エヴェレスト 神々の山嶺(いただき)のレビュー・感想・評価
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スゴイ!寒い・・・
山に登る 執念がすさまじく 凄く気迫が伝わってきた
哲学的で 生きるとは何かを考えさせられた
登場人物の一人 一人が 2時間では収めきれなかったような
気がした もっと丁寧に描いてほしかった
原作はもっとしっかりと 描かれていたのでしょうね
私は好きな作品です
岡田君のファンなので観に行きました
彼 がんばりました!阿部ちゃんにも拍手!!
途中から違う方向に
現地での撮影では撮れ高が良くなかったのかしらないが、前評判ほどではなかった。引きの映像は多くないし特に終盤はひたすらアップのシーンばかりで苦笑するよりない。
吹雪のシーンも好天で撮影したものを色調なり雑なノイズなりで誤魔化しているようにしか見えず、阿部ちゃんや岡田くんの装備など含め極地へ挑む雰囲気はほとんどゼロに近い。オノマチが不自然に首を振るとキャップのモン○ルマークが!とかはご愛嬌としても酷いよね。
山焼けのメイクもゾンビにしか見えず、岡田くんがラストで生還する演技がゾンビ感を増幅していた。というか確信犯ではないだろうか。
制作側としては原作(特にマンガ版)を配慮したのだろうが、あの内容を極力なぞった結果、ダイジェストに成り果てたという残念な作品に。どうしてもっと脚色できなかったのか。そのくせ羽生の遺体は体育座りじゃないんだよね。マロリーもどうでもいいとか言っちゃうし。まあ遺族のこととかあるんだろうがだったら完全に設定から外した方がまだマシだったろう。
突っ込みだしたらキリがないが、それでも映像化されたことだけは評価したい。そして後半はコメディだったと思う。
何だかがっかり・・・。
「映像不可能という作品に挑戦」だそういですが、正直がっかりです。一番よかったのは、地震前のカトマンズの映像です。
ハイシーズンはこんな感じなんだ・・・雑然とした街のようすがよく撮れていて、もう見られない光景を堪能しました。
笑えるのは、デス・ゾーンのシーンです。
まず、ヘルメットかぶってません。こんなんあり?
だって、もろい岩肌という場所なんですよね。
なのにどうしてヘルメットがなくて毛糸の帽子なの?
状況設定おかしすぎない?
でね、岡田准一が凍り付いた阿倍寛をみごと見つけるわけなんす。そのとき、感極まった岡田准一は毛糸の帽子を脱いじゃう。ホント、見ていてびっくりぽん状態、まさに「脱帽~!」です。
どうしてここで脱ぐの?岡田准一の顔を見せるため?
設定がデス・ゾーンなのにあんまりです。もう作品が台無し。
それから、大切なペンダントを阿倍寛の手にかけるんですが、強風ふきすさぶデスゾーンなので風にもっていかれちゃうんじゃないでしょうか?せめて首にかけてあげてほしかった。
などなど、笑えるシーンもお見逃しなく。
エベレストはきれいで荘厳でした。阿部寛の義父役の現地の俳優さんもいい味をだしておいででした。
文科省ご推薦映画
を狙ったと思われる説教臭い作品。
予想よりストーリーは破綻してなかったが、
脚本、音楽、編集、カメラワークほか、
全てが古臭い。
見る価値のあるのは阿部寛の演技のみ。
邦画もこんなレベルの作品しかないから、
本当に勿体ない。
この役と阿部寛は被っている気がする。
天才は誰もしていないことをする人。
頑張ってくれ阿部寛。
腑に落ちない。
演技も、映像の壮大さも素晴らしかった。
しかし、オチがない。何を言いたいのか、曖昧でよくわからない。これで終わりじゃないだろ…?と思いかけたところでエンドロールが流れ始め、少しガッカリした。なんだか残念。
山の魅力
命をかけて山に挑む天才クライマーと、その人を追うカメラマンの壮大な物語。
彼らをそこまでさせる山の魅力とはなんだろぅ。。
うーん…考えさせられます。;;;;(;・・)ゞ
最後のエンディングでは、カメラマン(岡田准一)が撮った写真ヒストリーが流れた方が良かったかも
自然の描写と役者の演技は良かった。でも脚本・演出がダメダメ。
原作があることも知らずに観ました。
1.良かったところ
雄大なエベレストの風景が素晴らしかった。
阿部寛の演技は秀逸。岡田准一も頑張ってた。
カトマンズの雑踏と活気が今後の展開を期待させてくれた。
2.ダメだったところ
元カノが、いきなり「私も行きます」って言って、標高5000m超のベースキャンプまで行っちゃうところ。高尾山じゃないんだよ。そんな急に行けないだろ。
しかも、なぜ行こうと思ったのかもよくわかんないし。
その元カノ、シェルパの現地語をイキナリ理解していて、どうして?
というか、この元カノの存在意義が全くわからなかった。
少年が阿部さんとシェルパの居所を教えてくれたあと、岡田君と元カノの二人で車で阿部さん達の所に行ったけど、地図もなくナビもないのに、あんな山奥に日本人二人だけで行けるわけないだろ。
だいたい、あんな場所をどうやって少年から伝え聞いたんだ?
岡田君がベースキャンプで阿部さんを待っていたら、都合よく阿部さんがやってくるって、どういうことよ。いつくるかわからないのに、少しの装備で待つなんてある?
登山になってから、一旦阿部さんと別れて戻ってたのに、突如追いかけようと決意なんて。それまでも死にそうな感じなのに、超一流の登山家からダイブ離れて追えるわけないじゃん。カメラマンなら、別れてもその場で写真撮れって思った。
最後の音楽が感動を誘おうとしている感が満載なのに、どこにも感動する要素がなくて興ざめもいいところ。
レイトショーで、自分達を含めて4人(2人×2組)しかいなかったので、ツッコミ入れながら観ることができたけど、ツッコミどころ満載すぎた。
想え、ありったけの心で想え!
とても面白かった。俳優陣の端っから熱苦しくオーバーな演技でグイグイと最後まで引っ張られ、最後の「歓喜の歌」で昇華するような情熱に気圧される映画だった。私は原作も谷口ジローの漫画も愛読しているが、その「熱さ」はどのメディアをとっても引けを取らないものがある。中にはその熱苦しさに辟易する御仁がおられるかもしれないが、エベレスト登頂という大舞台では、それほどの熱さを打つけても跳ね返されそうな雄大さと懐ろの深さがあるように思える。熱苦しい俳優陣の濃厚な演技も監督の思惑通り、演出通りでキャスティングの妙味が功を奏していたと思う。しかし、阿部寛は三船敏郎を何処と無く思い出させる良い役者になった。
エヴェレストの迫力…。
命をかけて山に登るようなクライマーって、もはや「哲学者」だと思う。
過酷な環境で長時間、孤独に自分と対話しながら進むしかない…。
阿部寛と岡田准一、極寒の雪山の中で鬼気迫る好演。
でも残念なのは、随所に不自然な設定が感じられてちょっと興ざめ。
エベレストって、そう簡単に登れる山じゃないよね⁉︎ と、ツッコミたくなる。
引き合いに出すのはナンだけど、「イッテQ」のイモトだって、事前の身体作りや日本での雪山登山や、相当の長期間、準備してたじゃん!
全く素人の元恋人が「私も行きます!」とベースキャンプに…。ほぼ素人の野心家山岳カメラマンが、天才クライマーと同じ山頂に挑む…。
う〜ん、やっぱり映画の2時間に収めるには、説明不足は仕方ないのかなあ。
夢枕漠の原作を読むしかないかあ。
山岳小説の映像化、たしかにエヴェレストは美しかったけど、哲学を表現するのは難しいんですね〜。
脚本、演出に問題あり(涙)
原作、漫画とも時間を忘れ読み耽ったものです。長い話なので端折ってしまうのは分かるのだけど、肝心な部分が失われているのに、涼子の山に怒る意味の分からないセリフ、長谷の立ち位置など余分な付け足し、変更あり。特に羽生をはぶ!と呼び捨てするなど、深町の繊細なキャラクターと羽生に対する畏れからくる距離感がすっかり失われ、ただ野心たっぷりの横柄な人になっていて、その後の羽生と深町の関係性に全く説得力が無くなっています。阿部さんの鬼気迫る羽生、いい味のアンツェーリンなどなど、出演者は素晴らしいのに…!予算と役者さんの無駄遣い!脚本、演出の問題でしょう、残念すぎる!
山の神?
原作を読んでいないせいか、理解出来ない箇所が所々あった。
羽生が遭難しかけ、どうなったのかというところでいきなり、停電したのかというような場面転換。
羽生の恋人の女性が、東京で普通に暮らし、山など登ったことなど無いように見えるのに、ベースキャンプまでとはいえ、いきなりエベレストに登頂してしまうこと。
羽生だけではなく、深町までもが、遭難しかけているのに、頂上を目指してしまうこと。
結局クライマーズハイ?
最後のペンダントは何だったんだろう?
シェルパの男性が、孫が生まれたからと、妻の形見のペンダントを娘の夫である羽生に渡す。羽生は、妻ではなく、かつての恋人に渡す。恋人は、羽生に妻子がいることを知り、それを返そうと深町に預ける。深町は山で死んでいる羽生の手にかける。
ペンダントは形見として、生きて行く者に受け継がれて行くもの。羽生は恋人に生きていってほしいと渡したのか?それなら羽生が死んだあと羽生にかけたのは、山の上が生きた証だから?それにしては、一緒に降りよう。
俺に取り憑け。と言っていた。その辺がよくわからなかった。羽生の代わりに自分が、下山し、自分は生きて行くということは何となくわかるけど。
原作はひじょうに長い小説のようなので、いろいろ省かれているだろうことは察しがつく。
エベレストの登山シーンは、本当にすごかった。よくあんなシーンが撮れたと感心する。
山に登ったことのない者には、もうひとつ理解が及ばないお話だった。
シェルパの男性が、何回か言っていたが、結局、山に登って、山頂に立ち、生きて帰れるかは神様次第。神様の思し召しと言ったところか。
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