ウォークラフト

劇場公開日:

ウォークラフト

解説

世界的人気を誇るPCゲーム「ウォークラフト」シリーズを実写映画化したファンタジー大作。「ミッション:8ミニッツ」「月に囚われた男」のダンカン・ジョーンズ監督がメガホンをとり、剣や魔法が存在する世界を舞台に、国や愛する者を守るべく戦う人々の姿を壮大なスケールで描き出す。滅びゆく故郷を捨てて安住の地を求めるオークの戦士たちが、平和な王国アゼロスに侵攻を開始した。人間たちは自分たちの国を守るため、オークとの全面戦争を決意。一方、人間との戦いに疑問を抱く1人のオークが、戦争を阻止するためある決断を下す。主演には「ギャングバスターズ」のオーストラリア人俳優トラビス・フィメルを抜擢。共演に「ミッション:インポッシブル ゴースト・プロトコル」のポーラ・パットン、「香港国際警察 NEW POLICE STORY」のダニエル・ウー、「ローン・サバイバー」のベン・フォスター。

2016年製作/123分/G/アメリカ
原題または英題:Warcraft
配給:東宝東和
劇場公開日:2016年7月1日

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(C)2016 legendary and universal studios

映画レビュー

3.5ファンタジー・バトル・ゲームの実写化

2022年9月12日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

人気PCゲームを実写化した、魔法あり、バトルあり、怪物ありの、『ロード・オブ・ザ・リング』的なファンタジーな世界観満載の物語。人間の世界に襲いかかり、侵略を企む別世界の怪物戦士・オークとの死闘を描いている。

最近、個人的にも海外ドラマの『ゲーム・オブ・スローン』や『指輪の力』等、本作と同様のファンタジーな世界観が描かれている作品にハマっており、その映像美やとの迫力あるバトルシーン等、壮大な物語と作品作りは、日本映画ではなかなか難しい面白さがある。

敵となるオークというと、これまでゾンビ的な扱いで、知性を持たない怪物のような兵士だったが、本作では、見た目こそグロテスクで、牙の生えた猪のお化けみたいな風貌だが、ちゃんと統制の取れた組織の中で、家族愛も持ち合わせ、知性と優しさも兼ね備えた設定となっている。だからこそ、本作では、組織のボスの謀略武人な対応に、反旗を翻し、謀反を起こそうと人間と結託して、ボスを倒そうとするオークの姿は、これまでの悪役には無い、斬新なシチュエーションと言える。

他の種族の生気を吸い取って、人間界とのゲートを開く力を得たオークのボス。実はその裏で、人間界の中にその手引きをする者がいたのだが、それはネタバレになるので、ここでは控えておく。そんなオークの映像は、殆どモーション・キャプチャーによるCG合成であろうが、細かな表情の醜さや怪力振りを迫力ある映像で映し出している。

ラストシーンのオマケでは、次につながる様な終わり方をしているので、次回作が製作されるのか、楽しみに待ちたい。

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bunmei21

3.5【続編が観たい!(個人的に)隠れた名作ファンタジー!】

2021年8月7日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

楽しい

単純

興奮

・2016年公開のアメリカのファンタジー映画。
・映画[ロードオブザリング]のように、様々な生き物が存在する架空の世界で自身の国や種族を守るために戦う戦士たち。その中で、居場所をなくしつつあるオークが人間の住む世界に進行を始めることで、人間VSオークの戦いが始まる、という大枠ストーリー。
・私は知りませんでしたが、世界的な人気のPCゲーム「ウォークラフト」シリーズを実写化したもののようです。

[お薦めのポイント]
・圧倒的なVFX、圧倒的な世界観
・映画をきっかけにゲームをやりたくなる程の種族種類の面白さ
・「続編今すぐ観たい」となる共感性(残念ながら現時点で続編がないそうですが)

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
[物語]
・正直言うと、さらっと観ただけでは全体の構図を完璧に理解できませんでした。
・「悪い魔法に支配され他者の命を簡単に犠牲にして自らの侵略欲を満たすオーク」「善良な誇りを持ったオーク」「オークと人間のハーフ?」「ニュートラルな人間」「人間と共存するドワーフ」「魔法使い」この辺の種族たちが、「オーク全体」の故郷がなくなりつつある状態を解決するために動き出したオークをきっかけに全面戦争となり、その中で「それぞれの想いや誇り」がドラマを生み出す、簡単に言うとそんな感じでしょうか。期待していたのは、「悪い奴」に対して「オーク」と「人間」が力を合わせて共に戦う、シンプルな構図でしたが、その一歩先を行く感じですね。そんな簡単にはいかないぞ、でも期待はさせてあげる、みたいな。笑 ゆえに、ラストシーンを観た後すぐに「続編は?」と検索してしまいました。もうはまってしまってますね。笑 ですが、残念ながら、2021年の現時点で続編は内容です。。。非常に残念。観たいなぁ。

[演出]
・魔法使いの魔法の使い方、これが痺れるカッコよさ。幼いころのイメージ通りというか、王道な魔法の使い方。
・終盤の全面戦争の戦いが、類似の映画のそれと比べて少し物足りなさを感じました。が、これは演出というより物語の問題でしょうか。または、カットシーンがかなり多かったのか。ゲーム内容を知りませんが、シュミレーション系のゲームをイメージしたので、もう少しその要素やギミックを取り入れて、映画[ナルニア国物語]のように、軍勢が優勢になっては劣勢になって…みたいな闘いの揺れ動きをみたかったです。

[映像]
・滅茶苦茶よくできています。綺麗で滑らかすぎるVFX。オークの子供をみても、まるで人間の子供の用に思います。子供を守りたいオーク、に非常に共感できたところが、この映画で人間とオークに手を取り合って欲しいと観客に思わせる仕掛けの要になっており、これこそが映画の面白さを引き立ててくれます。

[音楽]
・ファンタジー映画ならではの素敵なBGM達。邪魔もせず、しっかりと盛り立ててくれる逸品でした。

[演技・配役]
・配役は全く気になりません。というか、誰が出ているとか気にしないほど、ウォークラフトの世界に引きずり込んでくれているところが秀逸ですね。変に有名すぎる人を使うと、その人に意識が言ってしまいますが、ぱっと見「誰だっけ?」と思う人ばかりだったのも良かったのかもしれません。誰が出ているなんて知る必要ありません、あくまでも様々な種族達の戦いなのですから。笑

[全体]
・ネット記事によると監督であるダンカン・ジョーンズさんは脚本の初版のほうで「人間が善玉でオークが悪玉という古いファンタジーだ」と述べたそうです。その通りで、映画を観ていると「人間びいき」感は全く抱きません。むしろ「オーク」と「人間」が共闘して、悪い奴らを倒してくれ!と思わざるを得ない表現になっています。少しだけ残念だったのは、そこに「人間」でも「オーク」でもない第3の「悪い奴ら」というかたまりがいなかった、ということですね。悪い奴はオークの中の一部、というところ。とはいえ、確かに第3の「悪い奴ら」が出てくるとシンプルにわかりやすく「人間・オークvs悪い奴ら」という善悪の対峙ができるのですが、もしかしたら監督的には「そんなに簡単に善悪を抱かせないぞ」という思いもあったのかもしれませんね。人間vsオークを永遠に描きつつも、人間にもオークにも共感してもらうフィフティフィフティを大切にしたのかもしれません。終盤に向かうにつれて、観ているこちらの感情も複雑になってしまいますが、この複雑さが単純な善悪映画で終わらない秀逸な部分なのかもしれません。
・あー、早く続編が観たいです。お願いですから製作して頂きたいですね。ありがとうございました。

#映画 #ファンタジー #WARCRAFT #ウォークラフト #人間 #オーク #ドワーフ #魔法使い #ダンカン・ジョーンズ監督 #トラヴィス・フィメル #ポーラ・パットン #隠れた名作 #続編が観たい
#全体3.7 #物語3.7 #演出3.8 #演技3.7 #配役3.6 #映像3.7 #音楽3.6

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3104arata

4.0おまけで★

2021年7月5日
Androidアプリから投稿

ゲームの映画化だったとも知らず、アマゾンプライムで鑑賞。この手のファンタジーの世界観は全く好みではないが、暇つぶしで見ただけなので充分満足できた。
単なる勧善懲悪ではなく、裏切りや戦略、今後の展開を考えると期待できる内容。ただ不人気だったようで、どうやらパート2は作られないようだ。なんとも勿体無い。続きがぜひ見たいので、おまけで★4つにしました。

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レイは!?★

2.5獣系の格好良さが分かりませぬ。

2019年6月10日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

単純

超有名洋ゲーからの映画化らしいですが、ゲームはやった事は御座いません。
オークとかドワーフとか少し獣系キャラって好かないのも理由やけども、、、、でも観ちゃいました。
まぁ、キチンと人間も出てきて一安心。

内容が安住の地を求めるオーク族が人間達の国に攻め入るお話。

VFXも綺麗で楽しめますが、戦闘はグロ要素があまり無く年齢規制されるゲームに近い感覚です。
このファンタジーを受け入れれるか否やで評価が分かれると思います。(私個人は可もなく不可も無くでした。)

超有名俳優が1人ぐらい入れば感情移入も全然変わるんだろうなと「ロード・オブ・ザ・リング」等と見比べてしまう私。
また、オークと人間が交流するシーンがあるが、寒いから毛布を渡すとか飲み物を飲ませるとか、衣食住感覚を人間と一緒にしてしまう脚本がどうも好きになれなかった。

観るなら断然吹き替えです。
ガーディアンやヒューマン等戦闘職業的用語も出ますので、少し勉強すると良いでしょう。

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巫女雷男