ナラタージュのレビュー・感想・評価
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ただの先生を好きになる恋愛映画じゃない
凄く胸に刺さって苦しくて涙が出ました。
「先生を好きになる」もっと単純で軽い作品だと思っていたのですが、予想を裏切る良作でした。
恋愛だけでなく、葛藤や後悔も描かれていたことが、重みを増しています。…若干、長く感じましたがΣ
とても深かったです。
雨の設定がこの作品の世界観を絶妙に表現していて雨音が湿り気を帯び、暗く儚い中に熱っぽさを感じました。観た今日が雨降りなので、余計に情景がシンクロしました。
主題歌も合っていて、Coccoっぽかったです。
最後のほうの映像、音楽、雰囲気が情熱的でフランス映画のように感じました。
またふと観たくなる映画です。
小野くん、そうなるのは解りますが、嫌ですね。。
人は早々自分をごまかせない。
人は早々自分をごまかせない。
映画を見終わってそう思わさせられました。
恋愛観、想いを遂げられないと解っている恋について、
自分をどう偽り、次への一歩を進めるのか。。。
有村架純さんも可愛かった!
静かに、静かに、心に沁みる映画
静かに流れる時間の中にあって。
嫉妬に狂い相手を傷つけては、自分を取り戻そうともがく小野。相反する感情の中で苦しむダメ男がドストライク。いや今回の坂口健太郎がドストライク。もっと汚いところを見てみたかった。
好き!
好みが分かれると、色々なレビューを見て感じていながら挑戦してみました。
結果から言うと、わたしは観て良かったです。
潔癖な恋愛が好きな人には、到底理解出来ない人物しか出てないと思います。正しい事は分かっているのに、それが出来ない現実を泣きながら恋してるという。愛ではなく恋だなーとは感じました。好きはあるけど、みんな押し付けがましく、唯一松潤だけはそっと包み込む優しさがありました。
色々なサイトのレビューに飛び交っている、松潤の狡さは、わたしには優しくずるく未練でいっぱいと映りました。
こういう時どうしても松潤を責めがちですが、松潤もかすみちゃんも坂口くんも、現実にはありがち!!あるある!誰も悪くないし、人間の弱さと優しさと未練と未来をさらっと見せて貰えました。
泣きはしませんし、壊れるくらいの好きは伝わりませんでしたが。互いに静かにしっかり好きだったんだなと切なくなり、最後はすっきりしました。
ただ、携帯チェックや変質者から追われるのは、リアル過ぎて要らなかったかな。違和感が凄かったです。
静かに話は進むが、熱がこもっている内容
葉山先生のことが好きだったが、想いを伝えずに卒業した工藤。
久しぶりに先生から連絡を受け再会し、昔の想いがよみがえってきた。
しかし、葉山先生の現状を知り、2人は離れる。
工藤は、小野という共通の趣味で知り合った人と付き合うことになるが、先生の想いが忘れられず、先生のもとに戻る。
そして7、2人はそれぞれの想いを伝えるが、結局離れてしまうという内容だった。
原作を読んでいるので、大体の流れは知っていた。
原作に比べるとだいぶカットしていたが、それでも良い作品だと思った。
離れていてもお互いのことを想い、頭から離れないのは本当のに好きなんだと思いました。
小野君は、自分に自信がないのだと思いました。
だから、自分が愛されているのかをすごく気にしてしまう。
誰でも持っている自信のなさがよく出ている人物なんだと思いました。
原作では、面白い終わり方だったのに映画にはなく残念でした。
行定監督らしい未練タラタラ系映画
この映画は行定監督の俳優選定なのか?既に役者ありきの監督引き受けなのか?
俳優の組み合わせに疑問。
松本潤を使いたければ、もう少し幼い感じの元生徒役を用意すべきだと思うし、有村架純を使いたければもう少し大人の先生を用意したい。
有村架純の方が大人に感じる。
松本潤と有村架純を組み合わせたければ、脚本を若者向けにしたい所。明るい様な。
しかし、この映画にはそれが無い。20代から上のカップルが観る様な大人しめ内容。
2人の新たな魅力を引き出す為のチャレンジと言われればそれまでだが、チャレンジは成功とは言い難い。
また、恋愛映画なのだが長いよね。
ストーリーの方向性が分かってしまうよね。
かなり前から。
行定監督らしいんですけどね。
恋愛表現のベタさ加減も監督らしい未練タラタラ系。
いきなりテーマが難病や死んでしまうとかでは無く純粋に少し大人の恋愛映画を観たい人にはどうぞ。
いい映画だった
昨年劇場へは行けず、今日からレンタル開始になりやっと観た。コミック原作の恋愛映画が続くなか、久しぶりに本格的な恋愛映画だった。
まず有村架純の演技がうまかった。表情と口調ではっきり気持ちが伝わる。松本潤は違う役者に見えた。いい意味で松本潤に見えなかった。小説が原作の映画はやっぱり見ごたえが違う。とても面白かった。作品の中で、初めて葉山先生と話す泉がもうすでに不機嫌で少し挑発的で、そうなると葉山先生は完全に大人で教師で、泉が笑っているときは男の自分を少し出してくる。目があった、私にだけ話してくれた、落ち込んだときに連絡をくれた。好きな人からされるそんなことが、とても大切だったあの頃を強く思い出した作品だった。
人生ワースト3に入る映画。
もう、珍しく、カスみたいな内容の映画だったw
よくある、恋愛映画!かと思いきや、暗い!うじうじ!だらだら長い!展開しない!え!?終わり!?って感じで、上映中、あまりにカス内容なので、逆に、これどう展開していく訳!?wと、失笑ものでした。
友達に誘われて映画館行きましたが、まじで、お金の無駄!DVDですらない!!!そして、あんな映画に出た松潤に謝ってほしいレベルです。花男とゆう最高の恋愛演技をこなす彼を、こんな駄作にでてほしくない!とまで思わせる、そんな映画でした。
感情移入できませんでした
すみません、いい歳をして真面目にこの映画を見てしまいました。楽しめた方もいらっしゃるようですので、一参考意見としてお読みください。
行定勲監督の叙情派映像に浸り切ろうと思いまして、長時間フライトの機上で拝見しました。なんなら人目をはばからず泣いてやろうかなと、ハンケチを用意して準備万端、泣く気満々で拝見したですよ。
しかし。
これは一言で言いますと、はっきりしない男女がモジモジした恋愛を繰り返すというだけのお話でした。
原作の小説はすばらしいんでしょうか? 読んでないのでわかりませんが、すみません、ぼくは多分読まないとおもいます。
泣くどころか、映画に何の深さも無いですし、映像も役者の演技も叙情的でもなんでもなく、共感も感情移入もできず。かつ、見終わってスカッともしません。
主人公のマツジュンさん、確かにいい顔してると思うんですが、この男のどこにヒロインの有村架純さんが惚れたのか、結局最後まで分からず仕舞いでした。これはきっとこの人に魅力が無い、ということなのでしょう。
ヒロインも、なんか終始ウジウジしているばかりでした。ちょっとくらいかわいいと思ってウジウジ周りを振り回しやがって。もう一人の男の子(劇中で小野くんと言われてました)がかわいそうじゃん。
唯一、小野君のご実家のシーンがほっこりしててよかったですかね。でも、見所を強いて挙げるとしてもそのくらい。
長い映画でしたね。
長時間フライト中とはいえ、時間の無駄でした。途中で飽きて、機内販売呼んだりしちゃいました。
次回作に期待します。
苦しいラブストーリー
難病ものとかではなく、恋愛そのものの苦しさで感動させる映画を久しぶりに見たような気がする。ある意味王道であると思う。
男どもの優柔不断さ、駄目さにも、どうしてこうなるのかわかる分、余計に辛くなった。(劇中にも登場する『浮雲』あたりに比べたら、本作の登場人物は至って常識人であり、感情移入しやすい)
ただし、時間軸がしょっちゅう跳ぶわかりにくい演出は、何とかならなかったのか。今いつの時代の回想なんだと首をひねる場面が多々あり、その分減点。
複雑な感情と余韻
今までわかりやすく答えを教えてくれるような映画しか観て来なかった私には、衝撃的な映画でした。全ての登場人物に共感できる部分があり切なくなると同時に、共感できない部分にこそ自分にもそのような一面があるのを認識させられたような気もして、一言では言い表せない複雑な感情に陥りました。余韻がすごいとは聞いていましたが、まさかこれほどとは。溢れ出た感情をゆっくり整理し、自分なりにこの映画から受け取ったものを心の中にしまっておいて、この先ずっとときどき思い返すことになりそうです。
行定勲監督ならではの美しい映像を堪能できるのはもちろん、松本潤、有村架純、坂口健太郎の演技がそれぞれとてもすばらしい。特に、様々なことに苦悩する葉山先生を演じた松本潤には深く引き込まれるものがありました。
こんなことは初めてですが、公開終了までにもう一度観に行けたらと思うほどに、心に刺さった映画です。
恋愛は甘くキラキラしてるものだけではない
いわよるキュンキュンする恋愛物ではない。
しかし、それこそ、リアルな人間像を描いているんだなぁと思いました。
役者たちの演技も、映像も、音楽も、とても素敵。
できればDVDとかではなく、ぜひ映画館でその静けさの中の感情の動きを感じてほしい。
久々にいい映画に出会えて良かったです。
派手な音楽や大げさな演出だけが映画の楽しみではないということを、教...
派手な音楽や大げさな演出だけが映画の楽しみではないということを、教えてくれたような映画でした。
ひとそれぞれの恋愛に正解はなく、迷ったり我慢したり堪えられなかったり、それでも愛情を消すことができないどうしようもなさを正直に描いていました。
結論を提示されないと落ち着かない方や、胸がスカッとするような派手なものが好きな方には物足りないかもしれませんが、映画館を出てから様々な事を反芻できる、余韻の多いとても素敵な作品です。
松潤が、、、
全編通して松潤が変態教師にしか見えなくて色気とかまったく感じなかった。
顔のアップも肌荒れがなかなかきつかった。
坂口くんもいい役だと思ったらなかなかのクレイジーボーイでどっちも応援出来なかった。
ひよっこからのこの役で架純ちゃんは良い女優さんなんだと感じた☆
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