デカローグ 第1話 ある運命に関する物語
劇場公開日 2021年4月上旬
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解説
ポーランドの名匠クシシュトフ・キエシロフスキーが、旧約聖書の十戒をモチーフに、ワルシャワの巨大アパートに暮らす人々の人生模様をつづった全10話の連作ドラマ「デカローグ」の第1話。大学教授のクシシュトフは息子のパヴェウと2人で暮らしている。母親はどこかへ旅行中ということになっており、伯母イレーナが2人の世話をしている。徹底的な合理主義者であるクシシュトフは理性とその象徴であるコンピュータを信じ、息子に計算を教え込む。そんなある日、父子は気象庁からデータをもらって近所の家の氷の厚さを割り出し、安全にスケートで滑れると判断するが……。当初テレビシリーズとして製作された「デカローグ」は、その質の高さから話題となり、1989年のベネチア映画祭で上映されたのち、各国で劇場公開もされた。日本では96年に劇場公開(シネカノン配給)。2021年、HDリマスター版で全10話が公開(アイ・ヴィー・シー配給)。
1988年製作/56分/ポーランド
原題:Dekalog 1: Dekalog, jeden
配給:アイ・ヴィー・シー
日本初公開:1996年1月20日
スタッフ・キャスト
- 監督
- クシシュトフ・キエシロフスキー
- 製作
- リシャルト・フルコフスキ
- 脚本
- クシシュトフ・キエシロフスキー
- クシシュトフ・ピエシェビッチ
- 撮影
- ビエスワフ・ズドルト
- 美術
- ハリナ・ドブロボルスカ
- 編集
- エバ・スマル
- 音楽
- ズビグニエフ・プレイスネル