奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール

劇場公開日:

奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール

解説

絶妙な細かいディテールが人気の渋谷直角によるサブカルマンガを、妻夫木聡&水原希子の共演、「モテキ」「バクマン。」の大根仁監督により実写映画化。奥田民生を崇拝する雑誌編集者を主人公に、全編にわたって奥田民生の楽曲が使用されるラブコメディ。「力まないカッコいい大人」奥田民生に憧れる編集者コーロキが、おしゃれライフスタイル雑誌編集部に異動となった。仕事で出会ったファッションプレスの美女、天海あかりに一目ぼれしたコーロキは、あかりに見合う男になるべく、仕事に精を出し、デートにも必死になる。しかし、やることなすことすべてが空回り。あかりの自由すぎる言動に常に振り回され、コーロキは身も心もボロボロになってしまう。コーロキ役を妻夫木、あかり役を水原が演じるほか、松尾スズキ、新井浩文、安藤サクラ、リリー・フランキーらが脇を固める。

2017年製作/100分/G/日本
配給:東宝
劇場公開日:2017年9月16日

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(C)2017「奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール」製作委員会

映画レビュー

4.0ディテールの細かさと声を出して笑ってしまう瞬発力のあるサブカル恋愛コメディ

2021年9月28日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

大根仁監督が「モテキ」以来、久々に手がけたサブカル恋愛コメディ。マガジンハウスを思わせるオシャレ系雑誌の編集部で働くコーロキ(妻夫木聡)が、ファッションブランドのプレス担当の美女(水原希子)の悪魔的な魅力に振りまわされていく様子が恋愛や編集者の「あるある」を交えながらコミカルに描かれます。100分というコンパクトな尺もよかったです。 ディテールの細やかさと、役者の魅力を最大限にいかした魅力的な撮り方で安定した手堅さがありつつ、時にそれらを全てすっ飛ばした瞬発力で思わず声を出して笑ってしまうところもあります。映画館で実際に声をだして笑う作品って意外と少ないと思っている自分にとって、本当に笑わせてくれるところが大根監督作品の凄さのひとつだと思っています。

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五所光太郎(アニメハック編集部)

3.5ラブコメというより恋愛恐怖映画か!?

2017年9月17日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

笑える

楽しい

怖い

奥田民生がその音楽と行動で表しているような、何者にも動じない自分を持とうとしている男性編集者が、仕事で知り合ったセクシー美女に好かれようと、動じないどころか、昼夜を問わず振り回される。でもこれ、価値観の不一致とか、好きになった方が負けとかでもなく、出会ったのが相手次第で自分をころころ変えられるカメレオン女だったから怖いでしょう?というのがこの映画の問題提起。そんな女が本当にいるかいないかは別として、未だに理想の女性がこの世に存在すると信じている男の身勝手というか、ノーテンキというか、生来のロマンチストぶりがマジで痛い、これはラブコメというより恋愛恐怖映画。LINEの既読スルー、さらに直電、挙げ句の自宅訪問とエスカレートする"振られパターン"のリアルは、もっと痛いけれど。

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清藤秀人

0.5これは、いったい誰を共感しろといいたいのか…

2024年10月14日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

原作のマンガも軽く読ませていただきました。さわりだけね。驚くほどにそのまんま。妻夫木君の演技力も大したものですね。コミックの主人公になりきって、ちゃんとその場の空気を表現できている。 自分語り風に日常で起きたことを描いているので、どうしたって主人公の頼りない編集者に共感するしかないと思うのだが、惚れた女が仕事で揉めて、納まったと思ったら、メシに行くってどういう流れだ?(原作通りだけど) しかも、その場で彼氏のDVを告白されたきっかけに、爆発的に付き合ってくれと迫り、あっという間に肉体関係。ずいぶん軽い女だこと。彼氏がいるのに、ノリで誰とでも寝る女が、「男を狂わせる」というのか。(これも原作のまま) 話が進むにつれ、出てくる人がことごとく絵空事のような薄っぺらい人物描写で、特に仕事に対するスタンスがどいつもこいつもオカシイ。笑えるという意味ではない。不思議で、不誠実で、非生産的で、不快だ。 私なら、こんな女一晩でもムリだ。別に水原希子がムリと言っているのではない。始めから天秤にかけられている状況で、浮かれている状況がムリだ。 持てるパワーをつぎ込んで、あらゆる角度から狂わせガールの魅力を見せようと努力しているが、同じようなエピソードの繰り返しになっていて、中盤、かなりダレる。肝心の男と女の精神的な結びつきがまったく描かれていない。どうして二人は惹かれ合うのか、何の理由もない。ただ、目の前にいただけの人だからとしか思えない。猿みたいに発情しているだけなのか。 お話しが進むと、狂わせガールのトンデモ奔放ぶりが露呈していくが、これも彼女の魅力のひとつなのか。男なら誰もが彼女に惚れ、自分のものにしようと悪戦苦闘し、周りが見えなくなる。これが、才能とでもいうのか。職場の人間関係大事だし、どんだけ身内とやりまくってんだよと、あきれることはあっても、惚れることはない。まともな判断力の持ち主なら、仕事のパートナーには成り得ないと分かるはずだ。それとも、そんな誰とでもつながっているような状況で、出来るほど、雑誌編集ってぬるい仕事なのだろうか? ラスト、3年後の落ち着いたコーロキの姿に、「絶対嘘だ」と違和感を抱くのは私だけか。あんな仕事のスタンスで、ここまでの成功は手にできるはずもない。3年で、雑誌編集から、変名を使って、イベントアドバイザリーやコンサルティングにまで手を広げている。それでも立ち食いそばが美味いと言える質素な男は確かに魅力的だろうが、これだけ手を広げていて、価値観が乏しすぎる。 そば屋のカウンター越しに昔の自分を見て、まぶしさと悲しさに襲われ、町で偶然見かけたその後の狂わせガールには声もかけず、眉一つ動かさない。 この映画の価値観には、何ひとつ共感できない。

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うそつきかもめ

3.5面白い映画

2023年5月29日
iPhoneアプリから投稿

妻夫木の演技が良かった!

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もふもふ

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