永遠の0のレビュー・感想・評価
全622件中、221~240件目を表示
どこで泣けばいい?
何か中途半端、何が言いたいのかが分からない…私には主人公がただの優柔不断、情緒不安定な人間にしか見えなかった。もしかして、言いたかったのはそこー!?それなら徹底して臆病者で嫌われ者として描いたら良かったんじゃないのかな?そもそも何で義祖父なの?たまたまトラブった飛行機に乗ろうとしてたのが義祖父だったから?でも、その前に特攻隊志願してたよね?臆病者だったのに何で?臆病者が急に特攻隊に志願した理由をもう少し義祖父との交流やぶつかり合いなどの場面とかを加えて欲しかった。語りべを中心に進行していくのは退屈でしょうがない。それならタイタニックみたいな作り方にすれば良いのに…あらゆる国の映画を数多く観てきてやはり日本映画って質が落ちるな〜とつくづく納得いく映画でした。
ちなみに、中学生の娘は映画館で観てますが、メチャメチャ泣けるし感動した!と大絶賛でした。あまり映画を観たことがない、戦争を知らない世代にはウケるんでしょう。私ももちろん戦争は知りませんが、戦争経験者で実兄を戦場で亡くしてる私の父からしたら猛抗議したくなる映画だと思います。
観ておくべき邦画
評判になっているのは耳にしていましたが、過去の戦争モノ邦画は
日本映画界独特のエッセンスがあって昔から興味がありませんでした。
特にWW2の物は浪花節的な演出と大物俳優さん達の出演
そしてTV局が必ず絡んで 「ハズレ無し!絶対泣けます」みたいな
広報展開に食傷気味だったんですね。
という理由からかなりフラットな気持ちで視聴しましたが・・
いや、やられましたね
気がついたら涙が自然と出ていました
テーマがテーマだけに
出演者の皆さんの気迫というか真剣さというか
もう冒頭から引き込まれました
特殊効果も素晴らしいです
そもそもSFXやVFXなんてモノは
どこで使っているのかわからない
という使い方をすべきもので
今までの邦画に関してはとてもチープな物が多いし
軽んじてる製作者が多い中で「永遠の0」は
意図もその効果の大きさもとてもよく理解できます
ただ2点だけ演出上でとても残念だなと
思ったので書き留めておきます
孫の佐伯健太郎(三浦春馬さん)が歩道橋の上で泣く場面
ここは叫びながら泣き崩れるか
それともゼロ戦を目で追いかけて遠くを見つめたまま立ちすくむ
(涙は流さないけど泣いている気持ちを表現する)
この二択だと思います
もう一点
ヤクザの親分、景浦(田中泯さん)が
孫の佐伯健太郎(三浦春馬さん)さんを抱きしめるシーン
ここは景浦の過去を考えてもハグする というのは
ちょっと安易な手法で演出しちゃったかな と
(彼の過去や宮部への想いも考えたら「ハグではない」んですよね)
序盤で井崎 (橋爪功さん)が
せっかく「愛していると言っているのと同じ事なんです」と
直接表現をする時代ではなかったと演出している事
ストーリー上、最も重要な場面である事を考えても
この場面はとても残念です
それ以外に彼の思いを健太郎に表せる
気の利いたもっといい方法が
あったんじゃないかなとと感じました
とは言えアンチエイジにも伝わる手法としては
今時はこんなもんなのかなもしれませんよねぇ・・・
最後に・・・
まず原作を読んでから映画を観て比較してしまう方の意見はアテにしないでいいかと思います。そして期待して(この場合意識的に感動を得ようとする先入観でしょうか)観た方の意見も相当の既成概念に捕らわれているので参考にしないで良いかと思います。
戦争賛美だと思う人や意図がよくわからない
リアリティがないと言う方は
過去の戦争邦画ものを観て頂くと宜しいかと思います
そして、制作会社の方には
海外での公開、そして英語字幕をつけた
DVDの発売を一刻も早くお願いしたいです
誰しもが観ておくべき内容であり
近年稀に見る邦画の名作です
残念!
原作と漫画を読んでいたから期待していた。
ハッキリ言って主役の岡田准一は特攻隊員の芯を理解してないで上辺で演じていた。井上真央は本当の戦争で夫を亡くした妻の辛さが感じられなかった。
三浦春馬に至っては舞台芝居かと思うような浮いた演技で現実に引き戻された。唯一よかったのは老人となった影山だけだった。航空戦の使いまわし、
薄っぺらい特攻隊員の様子、何もわかってない。必要なセリフがカットされている。必要な人物がカットされている。
これでは、宮崎駿監督や井筒監督に非難されても仕方のない出来だ。予告編の上手さとサザンの歌で大ヒットした映画、何故、大ヒットしたか私には理解しかねる。
ドラマ版に期待する。時間をかけ、宮部の芯を理解し、特攻隊員1人1人をもっと丁寧に描いてほしい。
航空戦には手を抜かないで、宮部の天才ぶりを強調してほしい。
見なければよかった。井筒監督と同じ気持ちだ。これでは戦争を美化した映画だと宮崎駿監督に誤解されても仕方ない。
三浦春馬以外最高でした
とても泣けました。
岡田くんの演技、素晴らしかったです!
現代と過去をいったりきたりする構成になっていて、過去の主役が岡田くん、現代が三浦春馬さんだったのですが、過去のシーンでウルッとなっていても現代に切り替わった瞬間三浦春馬の演技で感動が冷めることが何度かありました…、。
他の方のレビューを見てもそのようなことは書いてないので個人的に三浦さんの演技が苦手なのかもしれませんが、岡田くんとの演技力の差が目に見えるようでした
戦争を知りたい方に
若者におすすめしたい
これぞ実写化するべくして実写化されたといえる素晴らしい映画。飛行中の運転手や空中戦の様子がとてもリアル。お話も、何人もの視点をきれいに取り入れていて、かつ、時間軸の使い方が秀逸。この映画を作りきった方々と同じ時代に生きていることを心から誇りに思う。
当時の真実を現代から探っていくからか見やすく、とても心に迫るものがある。その真実を悟ったときにはどうしようもなくて、涙を流すことしかできなくて。全てを知ったあとに見るからこそラストシーンが衝撃的で頭から離れないものとなりました。
宮部を知る方々が当時を語り出すときにまとう空気が静かで強くて、今の若者にはないものに感じられて、なりきるってこういうことか、すごいな、と思った。なによりもう岡田くんが宮部にしか見えない。(もちろん見るきっかけとなった井上真央が期待を裏切るわけもなく…!)
井上真央が若い方々に見てほしいと述べていた理由が、見終えてはっきりと分かりました。戦争が絡む作品で“共感”できる日がくるとは思いもしませんでした。
原作ともに?
戦争は悪。
岡田くんの演技に圧倒されました。
最後の敵船に向かっていくシーンがしばらく
頭から離れませんでした。
死んでいった隊の人達もどんな思いだったのかを考えただけで切なくて。
そしてこれが本当に日本で世界で起きてきた事実だということが何よりも悲しく居た堪れない気持ちです。
できればハッピーエンドの楽しい映画がいいけどこういう事から目を逸らしちゃだめですよね。
リアルにあの当時、辛い思いをした青年たちの気持ちが描かれていたと思います。
なんなんでしょう??
脚本の稚拙さに涙が出ました。原作は読んでませんが・・
本当の祖父探しが美談のように語られるストーリーですが、最初からバレバレの義祖父に聞けば、ことがすべて解決するって話じゃないですか・・ここを丁寧に描かなければ・・この監督、合成に命かけてストーリーは2の次なんでしょうね・・
すごく考えさせられる映画*
とても泣けました。
原作ではなく、漫画を読んでから 映画館へ行きました。
もう、涙が止まりません。
この映画は、大切なものを教えてくれる映画です。
命の尊さだったり、家族の大切さなどのいろいろなものを伝えてくれる映画です。
映画を見て、印象に残っている場面があります。
その場面は、宮部さんが「必ず帰って来ます。腕がなくなっても、足がなくなっても戻ってきます。例え死んでもそれでも僕は戻ってきます。生まれ変わってでも、必ず君のもとえ戻ってきます。」のシーンと、最後の宮部さんが特攻を決意して、敵艦に特攻していくシーンがとても泣けます。
このほかにもとても泣けるシーンがたくさんあります。
これは絶対に映画館で見てほしい映画です。
1回だけではなく、2回、3回と何回も見たくなる映画です。
まだ、中学3年で歴史などでしか勉強していなくて、戦争に関してなにもわからない世代ですが、「永遠の0」は、何も知らなくても、とてもわかりやすい内容で、知らない間に涙が止まらなくなるくらい感動します。私が実際にそうでした。
ほんとにこの映画は、命の尊さだったり、命の大切さだったり、家族の大切さなどが伝わってくる映画です。
例え、映画で見れなくても、DVDを借りて見た方がいいと思いました。
私みたいに戦争のことを知らない世代の人たちが見るべき映画だと思いました
。
語ったてしまってすいませんでしたm(_ _)m
涙なくしては見れない映画
現在と過去を行ったり来たりする
私的には現在のストーリーは必要なのかわからないとおもっていたがやはりいまとなっては過去を経験した本人たちの表情は昔とは変わっていたりととてもおもしろい。
岡田君の演技もものすごくハマっていて、最後の突っ込んでいくシーンの表情は理解し難いが、とても興味深く鳥肌ものだった。
それぞれのストーリーが最後には重なる所が単純な作りではなく複雑でよかった。
未来へと語り継ぎたい作品
絶対に観て欲しい
小説は読まずに鑑賞しました。
死に向かって否応無く進まざるをえなかった、当時の特攻隊員の心情に涙が止まりませんでした。
絶対に生きて帰ることを望んでいたのに、自分の妻子を人に託した宮部には、正直納得できませんでしたが、あそこまで追いつめられたら仕方なかったのかも。現代パートと過去パートがバランス良く組み合わさり それぞれの出演者が巧く演じられていて上映時間の長さを感じませんでした。清々しい青空と最後の宮部の表情が忘れられません。
岡田さんの演技が素晴らしいです。
空母好きにはたまらない!?
原作を読んでどう実写化されるのか楽しみにしていた作品でした。
みどころとしては…
・空母フェチの人にはたまらない赤城のシーン!
・もちろん零戦マニアのかたも、さまざまな塗装・型の零戦が見れます。
・登場人物も話が複雑にならないように纏められてわかりやすいようになっているます。
反面、原作に対して、背景やとりまく事情、作戦の詳細や戦術の説明などが省略がされているので、宮部の腕がいかにすごいものだったのかという点や日本軍の作戦などに対する宮部の批判の意味、特攻や戦争についてのむごさは伝えきれない、薄いものになってしまってる。
それは原作自体ボリュームあるので映画の中ですべて表現することはできないので当然なコトなのですが…
監督もおっしゃっていたように、「これぞ戦争映画だ」とはまた違ったもので、過去生きた宮部や菊乃や現在に生きてる健太郎ら人の想いやつながりを中心に描いています。
個人的には、小説を読んだあと、映像化されたことに楽しむのがいいのではと思いました。
あとサザンオールスターズの「蛍」いいですね…
全622件中、221~240件目を表示