3月のライオン 前編のレビュー・感想・評価
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役者の演技が凄まじい!
将棋はよく知らなくても、物語にどんどん引き込まれていきました。
原作は『ハチミツとクローバー』の羽海野チカさんの漫画ということで、素敵な人間ドラマだなぁと。
主役の神木隆之介はもちろん、脇を固める役者陣の演技がとにかく良かった。
佐々木蔵之介と伊藤英明の対局シーンは迫力があり、加瀬亮も天才棋士のオーラが漂っていました。
高橋一生は出番は少ないものの、教師役が似合っていました。
棋士という生き方を選んだ少年が、もがき苦しみながらも前に進んでいく様が丁寧に描かれたように感じました。
前編は戦いの物語ということで将棋のシーンが多めでしたが、後編は愛の物語ということでまた雰囲気が変わってくるのかなと思います。
後編が早く観たい!
表現より再現。でも中途半端。お尻が痛くなるのが気になってくる
公開してまだ一週間も経ってないのに、今日レディースデイだったのに、人少なくてビックリ…大コケって本当だったのね。でも見たらその理由がわかりました。
このレビュー、印象を3つまで選べるんですけど、泣けないし笑えないし興奮もしないのでどれもしっくりきません。当てはまるとしたら「寝られる」だけでしょう。私は神木隆之介くんの大ファンなので寝ませんでしたけど…でもあくびは止まりませんでした。引き込まれる映画は座りっぱなしでもお尻なんて痛くならないんですよね。
漫画の再現率はまあまあなんですけど、本当にまあまあなんです。よく漫画は漫画で映画は映画として見てくださいっていうけど、無理です。どうしても比較しながら見てしまうんです。このシーンはあの表現が絶対必要でしょう!ってところがなかったり、急に異様な音楽がかかったり…すべてのシーンが中途半端で気になってしまうんです。漫画とはまったく別のものとして見てくださいと言うのなら、映画でしか表現できない工夫が欲しかったです。アニメ版は原作のあたたかさを残しつつ漫画にはない独特の表現があって良かったのですが…映画は暗さを強調して漫画を中途半端に再現しましたって感じで。素晴らしい俳優さんの素晴らしい演技がなかったら寝ていたでしょう。
神木くん演じる桐山零くんは、もう零くんそのものでした。ただ他の俳優さんは再現プラスでオリジナルの表現があって映画だからそれはそれでありだったんだけど、零くんだけは零くんでした。それがなんか、面白さよりも感心が強かったです。表現より再現でした。あまりにも零くんがそのまんま零くんだから漫画と違うところを見つけるとより気になってしまったのかも。
将棋シーンと家族関係のシーンに力を入れすぎていて原作のあたたかさが感じられないのが残念。見終わったあと、「無」でした。良かったとも言えないし後味が悪いわけでもない。涙が出そうにも一度もならなかったし、どんなに演技が素晴らしくてもなんでかグッとこないんです。零くんそのものだな〜、島田さんの柔らかさがうまく出てるな〜っていう感情だけ。座りっぱなしでお尻が痛くなっただけ。エンドロールの途中で帰ったのは初めてでした。神木くんのファンでも2部は見ないかな。2部も見たいってどうしても思えなかった。
将棋しかねえんだよ!
原作未読。
「将棋しかねえんだよ!」感、はんぱなし。好きとか嫌いとかじゃなく、そうするしか生きてこれなかった少年の悲しい生き様。根暗で不愛想でドンクサい桐山を神木隆之介が好演していた。
脇も芸達者が固めていて安心して観られた。飄々とした加瀬亮の佇まい、信念と優しさが同居した佐々木蔵之介の存在、憎たらしい伊藤英明のカッコ良さ、壊れそうな悪女を演じる有村架純のはかなさ、川本姉妹を演じる三人のけなげさ。
そしてなにより、染谷が演じる二階堂の友情。はじめ、誰だかわかんなかった。自分よりも努力していた桐山を知ったときの二階堂は、憎悪や嫉妬じゃなくて、彼を仲間だと思ったのだという。一緒に高みを目指そうとする二人の友情に、こっちまで熱くなった。
ただ、将棋の妙には無知なので、その一手がどうすごいのかが、よくわからなかったが。
とにかく後編、期待してます。
全員主役で全員助演!
原作もアニメも観てないので、何の先入観もなく映画を楽しめ後編が楽しみです!
不運な生い立ちから自分の生きる道を選択し、生き抜く為に周りを犠牲にしながら育って行く過程と妬み嫉みが実にリアルに描かれてます。
弟子入りした先での実の姉弟との確執・・・・
孤独なもの同士の友情・・・・
高校の先生と偶然出会った三姉妹との絆・・・・
そして立ちはだかる難敵とその上に君臨する絶対王者!
心理戦ながら精魂込めた戦いは、手に汗握ります。
見方を変えれば全員主役で全員助演!!
皆さん役者オーラー前回で演じてて、よくこれだけの面子のスケジュール押さえたね〜って思うほど豪華です@@!
ここ最近の前後編モノは、後編息切れする感じが多かっただけにどうなんでしょう!?って感じはしますが、早く続きが観たい!
☆4.4
将棋の世界は厳しい。
ことが、よくわかりました😊
原作未読、豊川悦司さんが出演されるので見に。
冒頭シーンからどうしようもなく胸を掴まれるような気持ちに
そしてそれを癒すような画面の美しさ。
原作者の方は、人に言えないような悲しい原因で失われた家族、家族を失うほんとうの辛さ、孤独、かなしみというものををわかっている方なのだろうと感じました。
将棋の世界の厳しさ、中でも
精神的な厳しさが
体感できるような作品だったと思います。
精神面は、とても勉強に、参考に、なりました。
とても骨太の作品で
鑑賞後も気分はずっしり、
充実感が*ˊᵕˋ)੭
まるで自分が精神的に成長したような気分に✨
後編も楽しみに見に行こうと思います。
前編だけでも楽しめる
前・後編に分かれている映画を観たのは初めてだったのですが、前編だけでも映画として楽しめました。
将棋について詳しくない自分でも、引き込まれる出来になっていました。
特に、佐々木蔵之介さんの島田八段と伊藤英明さんの後藤九段の対局。
盤上をあまり写さず、二人の表情を中心に対局が進んで行きます。
多少、過剰な演出も、すべて緊張感につなげるお二人の演技力は見事でした。
生身の人間が真剣にぶつかり合う、将棋が魅力的に感じられる映画でした。
神木きゅんの美しい横顔をひたすら眺める映画
ちょっと残念、、、
主題を一つに絞る勇気の無かった映画、という感じでした。
ひたすらできるだけ原作をなぞって努力しました、みたいな脚本なので、なにかもうひとつグッと来るものがない。
キャラクターモノの色が強くて、リアリティに欠けましたし、にもかかわらずマンガっぽさも薄いどっちつかずな感じでした。
たくさんのエピソードがある原作だから、
零を描くにしても、
もっと原作のファンタジックコメディさを出してあかり家との交流を主題にするとか、
二階堂との友情を基軸にするとか、絞りようがあったんじゃないかと。
たぶん幸田家が一番掘り下げられていたようですが、
どうも姉役のミスキャストが痛かった。
いい女優だしだいすきな顔の方ですが笑、
原作の悪ネコちゃんとはイメージが遠いでしょう…
でもこの監督はいつもちょっと薄っぺらいというか幼稚というか、こうしといたら主人公カッコイイやろ、派手やろ感があるものを作る人なので仕方ないかなーとえらそうなことを思います。
誰に対しても65点以上の映画を作るのがうまい監督。
それはそれで素晴らしいことですが、この映画はストーリーをもっと丁寧に作ってほしかったな。
しかも前編で新人戦だけでなく島田さんと宗谷の対決まで持っていくのはやりすぎやろー涙
せっかくの2人の熱演が、展開が急ぎすぎててもったいないよー涙涙
高橋一生、加瀬亮、佐々木蔵之介、さすがすぎる。
この映画が最低限、大人も見られるものになってたのは彼らのおかげ。
染谷さんはやっぱり特殊メイクが過ぎてキモくみえるのが残念。聖の青春のほうがいい演技でしたよ。
あとはもう、題名どおり神木くんの横顔が彫刻かな?レベルの美しさで綺麗すぎて、そこを何回も見れたのだけはマジありがとう偉そうに批評もどきしてごめん。目が清流で洗われる気分でした。
クリスマスイブに叫ぶシーンはとても良い演技だった。
でも監督、もっと後編は丁寧に作って‼︎あと、駒の音がペチペチバシバシ激しすぎるのが気になりました。
マナー違反多すぎやろ。
将棋はもっと静かで重い競技だと思うんでございます。
将棋盤を映す時間が短いし、駒のアップばかりなので局面が良く分からな...
将棋盤を映す時間が短いし、駒のアップばかりなので局面が良く分からない。
ルール知らない人が楽しめるように配慮したんでしょうか。
原作読んで無いからなのか、誰にも感情移入出来ませんでした。
後半も観たら印象が変わるのかな?
日本映画の悪い癖
僕の中ではどうしてもハリウッド映画>韓国映画>日本映画という考えがあるw
僕が個人的に思う日本映画の悪い癖は、「豪華俳優で固めればいい」という考えが垣間見えてしまうということだ。豪華俳優が出演すれば華がある映画になるだろうが、多すぎるとゴチャゴチャになってしまう。
原作は読んでいないのだが、映画だけ見ると、主人公は将棋が好きでもないようだ。その割にだれかに強要されているわけでもないのに今でも将棋を打ち続けている。ここの意味がわからなかった。
主人公が挫折をして成長する姿を伝えるには、主人公が味わう敗北感が弱すぎる気がした。
いつも思うが日本映画の子役のレベルが酷いんだよな〜。
有村架純は人選ミスじゃないか?w
染谷将太の親友を本気で大切に想う姿は良かった。
とても良かった。
将棋の事が全く分からなくても楽しめると思います。
緊迫した勝負の描写もとても良く表現されていて、思わず息を呑みました!
舞台挨拶で神木隆之介君が「将棋の駒の音に注目して良く聞いてみて。」みたいな事を言っていましたが、確かに棋士によって音が違ったり、また状況や心理状態によっても音が違うのも巧みに表現していたと思います。
またこのストーリーには人の優しさとか愛が詰まっていて、とても胸が熱くなりました。
後編はさらに「愛」が大きなテーマになっているようなので、とても楽しみです。
神木隆之介君の演技も最高でした。
将棋をやってみたくなる
少年天才棋士桐山零役の神木隆之介がいい。不幸を一身に受けながら、年齢や境遇などでどうしようもなくもがき苦しむ姿をよく演じている。家族を一瞬でなくした時点で、どれほど不幸かと思うが、引き取られたプロ棋士の家で、将棋が強くなることでしか自分の居場所がないと覚り、必死になって努力するが、上達すると養父の姉弟と不和になってしまう。世話になった養父とプロとして対戦して負かしてしまう。彼の苦悩や葛藤は若さゆえでもあり、その意味では舞台は特殊だが一種の青春映画でもある。神木はとても似合っている。
将棋の勝負の世界の雰囲気もとても新鮮だ。特に伊藤英明と佐々木蔵之介の戦いは、真剣さゆえのおかしさもあって、とても楽しい。あんな風に将棋が指せたら面白いだろうなと思う。
前編なので、充足感はないが、後編に向けて、桐山零の成長や、川本姉妹、幸田香子との関りなどがどう描かれるのか楽しみである。
将棋シーンの迫力がすごい
宗谷名人のキャスティングには納得がいかない、高橋一生をあてといた方が良かったのではなのだろうか。ストーリーは三姉妹等の交流を通じての人間回復が不十分であったが、勝負に重点をおいたようで「聖の青春」より将棋シーンには迫力はあった、なんと言っても島田開役の佐々木蔵之介がカッコ良かった。
まったく将棋のルールを知らなくても、心理戦の"凄み"が伝わってくる
神木隆之介が主役のうえに、有村架純、佐々木蔵之介、染谷将太、伊藤英明、豊川悦司…と主演級がズラリ。そして監督は「るろうに剣心」、「バクマン。」の大友啓史監督と、重厚な布陣である。
さらに、"3月(春休み)前編→4・5月(GW)後編"も、大作の興行パターン。昨年でいうと「ちはやふる」のポジション。
どうしても棋界モノということで、昨年の「聖の青春」(2016)が出てくる。夭逝した天才棋士"村山聖"を主人にしたノンフィクションベースの作品とは比べてはいけないのだろうが、棋戦の迫力に格段の差がある。一見、"静的"である対局シーンを激しい"動的"描写に昇華させている。これは「るろうに剣心」で時代劇の殺陣の常識を翻した、大友監督の演出力だ。
棋盤ではなく棋士の表情をクローズアップし、心理変化を言葉(セリフ)で描き、シンクロする音楽、加えてひとりひとりの演技力の高さ。まったく将棋のルールを知らなくても、その”心理戦”に引き込まれていく。人生をも映し出す"凄み"が伝わってくるはずだ。
もちろんルールを知っているほうが面白い。さらに棋界をモデルにした登場人物の数々もいちいち楽しい。
染谷くんが特殊メイクで演じる肥満体の棋士、"二海堂晴信"は、先の村山聖がモデルであることはすぐに分かる。怒涛の出演本数をこなしていた一時期に比べて、ご無沙汰な染谷くんだが、この特殊メイクでの演技はさすが。
(2017/3/18 /TOHOシネマ日本橋/シネスコ)
アニメ、マンガどちらも好きです!!が映画も十分楽しめました(^^)...
アニメ、マンガどちらも好きです!!が映画も十分楽しめました(^^)がひとつだけやっぱり香子さんに求めてたものが期待を超えるものはなかったかなぁと、、、架純ちゃんの演技は好きなんですけどね(T . T)内容も原作そのままとはもちろん行きませんがそれが実写、その中でも今回の実写は納得できるものが個人的に多かったです(^^)満足しました!一緒に行った方は原作をしりませんが楽しんでましたし有村架純ちゃんも良かったと言ってました(^^)後編も必ず観にいきます!
おやつタイムまでガン飛ばす必要ある?!
見応えあり!
原作未読、将棋未経験ですがしっかりと入り込むことができました。
役者の方々がそれぞれみんな良い味を出しており、メインでは特に二階堂演じる染谷将太さん!あの重量感に、桐山に対して何事にも熱のこもった演技は見応え十分でした!有村架純さんの悪女も意外にはまっていてよかったです。また脇では、高橋一生さんの先生役も、出演はわずかではありますが桐山の心を動かす印象的な役でした。
将棋盤を見つめ対局するシーンは、役者みんなが、台詞なしの表情・動きのみで焦りや優越、怒りの全てを表現していてとてもかっこよかったです。
後編も期待しています!
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