忍びの国のレビュー・感想・評価
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素材はいいのに雑で詰め込みすぎ
役者さんという素材は抜群だったと思うんです。
でもその素晴らしい素材を全部見せようとしてなのか、話の流れがたびたび間延びしたり、時に強引に進めたりと、違和感を感じることが何度もありました。話の流れに説得力がないというか。
最後あたりの現代と映像を重ねる描写も、時代劇になぜそんなものを重ねる必要があるのかと。そんなのは見ている側が「そういえば現代にも通じるよなぁ」と考えればいいのであって、無理矢理見せるものではないと思うんです。
没入感は損なわれ、くどくどしくなり、最後あたりは「早く終わってくれないかな」と思ってしまったぐらいです。
大野さんの演技やアクションはすばらしかったです。でも、これも監督の「見て!」で不必要に時間取りすぎていたような気も。
他のキャストでは、大膳役の伊勢谷さんが輝いていましたね(信雄の配下に下ったところの脚本にまったく説得力なかったのが残念ですが)。また、石原さんも短時間ながら存在感出していました。美しい。
もっと客観的に脚本レビューしてくれる人とかプロデューサーが付けばよかったのに。
総じて残念です。
何度観ても魅せられる
映画が発表された時から、ずっと心待ちにしていた大野くん主演映画。
底知れない身体能力の高さが、発揮され、飄々と生きてきたようで、心の奥にある「人」の感情、最後の平兵衛との「川」は、本当に両者がカッコよく、切なく、激しく。
何度観ても本当に涙がでます。
最後の毒矢を受けた時の、無門の叫びは、胸がしめつけられる悲しい叫びが耳からはなれず、ぎゅう、となります。
大野くんの、場面によっての声のトーンや話し方も、すごく魅力ありすぎなのです。
信雄の寝床に忍んだ時に、無門のスイッチが入った時のトーンとか、目力にも魅せられました。
公開してから、何度も無門に会いに映画館へいきましたが、何度観ても、いや、観るたびに無門に、忍びの国の世界観に魅せられます。
同じ映画をこんなに観たのは、初めてです。
そして、まだまだ観たいと思わせる映画も初めてです!!
読み解けるかが評価を分ける
この映画は登場人物の心情等、細かい説明がされていない。それは、キャストの演技で説明が出来ると監督が判断してシーンをカットしたからだと言う。それに気づけた方は「深い」「何度も見たい」と思える。気づけない方は「なんだこれ?」「全然面白くない」となる。
読み解ける鍵は十分ばら撒かれています。「そんなに面白かったですか?」と聞いている人がいるならば「ええ!!面白かったです!!」と答えたい。
「わかってたまるか」の意味を。「可哀想に」の意味を。登場人物における「名前」の意味を。そして、無門の変化を。もっと考えてみて欲しい。そして、現代に生きる私達に投げかけられた言葉を、ちゃんと感じ取ってほしいです。
ジャニーズがどうとか、そういうのは一切忘れて謎解きの気持ちでもう一度観に行ってみてはいかがですか?
かくいう私にもまだ見落としがありそうなので、もう一度読み解きに行きたいと思います。
面白かった
大野智と言う人は・・・
恐らく、忍びの術にまんまとかかってしまったと思う。何度観ても、又直ぐに観たくなる。
正直、自分の意思で又観たいと思った映画で、それを実行したのは初めてである。
はっきり言って公開されてからずっと大野くん演じる無門が頭から離れない。あれからずっと「つなぐ」以外は聴く気にならない。サビの部位のみ公開された時は、あまり好みではないかなと少し残念に思ったものだが、フルで聴き、尚且つ大野くん自らの振り付けを観て見事に嵌ってしまった。忍びの国の世界観に実に合っている。
大野くんの魅力に気付いたのは2010年秋頃――― 正直アイドルには興味がなく軽く見ていた存在だったので、自分の今ある状態に正直ショックを隠せず、この気持ちを周りに暫く言えない状態が続き、かなりのストレスを抱えていた。
そんな生活が嫌で、最近は勇気を出して職場でも素直に言える自分になれたが。
概ね7年間観てきたが、大野智と言う人は底がしれないなと。歌でもダンスでも芝居でも・・・
アイドル主演映画と言う概念を捨てて欲しい。鈴木亮平くんとの一騎打ち、いわゆる川での戦いは、身体能力が遺憾なく発揮されているし、無門の心の動きが垣間見れる。お国役の石原さとみちゃんは、他のドラマを観て苦手な存在だったが、お国役は見事だった。無門の最愛の唯一心を許せる無二の存在であるお国が石原さとみちゃんで良かったと今は思う。
無門のラスト間際の叫びは、いつまでも頭から離れない。
今の自分が望む事は、大野くんが命を削った映画・忍びの国をもっともっと色んな人に観て頂きたい。
「嵐」の一員だから、この世界に留まってくれているが、早く50、60代になりたいと。
その頃にはもうアイドルはやっていないだろうと思っての発言。芸能界にいるかも分からないです。と
常日頃から自由になりたいと言っている大野くん・・残りの人生は縛られずに世界を放浪したい様だ。自由に普通に生活をしたい願望は変わらない。
幸せを願ってはいるが、これからもずっと大野智という人を見ていたいので、芸能人で居続けて欲しいが、そう長くはこの願いも続かないかもしれない。
望む事は、大野智の本気をいつまでも観ていたい。こんな人は二度とは現れないと分かっているから。
同じ時代に生まれて良かったと。
ファンの期待をはるかに超えた!
いきなりだけど・・・
無門(大野智)が平兵衛に言うのよ。・・・(=^・^=)にゃにを?
あっけらかんと人を殺していた無門がさ。
あの殺人ゲームのような「川」のシーンで。
・・・だから(=^・^=)にゃにを?
「教えない」
私、今日で二回目でしょ。
だから「見とどけてやる」って覚悟してたのに
どうしても「川」の場面を正視できなかった。
「これは演技だから・・・」とわかっていても・・・
それほど凄すぎるの。クライマックスの「川」はさ。
平兵衛と無門の心がワンカットの中で変わっていくの。
その心の変化が辛くて見てられない。
「もうやめろ!」「誰でもいいから、二人を止めろ!」
って叫びたくなるのを抑えるの。やっとの思いでね。
もしかすると、変わっているのは、二人ではなくて
観ている私の方なのかもしれない。
「君の名は」を観たときもそうだった。
変わってくのは主人公の高校生たちなのに
もしかしたら、観ている私が変わって行くような・・・錯覚?
それを確かめたくて、何度も劇場に行った。
「忍びの国」は、だから、特別な作品だと思う。
点数で評価するような映画ではないかもしれない。
自分で見て確かめるべきものがある映画だよ。
・・・でも(=^・^=)きみがお金出すわけじゃないからにゃあ。
「うるさい!」
実は・・・
お国(石原さとみ)も伝えるのよ。
無門が平兵衛に言ったのと同じ言葉で。
「本当の名前を教えて?」と頼んで、無門からその答えを聞いた後にね。
言うだけじゃないんだけど・・・(=^・^=)にゃに?
「自分で確かめろ!」
・・・じゃあ、何て言った(=^・^=)んにゃ?
「それも、自分で確かめなくちゃだめ。」
現実の世界では、ありふれている。
日常生活では、フツーに使う言葉だわ。
そして・・・その言葉には、中身がない。
あっても、薄っぺらい感情だ。
そんなもの2日もすればどこかに飛んで消えてしまうくらい軽い。
だから・・・
本当につらくて仕方がないときは決して使わない。
使っちゃいけない言葉だと思ってた。わたし。
それなのに、あえて
この作品の中で・・・
たぶん、2度。それを言わせているんだよ。
それって・・・「届けたい!」ってことでしょ?
その言葉のほんとうの意味とほんとうの使い方を。
忘れてない?忘れるべきじゃないんじゃない?
・・・って感じでさ。わたし・・・
無門やお国に、命がけで教えられたような気がするわ。
「君の名は」を観終わったときも似たような思いがした。
忘れている、忘れかけている大切なモノを見つけたような。
教えられたような。
PS.監督の演出雑過ぎない?
後は好きにやって!的な演出ばっかじゃん!
・・・と初回のときに感じたことは
私が浅はかでした・・・かも。
最高に楽しくて、泣けて、ハンカチがベットベト。
はまっていくから。
「もう一度、観に行けたらいいなあ。」
また、ハンカチで手がふけなくなったら。
監督の演出は正解だって言ってあげるわ。
嵐ファンの期待をはるかに超えた!
大野智と言えば「怪物くん」って時代は、今日で終わった!
初回を観た日。
エンドロールをぼんやりと見ながら・・・
自分の感動を整理できなくて言葉が出なかった。
エンディング「つなぐ」を聴きながら・・・
心地よく余韻につつまれていたい。
不思議なエンターテインメント作品だと感じた。
でもまだ・・・受け取れきれた気がしない。
そのくらい感じるものにあふれた作品だと思う。
もう一度観たいと感じる・・・3度目は
もっと深く感じるかも・・・と、思ってしまう。
何度もリピートさせる魅力にあひれた作品なのだ。
そう感じている人が私だけじゃないことがうれしい。
「君の名は」のように。
言いすぎかなあ?
ま、(=^・^=)どうかにゃ?
ジワンジワンと...
忍びの国最高(≧∇≦)年代性別問わず楽しめます。
忍術にかかったのか、何回観ても飽きない、感動、笑い、涙、新しい発見、とにかく素晴らしい映画です。私は、40代ですがこんなに気になる映画ありませんでした。これで6回観てます。こんなに映画館に足を運んだこと無いくらい、詳しく言えませんが、1800円払っても見る価値あり!田舎の小さな映画館で、観客10人の内女性が私一人だったのはびっくり(笑)杖ついたおじいちゃん、60〜70代の女性、年代性別問わず楽しめます。こっそり観客の方の反応見てましたが、男性の方も涙を拭っていました。大野君の最後のシーン大泣き間違いなし!演技素晴らしいですね。普段の大野君は、おっとりしたイメージですが、鈴木さんとの川のシーンも、スタント無しで3日間撮影...あの時の無門の目の演技も惹きつけられ、ジッとハンカチ握りしめ見ました。素晴らし闘いでした。よく見ると地面が濡れてたから、汗なのでしょうか?迫力ありました。前半の無門はかわいくて笑えるけど、合戦場に参集した所からガラッと変わり、素早い動き、感動しました。早送りじゃないんですよね。無門役は大野君ぴったり。監督に普段の大野君で..と言われたそうですが、あの猫背もそのまま活かされ、流石中村監督!わかってますよね。大野君の殺陣は最高です。小栗君も言ってましたね。昔京都で辛い思いしたから、今となっては、舞台もそうですが、経験して良かったですね。他の俳優さんも素晴らしい。伊勢谷さんはこの映画で初めて演技見ましたがカッコいいし、迫力、演技力最高です。時代劇合いますね。鈴木さんも、コミカルなイメージでしたが、引き込まれる演技力最高です。役によって身体を作りあげる役者魂に完敗です。石原さんは、綺麗!可愛い!いい女優さんになりましたね。夫婦のあり方、愛情考えさせられました。あの様な愛情表現もあるんだなぁと..甘やかしてはいけないなぁ〜(笑)
お国の愛情に大泣きしました。目の演技怖かった(笑)知念くんはあんなに怒りを露わにする所見たこと無いので凄くびっくり。これからもっといい役者になりそうですね。マキタさん、でんでんさん、きたろうさん、談春さん、満島さんも笑い、感動ありがとうございます。その他の下忍の方達も最高です。笑いましたよ。いい役者さん達、スタッフに恵まれて最高の作品を作って頂きありがとうございました。こんなに何回も繰り返し映画館に足を運んだこと無いのでこの映画に巡り会えて本当に良かった。歴史にも興味出たし、ロケ地にも行って見たい、人との触れ合い、映画に対する興味、映画を通じて色々学ばせてもらいました。沢山の人に見て頂きたい。私は、一人で何回も観に行ってますから、大丈夫ですよ。子供にも見てもらいたい。今の時代と、昔の時代..幸せとは?愛情とは?感じとって貰えると思います。グロいシーンはそんなに気にならないくらいです。
中村監督!素晴らしい作品ありがとうございました。大野君を選んで頂きありがとうございました。これからも年代性別問わず楽しめる映画、感動する映画楽しみにしてます。最後にまだ観てない方!とりあえず映画館の前に足を運んで下さいm(_ _)m(笑)大野君も言ってましたね。よろしくお願いします。そして皆さんのご意見聞きたい。段々狭い箱になりますが、また観に行きますよ!私は。
残念
深い。
忍びが生き生き
手に汗握る、映画です。原作を全く知らなかったのですが、どのシーンも、目を離すことは出来なかったです。大野君ふんする無門は、いい味出してるし、伊勢谷さんは、正統派武士でカッコいいし、鈴木亮平さんは、迷いつつ、信念のまま命について考える実直な男性。配役もぴったりで、それぞれ魅力的です。たくさんの忍びたちも出てくるのですが、パルクールの名手や、身体能力の高い人がいっぱいで見ていて楽しいです。無門の一声で、忍び達が集まってくるところは、わくわくします。壮大な映画なので、映像も見ごたえがあって、細かいところまで、監督のこだわりを感じます。無門が活躍している後ろでも、個性豊かな下忍たちがユニークに活躍していたたり、表情豊かで、見るところが多すぎて、飽きることはありません。そして、やっぱり、川のシーンは、大野君と鈴木亮平さんの身体能力の高さに驚きです。アクションが凄い。笑ったり、泣いたり見ごたえのある、エンターテーメントだと思いました。
エンディングで気持ちダウン
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