疑惑のチャンピオン

劇場公開日:

疑惑のチャンピオン

解説・あらすじ

長年にわたるドーピングにより、自転車競技界から永久追放を受けているロードレース選手ランス・アームストロングの栄光と転落の人生を映画化。イギリスのサンデー・タイムズ紙記者によるノンフィクションをベースに、「クィーン」のスティーブン・フリアーズ監督が描いた。25歳で発症したガンを克服後、「ツール・ド・フランス」で7年連続総合優勝の偉業を達成したランス・アームストロング。ガンで苦しむ多くの人々に勇気を与え、競技外ではガン患者を支援する慈善活動に尽力するアームストロングは、人々から賞賛を集める、まさにスーパーヒーローだった。しかし、1人のジャーナリストの追及により、アームストロングの衝撃の事実が次々と明らかとなる。アームストロング役に「X-MEN:ファイナル・ディシジョン」「ザ・ブリザード」のベン・フォスター。

2015年製作/103分/G/イギリス・フランス合作
原題または英題:The Program
配給:ロングライド
劇場公開日:2016年7月2日

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PHOTO BY LARRY HORRICKS (C)2015 STUDIOCANAL S.A. ALL RIGHTS RESERVED.

映画レビュー

3.5【ツール・ド・フランス7連覇を達成したランス・アームストロングの勝つためには手段を選ばぬ驚くべき実話の映画化作品。】

2025年3月20日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

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■25歳の時に重度の精巣ガンに冒されたランス・アームストロング(ベン・フォスター)。だが彼は大手術とリハビリを耐え抜き、3年後のツール・ド・フランスで奇跡の初優勝を果たした。スポーツジャーナリストのデイヴィッド・ウォルシュ(クリス・オダウド)は、彼の復活劇の不自然さに疑念を抱く。
 だが、ランス・アームストロングは、チームぐるみの薬物使用と隠蔽により、ツール・ド・フランス7連覇を達成する。

◆感想<Caution!内容に触れています。>

・私は、スポーツサイクルをするので、ランス・アームストロングの存在は知ってはいたが、まさか映画化されていたとは知らなかったな。

・それにしても、チームぐるみで薬物使用し、彼を補佐する選手(今作で言えば、ジェシー・プレモンス演じるフロイド・ランディスである。)達が、その事実を口外せずに、ランスが7連覇を達成したという事実である。
 彼が薬物を使用するきっかけになったミケーレ・フェラーリ医師((ギヨーム・カネ)の隠蔽技術も、驚きである。

・時代的に検査方法が甘かったのかもしれないが、チーム専属のヨハン・ブリュイネール
(ドゥニ・メノーシェ)が全面的に関わっていた事や、ランス・アームストロングの高圧的な態度を見ると、当時の自転車業界も知っていたのだろうな。

<今作は、ランスが、自転車業界に齎した利益の大きさ。ガン患者への多大なる貢献を描きながらも、彼が7連覇を達成した後に、再び競技に戻り、一位には成れず新しいエースから毛嫌いされ(理由は明白であろう。)、ついにはフロイド・ランディスが、全面的に薬物使用を認め、最後は彼も全て認め、自転車スポーツ界から永久追放され、7連覇も無かった事になるという衝撃的な結末を描いた実話の映画化作品である。多数の有名俳優出演作でもある。>

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NOBU

3.5アスリートたちよ、真のチャンピオンであれ

2024年8月22日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

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近大

4.0爽快感ナシのスポーツ映画

2024年7月16日
PCから投稿

ドーピングで永久追放になった人の話ですが予想以上に不快な人間の作品でした。
役作りなのか本当にそういう人物だったのか、冒頭から自信過剰で自己中心的で狡猾な、いかにも「イヤな奴」なので永久追放になっても自業自得、という感想しか持てないようなわかり易い演出方針です。
映画としては面白いです。

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越後屋

3.0勝利に取りつかれた男

2023年7月25日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

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こまめぞう