エヴェレスト　神々の山嶺（いただき）のレビュー・感想・評価

序盤はなかなかワクワクさせられましたが、最終的に「よく分からない」で終わってしまいました。CGも雑な気がしたし…
主役の深町の自己中心的な性格が目立ってしまって、終始うーん？って感じでした。

前置きが長すぎて、肝心の登山シーンでは、寝てました。
ただ、目覚めた時のシーンでは、寝てた事を後悔します。
阿部さんは、相変わらず上手ですね。
同時視聴者は、私を含めて 4人でした。

あまり期待せずに観に行きましたが、それをさらに下回る作品です。
序盤はワクワクさせるものがありましが、結局なんの盛り上がりもなく終わった感じ。
まず、ストーリーがチープすぎる。世界最高峰のエヴェレストが軽く感じてしまう内容。そして、尾野真千子がやっている女性の意味がわからん。演技そのものはキライじゃないが。
せめて映像で感動させて欲しかったけど、へんなCGなんかで超ガッカリ。
岡田准一と阿部寛はカッコ良かったので、お二人が好きな方はどうぞ。

気合い入ってるのは分かるけど、うーんイマイチかな。

名声やお金儲けの事しかない深町が、羽生の熱にやられていく様が色々考えさせられました。そして深町の「分からない」が納得。早々、分かるはずがないし、深町はこの事を通して色々悩みながら生きていくんだろうなぁと。見終わった後、深く考えさせられました。

うーん
前半は期待あり
後半は意味不明？というか、何故登山家でも無いカメラマンが登れるのか？
予算不足かな？　ガイド一人で・・・
女連れで登山できる山ですか？
CGも変！！

エヴェレスト3Dとは違う角度で日本映画らしさ満載。山への飽くことなき憧れと畏れ。魂の置き所と生死の本質。人によっては退屈かもしれませんのでご用心。意外と静かな画面が多いので。

最初のうちはネパールのカトマンズの描写、圧倒的存在のヒマラヤ山脈の存在、岡田、阿部、尾野の設定と絡み、全てがいい感じでとても楽しめました。後半になると、やっぱり足を引っ張る岡田。最後の阿部は超怖くて本当に引きます。終わり方もいきなりブツっと切れるのであれ？という感じ。トータルで星三つです。

岸妹の存在理由とか、セリフのチープさとか、設定のあり得なさとか、全部置いといて。
あんな山があるのがすごい。
あんな山に登りたがる人間がすごい。
そしてあんなとこで撮影した情熱がすごい。
ってことでしょ。
勉強になりました。

ストーリは単純で分かりやすいが、設定に無理がありすぎた。まあ伝わったことは気持ちが大事ぐらいかな。俳優陣の演技は迫力があつた。

俳優さん達の演技と映像は良かったです。
けど原作読んでないからか、
結局何なの？って感じで終わりました。
登山も冬山も未経験ですが、
これはありえないでしょ？って思うシーンも多々ありで。。。
岸さんも(女性のほう)なんのためにいるのか意味不明だし、尾野真千子の何を演じても同じ雰囲気なのももう見飽きました。

本当に映像が素晴らしい！
CG使ってる…よね？
滑落シーンが、すっごいリアル。
もう、本当に転がっていっているとしか思えない
「何故山に登るのか」の問に「そこに山があるから」と言うのは有名だが
羽生の「俺がここにいるから」という台詞はすごく気に入った。
阿部さんと岡田君の演技、本当に良かったと思う。

膨大な長さの原作がどう映画化するのか興味がありましたが昨年の天空の蜂といい年に何作かこういう映画ができるから映画ってやっぱり止められません！レビューを見ていると賛否両論ありますがスポーツとかと違い映画は見た人の数だけ意見が別れるのは当たり前ですね♪この雄大なスケールの作品を完成されただけでも評価されるべきだと思います。角川映画の復活を期待します！小野不由美の屍鬼を映画にできないかなぁ？

前半は8,000m以上のデスゾーンの厳しさとか、羽生のキチｘイぶりとか、エピソードを混じえよく描いていたと思う。
ところが、エベレストで羽生と深町が生き別れになった後から、「え？」の連続。
深町と岸文太郎の妹は、ピクニックでも来たみたいに5,000ｍ以上のベースキャンプにやってくる。
妹はいつのまにか現地語まで理解できるようになっていたけど、なぜ？
深町は高地順応もせず、ベースキャンプからいきなり単独登攀。これってありえるのか？
羽生の遺体と再会するところでは、サングラスにチャチな毛糸帽子の深町。
白い息も吐かず、あの超難ルートを登ってきたはずなのに元気よさそう。
しかもその毛糸帽子まで捨て去る始末で、一瞬で凍傷になるデスゾーン設定って一体・・。

映画「エベレスト」とか見ると、役者はゴーグル、厚手のフードを付け、外気に晒されている顔の部分は氷が付いている。
風も非常に強く、酸素が薄いので話すのさえ辛そう。
そういうリアルさが全く無かった。

折角、前半でデスゾーンの怖さとか、羽生が命を賭けた前人未踏ルートの開拓とか振っておいて、最後の部分でぶち壊し。
山岳映画が最後で遺体コントになってしまった。

岸妹の部分って原作にあったのだろうか。

原作と映画はもちろん違ってもいいけど、変えるんだったら、もう少し脚本を推敲してもらいたい。
せっかく、大金かけていい役者使っても、脚本で台無し。
岸妹の部分は全く不要。岸文太郎のエピソードも大部分不要と思う。
その尺をデスゾーンの怖さとそれに挑む男たちのリアル描写に使って欲しかった。

しかし、「クライマーズ・ハイ」なんてあんなに面白かったのに、同じ脚本家と思えん。

原作は未読。

人間ドラマに不可欠な、個々の主要人物のバックボーンや、互いの関係性の掘り下げの描写が雑なので、
どうしても感情移入が難しく、一生懸命自分なりに折り合いを付けて観ていかないと、ダーと流れて行ってしまう。

互いにどう惹かれあったのか、どんな感情がわいたのか、
どうも伝わって来ない。

下手すると結構すんなり山に行ったり帰ったりで、わりと誰でも登れる？なんてコトすら考えてしまいそう。

ありがちなジレンマだが、人間ドラマか、スペクタクル性か、どちらか片方に比重をドンと置いてしまった方が解りやすく良い作品になったんじゃないかと思う。

素材が良いだけに、非常にもったいないといった感情がわいた。

あと、余談だが、25年前と現代（と言っても1993年）との人物のビジュアルの変化の無さで時系列を見失いそうになり、ちょっと煩わしい。
この辺も雑よね。

迫力と、阿部ちゃんの演技も素晴らしい、岡田くんも良かったです。
山に魅了される感じ、伝わりました！

ネパールの賑やかな街並みや雄大な山々。
かっこいい男臭さプンプンの岡田くん。
人間離れの気合いと技が似合う阿部寛。
「トモダチ」っぽいあの人。
暗い感じでも華がある尾野真千子さん。
男の人のやんちゃな感じ、なかなか共感はできないけど、
理解してあげたいなぁと思ったり、羨ましくも思ったり。
岩壁を登りたいとは思わないけど、私も筋トレしようかな！

原作読んでないからかもしれないけど、内容も映像もすごく良かった‼大満足です。壮大な映像は、ぜひ大画面で見るべきです。演者もサイコー ！ドキュメンタリーかと思う位。素晴らしいと思います。伝えたかったこともラストで充分理解できました。魂を揺さぶられました。久しぶりに邦画で迫力ある映画を見た気がします。

いまいち、内容が、分からなかった

物語は、登山家ジョージ・マロリーが、1942年にエベレスト初登頂したのか否かという、謎の鍵をにぎるであろう
カメラの出現を端緒に始まる。
ここ数年、剣岳点の記、アイガー北壁、春を背負ってなどの山岳映画を見てきたが、山岳景観で頼らず、クライマーの心理人間ドラマとして描けていると思った。
井上靖の氷壁以来のザイル切断疑惑がここでも顔を出すが、ストリー展開上必要であろう。

口コミを見ると、評価がまっぷたつに分かれている。
原作を読んだ人、あるいは山登りを知らない人の評価が低い。
確かに２時間では説明不足になったり、細かい辻褄が描けない面も。

夢枕獏のこの本を読もうとして果たしていないが、良かったのかも。
とにかく岡田准一と阿部寛の演技力がないと成り立たないのも事実。
我が評価は、山岳映画として、４．０。