劇場公開日 2016年3月12日

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「2時間で難しい山岳映画として出来はいい」エヴェレスト 神々の山嶺(いただき) GoodDuckさんの映画レビュー(感想・評価)

4.02時間で難しい山岳映画として出来はいい

2016年3月16日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

物語は、登山家ジョージ・マロリーが、1942年にエベレスト初登頂したのか否かという、謎の鍵をにぎるであろう
カメラの出現を端緒に始まる。
ここ数年、剣岳点の記、アイガー北壁、春を背負ってなどの山岳映画を見てきたが、山岳景観で頼らず、クライマーの心理人間ドラマとして描けていると思った。
井上靖の氷壁以来のザイル切断疑惑がここでも顔を出すが、ストリー展開上必要であろう。

口コミを見ると、評価がまっぷたつに分かれている。
原作を読んだ人、あるいは山登りを知らない人の評価が低い。
確かに2時間では説明不足になったり、細かい辻褄が描けない面も。

夢枕獏のこの本を読もうとして果たしていないが、良かったのかも。
とにかく岡田准一と阿部寛の演技力がないと成り立たないのも事実。
我が評価は、山岳映画として、4.0。

GoodDuck