劇場公開日 2013年12月21日

「残念!」永遠の0 柿ピーさんの映画レビュー(感想・評価)

0.5残念!

2014年7月23日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

寝られる

萌える

原作と漫画を読んでいたから期待していた。
ハッキリ言って主役の岡田准一は特攻隊員の芯を理解してないで上辺で演じていた。井上真央は本当の戦争で夫を亡くした妻の辛さが感じられなかった。
三浦春馬に至っては舞台芝居かと思うような浮いた演技で現実に引き戻された。唯一よかったのは老人となった影山だけだった。航空戦の使いまわし、
薄っぺらい特攻隊員の様子、何もわかってない。必要なセリフがカットされている。必要な人物がカットされている。
これでは、宮崎駿監督や井筒監督に非難されても仕方のない出来だ。予告編の上手さとサザンの歌で大ヒットした映画、何故、大ヒットしたか私には理解しかねる。
ドラマ版に期待する。時間をかけ、宮部の芯を理解し、特攻隊員1人1人をもっと丁寧に描いてほしい。
航空戦には手を抜かないで、宮部の天才ぶりを強調してほしい。
見なければよかった。井筒監督と同じ気持ちだ。これでは戦争を美化した映画だと宮崎駿監督に誤解されても仕方ない。

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柿ピー