パロルのみらい島
劇場公開日:2014年3月1日
解説
「アニメミライ2014」上映作品。文化庁の若手アニメーター育成プロジェクト「アニメミライ」の2013年度に製作された4作品のうちの1本。人間に知られていない不思議な動物たちが暮らす島の子ども、パロルとズーズ、リコットは、ある日、人間世界の写真を拾い、その美しさに魅了される。掟を破って人間の世界にやってきたパロルたちは、初めて見る世界に興奮を隠せないが、やがて思わぬ事態に直面する。監督は、「戦場のヴァルキュリア」や「ドラえもん」のスタッフとして活躍し、本作が初監督作となる今井一暁。「ドラえもん」や「クレヨンしんちゃん」「あたしンち」などファミリー向け作品を多数手がける老舗プロダクションのシンエイ動画が制作。
2014年製作/G/日本
スタッフ・キャスト
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2015年9月21日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
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最近は予算回収の為に確実に収入を得られる萌えアニメとかが多く、子供向けのアニメは大手アニメーションしか作らなくなりました。
なので国からの支援でこう言うアニメがつくられること自体が嬉しかったりしました。
内容がちょっと急ぎ気味なのは、元々長編映画用の企画だったらしいので納得。
話は面白かったです。王道で子供向け。親子連れで安心して見られるアニメです。
2014年3月12日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館
これだよこれ。
これが見たかったんだ。
ファミリー向けのオリジナルでこういうワクワクドキドキするようなアニメを、なぜ日本は作らなくなったんだ。
ロボットや、萌えアニメがジャパニメーションじゃねぇよ。食い付くのは外国のこれまたオタクだけだろ。
こういう王道でディズニーやピクサーと勝負してくれや。
この作品にはその可能性が見えたよ。
本当久しぶりにサイコーなアニメを見た気がしたよ。是非ともこれで終わらせずに今後にも期待したい。
是非とも世界をめざしてくれ。
2014年3月6日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
“動き”の表現は良かった。
動きの勢いを示す、動きと伴い描かれる「線」の使い方は好きでした。
全編通して勢いを感じる作品でした。
また島の風景、海、町、そして終盤の風景。
自然、人工物の緻密さ繊細さは色彩含めて綺麗で観ていて楽しかったです。
音楽もトトロ的な主人公の心象を描いた印象的な曲。
差し込まれるタイミングも含めて悪くないと思います。
惜しむらくは脚本。
話の設定として主人公達3者は子供の側面である、
無謀、好奇心、躊躇…等を多角的に描いている点は良いのですが。
周りを固めるキャラの整理がイマイチ。
特に話の要となる鳥達の描き方が中途半端なので終盤の展開に爽快感が薄い。
また中盤の遣り取りが流石に諄い。
パロルの活躍に繋げるための前フリとは言え流石に五月蠅い。
そこら辺の匙加減に未完成感を感じました。
絵と音楽は楽しかったので今度は明るさ一辺倒ではない話も観てみたくなりました。