黒の栖 クロノス

劇場公開日:

黒の栖 クロノス

解説・あらすじ

「アニメミライ2014」上映作品。アニメの振興を図り、若手アニメーターを育成する文化庁のプロジェクト「アニメミライ」の2013年度に製作された短編4作品のうちの1本。高校生の中園真は、魂を連れ去る「黒い存在」が見えてしまうという不思議な力を持っていた。見えるだけで何もすることはできず、ただ見ているだけの真だったが、幼なじみの葉月に不穏な影が近づき……。「機動戦士Zガンダム」の作画監督や「ベルセルク 黄金時代篇」3部作のキャラクターデザインなどで活躍してきたアニメーター・恩田尚之の初監督作。「鉄コン筋クリート」「マインド・ゲーム」のSTUDIO4℃が制作を担当。

2014年製作/G/日本
劇場公開日:2014年3月1日

スタッフ・声優・キャスト

監督
プロデューサー
田中栄子
米森裕人
キャラクターデザイン
清水保行
作画監督
清水保行
作画監督補
桑原幹根
中堅原画
加藤雅之
松田芳明
音楽
石塚徹
担当制作
米森裕人
アニメーション制作
STUDIO4℃
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(C)恩田尚之/Beyond C./文化庁 アニメミライ2014

映画レビュー

3.5スーツにネクタイに伝統的な大鎌のミスマッチ

2025年5月28日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

興奮

幸せ

ドキドキ

2014年公開作品
若手アニメーター育成プロジェクト『アニメミライ2014』4本のアニメ作品のうちの1本として公開
併映『アルモニ』『大きい1年生と小さな2年生』『パロルのみらい島』

YouTubeで鑑賞

監督は『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』でキャラクターデザインを務めた恩田尚之
今のところ「監督」肩書では唯一の作品
キャラクターデザインは『スチームボーイ』で作画監督を務めた清水保行

死神が見える高校生中園真の話

ある日幼馴染の堀内葉月が交通事故で病院に入院した
医師の話では大したことがないという診断だったが死神の話では魂が抜けてもう手遅れだという
葉月はやがて失明するとのことで生きることに絶望していた矢先の事故だった

キャラクターデザインは4作品の中で一番好き
話の内容も一番好きだ
特に悪くない
入門編としては良いが1話完結なのが残念でならない
これから話を膨らませていけば面白くなるのに
これをパイロット版として連続アニメとしてテレビ東京の深夜アニメあたりで放映すれば良いのに

いつのまにか形は多少違えど死神といえば黒のスーツにネクタイが定着している
だが大鎌だけは伝統的に所持している
威圧的なアイテムだが死者をあの世に送る仕事として必要とも思えないしはっきりいって邪魔だ

声の配役
幼い頃から死神が見える高校生の中園真に花江夏樹
真の幼馴染でクラスメイトの堀内葉月に大地葉
若手の死神の瀬野晶に小野大輔
死神のリーダー格で髭を生やした年長者の藤条志信に前野智昭
晶の姉貴分の死神の志村市子に松本夕紀
葉月と親しいオープンカーを乗り回すイケメン大学生の和泉健司に細川祥央
葉月の母親に小林さとみ
女子生徒に井澤美香子

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野川新栄

3.0普通でした

2017年1月3日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

STUDIO4℃は「魔法少女隊アルス」や「鉄コン筋クリート」で注目してたので観てみました。

試作的な作品なので雰囲気だけ楽しみたかったんですが、深みのあるキャラも特にいなくて、「続きが観たい」とはなりませんでした。

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ジンクス

2.0話の深みを増さない無駄な伏線は単なる虚仮威し。

2014年3月6日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

絵柄は児童向けではなく、少年/少女以上に向けた作品。
丁寧さや緻密さは他の「アニメミライ2014」作品に比べると若干落ちるように感じます。
特に人物の造形、そして学園の作りが荒いかなという感を受けました。

話自体は死神が見えるが社会に溶け込むために隠している主人公の話。
正直、何万回も見聞きした設定で新鮮さはゼロ。
登場人物の年齢が比較的に高いため、表と裏があり画面上で見える部分と見えない部分が話に深みを与える…という期待感はありました。

しかし中盤以降は設定の陳腐さに加えて展開の陳腐さも追加。
ほぼ思っていたように話が進んでいくので意外性に乏しい作りになっています。
先述の通り絵柄が荒いので終盤のアクションシーンは重厚さもなく、話の展開も相まってペッラペラでした。

どこかで観た設定、どこかで観た展開。
絵の、演出の新鮮さも無い。
入口のドキドキ感/期待感が中盤辺りですっかり消えていました。

話の深みを増さない無駄な伏線は単なる虚仮威し。
無駄な伏線を張る暇があったら、もう少し中身を頑張っていただきたい。

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