大きい1年生と小さな2年生

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解説

「アニメミライ2014」上映作品。文化庁の若手アニメーター育成プロジェクト「アニメミライ」の2013年度に製作された4作品のうちの1本。体は大きいのに泣き虫な1年生のまさやは、通学路の暗い坂が怖くて仕方がない。背は小さいけれどしっかり者の2年生あきよは、そんなまさやと手をつないで歩いてくれる。あきよのようにしっかりしたいと思うまさやは、ある日、涙を流すあきよを元気づけるため、彼女が大好きな花を探しに1人で遠くまで出かける。「ドラえもん」のテレビシリーズや劇場版を手がけた渡辺歩が監督。スタジオは「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」のA-1 Pictures。

2014年製作/G/日本

オフィシャルサイト

スタッフ・キャスト

監督
プロデューサー
外崎真
原作
古田足日
キャラクターデザイン
金子志津枝
作画監督
松井啓一郎
作画監督補
渡辺浩二
中堅原画
植田華菜子
板垣彰子
音楽
片山修志
担当制作
平田拓也
スタジオ
A-1 Pictures
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(C)古田足日・偕成社/A-1 Pictures/文化庁 アニメミライ2014

映画レビュー

1.5「アニメミライ2014」の中で一番キツかった。

2014年3月6日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

寝られる

描かれる絵は背景が淡く、動きがある登場人物等の色が濃い。
動きが強調されて観易い作り。
キャラの造作もほんわかしており嫌いな絵柄ではありませんでした。

が、脚本が非常に良くない。
体が大きい、けど小心者で1年生「まさや」。
背が小さい、けど「まさや」の世話を焼くお姉さん的な存在の2年生「あきよ」。
そこから連想されるのは頼りない「まさや」の成長記。

確かに話の筋としては上記の連想に沿っているように見えます。
が、肝心要な所で「まさや」が活躍しない、という致命的な展開。
観ている側は全くカタルシスを感じない作りになっています。

特に展開を誤ったと思うのが『トンネルの入り口時点の夢シーン』と『終盤の川のシーン』。
観ている側としては「まさや」に切り抜けて欲しい。
…にも関わらず、何故か作り手側はこの大事な場面で「まさや」を甘やかします。
そのため、このシーンでのカタルシスが全く無いという残念展開になっていました。

顛末も酷かった。
本来は観ている子供達にも分かってもらう必要がある、少なくとも感じてもらう必要がある、行動に伴う「権利と責任」について。
本作では全く触れていません。
周りを考えない行動に対して親が取るべき態度を示さなかった点。
(仮に子供がいたらですが)私は子供に観せたくはない作品でした。

またキャストも良くなかった。
主人公「まさや」役の田村陸心の声が高過ぎて癇に障る。
本来はハスキーボイス少年役が多い…そうなので、完全に配役ミスだと思われます。
無理して出した高い声が態とらしさを醸し出していました。
あとこれは声の高さ云々では無く、話すテンポも癇に障りました。

「アニメミライ2014」の中で一番キツかったです。
(結婚の予定もないですが)自分の子供には観せたくない作品でした。

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