ミュージアムのレビュー・感想・評価
全301件中、141~160件目を表示
良い良い
最高の言葉じゃ物足りない
本編を観る前に予告で何回か観て楽しみに待っていて、そして今日、ようやく観れました。
思った通り、グロかったです。想像していたグロさと全く一緒でした。エグいやり方にグロい描写。「これ、R指定じゃないの?」と思ってしまうレベルです。
日本は厳しいからR指定になるのでは、と思っていましたが、まさかのG指定。この時点でもうビックリですよ。
カエル男が用意する刑はどれも常識並外れた物ばかりで残酷ですが、どうしてもそっちに目がいってしまいます。そして、終盤のストーリーも手に汗握る展開で目が離せませんでした。カエル男が仕掛けるミュージアムに引き込まれてしまいました。
小栗旬が絶叫する演技も凄かったし、カエル男の狂ったキャラの演技も中々のもので、演技面でも両者のバトルがあってとても面白かったです!
鑑賞中に感じる恐怖がサイコパスの恐怖とは全く違います!何だろ、初めて感じる恐怖とも言えます。
カエル男さんの正体を出したのが鑑賞前に残念な点に思えましたが、鑑賞中そんな事気にせずに観られて、おまけに2時間があっという間に感じられました。
「ミュージアム」の全てが完全に脳裏に焼き付けられました!もう最高です!!て言うか、最高じゃ物足りないです!!
惜しい気が
小栗旬には荷が重すぎたような(´Д` )
犯罪サスペンスの一つの代表作
犯人(カエル男)や、犯行の異常さや、気持ち悪さ、不気味さなどが際立っているが、映画自体はそれほど怖いという印象は受けなかった。映画の中に自分も入り込んで恐怖を体感するというよりも、客観的に、登場人物の心理などを推測しながら見れる感じである。犯人は、幼少期の体験や、身体疾患が原因となり殺人鬼になった経緯が終盤に明らかになり、それを追う刑事は、仕事に没頭することで徐々に壊れてしまった家族を抱える。よくある設定ではあるが、設定や演出に工夫が凝らされていてリアル感がある。それぞれに「負」を背負った犯人と刑事の対決は心理を推測しながら見ていくと、サスペンスドラマとして面白くなると思う。アーティストをきどる殺人者が、自分の作品の完成には、彼(刑事)が必要だとして犯罪の協力者にしてしまおうとする所などは、とても良かった。
家族を愛し、仕事に厚い使命感を持つ刑事の小栗旬は当たり役です。
「負」をいっぱい抱えて異常な犯罪者になったカエル男の妻夫木聡は、なりきっていました。
映画化しやすい原作だったのでは
セブン
テレビでいいかな。
前半は凄く良い
原作から
期待通り
予想以上の出来
最悪の結末を予測させるかような宣伝コピーで『セブン』のような後味の悪い映画を想像させます。ただし、途中からそんなことはなさそうだと判りますが、それ以上の悪い予感を残す最後のカットが待っていました。予想以上に面白かったです。
猟奇的な殺人事件が続くが、やがて、被害者の共通点がわかる。かつての誘拐女児樹脂詰め殺人事件の裁判員であったことだ。そして、事件を追う沢村刑事の妻も、同じくその事件の裁判員を担当していた。犯人には死刑判決が下ったが、その後獄中で自殺していた。そして、沢村の妻子も行方不明となる・・・。
小栗旬の映画は、見たことがなかったが、満身創痍となりながら妻子を助ける刑事役を、良く演じています。そして、犯人役が妻夫木聡とは、言われなければまったく分かりません。
ラストカットも怖い。
これもコミックが原作になっていて、例によってその原作のことは知らずに観た。
猟奇連続殺人事件が発生し、その捜査に沢村(小栗旬)たちが駆り出される。
遺体のグロさとは裏腹に、映画は割りと理知的に進んでいく。
被害者がある事件の裁判員という共通点が出てくるに及んで、沢村が一捜査員ではなくなってしまう。沢村の妻(尾野真千子)か裁判員の一員だったのだ。
裁判員は6人のはずで、裁判官を入れると9人。これは完遂してほしかったところだ。沢村の妻は6番目のターゲット。あとは警察が保護したということか。
映画的には、沢村の妻は最後のターゲットということにはならないのか。
犯人の身元がわかってからは、沢村と犯人の一騎打ちになる。前半の理知的な感じはすっかりなくなり、妻夫木聡の怪演で映画が塗り込められるという様相となる。
大友啓史の演出は丁寧で、映画の世界に入り込めた。原作に力があったのだろうが、それに拮抗する映画化となったのではないか。
普通かな
全301件中、141~160件目を表示