はじまりのうた

ALLTIME BEST

劇場公開日:

はじまりのうた

解説

アカデミー歌曲賞を受賞した「ONCE ダブリンの街角で」のジョン・カーニー監督が、「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズのキーラ・ナイトレイ&「アベンジャーズ」「キッズ・オールライト」のマーク・ラファロ共演で描いたハートフルドラマ。イギリスからニューヨークへとやって来たシンガーソングライターのグレタは、恋人デイブに裏切られ失意のままライブハウスで歌っていたところを、落ち目の音楽プロデューサー、ダンに見出される。ダンに誘われてアルバムを制作することになったグレタは、ニューヨークの街角で次々とゲリラレコーディングを敢行していく。キーラがギターを演奏しながら歌声を初披露するほか、人気ロックバンド「Maroon 5」のアダム・レビーンがグレタの恋人デイブ役でスクリーンデビューを果たした。

2013年製作/104分/G/アメリカ
原題または英題:Begin Again
配給:ポニーキャニオン
劇場公開日:2015年2月7日

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

受賞歴

第87回 アカデミー賞(2015年)

ノミネート

主題歌賞
詳細情報を表示

“観る楽しさ”倍増する特集をチェック!

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

映画評論

フォトギャラリー

  • 画像1
  • 画像2
  • 画像3
  • 画像4
  • 画像5

(C)2013 KILLIFISH PRODUCTIONS, INC. ALL RIGHTS RESERVED

映画レビュー

3.0U2のNYジャックゲリラLIVEみたい

2023年6月11日
スマートフォンから投稿

楽しい

ストリートライブのシーンがカッコイイ!思わず身体が動く!80年代U2のNYジャックゲリラLIVEみたいで絵面がどこかレトロな雰囲気。
バンド好きな人や、バンド組んだことがある人にはたまらないのでは。
80年代U2のNYジャックゲリラLIVE" Where the streets have no name " を彷彿とさせる。

始めの方と、中盤から最後にかけてのヒロインの表情が全然違う、笑顔が素敵。
あと、買い物前の娘ちゃんと
買い物後の娘ちゃん、これまた全然雰囲気違っていいね(^_-)-☆
ギター・ソロ、カッコ良かったよ!と、思わず頑張れ娘ちゃん!と応援したくなります。

コメントする 8件)
共感した! 10件)
ホビット

4.0悲しみに沈む友人が突然訪れてきたら、何も言わず抱きしめるスティーヴのような人に私はなりたい。

2022年10月26日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

幸せ

冒頭のグレタの歌のシーンからもうビビッときた。
いい!いいじゃないかこの歌!

その後のデイヴの録音シーンでさらに腰抜かす。 「なんだおい!!上手すぎだろ!」
それもそのはず、この人、あの人なんですよね。。。どっかで聞いた声だと思った。そりゃ上手いわ。
しかし、このことを知らない人間が歌声を聴いてハートを鷲掴みされる、というのは本物の証じゃないか。 「マルーン5」実力があるうえでの人気であること、おみそれしやした。。。

歌の歌詞で彼の心が自分にないことに気づくシーン。こことても繊細な表現。

グレタが、カラッとさっぱりした明るい女性でいい。ちゃんとしたスタジオで録音できないことに落ち込むこともなく、ダンの提案したNYの街中でおこなう野外ゲリラ録音の提案を目をキラキラさせて聞く。体裁や見た目やお金でなく、本当に大事にしたいこと自分の気持ちが求めるものに正直で忠実。バイオレットへの「いい女指南」もかっこいい!

そのバイオレットのギターソロ、しびれた!不安がる周囲を実力で黙らせた。いい!こうやって自分で道は切り開くもんなんだよな。

終盤のデイブのliveシーン。グレタの頬を伝う涙は単に感動してるんだと思ったら「最初は彼女のアレンジで歌いだしたものの、最後はポップス調のアレンジになった。ということに対する涙。」というレビューがあり、なるほどなと。確かに最後の繰り返しのフレーズのとこなんてもう我慢できずにマルーン5全開!だもんね。 失望の涙?それとも自分が否定したアレンジ版があまりに良かったので悔し涙? どれなんだろうなあ。

グレタはダンのこと好きになったんだろうな。
そのダンはなんで急に真面目になり、家庭に帰っていったのか?ちょっとここは唐突感あったな。渾身のアルバムができて満足したということかな?まるで燃え尽き症候群みたいだった。(笑

観終わった後、真っ先に思ったのが「出来上がったこのアルバム欲しい!!」
街の音とかきっといい感じでマッチしてるんだろうな。

誰かのレビューにあった 「全編通して純粋な音楽への想いが感じられる映画」まさにこれ!
最後1ドルでリリースしちゃうとこなんて象徴的(笑)

※早速サントラ入手しました! これから秋の街をこのアルバム聴きながら楽しみます。

コメントする 3件)
共感した! 20件)
momokichi

4.0咬みつけ!咬み殺して!キーラ・ナイトレイ

2015年5月31日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 6件)
しんざん

4.0キーラの笑顔が観たくって。

2015年4月5日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

キーラとの出会いは、「ベッカムに恋して」。まっすぐにサッカーとベッカムを愛する女の子を、底抜けの明るさで爽快に演じていました。そのキラキラとした輝きときたら! その後、「パイレーツ・オブ…」シリーズが大当たりして大活躍!!…したものの。何だか薄幸な役どころが続き、最近では、華奢な身体がポキンと折れやしないかと気掛かりになるほどでした。
そして、本作。予告で生き生きと歌う姿に惹かれ、劇場に足を運びました。それなのに、冒頭の彼女はどんより・ボロボロ。あれ、またしても…⁈と心配に。けれども、音楽の力は絶大です。輝く者と輝かせる者を結びつけ、街の喧騒までも巻き込んで、ぐんぐんとエネルギーが吹き込まれていきます。
屋外で奏でられる音楽が、なぜこんなにも、彼らと観る者の心を浮き立たせ、躍らせ、奮いたたせるのが…。それは、掛け値なしの解放感であり、しがらみから解き放たれ、時に迷いながらも、地に足をつけて少しずつ自分らしさを取り戻していく、彼らの姿に重なるからかもしれません。
そして、物語を引っ張るのは、キーラ演じるシンガー、グレタとマーク・ラファロ演じる落ち目プロデューサーの微妙な関係。音楽パートナーとしての関係を深め、さらには恋にも…⁈というさじ加減が絶妙です。下世話な視点で言えば、今回のキーラも、ハッピーエンドではないのかもしれません。けれども、 夜のニューヨークを自転車で駆ける、ラストの彼女の笑顔は、久しぶりにキラキラとしていました!
そして、ふと感じたこと。良き映画の良き友は、しばしばぽっちゃりと太っている…。「50/50」の主人公を支える親友と同様、グレタを気に留め、背中を押してくれる愛すべきストリートミュージシャンの存在が効いています。演じるは、「イントゥ・ザ・ウッズ」でも歌い踊っているジェームズ・コーデン。「ワン・チャンス」のように主役を張るより、脇で光る俳優さんだなと見直しました。今後も楽しみです。
エンドロールの最後の最後まで、映画と音楽の楽しさが詰まった快作。春の雨の休日、明日からの活力になる素敵な映画に出逢えました。通勤途中、いつもの街を観る目が変わりそうです。

コメントする (0件)
共感した! 7件)
cma