつての自分たち。その思いの共有がまた苦しかった。ただやはり、卒業式直後まで思い留まったていたとはいえ、校内でのあのハナムケはフィクションだからこそ。
登場人物の再現度が高い。 映画全体の色合いが緑色とセピア色で芸術的...
登場人物の再現度が高い。 映画全体の色合いが緑色とセピア色で芸術的だった。 有村架純さんの熱演もとても良かった。 映像化で一番期待していた主人公のドイツ旅行が無くて残念。
女性向けなんかな?
元々恋愛物が苦手で(じゃあなんで観るねんって話やけど) 正直最後まであまり良くなかった 色々頭の中で出来上がった感じのストーリー まぁ映画なんやし現実感なくていいんやけど 京都に帰郷した時は関西弁やのに、メインの富山の時は全員標準語なのがなぁ 葉山先生は元々東京っぽいからいいとしても 聞きやすくしたいのは分かる でもなぁ
【教師と元生徒の“禁断の恋”を描こうとした作品。この作品を支えているのは、有村架純さんが確かな演技で、駄目駄目な二人の男に見切りを付け、新たなる人生を歩み始める姿である。】
ー 手元には今作のフライヤーが三種ある。だが、当時私は今作を鑑賞しなかった。理由は明確にある。ー ■大学2年生の春、泉(有村架純)は高校の演劇部の顧問教師・葉山(松本潤)に、後輩の卒業公演に参加してくれないかと、電話で誘われる。 葉山は高校時代、孤独な泉を救ってくれた教師だった。 誰にも言えない葉山との思い出を胸にしまっていた泉は、再会により気持ちが募っていく。 ◆感想<可なり、男目線で、批判的に書いています。> ・葉山が、自分の妻、美雪(市川実日子)が精神に異常を来し、家の納屋に火を放ち、東京から逃げるように富山に赴任して来た背景の描き方が粗い。 ・そこで、出会った泉が孤立感を深めて行く中、演劇部に誘う葉山という設定だが、泉が孤立感を深めて行く過程が、キチンと描かれていない。 ー 故に、葉山に対する泉の想いが伝わって来ない。ー ・泉の卒業時、葉山が”自分を慕っていると知っていて”泉の唇に触れるシーン。 - 男として、どうだろうか、この行為は・・。- ・更に、随所で卒業した泉に電話を掛けてくる葉山の姿。 - 再び書くが、男としてどうなんでしょうか?若い女性を迷わせているだけではないのか?- ・泉は、葉山への想いを吹っ切る様に、自分に想いを持つ小野(坂口健太郎)と付き合い始めるが・・。 - 小野の、恋焦がれていた女性、泉に対する態度の微妙な変化を坂口健太郎が絶妙に演じているが、観ていて”この野郎!”と思うシーン多々あり。 夜中に葉山から掛かってきた電話について、着信履歴を見せろとか、男としての器が小さすぎる。しかも、別れの際に、自分で作って贈った靴を脱いでくれ!という言葉に至っては・・。- ・葉山も、妻の父が訪問して来た事で、グダグダになり、泉へ助けを求めるシーン。 - 何となく、葉山の妻が精神的に異常を来した理由が分かる。 【葉山は優しいが、男として”ここぞ”という時の力が無いのである。】ー ・再後半の、女生徒が歩道橋から身を投げた理由も台詞で語られるのみで、隔靴掻痒感が半端ない。 <行定勲監督監督は、恋愛映画の名手とされているが、この作品は男から見ると、駄目駄目な二人の男に翻弄されつつ、自分の道を歩み始める強い女性を描いたように見える。 監督の作品制作の意図がそうであれば、という想いと、有村架純さんの身体を張った熱演に対し、評点を付けた次第である。 女性の方が今作を観てどう思われたかは分からないが、男から見ると、繰り返し書くが、駄目駄目な男二人に翻弄された女性を有村架純さんが、確かな演技で演じた事が見所であった作品であると思う。 彼女が、駄目駄目な男達に見切りを付け、新たなる人生を歩み始めるラストシーンは、そういう意味では印象的であった作品である。>
小野が不憫
静かで切ない大人の恋愛映画 だけどね、小野があまりにも可哀想だよ.....!! 携帯見てちょっとの束縛だけで良かったな 私だったら殺しちゃってるよ....!!小野で助かったな....! それと雨のシーンが多過ぎてうるさいのと、倫理的に教師が生徒に手を出すのは御法度だけど松潤なら私は良いよ、喜ぶよ
別れ際がなにより大事
★3.8 高3〜現代(社会人数年目くらい) 高校教師に想いを寄せ、 近づいたり離れたりした愛の話。 卒業式のシーンは 松潤が勝手すぎてまじふざけんな、 って思ったけど。 松潤は連絡を無視したり 拒絶するような傷付け方はしなかったし、 最後にちゃんと全部話してくれて いいお別れの形を作ってたから、 嫌な気持ちにならず最後まで観られた。 どんな恋愛にも幸せな時期はあるけど、 年月が経ってもう恋愛感情もなくなって ふと振り返ったとき、 あー気分悪い、ほんとくそな男だった、 時間がもったいなさすぎた、抹消したい、になるか、 はは、あの頃は幼かったよね、、 あんなこともこんなこともあったな… 色々あったけど、それも経験だよね、 って笑えるかは、 最後どう別れるか終わるかにかかってると思う。 この映画は後者。 ヘアメイクや照明、 ビジュアルてきなものが全体的に綺麗。 有村架純がちゃんと高校生に見えた。 大学生にも見えたし、社会人にも見えたし、 衣装・髪型・メイクを使いこなして しっかり棲み分けされてるのがよかった。 (制服姿を違和感なく見ることができた、のが大きい) それによって、高校時代⇄大学時代を行き来しても いつの話か戸惑うことなくノンストレスで話を追えた。 ただ坂口健太郎だけはちょっとなんか すごい老けて見えたな🙃 有村架純と坂口健太郎の掛け合いも、 はじめての買い出し〜 衝突したり謝ったりまで、全部すごく自然で、 有村架純ってこんなナチュラルな演技できたんだ こんな自然体で溶け込めるんだ、と驚いた。 原作通りのセリフなのか分からないけど、 「私から掛けたわけじゃないし」 「私やっぱり戻りたい、葉山先生のところに戻る」 「最後にもう一度だけ、先生の部屋に行きたい」 ここらへんのセリフすごくよかった。 靴を脱いだまま立ち去るのも良かった。 最近の、うまくいかない恋愛を描いてる作品は、 ものすごくメンヘラだったり、 どうしようもなくクズだったり、 終わりすらもちゃんとできない、 ぐちゃぐちゃのまま1人残されて、 自分1人で、 相手が何を考えてたのかどう思われてたのか 自分は、私たちはなんだったのか、 そんなことを自問し続けるみたいなが多いから、 どんな経緯であれ最後に二人のなかで 通じ合えるものがちゃんとあった、ていうのが よかった。 生徒を救いたい、力になりたい、 救えなかった時の自分を責めてしまう 真面目で責任感のある教師らしい性格や、 教師っていう狭い世界のなかで生徒に行くところ、 幼いなかで辛いときに手を差し伸べてくれた教師に いろんな感情を持ってしまうところ、 学校が舞台だからこその あー、あるんだろうな、あるよな、という 現実離れしてない感じもよかった。 懐中時計の針が動くの、 主人公の気持ちの歩みと重ねてるのかとは思うけど、 普通にねじ巻いてないのに動くのは怪奇で怖かった。 でも、久しぶりにいい映画だった。 ___________________ ◆備忘録ネタバレまとめ 舞台は富山県 高3で孤立、絶望の日々 気に掛けてくれた教師に想いを寄せる。 卒業に合わせて告白しようかというとき、 教師には別れた妻が居て、離婚理由は彼にあり、 彼はそれに責を感じていることを聞かされ、 交際を申し込むのはやめることにする。 卒業式の日、教師にキスされる!!!!! にも関わらずそれから2年一切連絡なし。 大学2年、教師から唐突な連絡。 文化祭の出し物を手伝ってほしいと。 同じく文化祭を手伝うメンバーとして 卒業生や他大学のイケメンもおり、みんなでわいわい。 イケメンに好意を寄せられ、 一度は教師のこともあり断るも なんだかんだあってイケメンとの交際を開始。 ちなみになんだかんだ、のなかで、 弱った教師に呼び出されるとか 教師実は離婚してなかった!!!!とか 腹立つから熱湯シャワーかけてやるとか 抱きしめられてキスし合うとか いろいろあった。 しかしイケメン、 携帯見たり人の手帳開けて未開封の手紙読んだり 嫉妬深いメンヘラで狂気やばい。 さらにある夜不審者につけられて怯えてるのに イケメンは助けに来てくれなかった、 教師は純粋に心配してくれた。 そんななかで文化祭を手伝ったメンバーに関わる とてもショックな事件が起こる。 弱った教師の姿を見て、 イケメンに謝罪と別れを告げ、教師の元に戻る。 教師はこれまで面会できなかった妻と再会を果たし、 これまでの自分の気持ちを整理し、話してくれた。 東京に戻り奥さんやり直すのだ、と。 そして教師は言った、 「恋ではなかったけど、必要としてた。」 「逃げ込んでただけだけど、君に救われた。」と。 最後に交わる二人 教師は父に貰った大事な懐中時計をくれた 大事なものだからこそあげたいんだ、と。 教師との思い出、教師への想い、 社会人になっても断ち切れないままでいたが、 懐中時計に刻まれた文字が 「幸せであるように」だと知り、 さらにはねじ巻いてない懐中時計が 勝手に秒針刻み出し、 なにか一歩踏み出せるような、 前を向いた気持ちになって終わり。
愛じゃなくて、恋…。。
松潤の演技の下手くそさにまずビックリ。 嘘臭い恋愛。というよりも薄っぺらい恋愛だと思う。 相手を心の底から思うという恋愛ではなく、ナルシズム的な愛を分かりやすく描いている。 自分が相手を好きだ!その気持ちだけに個々が終始翻弄されている。 肉体関係を持ってすぐに俺の女扱いするくだらない男の行動。 緊急事態を理由を建前に呼び出す。 最後の思い出作りという形でセックスをして別れる。 こんな感じの一連のドラマに感動など出来ない。 個々各々の個人的な思いはとても理解できるが、そこに全て終始している。 恋心は描かれているが、愛ではない。 この映画の一番の見処は、主人公の有村架純の演技力の素晴らしさ位しかない。 ズバッ!と言わせてもらいました。
残念な仕上がり
松潤って、ここまでカスな演技しかできなかったか? 多分、松潤にあってない。 それと、この映画、原作もこうなのだろうか?あまり読む気はしないが、人間がカスすぎる。現実的にも、こんな生き方してる人もいるのだろうが、本当にしんどい恋も生き方も、がんばりも全く書かれていなくて、中学生の人生経験レベル。人はそれぞれ複雑に入り組んだ人間関係や、社会があって、常にそういうものに苦しめられながら悩んで生きるもの。 その辺りは現実感がゼロで、非常に下らない。 中学生レベルと書いたのは、そう言う意味だか、感動や共感出来る人は多分これからいろんな事がこれからやってきて楽しんだり苦心だり頑張ったりするのだろう。 行定監督にしては、最低の駄作だな。いつもはもっと深いとおもう。
腑に落ちないメロドラマ。その理由。
細マッチョ専門に堕とす涙目のロリ。 腐れ縁ものの成瀬浮雲をひとり見る女。 この依存関係を純愛と定義して時に泣き、この後もズルズルと煮え切らぬ彼らとの関係を引き摺るだろう。 嫁とその親、お可哀想に。 そうは正面から撮らぬから腑に落ちない、変に王道らしき浅いメロドラマ。
期待以下でした
有村架純さんだけに期待していたが、こうもつまらない映画だとは思わなかった。 ストーリとしてありがちではあるが一定レベルの成立はしていた。 しかし、それを演出するための重要なポイントは、主演である有村架純さんのベッドシーンがこの映画の切なく狂おしい恋愛を引き立たせるはずなのに、それがあまりに形だけのベッドシーンに終わってしまい完全にトーンダウン。 それが何度かあるが何度も失敗状態で見せられるもんだから、こっちは余計に面白くなくなっていく。 ここ、しっかり演じられる女優か、そういうシーンをこの年でこなせる女優さんをキャスティング出来なかったスタッフの完全なる敗北。 有村架純さんがそこまでやると言ったか言ってないか、もしくはそこまで必要ないと判断した作り手か、定かではないが、このナラタージュという作品がどういうお話なのかしっかり理解していれば、こんな後味の悪い結果にはならなかっただろう。
どーなんでしょう
禁断の恋… 高校の時助けてくれた先生に恋心が芽生え的な 映画だから綺麗ってところあるけど。 女心が揺れる複雑な心情はわかるような気もするけど 最後はそうしちゃうのねって思ってしまって😅
なんだか分かりにくかった
原作小説が人気作なら、この映画は演出が私に合わなかったのかな? 登場人物の心理描写がいまいち分かりにくかったです。 松潤の演技を初めて見たけど、けっこう演技上手いんですね。 坂口健太郎、男の疑心暗鬼・未練たらたらを上手く見せてくれてますね。 有村架純さんはこの頃よりも今の方が綺麗だな〜(╹◡╹)
いい映画だった。映画に言及されてるのがいい。青春映画。島本の年上男...
いい映画だった。映画に言及されてるのがいい。青春映画。島本の年上男性コンプレックスの原点か。でも、DVにさらされっぱなしの体質も見える。
有村架純に怒られたい。
・有村架純から「私のことどう思ってるんですか?(怒)私の気持ち知ってましたよね?(怒怒)」って言われてみたい....言われたいッッッ ・最後の一言でかっさらう主題歌の力を思い知る (野田洋次郎さん本当いい仕事するなぁ) ・全員が全員松潤先生みたいな人じゃないのは重々わかってるけど、あの日あの時あの場所でドイヒーな別れ方をした、絶対恨んでるであろうあの人も、自分の幸せを願ってくれてるのかもなぁ...なんて淡いファンタジーを抱かせてくれましたありがとう
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